生態系の法人化に関わるデザイン研究
キーワード:法人化、デザイン学、ポスト人間中心
2017.06~2022.06.
稲村 徳州(いなむら とくしゆう) | データ更新日:2023.06.23 |
主な研究テーマ
デザインとエンジニアリングの方法論を融合したデザインエンジニアリングにおけるクリエイティブプロセス研究。
キーワード:デザイン思考、デザインエンジニアリング、サステナビリティ、イノベーション
2015.10~2020.03.
キーワード:デザイン思考、デザインエンジニアリング、サステナビリティ、イノベーション
2015.10~2020.03.
研究業績
主要著書
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. | Zhang Yanfang, Inamura Tokushu, Hirai Yasuyuki, Five years of Global Goals Jam Fukuoka, 5 years of the Global Goals JAM IMPACT REPORT, 2021.09, [URL], The Global Goals Jam Fukuoka has been running consistently for five years, since the inaugural Jam in 2016. This article reflects upon the key characteristics of the GGJ Fukuoka in light of its origins in the Inclusive Design Challenge and the Universal Fukuoka City Design Workshop, part of a citywide effort to promote the design of a more inclusive and universal city. The conscious emphasis placed on diverse community participation is highlighted.The outputs of the Jams are noted; these include printed work, videos, academic writings and realised design projects. Finally, the future of the GGJ Fukuoka is discussed, looking to more inter-Jam collaborations and realised projects. 2016年にGGJの日本での歴史は福岡から始まった。そして現在に至るまでの5年間毎年開催され、他地域に着実に広がっている。本稿では福岡ジャムの 起源を、福岡市の行政と大学と市民の取り組みであるデザインチャレンジと、そのバックボーンとなるインクルーシブデザインへとたどることで特徴を示す。特に多様なコミュニティの参画を意識的に促していることの重要性について述べる。さらに福岡のジャムからのアウトプットとして学術的成果や印刷物、ビデオ、社会実装の事例などの紹介を行う。最後にこれから目指す方向性として他地域への展開や社会実装の強化について述べる。. |
作品・ソフトウェア・データベース等
1. | 尾方朋美・稲村徳州, 土着のサーキュラーデザイン展・土のデザインプロジェクト展示, 2023.03 以下の内容に関わる展示コンテンツ・ポスターや展示デザインを行った。 土のデザインは、地域の生態系に共存する植物・虫・動物・人を同線上で捉え、持続的な地域環境を自らの手で作っていくための思考と実践を行う市民発の研究開発プロジェクトです。これまでの人間中心的な自然管理や開発に対し、サーキュラー都市の根幹である自然環境、そしてそこに住む全ての生命にとっての「豊か」 な状況をデザインするため、私たちは土づくりを始めました。 Satsuma Future Commons はマテリアルライブラリー(循環の材料集)という考え方をビジョン設定時から大事にしてきました。さまざまな種を選択し植えることで生きたマテリアルライブラリーができ、ソイルスタジオのモデルが拡散するにつれ、各地でライブラリーが充実していくことを想定して、プロジェクトを設計しています。実際、参画者たちは、ガーデン、フードフォレスト、医療箱など、それぞれの畝(うね)に異なる種を植え、そのライブラリーを充実させる一歩を踏み出しました。 ブログ記事 https://satsumafuturecommons.medium.com/dochakuno-design-exhibition-3bb17b663f76, [URL], 共同研究の成果発信のため鹿児島県薩摩川内市の循環型社会の構築に向けた展示を行った。 . |
学会活動
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2021.10.25~2021.10.25, 那珂川みらい会議準備会, 登壇発表・事前当日運営・チームファシリテーター・ワークショップ設計.
2021.12.03~2021.12.03, イノベーションを生み出すビジネス融合型デザイン教育, オンライン参加の質問者からの質問提示.
2021.03.18~2021.03.18, サーキュラーデザインシンポジウム, パネリスト.
2017.10.21~2017.10.21, デザイン教育の質保証国際シンポジウム, 運営補助(ライブドキュメント作成)、報告書作成補助.
2017.02.18~2017.02.18, K2 Symposium 2017: Designing Future Cities, 司会・コーディネーター.
その他の研究活動
受賞
ユニバーサル都市福岡 デザインワークショップ2015 Jury Prize, 九州大学 大学院芸術工学研究院, 2015.10.
研究資金
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