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青野 純子(あおの じゆんこ) データ更新日:2019.01.29



主な研究テーマ
17世紀末-18世紀半ばのオランダ風俗画の再評価: 2015年にアムステルダム大学出版から出版されたConfronting the Golden Age: Imitation and Innvoation in Dutch Genre Painting 1680-1750 (Amsterdam University Press, 2015)(アムステルダム大学博士論文2013に基づく)では、従来17世紀オランダ最盛期美術の衰退期として軽視されてきた1680年以降のオランダ風俗画に焦点をあて、美術館での作品調査と様々な古文書・歴史資料の分析に基づき、この期の絵画の特質と全体像をはじめて解明し再評価を行った。とりわけ、絵画制作のコンテクストとして絵画市場、コレクターの趣味、そして画家と芸術パトロンとの関係を重視する立場から、17-18世紀の古文書、財産目録、絵画競売目録、美術書といった様々な一次資料を用いて同時代の芸術的環境の再構築を行った。風俗画の特質に迫る3つのケーススタディにおいて、風俗画が当時誰に購入され、どのように鑑賞されたのかを問うことで、社会における絵画受容の側面から18世紀の画家の制作意図を浮き彫りにし、その結果、1680年以降の風俗画が、17世紀絵画伝統を刷新した芸術作品として高く評価されていたことが明らかになる。こうして、この17世紀末から18世紀半ばという時代を、17世紀最盛期オランダ美術を栄光の過去の遺産として継承し規範化した最初の受容期として位置づけることが可能となったのであり、今後は、17世紀オランダ黄金時代観とその受容研究をコレクターの視点から取り組みたいと考えている。
また近年は、17-18世紀オランダと東洋の国々との文化交流を背景として成立したオランダ絵画における「東洋イメージ」にも関心を持って取り組んでいる。
キーワード:オランダ 絵画 風俗画 17世紀 18世紀 受容 コレクター コレクション
2013.09~2018.03.
従事しているプロジェクト研究
農民画礼賛:18世紀国際絵画市場におけるオランダ絵画趣味と蒐集(基盤研究C 代表)
2017.04~2021.03, 代表者:青野純子, 九州大学
近年のオランダ美術史研究において18世紀という時代は、もはや17世紀黄金時代の「衰退期」ではなく、絵画市場のめざましい国際化のなかで、その芸術遺産を初めて意識的に評価し、定義した受容期と目される。18世紀、新たな競売システムの確立を背景に、17世紀オランダ絵画が国内外の市場に溢れ出し、熱心に蒐集され、その特質は絵画書のなかで定義され始める。本研究の目的は、この受容黎明期のダイナミズムのなかで、17世紀オランダ絵画が「国が誇る美術の典型」としていかに規範化され、蒐集され、鑑賞されたのかを、国際市場とコレクション形成の文脈で解明することである。そこで当時最もオランダ的と見なされた題材「農民画」に焦点をあて、その評価の形成を作品の事例研究と一次資料の分析をもとに多角的に考察する。.
西洋近世・近代における市場・流通・画商の地政経済史的研究(基盤研究A 分担研究者)
2014.04~2019.03, 代表者:圀府寺司, 大阪大学, 大阪大学
 西洋の近世・近代美術を対象に、美術市場における流通メカニズムと画商の国際的活動の全体像を、経済史の方法や成果を取り入れつつ明らかにする。具体的には、一般市場とは異なる美術市場の特質、美術作品の市場価値決定のメカニズム、市場において画商や批評家、美術史家らが果たしてきた役割などを、歴史的史料と豊富なデータに基づいて解明する。さらに、経済活動と資本主義の発達とともに急速に国際化した美術市場を「世界システム」として理解するため、各研究分野での調査・研究成果を共同研究のなかで擦り合わせつつ分析し、経済史家との議論を通じて「美術の地政経済史」Geo-Economics of Artの研究基盤と方法を構築したい。.
18世紀前半オランダ絵画コレクションの受容史的研究:「オランダ性」をめぐる考察(基盤研究C 代表)
2014.04~2017.03, 代表者:青野純子, 九州大学, 九州大学
 近年のオランダ美術史研究において、画家レンブラントやフェルメールを輩出した17世紀最盛期の美術のみを重視する立場は見直され、かつては衰退期として一蹴された17世紀末以降の芸術が様々な側面から再評価されてきた。本研究は、18世紀前半を、17世紀盛期オランダ美術を初めて意識的に「受容」した時代、最盛期には語られなかったその特質を定義していく時代ととらえ、18世紀前半のコレクターの蒐集活動、そしてそのコレクションを分析することで、彼らの考える17世紀オランダ絵画の「オランダ性」を浮き彫りにする。これは、今日の我々の17世紀オランダ美術(史)観につながる原点への洞察を深めるだけでなく、イタリアなど他のヨーロッパ諸国の美術との差異を明らかにし、初期近代の西洋美術を理解する新たな視点を与えるであろう。.
17世紀オランダ美術の東洋表象研究(基盤研究A 連携)
2012.10~2016.03, 代表者:幸福輝, 国立西洋美術館, 国立西洋美術館.
研究業績
主要著書
1. 小林頼子、今井澄子、望月典子、青野純子, 『VS. フェルメール 美の対決 ーフェルメールと西洋美術の巨匠たちー』, 八坂書房, 2018.09, [URL].
2. Junko Aono, The Leiden Collection Catalogue, https://www.theleidencollection.com/archive/(Edited by Arthur K. Wheelock Jr., New York, 2017), Entries on paintings by Jan van Mieris, Willem van Mieris, Dominicus van Tol, and Jacob van Toorenvliet, 2017.01, [URL], ◉This online catalogue of The Leiden Collection, edited by Arthur K. Wheelock Jr., celebrates the world of seventeenth-century Dutch and Flemish art, a Golden Age of creativity. The catalogue provides an overview of the Collection, scholarly entries of more than 175 paintings and drawings, artist biographies, as well as essays about major painters from Leiden featured in the Collection, including Rembrandt van Rijn, Gerrit Dou and Frans van Mieris..
3. Junko Aono, Confronting the Golden Age: Imitation and Innovation in Dutch Genre Painting 1680-1750, Amsterdam University Press, [Reviewed in: NRC-Handelsblad (2015.8.7); The Burlington Magazine (2015.9, p. 640, by Eddy Schavemaker); HNA Review of Books (2016, by Angela Ho); Choice (by Amy Golahny); Renaissance Quarterly 69(2016, pp.677-679, by A.J. Difuria], 2015.03, [URL].
4. Sabine Craft-Giepmans, Annette de Vries, Portret in Portret in de Nederlandse Kunst 1550-2012, Dordrechts Museum, catalogue entries no. 22 and 44: Junko Aono "Gerard Dou, Zelfportret met portret van zijn familie"; "Frans van Mieris de Jonge, Drie generaties Van Mieris" , 2012.11, [URL].
5. 中村俊春, 平川佳世, 深谷訓子, 宮島綾子, ヤン・ダーン・ファン・ダム, ターコ・ディビッツ, エステー・ディールチェス, 青野 純子, 『アムステルダム国立美術館所蔵フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展』, 展覧会図録, 国立新美術館, 東京, 分担部分:バブリエル・メツー《猫の朝食》、その他18点の作品解説:60~61、70~73、76~77、92~101、110~111、146~149、154~157、160、168、171、175~176頁, 2007.09, [URL].
6. Ekkehard Mai, Sander Paarlberg, Gregor J.M. Weber (eds.), Vom Adel der Malerei: Holland um 1700/ De Kroon op het werk: Hollandse schilderkunst 1670-1750, Locher, Cologne (Wallraf-Richartz-Museum & Fondation Corboud), Dordrecht (Dordrecths Museum) & Kassel (Museumslandschaft Hessen Kassel), catalogue entries, nos. 48, 49, 50, and 53(on Willem van Mieris and Carel de Moor), 202~207,212~213, 2006.10, [URL].
7. クリスタ・グレシンジャー, 元木幸一, 青野 純子, 『女を描く-ヨーロッパ中世末期からルネサンスの美術に見る女のイメージ』, 三元社, 翻訳分担部分:第2章「良い女」37~155頁、第4章「女の年齢」227~240頁/執筆部分:訳者補論「続『良い女』-周縁から中心へ:17世紀オランダ絵画における働く女のイメージ」、255~269頁, 2004.11, [URL].
8. 小林頼子, 池田みゆき, 青野 純子, 今井澄子, 望月典子, 『西洋職人図集-17世紀オランダの日常生活』, 八坂書房, 「指し物師」「ブラシ職人」「織り物師」「籠職人」等の図像解説18点、70~105頁, 2001.08, [URL].
9. 小林頼子, 徳丸仁, 藤原玲子, 蜷川順子, 青野 純子, 『フェルメール』, 六耀社, 第4章「画中画は語る」64〜79頁, 2000.04.
主要原著論文
1. 青野純子, 「18世紀初頭オランダ風俗画における磁器蒐集の表象−−ウィレム・ファン・ミーリス《猿のいる室内》をめぐる考察」, 『17世紀オランダ美術と<アジア>』, 幸福輝編, 93-122, 2018.12, [URL].
2. 青野純子, 「ポスト・フェルメールの時代を生きる画家たちー18世紀初頭のオランダ風俗画の魅力をめぐって」, 『VS. フェルメール 美の対決ーフェルメールと西洋美術の巨匠たち』, 2018.09.
3. 青野純子, 「フェルメールと風俗画家たちの挑戦」, 『フェルメール 原寸美術館 100% VERMEER』, 小学館, 2018.09, [URL].
4. 青野 純子, 「贅沢か虚無かー18世紀初頭のオランダ風俗画に描かれた磁器蒐集」, 『学術振興会科学研究費基盤研究(A) 「17世紀オランダ美術の東洋表象研究」報告書』, 33-41, 2017.03.
5. 青野 純子, 「贅沢か虚無かー18世紀初頭の室内がにおける磁器の表象」, 『17世紀オランダ美術と〈アジア〉』(学術シンポジウム報告集), 27-35, 2017.03.
6. 青野 純子, 「ヘリット・ダウ《若い母親》−18世紀オランダの絵画市場と絵画の価値」, 『ネーデルラント美術の光輝−ロベール・カンパンから、レンブラント、そしてヘリット・ダウへ』, 尾崎彰宏, ありな書房, 175-208, 229-236, 2017.03, [URL].
7. Junko Aono, "In the Glow of Candlelight: A Study of Nicolaas Verkolje's Approach to the Art of Godefridus Schalcken", Wallraf-Richartz-Jahrbuch, 77, 251-64, 2016.12, [URL].
8. Junko Aono, "Out of the Shadow of the Golden Age: Recent Scholarly Developments Concerning Dutch Painting of the Late Seventeenth and Early Eighteenth Centuries", The Ashgate Research Companion to Dutch Art of the Seventeenth Century, 286-301, 2016.07, [URL].
9. 青野 純子, 「ハブリエル・メツー《新生児の訪問》をめぐる一考察」, 『美術フォーラム21』, 33, 53-58, 2016.06, [URL].
10. 青野 純子, 「黄金時代の黄昏のなかで:18世紀初頭のオランダ風俗画の挑戦」, 『芸術新潮』, 2016年2月号, 88-92, 2016.01, [URL].
11. 青野 純子, 「ヨハネス・フェルメール《音楽の稽古》ーハブリエル・メツーとの芸術的対話をめぐる考察」, 『ネーデルラント美術の魅力:ヤン・ファン・エイクからフェルメールへ』, 尾崎彰宏編著, ありな書房, 235-268, (註:306-312), 2015.12, [URL].
12. 青野 純子, 「市場戦略としての17世紀オランダ農民画礼賛 —1748年パリの競売目録の記載を手がかりに—」, 『ヨーロッパ研究』, 10号, 75-97頁, 2015.03.
13. 青野 純子, 「ビュランによる色彩表現—リューカス・ファン・レイデン《マグダラのマリアの踊り》」, 『版画の写像学—デューラーからレンブラントまで—』, 幸福輝編著, ありな書房, 103-126, 2013.12, [URL].
14. 青野 純子, 「17世紀黄金時代の記憶ー素朴と洗練のはざまで:18世紀初頭オランダ風俗画における題材選択をめぐる考察」, 『西洋美術研究』, 17, 111-129, 2013.12, [URL].
15. 青野 純子, 「『橙‐白‐青の男』-ファン・ゴッホの見たフランス・ハルスの色彩-」, 前田富士男編著, 『色彩からみる近代美術』, 三元社, 126-137, 2013.06, [URL].
16. Junko Aono, Imitation and Innovation: Dutch Genre Painting 1680-1750 and its Reception of the Golden Age, Ph.D. Dissertation, University of Amsterdam, Amsterdam [English], 2011.06.
17. Junko Aono, "De Gouden Eeuw in druk: reproductieprenten van Nicolaas Verkolje", in: exhibition catalogue, Nicolaas Verkolje 1673-1746: De fluwelen hand, Enschede (Rijksmuseum Twenthe), 44-55, [Dutch], 2011.02, [URL], 「刷られた黄金時代:ニコラース・フェルコリェの複製版画」、展覧会カタログ、『ニコラース・フェルコリェ1673-1746:ビロードの筆致』(国立美術館、 トウェンテ、オランダ):.
18. 青野 純子, 「17世紀末から18世紀前半のオランダ風俗画研究―17世紀オランダ「黄金時代」の継承と革新―」, 鹿島美術研究, 年報第27号別冊, 10-22, 2010.11.
19. Junko Aono, "Ennobling Daily Life: A Question of Refinement in Early Eighteenth-Century Dutch Genre Painting", Simiolus, 33 (2007/2008), no. 4, 237-257, [English], 2009.08, [URL].
20. Junko Aono, "Reproducing the Golden Age: Copies after Seventeenth-Century Dutch Genre Painting in the First Half of the Eighteenth Century,", Oud Holland, 121, 1-34, [English], 2008.08, [URL].
21. Junko Aono, "Looking Back to the Dutch Golden Age: Early Eighteenth-Century Genre Painting by Willem van Mieris," in: E. Mai, Holland nach Rembrandt: Zur niederländischen Kunst zwischen 1670 und 1750, 225-246, [English], 2006.10, [URL].
22. 青野 純子, 「ウィレム・ファン・ミーリス(1662-1747)の店舗画―17世紀オランダ風俗画の継承と革新―」, 鹿島美術研究, 年報第21号別冊, 161-172, [Japanese], 2004.11.
23. 青野 純子, 「17世紀オランダ絵画『金貨を秤る人』―題材の社会的背景をめぐる一考察―」, 国際文化研究, 6, 107-122, [Japanese], 1999.12.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 青野 純子【翻訳】 (英-日), ヤスパー・アンドリセン「手書きのインデックス・カードからカスタムメイドのデジタルファイルへ − RKD-オランダ国立美術史研究所とレンブラント・データベースをめぐる近年の発展」, 『美術フォーラム21』, 第35号, 醍醐書房, 100-106頁, 2017.06.
2. 青野 純子, 「解題:エリック・ヤン・スライテル『黄金時代における美術市場での価格決定をめぐる序論』」, 『西洋美術研究』, 第19号「美術市場と画商」, 109-112., 2016.10.
3. 青野 純子, 「文献リストと解題+画商関連情報」, 執筆分担:「17、18世紀オランダ」, 『西洋美術研究』, 第19号「美術市場と画商」, 217-218., 2016.10.
4. 青野 純子, 「会員の本:Junko Aono, Confronting the Golden Age: Imitation and Innovation in Dutch Genre Painting 1680-1750」, 『デ アルテ』, 80頁, 2016.07.
5. Junko Aono, "Adriaan Waiboer, Gabriel Metsu (1629-1667): Life and Work - Catalogue Raisonné, New Haven and London, Yale University Press, 2012. 408 pp. 78 colour illus., 170 b/w illus.", Oud Holland, vol. 129, Issue 1, pp. 37-46, 2016.03.
6. 青野純子【翻訳】(英-日), エリック・ヒンテルディング「夜景版画:レンブラントと暗い諧調の追求」(41〜60頁), 『レンブラント 光の探求/闇の誘惑』, 展覧会図録, 国立西洋美術館, 東京, 幸福輝監修, 2011.03.
7. 青野 純子, 「『金物を磨く女』に魅せられて―17世紀、19世紀オランダ風俗画の題材をめぐる考察―」, 『国立新美術館ニュース』第4号, 3-4頁, 2007.10.
8. 青野 純子, 「黄金時代の『衰退』?―オランダ風俗画1680~1750の再考」, 『日蘭学会通信』 2006年, 第2号, 1-3頁, 2006.07.
9. 青野純子【翻訳】(英-日), 「カメラ・オブスクラ」(121〜122頁), 『科学大博物館-装置・器具の歴史事典』, 朝倉書店, 橋本毅彦, 梶雅範, 廣野喜幸監修, 2005.04.
10. 青野純子【翻訳】(英-日), フォルカー・マヌート「レンブラントの世界における宗教画」(14~22頁), 『レンブラントとレンブラント派:聖書・神話・物語』,展覧会図録,国立西洋美術館,東京, 幸福輝監修, 2003.09.
11. 青野 純子, 「ヘリット・ダウ (1613-1675)展」, 『西洋美術研究』 第7号, 192~196頁, 2002.05.
12. 青野純子【翻訳】(英-日), ハイヘン・レーフラング「『絵は詩のごとくにあらず』-17世紀オランダ美術における主題としての風景-」(39〜48頁), 『レンブラント、フェルメールとその時代-アムステルダム国立美術館所蔵 17世紀オランダ美術展』,展覧会図録, 愛知県美術館, 名古屋/国立西洋美術館, 東京, 幸福輝監修, 2001.04.
13. 青野純子 【翻訳】(日-英), 作家による作品解説:Text by Isamu Wakabayashi, Minako Saito, Osamu Kanamura, pp. 43, 153, 165, Ikiro – Be Alive: Contemporary Art from Japan 1980 until Now, Exhibition Catalogue, The Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlands, Jaap Bremer (ed.), 2001.04.
14. 青野 純子, 「文献紹介:David Freedberg and Jan de Vries (eds.), Art in History / History in Art: Studies in Seventeenth-Century Dutch Culture, Santa Monica, 1992(デヴィット・フリードバーグ, ヤン・デ・フリース, 『歴史の芸術/芸術の中の歴史:17世紀オランダ文化諸研究』)」, 『美学』183号, 75, 78頁, 1995.12.
15. 青野 純子, 「論文紹介: エリザベス・アリス・ホーニグ 「17世紀オランダ絵画におけるジェンダーの空間」(Elizabeth Alice Honig, “The Space of Gender in Seventeenth-Century Dutch Painting,” in: Wayne Franits (ed.), Looking at Seventeenth-Century Dutch Art: Realism Reconsidered, Cambridge 1997, pp. 187-201. )」, 『美学』200号, 76頁, 2000.06.
主要学会発表等
1. Junko Aono, "Porcelain Collecting Monkeys: The Case of A Genre Painting by Willem van Mieris", Netherlandish Art and the World: A Conference on Global Art History, 2018.10, [URL].
2. Junko Aono, "The Japonse Rok in Seventeenth-Century Dutch Portraiture", Kosode & Banyans: Contested World Views in an Attire c1580-1910, 2018.09, [URL].
3. Junko Aono, "Rivalry or Homage: Pendants in the Post-Vermeer Period", Vermeer and the Masters of Genre Painting: Inspiration and Rivalry, 2017.09, [URL].
4. Junko Aono, "The Japonse Rok in Seventeenth-Century Dutch Portraiture", Global Costume: Kosode, Banyan, Kebaya and Japonse Rok 1500-1850. A Dialogue of Global Circulation between Art History, Economy and Material Culture, 2017.08, [URL].
5. Junko Aono, 「贅沢か虚無かー18世紀初頭の室内画における時期の表象/Luxury or Vanity--Depicting Porcelain in the Early Eighteenth-Centutry Dutch Interiors」, 学術シンポジウム17世紀オランダ美術と<アジア>/Symposium, Dutch Seventeenth-Century Art and "Asia", 2017.01.
6. Junko Aono, "Praise and Price: Peasant Pieces by Adriaan van Ostade in the Eighteenth-Century Art Market", Symposium Genre Painting from the Northern and Southern Netherlands, 16th-18th Century, 2016.12.
7. 青野 純子, 「18世紀初頭のオランダ風俗画:近年の再評価をめぐる考察」, 九州大学藝術学研究会, 2016.08.
8. 青野 純子, 「黄金時代の遺産:1680-1750年のオランダ風俗画をめぐる考察」, ネーデルラント美術研究会, 2016.07.
9. Junko Aono, "In the Glow of Candlelight - A Note on Nicolaas Verkolje’s Approach to the Art of Godefridus Schalcken", International Conference: Godefridus Schalcken- Fascination and Impact, 2016.01.
10. Junko Aono, "Mediating Culture & Art, in response to Michael North's lecture 'Mediating European Art through Company Channels in Asia'"(short presentation as commentator) , Symposium: Linking Cloth-Clothing Globally: 18-20th Century Mapping, 2015.08.
11. Junko Aono, "Het belang van onderzoek naar de Nederlandse genreschilderkunst na 1680" (オランダ語)(「1680年以降のオランダ風俗画研究の重要性」), Minisymposium-boekpresentatie: "Confronting the Golden Age" (単著出版記念ミニ・シンポジウム「黄金時代との対峙」), 2015.03.
12. 青野 純子, 「黄金時代の『黄昏』を生きる:18世紀前半における17世紀オランダ絵画受容研究」, 九州藝術学会, 2013.11.
13. Junko Aono, "What was circulated?: Notes on 17th-century Dutch Painting in Batavia, in response to Michael North's lecture 'European and Chinese Objects of Art in the Indian Ocean: Cross-Cultural Connections in the 17th and 18th centuries'"(short presentation as commentator), Symposium: What Was Shared and What Was Circulated? Towards a Global History of Consumption, Secondhand Circulations and Adaptation, 2013.11.
14. Junko Aono, "De onderwerpkeuze in de genreschilderkunst uit de eerste helft van de achttiende eeuw (The Choice of Subject Matter in Genre Painting of the First Half of the Eighteenth Century)", Onderzoekschool Kunstgeschiedenis (symposium: Art in the Republic around 1700: New Perspective and Approach), 2011.02.
15. Junko Aono, "Updating the Golden Age: Dutch Genre Painting in the Eighteenth Century", American Society for Eighteenth-Century Studies (ASECS), 2009.03.
16. Junko Aono, "'Ennobling' Daily Life: A Question of Refinement in Early Eighteenth-Century Dutch Genre Painting", Werkgroep 18e Eeuw (Dutch-Belgian Society for Eighteenth-Century Studies), 2009.01.
17. Junko Aono, "Reproducing the Golden Age: Copies after Seventeenth-Century Dutch Genre Painting in the First Half of the Eighteenth Century", Historians of Netherlandish Art , 2006.10.
18. Junko Aono, "Looking Back to the Dutch Golden Age: Early Eighteenth-Century Genre Painting by Willem van Mieris", (symposium) Vom Adel der Malerei: Holland um 1700, 2005.11.
19. 青野 純子, ウィレム・ファン・ミーリスの店舗画―18世紀前半における17世紀オランダ風俗画の受容と継承―, 美術史学会, 2003.03.
20. 青野 純子, 秤を持つ女―17世紀オランダの経済生活と美徳の表象, 美学会, 1999.10.
21. 青野 純子, 「金貨を秤る人」―17世紀オランダ絵画と社会との関係をめぐる一考察, 東北大学国際文化学会大会, 1999.06.
学会活動
所属学会名
美術史学会
美学会
九州藝術学会
東北大学国際文化学会
日蘭学会
九州大学藝術学研究会
ネーデルラント美術研究会
Historians of Netherlandish Art
College Art Association
De Maatschappij der Nederlandse Letterkunde
Vereniging van Nederlandse Kunsthistorici
De Werkgroep Zeventiende eeuw
De Werkgroep Achttiende eeuw
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2017.08.29~2017.08.30, Global Costume: Kosode, Dofuku, Banyan, Kebaya and Japonse Rok 1500-1850. A Dialogue between Global Circulation between Art History, Economy and Material Culture., 開催.
2017.01.18~2017.01.18, Lecture Professor Thijs Weststeijn, 主催.
2015.03.10~2015.03.10, Minisymposium-boekpresentatie: "Confronting the Golden Age" (オランダ語)(単著出版記念ミニ・シンポジウム: 「黄金時代との対峙」), 主催.
2014.10.12~2014.10.12, 美学会全国大会, 司会(分科会).
2014.09~2014.10, 美学会全国大会, 実行委員会委員.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2014.04~2015.03, 『基幹教育紀要』, 国内, 編集委員.
2014.04~2015.03, 『基幹教育院ニューズレター』, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2017年度      
2013年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
University of Amsterdam, Amsterdam (Faculty of Humanities; History of Renaissance and Early Modern Art The Institute of Culture and History), Netherlands, 2005.04~2010.08.
University of Amsterdam, Amsterdam (Dept. of History of Renaissance and Early Modern Art), Netherlands, 2003.12~2005.03.
University of Utrecht, Utrecht (Dept. of History of Art), Netherlands, 2000.09~2003.11.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2017年度~2020年度, 基盤研究(C), 代表, 農民画礼賛:18世紀国際絵画市場におけるオランダ絵画趣味と蒐集.
2014年度~2016年度, 基盤研究(C), 代表, 18世紀前半オランダ絵画コレクションの受容史的研究:「オランダ性」をめぐる考察.
2014年度~2019年度, 基盤研究(A), 分担, 西洋近世・近代美術における市場・流通・画商の地政経済史的研究.
2012年度~2015年度, 基盤研究(A), 連携, 17世紀オランダ美術の東洋表象研究.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2009年度~2009年度, 財団法人鹿島美術財団「美術に関する調査研究」, 代表, 「17世紀末から18世紀前半のオランダ風俗画研究-17世紀オランダ『黄金時代』の継承と革新-」.
2004年度~2004年度, 財団法人花王芸術・科学財団「美術に関する研究助成」, 代表, 「17世紀末-18世紀前半オランダ風俗画研究」.
2003年度~2003年度, 財団法人鹿島美術財団「美術に関する調査研究」, 代表, 「ウィレム・ファン・ミーリス(1662-1747)の店舗画-17世紀オランダ風俗画の継承と発展-」.

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