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杉山 悟郎(すぎやまごろう) データ更新日:2019.09.02

助教 /  歯学研究院 歯学部門 九州大学大学院口腔顎顔面病態学講座


主な研究テーマ
骨代謝におけるタンパク質脱リン酸化酵素の調節性機構
キーワード:リン酸化酵素 脱リン酸化酵素 骨代謝
2015.04~2020.03.
研究業績
主要原著論文
1. Tomohiro Yamada, Goro Sugiyama, Ken Higashimoto, Azusa Nakashima, Hiroyuki Nakano, Tomoki Sumida, Yoshihide Mori, Beckwith-Wiedemann syndrome with asymmetrical mosaic of paternal disomy causing hemihyperplasia, 2018.07, Here, we report on a 5-month old girl with hemihyperplasia and macroglossia caused by paternal UPD asymmetric mosaic on chromosome 11p15.5. The patient was a 5-month-old girl whose mother reported difficulty of seating the tongue within the mouth and mouth closing. She could not retract her tongue into her mouth and the midline of the tongue was shifted to the left. Microsatellite marker analysis of peripheral blood revealed paternal UPD of chromosome 11p15.5 (52%).
At the age of 1 year, a glossectomy was performed under general anesthesia. A specimen of the tongue showed normal skeletal muscle, but the muscle fibers were closely spaced and there were fewer stroma components in the right side than in the left. With respect to pUPD of chromosome 11p15.5, microsatellite marker analysis of resected tongue tissue revealed a higher mosaic rate in the right side (average 48.3%) than in the left (average 16.9%). Methylation analysis of KvDMR1 and H19DMR revealed hypomethylation of KvDMR1 and hypermethylation of H19DMR in the right side of the tongue (hyperplastic side). In this case, the difference of mosaic rate of pUPD in the 11p15.5 region was suggested to influence the expression level of IGF2.
This result may be helpful for clinicians, especially for surgeons, when planning plastic surgery for hemihyperplasia..
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
1. 杉山 悟郎, 竹内弘, 高 靖, 長野公喜, 大谷崇仁, 平田 雅人, シグナリング分子 PRIP の Akt との結合, 第85回日本生化学大会, 2012.12, 細胞内に多様に存在するタンパク質は、リン酸化酵素キナーゼと脱リン酸化酵素ホスファターゼにより厳密なリン酸化制御をうける。我々は独自に見いだしたシグナリング分子 PRIP がホスファターゼ PP1 および PP2Ac と直接結合し、タンパク質のリン酸化状態の緻密な制御を介して細胞機能の調節に関与することを示してきた。一方で培養神経細胞からの抗 PRIP 抗体免疫複合体に Akt が含まれていることに気づいた。そこで本研究では PRIP と Akt 間の結合の有無を確認しその結合様式について検討した。
PRIP を遺伝子導入した COS7 細胞から細胞溶解液を調製し、抗 PRIP 抗体による免疫沈降サンプルをウェスタンブロットにて解析した。細胞のインスリン刺激による Akt のリン酸化に伴い PRIP は Akt と共沈した。このときタンパク質ホスファターゼ PP2A の触媒サブユニット(PP2Ac)も共沈していた。PRIP および GST 融合 Aktの組換えタンパク質を精製し、プルダウンアッセイによる結合実験を行ったところ、PRIP は Akt と直接結合した。PRIP 欠失変異体を用いた実験から PRIP はアミノ酸 74-298 領域で Akt と結合することが分かった。[-32P]ATP を用いた試験管内リン酸化実験で PRIP はAkt によりリン酸化された。そこで予め Akt でリン酸化した PRIP を用いて結合実験を行うとリン酸化した PRIP と Akt との結合が増強した。
今回の実験から PRIP は自身のリン酸化状態に依存して Akt と結合し、ホスファターゼ、 PP1 ならびに PP2A に加えてその下流分子のリン酸化状態の調節に関与することが示唆された。
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学会活動
所属学会名
口腔腫瘍学会
日本先天異常学会
日本口腔科学会
歯科基礎医学会
日本口腔外科学会
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2015年度~2016年度, 若手研究(A,B), NF-B,p65 サブユニ ットと Smad4の会合部 位におけるBMP誘導 性骨形成 .
2017年度~2018年度, 若手研究(A,B), 代表, FGF2誘導性の骨芽細胞分化を促進するPP2A調節サブユニットの同定.

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