葉祥栄アーカイブズの構築
キーワード:葉祥栄, アーカイブズ, 建築
2018.12.
岩元 真明(いわもと まさあき) | データ更新日:2023.12.06 |
主な研究テーマ
カンボジアの農村におけるパーソナル・テクノロジーの活用
キーワード:パーソナル・テクノロジー、デジタル・ファブリケーション、カンボジア
2017.04.
キーワード:パーソナル・テクノロジー、デジタル・ファブリケーション、カンボジア
2017.04.
カンボジアの近代建築家ヴァン・モリヴァンに関する研究
キーワード:ヴァン・モリヴァン、カンボジア、近代建築史、設計理論
2015.04.
キーワード:ヴァン・モリヴァン、カンボジア、近代建築史、設計理論
2015.04.
従事しているプロジェクト研究
建築の光学 葉祥栄の光をめぐる旅
2023.04~2024.03.
2023.04~2024.03.
近代建築家ヴァン・モリヴァンのカンボジア内戦期における活動に関する研究
2018.04~2023.03, 代表者:岩元真明, 九州大学, 科学研究費補助金 若手研究.
2018.04~2023.03, 代表者:岩元真明, 九州大学, 科学研究費補助金 若手研究.
旧仏領インドシナにおける施設建築の標準化に関する研究-小学校と屋根付き市場に着目して-
2022.04~2023.03, 代表者:山名善之, 東京理科大学, 鹿島学術振興財団.
2022.04~2023.03, 代表者:山名善之, 東京理科大学, 鹿島学術振興財団.
Revisiting Shoei Yoh: Digital Preservation and Architectural Archiving
2021.04~2022.03, 代表者:Nicole Gardner, New South Wales University, Australia-Japan Foundation(Australia).
2021.04~2022.03, 代表者:Nicole Gardner, New South Wales University, Australia-Japan Foundation(Australia).
デジタル時代の建築アーカイブズに関する研究:建築家・葉祥栄の資料を対象として
2021.04~2024.03, 代表者:岩元真明, 九州大学, 科学研究費補助金若手研究.
2021.04~2024.03, 代表者:岩元真明, 九州大学, 科学研究費補助金若手研究.
研究業績
主要著書
1. | Vann Molyvann, Masaaki Iwamoto, Lisa Ros, Pen Sereypagna, a+u No.567, Feature: Vann Molyvann 1926-2017, エーアンドユー, 2017.12. |
主要原著論文
主要学会発表等
作品・ソフトウェア・データベース等
1. | 岩元真明,近藤まい子,大村美波, 九州大学バイオフードラボ(TECTURE MAG 掲載), 2023.03. |
2. | 岩元真明,千種成顕, 屋根裏の家(新建築住宅特集(2022年5月号)掲載、日経アーキテクチュア(2022年8月号)掲載、『年鑑 日本の空間デザイン2023』(六曜社)掲載), 2022.05, かつては浜辺だった埋立地に建つ住宅。コロナ禍によって住宅のあり方が見直される中、生活と仕事が混じりあい、未来の変化に柔軟に対応できる住空間が必要だと考えた。そこで、屋根裏で手仕事や養蚕が行われ、職住一体の生活が営まれていた近代以前の民家に着目した。木造3階建の2階をLDKとし、その上に巨大な余白として屋根裏空間(=3階)を浮かべる。おおらかな屋根裏は現代的なコトとモノを収め、将来の拡張可能性をも担保している。省資源の観点では、少ない木材で大きな屋根裏の空間をつくるよう構造設計を工夫した。 省エネルギーの観点では、3階に空調・天井扇・ 換気窓・照明を適切に配置し、屋根裏の空間全体が下方に広がるLDKの快適性に寄与するよう設計を行っている。. |
3. | 岩元真明, Apartment in Sakurazaka(Swiss Architecture Museum. "MAKE DO WITH NOW: New Directions in Japanese Architecture"出展, 漂亮家居(2022年10月号)掲載, アーキテクトビルダー(2022年4月号)掲載等), 2022.11, 福岡市に所在する築30年超のRC造マンションの一住戸改修。 夫婦と子2人の住宅である。可動書架を寝室の間仕切りに用いることによって、家族の変化にしたがって1LDKから3LDKへ、あるいは個室のない一室空間へと変化する住戸を考えた。 素材とディテールについては実用性と即物性を追求し、枠のないポリカーボネート引戸、波板を転用した鴨居・敷居、アルミ箔が輝く反射天井など、多くの建築要素と家具に工夫を凝らした。 また、隣戸との境界を含め、すべての壁・床・天井に断熱材を施工し、高い断熱性能を確保した。RC造マンションの断熱改修では壁体内結露が発生するか否か、検証した事例は少ない。そこで、室内および壁体内に温湿度センサーを組み込み、結露に関する実証実験とデータ解析を行った。. |
4. | 岩元真明, 荒木美香, 岩田裕里, 香月弥樹, 田中華乃, 森永魁, 氏岡啓威, 岩元明敏, オーゼティック構造のパーゴラ(新建築(2023年6月号)掲載, 「商店建築」(2022年8月号)掲載,『年鑑 日本の空間デザイン2023』(六曜社)掲載, detail online(2023年3月)掲載等), 2022.08, 平らなステンレス板に周期的な切込みを入れ、人の手で荷重をかけるだけで自由曲面のパーゴラ(日陰棚)をつくりだす作品である。「オーゼティック」と呼ばれる伸縮性をもつ幾何学的構造の応用であり、金属板の可塑性を利用して、最小限の材料と労力で望ましい曲面を制作する新しい形態創生手法を開発した。切り紙細工のような切込みのパターンと曲面の起伏が呼応し、光を受けると水面のように輝き、こぼれ落ちる影は木漏れ日を思わせる。オーゼティックとは、平面に多数の切り込みを周期的に入れた幾何学的パターンのことであり、横に伸ばすと縦にも広がるという特徴をもつ。このオーゼティックの仕組みをステンレスの平板に応用し、金属の可塑性を利用して多孔質の曲面を制作する方法を開発した。具体的には、まず、1mm厚のステンレス板にレーザー加工で幾何学的パターンの切込みを入れる。次に、板中央の3点に約150kgの荷重をかけ、ステンレス板を塑性変形させることによって多孔質の曲面をつくりだす。これは、最小限の材料で自由曲面を創出する新たな手法であり、特殊な型枠や治具は一切不要である。荷重をかける作業は人力で可能であり、安価かつ平易に自由な曲面をつくることができた。設計に関しては、切り込みのパターンと生成される曲面の関係を把握するために材料実験を行い、非線形解析によるシミュレーション手法を編み出した。これによって、あらかじめ平板上の切り込みの形状と粗密を設計すれば、望ましい曲面のかたちを創出することが可能となった。. |
5. | 岩元真明, 中元翔一, 九州大学ペーパーラボ(「商店建築」誌掲載等), 2021.02. |
6. | 岩元真明, 桜坂の自邸(「新建築住宅特集」誌掲載), 2021.05. |
7. | Nicole Gardner, Masaaki Iwamoto, Hank Haeusler, Kate Dunn, Daniel Yu, Tomo Inoue, Australian Design Centreでの展覧会「Revisiting Shoei Yoh」の共同企画・キュレーション, 2021.11. |
8. | 岩元真明, 大村美波, 近藤まい子, 九州大学バイオラボ(「商店建築」誌掲載), 2020.06. |
9. | 岩元真明、千種成顕, TRIAXIS須磨海岸(日本空間デザイン賞2019金賞ほか), 2019.10. |
10. | 岩元真明, 九州大学バイオラボ(日本空間デザイン賞2019 銅賞ほか), 2019.10. |
11. | 岩元真明、千種成顕, 節穴の家(新建築住宅特集2018年1月号), 2018.01. |
12. | ヴォ・チョン・ギア+岩元真明, ニャチャンの住宅(新建築住宅特集に掲載), 2016.08, ベトナム・ニャチャンにおける住宅. |
その他の優れた研究業績
2021.11, 展覧会「Revisiting Shoei Yoh 葉祥栄再訪」(於・Australian Design Centre)の企画・キュレーション.
2020.10, 展覧会“QUAND LA FORME PARLE - Val de Loire accueille les Nouveaux courants architecturaux au Japon (1995-2020)”に出展(FRAC Centre, 作品:節穴の家、TRIAXIS須磨海岸).
2018.04, 展覧会「建築倉庫ミュージアムが選ぶ30代建築家 –世代と社会 が生み出す建築的地層−」に出展.
学会活動
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2021.08.29~2021.09.02, 16th Docomomo International Conference, Session Chair 2件.
2018.11~2018.11.30, Beyond Industry 4.0, 企画立案 、共催者代表.
2016.09.22~2016.09.22, 11th International Symposium on Architectural Interchanges in Asia (ISAIA 2016), セッション司会(2件).
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2022.01~2023.12, 建築討論(日本建築学会), 国内, サマリーズ小委員会.
2018.09~2021.12, 建築討論(日本建築学会), 国内, 建築作品小委員会委員.
2019.06~2021.12, 建築雑誌(日本建築学会), 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2022年度 | 1 | 1 | |||
2020年度 | 2 | 2 | |||
2021年度 | 1 | 1 | |||
2019年度 | 1 | 6 | 7 |
受賞
iF Design Award, Discipline Interior Architecture, 2023.04.
iF Design Award, Discipline Architecture, 2023.04.
日本空間デザイン賞2022入賞, 2022.10.
日本空間デザイン賞2022入賞, 2022.10.
第9回福岡県木造・木質化建築賞 木造の部 優秀賞, 福岡県農林水産部, 2023.03.
第38回住まいのリフォームコンクール 住宅リフォーム部門 優秀賞, 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター, 2021.10.
第 15 回建築九州賞 佳作作品, 日本建築学会九州支部, 2022.03.
ウッドデザイン賞2021, 優秀賞・林野庁長官賞, ウッドデザイン賞, 2021.11.
山田一宇賞, 前田記念工学振興財団, 2021.06.
ミャンマー超低コスト住宅パイロットプロジェクト 優秀作, 一般財団法人日本建築センター, 2019.11.
日本空間デザイン賞2019 銅賞(公共生活・コミュニケーション空間部門), 日本空間デザイン協会、日本商環境デザイン協会, 2019.10.
日本空間デザイン賞2019 金賞(食空間部門), 日本空間デザイン協会、日本商環境デザイン協会, 2019.10.
日本建築設計学会Architects of the Year 2018, 日本建築設計学会, 2018.09.
Silver A' Design Award, A' Design Award & Competition, Italy, 2018.04.
Golden A’ international design award, A' Design Award & Competition, Italy, 2018.04.
Green Good Design Award, The Chicago Athenaeum, 2017.05.
2017 UIA Friendly and Inclusive Spaces Awards, Special Mention, The International Union of Architects (UIA), 2017.09.
Zumtobel Group Award, Honorable Mention, Zumtobel Group, 2017.10.
World Architectural Festival, House-Comleted building category winner, World Architecture Festival, 2017.11.
ARCASIA Awards for Architecture 2016 Gold Medal (Sustainability Category), Architects Regional Council Asia (ARCASIA), 2016.10.
ISAIA Academic Session Award 2016, ISAIA (International Symposium on Architectural Interchanges in Asia), 2016.09.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2024年度, 若手研究, 代表, デジタル時代の建築アーカイブズに関する研究:建築家・葉祥栄の資料を対象として.
2018年度~2020年度, 若手研究(B), 代表, 近代建築家ヴァン・モリヴァンのカンボジア内戦期における活動に関する研究.
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