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宮田 暖(みやた のん) データ更新日:2018.11.13

助教 /  理学研究院 化学部門 有機・生物化学講座


主な研究テーマ
リン脂質の代謝調節、細胞内輸送、生理機能
キーワード:生体膜、リン脂質、代謝調節、細胞内輸送
2014.04~2014.10.
研究業績
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
1. 宮田 暖, 久下 理, Ups2によるミトコンドリアリン脂質代謝制御の解析, 第57会日本脂質生化学会, 2015.05, ミトコンドリアと小胞体は細胞内リン脂質合成において中心的な役割を担っており、ほぼすべてのリン脂質はこれらの細胞小器官において合成される。これらリン脂質のうち、PEとCLはミトコンドリア内膜において合成される。一方、PE、CLの前駆体であるPA、PSは小胞体で合成され、ミトコンドリア内膜に輸送される。逆にPEは、ミトコンドリアから小胞体へ輸送され、PCへと変換される。このように、小胞体-ミトコンドリア間リン脂質輸送は、細胞内リン脂質恒常性に必須の過程である。出芽酵母において小胞体膜とミトコンドリア外膜はERMES複合体によって繋留されており、リン脂質はこれを介して輸送される。一方、ミトコンドリア外膜-内膜間リン脂質輸送の分子機構には未だ不明な点が多い。Ups2は、種間で保存されたミトコンドリア膜間腔タンパク質である。出芽酵母においてUps2欠損はミトコンドリアPE量の低下を引き起こす事が報告されている。今回我々は、Ups2欠損変異体酵母におけるミトコンドリアリン脂質代謝の性状解析を行なった。結果、Ups2欠損変異体において、1) PEの安定性に影響はない事、2) PSからPEへの変換が遅れる事、3)PS脱炭酸酵素の活性は減少していない事、を明らかにした。これらの結果は、Ups2がミトコンドリア膜間腔においてPSの外膜-内膜間輸送に関与していることを強く示唆している。.
学会活動
所属学会名
日本脂質生化学会
日本生化学会
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
University of California, Los Angeles, UnitedStatesofAmerica, 2010.04~2014.03.
受賞
日本生化学会九州支部学術奨励賞, 日本生化学会, 2018.05.
柿内三郎記念奨励研究賞, 公益財団法人 倶進会, 2017.12.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2017年度~2019年度, 若手研究(B), 代表, リン脂質輸送因子を介したミトコンドリア機能制御.
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2015年度~2017年度, 内藤記念科学奨励金・研究助成, 代表, ミトコンドリアリン脂質代謝制御機構の解明.
寄附金の受入状況
2017年度, 小野医学研究財団, 平成29年度小野医学研究奨励助成/新規ミトコンドリア外膜-内膜接触部位を介したミトコンドリア内リン脂質輸送.
2017年度, 公益財団法人山田科学振興財団, 山田科学振興財団研究援助/新規ミトコンドリア外膜-内膜接触部位を介したリン脂質輸送.
2015年度, 武田科学振興財団, 武田科学振興財団ライフサイエンス研究奨励/PRELID2によるリン脂質代謝と細胞分化の制御
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学内資金・基金等への採択状況
2016年度~2016年度, 平成28年度QRプログラム・わかばプロジェクト, 代表, Ups2/Prelid2を介したミトコンドリアリン脂質合成制御機構の解明.
2014年度~2014年度, 九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト , 代表, カルジオリピン合成に関与する新規ミトコンドリア内膜タンパク質の機能解析.

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