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福田 治久(ふくだ はるひさ) データ更新日:2023.11.06

准教授 /  医学研究院 附属総合コホートセンター 医療経営・管理学講座


主な研究テーマ
住民の健康改善に資するエビデンス創出を目指した多地域コホート研究
キーワード:健康寿命, ライフコース, データベース疫学, レセプトデータ, 予防
2019.04.
計量医療経営学
キーワード:医療経営学,実証分析
2013.04~2019.03.
医療材料のレギュラトリーサイエンス
キーワード:保険償還制度,device lag
2013.04~2015.03.
医薬品・医療材料・医療技術の費用対効果評価
キーワード:医療技術評価,疾病費用
2011.04~2022.03.
病院感染の経済学的・疫学的評価研究
キーワード:手術部位感染,多剤耐性菌感染,人工呼吸器関連肺炎,中心静脈関連血流感染,尿道留置カテーテル関連感染,費用,抗菌薬
2011.04~2023.03.
従事しているプロジェクト研究
住民の健康改善に資するエビデンス創出を目指した多地域コホート研究:LIFE Study
2019.04~2031.12, 代表者:福田治久, 九州大学, 九州大学
本プロジェクトは,自治体が保有する保健・医療・介護・行政等の健康関連データを住民単位で統合したデータベース(LIFE DB)を構築し,今後20年間に渡り追跡評価することで,ライフコース健康学を創出するものである.健康の関連要因・健康の波及効果の解明,データサイエンスに立脚したEvidence-Based Health Policyの変革,ヘルスケア産業における開発プロセス革新などを通じて,健康寿命延伸と健康格差解消に向けた創発的研究成果を産出することをめざす..
研究業績
主要著書
1. 福田治久, 健康経済学講義(健康経済学のデータベース), 東京大学出版会, 2023.10.
2. 福田治久, 新時代の臨床糖尿病学(下)ーより良い血糖管理をめざして一, 日本臨休社, 2016.04.
3. 福田 治久, 感染管理・感染症看護テキスト, 照林社, 2015.06.
4. 福田 治久, 医療経済評価の具体的な活用法, 技術情報協会, 2014.12.
5. 福田 治久, 大隈 和英, 関本 美穂, 今中 雄一, 医療の質の指標化と改善, 南山堂, 2011.06.
6. 福田 治久, 「病院」の教科書, 医学書院, 2010.07.
7. 福田 治久, 「病院」の教科書, 医学書院, 2010.07.
主要原著論文
1. Fukuda H, Maeda M, Murata F, Development of a COVID-19 vaccine effectiveness and safety assessment system in Japan: The VENUS Study., Vaccine, in press, 2023.03, これまで,日本には,ワクチン接種者と非接種者のその後の健康状態をモニタリングできるワクチン評価システムがなかった.本研究では,COVID-19ワクチンの有効性と安全性を評価可能なシステムを日本で初めて開発した.本研究は,VENUS Studyと命名され,各自治体に居住する住民の住基台帳,VRS(ワクチン接種記録システム),HER-SYS(感染症法発生届情報),医療レセプトデータ4種類のデータを連携する多元的データベースとして開発された.4自治体からデータ収集し,個々の対象者は氏名,生年月日,性別を基にした5つのマッチングアルゴリズムを使用してデータ間で名寄し連携し,連携後は匿名化した.VENUS StudyのデータベースがCOVID-19ワクチン研究に有用かどうかを確認するために,COVID-19のワクチン接種率,COVID-19の症例数,PCR検査数の傾向を調査し,4データ間の突合率も評価した.その結果,この多元的なデータベースは,COVID-19のワクチン接種数、COVID-19の症例数、PCR検査数をモニタリングできることが明らかになった.また,5つのアルゴリズムを使用して,各データ間が高い精度で突合できることも明らかになった.各データソースの特性を理解した上で適切に使用すれば,VENUS Studyは,日本におけるCOVID-19ワクチンの有効性と安全性に関する住民ベースの研究のための比較分析とモニタリングを促進する実用的なデータプラットフォームを提供できる.したがって,この研究は,ワクチン接種者と非接種者の両方を監視できる日本初のCOVID-19ワクチン評価システムの開発に向けた重要な一歩をもたらすものである..
2. Fukuda H, Murata F, Azuma S, Fujimoto M, Kudo S, Kobayashi Y, Saho K, Nakahara K, Ono R, Development of a Data Platform for Monitoring Personal Health Records in Japan: The Sustaining Health by Integrating Next-generation Ecosystems (SHINE) Study, Plos One, 18, 2, e0281512, 2023.02.
3. Mimura W, Ishiguro C, Fukuda H., Influenza vaccine effectiveness against hospitalization during the 2018/2019 season among older persons aged ≥75 years in Japan: LIFE-VENUS Study., Vaccine, 40, 34, 5023-5029, 2022.11.
4. Ishiguro C, Mimura W, Murata F, Fukuda H., Development and Application of a Japanese Vaccine Database for Comparative Assessments in the Post-Authorization Phase: The Vaccine Effectiveness, Networking, and Universal Safety (VENUS) Study., Vaccine, 40, 42, 6179-6186, 2022.11.
5. Adomi M, Maeda M, Murata F, Fukuda H., Comparative risk of fracture in community-dwelling older adults initiating suvorexant versus Z-drugs: Results from LIFE Study., Journal of the American Geriatrics Society, 10.1111/jgs.18068, in press, 2022.11.
6. Fukuda H, Maeda M, Murata F, Murata Y., Anti-Dementia Drug Persistence Following Donepezil Initiation Among Alzheimer's Disease Patients in Japan: LIFE Study., Journal of Alzheimer's Disease, 10.3233/JAD-220200, in press, 2022.11.
7. Mimura W, Ishiguro C, Maeda M, Murata F, Fukuda H., Effectiveness of mRNA vaccines against SARS-CoV-2 infections during the periods of Delta and Omicron variant predominance in Japan: The VENUS Study., International Journal of Infectious Disease, 10.1016/j.ijid.2022.10.001, in press, 2022.11.
8. Nishimura N, Fukuda H., Risk of cardiovascular events leading to hospitalization after Streptococcus pneumoniae infection: A retrospective cohort LIFE study. BMJ Open, BMJ Open, in press, 2022.11.
9. 福田治久, 佐藤大介, 白岩健, 福田敬, NDB解析用データセットテーブルの開発, 保健医療科学, 68, 2, 2019.05, 目的
2011年度より第三者提供が開始されたレセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)の研究利用が不十分な状況にある.学術研究を加速化させ,エビデンスに基づいた医療政策を推進するためには,NDBの活用可能性を高めていく必要がある.本研究の目的は,臨床疫学研究および医療経済研究を行うのに有用性が高く,かつ,データ容量の効率性が高いNDB解析用データセットを構築することである.
方法
2009年4月から2016年12月の間の医科入院レセプトおよびDPCレセプトにおいて1度でも出現したことのある解析用患者IDを全データから無作為に25%分を抽出し,当該解析用患者IDの全期間における全診療行為情報を含む全レセプトデータを格納したNDBを用いた.臨床疫学研究および医療経済研究を行うのに有用性の高い解析用データセットテーブルに必要な変数について検討した.また,医科レセプトにおいては退院年月日情報が含まれていないことから,レセプトデータを用いた補完的な退院年月日を付加する方法について検討した.本検討では,退院年月日情報が含まれるDPCレセプトを用いて,入院年月日と診療実日数を用いる場合と,診療行為発生日を用いる場合のそれぞれの方法で退院年月日を算出し,実際のDPCレセプトに記載されている退院年月日との一致状況について検証した.
結果
NDBに含まれるレコード識別情報を有機的に連結させた解析用データセットテーブルとして,以下の11テーブルを開発した:患者(KAN),レセプト(REC),傷病名(SYO),診療行為(SIN),薬剤(IYA),特定器材(TOK),調剤(TYO),調剤加算料等(TKA),DPC診断群分類(BUD),医療機関(IRK),入院(ADM).医療機関(IRK)を除く各テーブルは解析用患者IDによって相互に突合することができる.また,医科レセプトにおける補完退院年月日は,診療行為(SI),医薬品(IY),特定器材(TO),コーディングデータ(CD)の各レコードにおける診療行為年月日の最終日情報を用いることで,99.83%の入院症例において正しい退院年月日を付加することができた.
結論
本研究において開発した解析用データセットテーブルを用いることで,NDBを用いた臨床疫学研究および医療経済研究を即座に実施可能な環境をもたらすことができる.
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10. 福田 治久, 手術部位感染発生率の病院間比較手法の検証:JANISデータを用いた全国多施設研究, 日本環境感染学会誌, 28, 2, 63-73, 2013.03.
11. 福田 治久, JANIS/DPC統合データベース構築による胃手術における手術部位感染発生による追加的医療資源の推定, 日本環境感染学会誌, 27, 6, 389-396, 2012.11, 背景:
医療政策に費用対効果の視点を導入する議論は,感染制御領域においても例外ではない.しかしながら,費用対効果の検証に不可欠な,我が国における疾病費用に関する検証は十分に実施されていない.本研究の目的は胃手術の実施症例に対する手術部位感染(SSI)発生による追加的医療資源を推定することである.
方法:
2007年7月から2010年12月の間に6病院において胃手術を実施した症例を解析対象に定めた.使用データは,JANISデータとDPCデータを突合して構築したJANIS/DPC統合データベースである.推定には,従属変数を術後在院日数および術後医療費(出来高換算)に定め,曝露変数をSSIの有無および深さに定めた一般化線形モデルを用いた.
結果:
解析対象症例数は857症例であり,感染者数は42症例であった.SSI発生による術後在院日数の延長および術後医療費の増加は,表層切開創SSIでは6.6日および206千円,深部切開創SSIでは12.8日および398千円,臓器/体腔SSIでは18.3日および1,021千円と推定された.
結論:
本研究は,JANISデータとDPCデータという既存データを突合するJANIS/DPC統合データベースを構築するとともに,6施設を対象に胃手術症例におけるSSI発生による追加的医療資源を推定した.本推定値は,感染制御方策の費用対効果の検証に活用可能である..
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 福田治久, ワクチンデータベースを用いたワクチンの有効性・安全性の科学的検証, 医学のあゆみ, 2023.09.
2. 福田 治久, 感染予防活動の成果を示す!医療経済評価., 2015.05.
3. 福田 治久, 安全機構付き鋭利器材を対象にした医療経済評価の手法, 2015.03.
主要学会発表等
1. 福田治久., NDBを用いた循環器データベース研究の実施方法., 第83回日本循環器学会学術集会, 2019.03.
2. 福田 治久, 医療経済評価の制度への応用に向けて-制度化に向けた諸課題への対応:レセプトデータ活用の観点から-, 国際医薬経済・アウトカム研究学会(ISPOR)日本部会, 2015.03.
3. 福田 治久, JANIS手術部位感染部門データを用いた日本版標準化感染比算出モデルの開発, 第30回日本環境感染学会総会, 2015.02.
4. 林 崇弘, 黒木学, 福田 治久, SSI サーベランス調査項目関連構造の統計解析, 第43回品質管理学会年次大会, 2013.11.
5. 福田 治久, 米国NHSNのリスク評価法とその日本への導入の課題, 第26回日本外科感染症学会総会学術集会, 2013.11.
6. Fukuda T, Akazawa M, Haruhisa Fukuda, Igarashi A, Ikeda S, Ishida H, Kobayashi M, Moriwaki K, Noto S, Sakamaki H, Saito S, Shimozuma K, Shiroiwa T, Takura T, Tomita N, Proposal of economic evaluation guideline in Japan, 18th Annual European Meeting on International Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Research, 2013.10.
7. 福田 治久, 消化器外科における手術部位感染制御による医療費節約効果, 第24回日本外科感染症学会総会, 2011.12.
8. 福田 治久, インシデント報告に対するフィードバック活動の有効性評価に関する現状及び課題, 第5回医療の質・安全学会学術集会, 2010.11.
学会活動
所属学会名
日本環境感染学会
日本医療・病院管理学会
日本公衆衛生学会
医療経済学会
日本疫学会
日本公衆衛生学会
日本医療・病院管理学会
医療経済学会
日本環境感染学会
学協会役員等への就任
2018.01~2019.12, 日本医療・病院管理学会, 評議員.
2013.04, 医療福祉経営マーケティング研究会, 理事.
2014.02, 日本環境感染学会, 評議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2016.02.19~2016.02.20, 第31回日本環境感染学会総会, 座長(Chairmanship).
2014.02.14~2014.02.14, 第29回日本環境感染学会総会, 司会(Moderator).
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2022.04~2024.03, Journal of Alzheimer's Disease, 国際, 編集委員.
2023.04~2024.03, Plos One, 国際, 編集委員.
2015.09~2017.09, Open Medicine, 国際, 編集委員.
2013.04~2017.03, 日本環境感染学会雑誌, 国内, 編集委員.
受賞
第11回日本クリニカルパス学会学術集会 優秀賞, 日本クリニカルパス学会, 2010.12.
第9回日本環境感染学会賞, 日本環境感染学会, 2013.03.
第 25 回学術集会若⼿奨励最優秀賞, 日本ワクチン学会, 2021.12.
第25回日本ワクチン学会学術集会若手奨励最優秀賞, 第25回日本ワクチン学会学術集会, 2021.12.
日本クリニカルパス学会学術集会 優秀賞, 日本クリニカルパス学会, 2010.12.
日本環境感染学会賞, 日本環境感染学会, 2013.03.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2007年度~2008年度, 基盤研究(C), 代表, 医療安全に向けた活動の効果および経済性に関する研究.
2011年度~2012年度, 基盤研究(C), 代表, 医療関連感染における制御活動の費用節約効果に関する研究.
2013年度~2016年度, 基盤研究(C), 代表, 病院感染のパフォーマンス指標の開発と医療技術評価への応用.
2013年度~2015年度, 基盤研究(C), 代表, 抗菌薬処方による多剤耐性菌の発現リスクの検証.
2013年度~2013年度, 基盤研究(C), 医療給付制度への応用のための医療経済評価における技術的課題に関する研究.
2013年度~2015年度, 基盤研究(C), レセプトデータ分析による糖尿病患者の受診状況と医療サービス利用及び血糖との関連.
2013年度~2016年度, 基盤研究(C), 脳卒中医療システムの効果および効率に関する研究.
2014年度~2014年度, 基盤研究(C), 医療経済評価の制度への応用に向けた標準的な評価手法とデータに関する研究.
2015年度~2017年度, 基盤研究(C), 代表, 病院関連統計を活用したパネルデータ分析による医療経営戦略研究:医療版PIMS研究.
2015年度~2015年度, 基盤研究(C), 医療経済評価の政策応用に向けた評価手法およびデータの標準化と評価のしくみの構築に関する研究.
2015年度~2016年度, 基盤研究(C), 医療安全管理部門への医師の関与と医療安全体制向上に関する研究.
2016年度~2018年度, 基盤研究(C), 超高齢社会の医療介護における地域格差の構造と資源制約下の持続可能なシステム最適化.
2016年度~2017年度, 基盤研究(C), 大都市圏における在宅医療の実態把握と提供体制の評価に関する研究.
2016年度~2016年度, 基盤研究(C), 医療経済評価の政策への応用に向けた標準的手法およびデータの確立と評価体制の整備に関する研究.
2017年度~2020年度, 基盤研究(C), 脳卒中患者における障害調整生存時間と急性期医療が及ぼす影響に関する研究.
2017年度~2017年度, 基盤研究(C), 医療経済評価を用いた意思決定のための標準的な分析手法および総合的評価のあり方に関する研究.
2017年度~2019年度, 基盤研究(C), 代表, 医療ビッグデータによる耐性菌および抗菌薬の実態・関連性の解明と感染対策の開発推進.
2018年度~2020年度, 基盤研究(C), 院内感染サーベイランス事業への参加が感染発生率に及ぼす影響の分析.
2018年度~2020年度, 基盤研究(C), 虚血性脳卒中に対する超急性期血栓回収療法の費用対効果分析.
2018年度~2020年度, 基盤研究(C), 脳梗塞再発予防のための治療薬および検査機器の医療経済評価に関する研究.
2018年度~2018年度, 基盤研究(C), 医療経済評価の政策応用に向けた評価手法およびデータの確立と評価体制の整備に関する研究.
2019年度~2020年度, 基盤研究(C), 薬剤耐性(AMR)による疾病負荷推計と抗菌薬適正使用の経済的有効性に関する検討.
2019年度~2020年度, 基盤研究(C), 分担, 脳卒中のQOLと医療経済評価法の開発に関する研究.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 抗菌薬による選択圧評価を通した抗菌薬適正使用の指標を明らかにする研究.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 代表, 地域住民の健康評価プラットフォームの開発と予防的保健医療介護事業の効果検証.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 保健医療介護の資源・過程・費用と健康成果における地域システム格差の要因構造の解明.
2020年度~2022年度, 基盤研究(C), 分担, 脳卒中・循環器病の次世代医療研究基盤の構築に関する研究.
2020年度~2023年度, 基盤研究(C), レセプトデータを基軸としたデータ駆動型臨床疫学研究の基盤開発.
2020年度~2021年度, 基盤研究(C), 代表, ICTプラットホーム構築による介護予防サービスの実証フィールドの開発研究.
2021年度~2024年度, 基盤研究(C), 分担, 脳卒中疾病負荷軽減のためのデータ駆動型最適化医療の構築.
2021年度~2025年度, 基盤研究(C), 分担, 指定難病と医療介護データの統合による経時的解析可能な難病データベース基盤の開発.
2021年度~2027年度, 基盤研究(C), 代表, 健康データ創発的多地域コホート研究基盤の構築.
2021年度~2023年度, 基盤研究(C), 代表, 保健・医療・介護・行政データを統合した大規模データベースを活用したワクチンの有効性・安全性の検証に資する研究開発.
2022年度~2024年度, 基盤研究(C), 代表, 高血圧発症予防に向けた先制保健介入モデルの開発.
2022年度~2024年度, 基盤研究(C), 分担, 地域在住高齢がんサバイバーコホートの構築:健康寿命延伸に向けて.
2022年度~2025年度, 基盤研究(B), 分担, 起立・歩行動作解析を基軸とした要介護リスク診断プラットフォームの創出.
2022年度~2026年度, 基盤研究(B), 分担, ビッグデータ活用による健康寿命延伸と医療・介護費抑制に資する口腔のエビデンス創出.
2023年度~2025年度, 基盤研究(B), 分担, インフルエンザ様疾患による疾病負荷の包括的評価.
2021年度~2024年度, 基盤研究(B), 分担, 脳卒中疾病負荷軽減のためのデータ駆動型最適化医療の構築.
2021年度~2025年度, 基盤研究(B), 分担, 指定難病と医療介護データの統合による経時的解析可能な難病データベース基盤の開発.
2020年度~2023年度, 基盤研究(A), 代表, レセプトデータを基軸としたデータ駆動型臨床疫学研究の基盤開発.
2019年度~2022年度, 挑戦的研究(萌芽), 代表, 地域住民の健康評価プラットフォームの開発と予防的保健医療介護事業の効果検証.
2019年度~2020年度, 挑戦的研究(萌芽), 分担, 薬剤耐性(AMR)による疾病負荷推計と抗菌薬適正使用の経済的有効性に関する検討.
2019年度~2021年度, 基盤研究(A), 分担, 保健医療介護の資源・過程・費用と健康成果における地域システム格差の要因構造の解明.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 分担, 抗菌薬による選択圧評価を通した抗菌薬適正使用の指標を明らかにする研究.
2018年度~2020年度, 基盤研究(C), 分担, 虚血性脳卒中に対する超急性期血栓回収療法の費用対効果分析.
2018年度~2010年度, 基盤研究(C), 分担, 院内感染サーベイランス事業への参加が感染発生率に及ぼす影響の分析.
2018年度~2020年度, 基盤研究(C), 分担, 脳梗塞再発予防のための治療薬および検査機器の医療経済評価に関する研究.
2017年度~2019年度, 基盤研究(B), 代表, 医療ビッグデータによる耐性菌および抗菌薬の実態・関連性の解明と感染対策の開発推進.
2017年度~2020年度, 基盤研究(B), 分担, 脳卒中患者における障害および質調整生存時間と急性期医療が及ぼす影響に関する研究.
2016年度~2018年度, 基盤研究(A), 分担, 超高齢社会の医療介護における地域格差の構造と資源制約下の持続可能なシステム最適化.
2015年度~2018年度, 挑戦的萌芽研究, 代表, 病院関連統計を活用したパネルデータ分析による医療経営戦略研究:医療版PIMS研究.
2014年度~2016年度, 基盤研究(B), 分担, 脳卒中医療システムの効果および効率に関する研究.
2013年度~2015年度, 基盤研究(B), 分担, レセプトデータ分析による糖尿病患者の受診状況と医療サービス利用及び血糖との関連.
2013年度~2016年度, 若手研究(A), 代表, 病院感染のパフォーマンス指標の開発と医療技術評価への応用.
2011年度~2012年度, 若手研究(B), 代表, 医療関連感染における制御活動の費用節約効果に関する研究.
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2022年度~2024年度, AMED(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究開発事業), 代表, 高血圧発症予防に向けた先制保健介入モデルの開発.
2023年度~2024年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 大規模コホートとリアルワールドデータを用いた口腔と全身疾患の関連についての研究.
2022年度~2024年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 新型コロナウイルス感染に起因すると考えられる精神症状に関する疫学的検討と支援策の検討に資する研究.
2022年度~2022年度, 障害者総合福祉推進事業費補助金, 分担, 新型コロナウイルス感染症罹患後に精神症状が出現した者に関する実態調査.
2021年度~2027年度, JST(創発的研究支援事業), 代表, 健康データ創発的多地域コホート研究基盤の構築.
2021年度~2023年度, AMED(ワクチン開発推進事業), 代表, 保健・医療・介護・行政データを統合した大規模データベースを活用したワクチンの有効性・安全性の検証に資する研究開発.
2020年度~2022年度, AMED(長寿科学研究開発事業), 代表, ICTプラットホーム構築による介護予防サービスの実証フィールドの開発研究.
2020年度~2022年度, 国立循環器病研究センター(循環器病研究開発費), 分担, 脳卒中・循環器病の次世代医療研究基盤の構築に関する研究.
2019年度~2020年度, AMED(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業), 分担, 脳卒中のQOLと医療経済評価法の開発に関する研究.
2019年度~2020年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 代表, エビデンスを踏まえた効果的な介護予防の実施に資する介護予防マニュアルの改訂のための研究.
2018年度~2018年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療経済評価の政策応用に向けた評価手法およびデータの確立と評価体制の整備に関する研究.
2017年度~2017年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療経済評価を用いた意思決定のための標準的な分析手法および総合的評価のあり方に関する研究.
2016年度~2016年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療経済評価の政策への応用に向けた標準的手法およびデータの確立と評価体制の整備に関する研究.
2016年度~2017年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 大都市圏における在宅医療の実態把握と提供体制の評価に関する研究.
2015年度~2016年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療安全管理部門への医師の関与と医療安全体制向上に関する研究.
2015年度~2015年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療経済評価の政策応用に向けた評価手法およびデータの標準化と評価のしくみの構築に関する研究.
2014年度~2014年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療経済評価の制度への応用に向けた標準的な評価手法とデータに関する研究.
2013年度~2013年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療給付制度への応用のための医療経済評価における技術的課題に関する研究.
日本学術振興会への採択状況(科学研究費補助金以外)
2007年度~2008年度, 特別研究員, 代表, 医療安全に向けた活動の効果および経済性に関する研究.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2021年度~2023年度, 国立国際医療研究センター:国際医療研究開発事業, 分担, リアルワールドデータを活用した新型コロナワクチンの安全性評価研究およびワクチンの有用性・安全性評価のためのモニタリングシステム開発の検討.
2020年度~2022年度, 国立循環器病研究センター:循環器病研究開発費, 分担, 脳卒中・循環器病の次世代医療研究基盤の構築に関する研究.
2019年度~2020年度, , 代表, Estimating the disease burden of Streptococcus pneumoniae infections.
2018年度~2019年度, ファイザーヘルスリサーチ振興財団研究助成, 代表, 介護保険自己負担割合の引き上げが介護保険サービス利用に与える影響.
2018年度~2019年度, 医療経済研究機構研究助成, 代表, 介護レセプトデータを用いた供給者誘発需要の検証.
2010年度~2010年度, 第19回財団法人医療科学研究所 研究助成, 代表, 病床機能の効率化および地域における医療機能のネットワーク化のための地域連携クリティカルパスのベンチマーキング分析.
2013年度~2015年度, 一般研究2(統計数理研究所), 代表, 抗菌薬処方による多剤耐性菌の発現リスクの検証.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2023.06~2024.03, 代表, 公衆衛生の向上・増進におけるデータ活用促進の要件検討.
2022.06~2023.03, 代表, 公衆衛生の向上・増進におけるデータ活用促進の要件検討.
2021.04~2026.03, 代表, LIFE Study(100自治体・20年間のコホート研究)による医療・介護・予防データのデータベース化と活用.
2019.11~2021.06, 代表, 肺炎球菌感染症の疾病負担の推定.
2014.10~2015.03, 代表, 後期高齢者医療制度における健康診査・保健指導の有効性に関する分析業務委託.
寄附金の受入状況
2019年度, 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社, LIFE Studyに対する奨学寄附.

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