九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
山西 陽子(やまにし ようこ) データ更新日:2024.02.12

教授 /  工学研究院 機械工学部門 流体医工学


社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
社会貢献:H30以降においても積極的な企業や社会への発信を心がける.例えば平成30年7月末にYKKより新しい技術への取り組むための研究姿勢や異分野への研究をスタ ートする取り組み方についての講演と座談会を開催し,普段研究開発を行っている若手技術者とのディスカッションを行う貴重な機会を得ることができた.また福岡県人づくり・県民生活部男女共同参画推進課 女性活躍推進室より女子中高生の研究室見学や交流会について依頼があり,8月4日のオープンキャンパス時に合わせて開催した.また学科の依頼により10月に広島県・基町高校にて出前授業を行い高校生に向けて研究の面白さについての講演を行った.平成30年はFD等委員会の委員長として博多駅近くにて機械工学公開講座を社会人向けに学科の企画として立案・遂行を行ったが,令和元年9月には講演者として公開講座において発表を行う予定である,今後も引き続き積極的な社会連携を行う予定である.
国際連携活動:
平成30年度は7月にアイルランド・ダブリンで行われるWCB国際会議にて招待講演を行い,その母校であるロンドン大学インペリアルカレッジにおいて最近の研究を題材とした学内のレクチャーを行った.令和元年前後もMRS-JやICPlasma2019において招待講演を行った.2年に一度行われるセンサー系のト ップレベルの国際会議であるTransducers2019(ドイツ・ベルリン)にて学生が2件の発表を行う機会も頂いている.このような国際会議等の発表や講演で興味を持って頂いた研究者との交流や共同研究等のネットワーク構築を行うことを目標とする.日本国際賞(Japan Prize)後席列席(2018年4月18日)についても行った.
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2021.04~2024.03, 機械工学委員会ロボット学分科会において幹事として,次世代のロボット学を担う分野横断的に活躍している研究者の発掘と,ロボット学のELSIに関する活動を行っている., 日本学術会議.

2021.04~2024.03, 機械工学委員会IUTAM国際連携小委員会にて副委員長として理論応用力学分野の日本の次世代研究者の発掘と国際的な位置づけの向上を目標に活動を行っている., 日本学術会議.

2021.04~2024.03, 機械工学委員会機械工学の将来展望分科会及び小委員会(副委員長)にて,機械工学の将来展望についての提言作成を行っている., 日本学術会議.

2015.04~2017.03, 力学基盤工学分科会「力学の展開小委員会」委員, 日本学術会議.

文部科学省, 日本学術振興会等による事業の審査委員等就任状況
2023.04~2027.03, 学術システム研究センター研究員, 独立行政法人 日本学術振興会(文科省).

2018.12~2019.03, 文科省科研費 新学術領域 公募班 審査員.

2018.03~2019.02, 日本学術振興会 特別研究員 DC2審査員, 日本学術振興会.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2019.01, テレビ朝日 change your life, 針無し気泡注射器について.

2017.05, 読売新聞鹿児島版, 研究室紹介記事.

2017.04, BSジャパン, 未来EYES「気泡の破壊力を利用する細胞加工技術 針のない注射器」30分特集番組.

2016.09, STI Hotizon, 2016年秋号, Vol.2, No.3, p.14-17,文部科学省 科学技術・学術政策研究所, タイトル: “ナイスステップな研究者から見た変化の新潮流” 九州大学工学研究院機械工学部門流体医工学研究室山西陽子教授インタビュー
九州大学に移って新たな研究室を立ち上げたばかりのナイスステップ研究者2016受賞者の山西氏の研究とキャリアパスのダイナミックな変遷を中心としたインタビューの記事の内容..

2016.05, 日本経済新聞, 九州大学の山西陽子教授は針が無い注射器を開発した。長さ約10センチのガラス製で、先端を肌に当てる。先端部では電気で直径5~7マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの微小な気泡を作る。薬液をまとう気泡を高速で前方へ打ち出し、皮膚細胞に穴を開けて流し込む。 細胞に開く穴が非常に小さく、針を使う注射器のような痛みはない。針の無い注射器は市販されているが、バネの力で液体を高圧で発射するため神経を傷付ける恐れもあったという。一度に注入できる薬剤の量を増やすなどし、企業と協力して実用化する。糖尿病で血糖値を下げるインスリンを繰り返し注射する場合や、予防接種などに使える可能性がある.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2020.06, AMEDものづくりコモンズ/針なし気泡注射器によるバイオメディカル機能創発, AMEDものづくりコモンズ, オンライン.

2018.07, YKK講演会「針なし気泡注射器と機能創発 ~あなたならどんなオンリーワン技術を作りますか?~」, YKK, YKK㈱50ビル国際会議場,富山.

2017.12, テクノシンポジウム 名大 機械航空女子シンポジウム 講演, テクノシンポジウム 名大 機械航空女子シンポジウム, 名古屋大学.

2017.12, 女性博士技術者が活躍する未来, 明専博士塾 第5回 大学院博士技術者教育シンポジウム, 九州工業大学.

2017.11, ものづくりの最前線で輝く女性たち」パネリスト, SCF2017/計測展2017 TOKYO, 東京ビックサイト.

2017.08, ガールズKOSENステイ 招待講演 女子中学生に送る機械に関する夢, 和歌山高専, 和歌山高専.

2016.10, 針のない注射器の実現に向けた研究について, 夢ナビライブ2016, マリンメッセ福岡.

2016.08, 電界誘起気泡による機能性界面, (公財)科学技術交流財団 第4回研究会「界面プラズマ・ものづくり研究会」, 名古屋大学工学部.

2016.07, 電界誘起気泡による機能創発, 光部品生産技術部会 - 日本オプトメカトロニクス協会, 機械振興会館.

2016.06, 針のない注射器の実現に向けたマイクロ流体を用いたインジェクション技術の開発, 科学技術・学術政策研究所主催講演会
近未来への招待状 ~ナイスステップな研究者2015からのメッセージ~, 文部科学省 科学技術・学術政策研究所.

2016.06, プラズマとマイクロバブルによるバイオメディカル応用, JIEP最先端実装技術シンポジウム, 東京ビックサイト.

初等・中等教育への貢献状況
2017.08, 女子中学生に送る機械に関する夢, 和歌山高専.

2018.10, 基町高校 出前授業 「針無し気泡注射器によるメディカル応用」, 基町高校 出前授業.

2015.04, 文京学院大学女子中学校高等学校SSHサイエンスプロジェクト
「Emerging Technology of Micro-scale Medical Engineering
(ミクロな世界で活躍する医用工学)」,

, 開催場所:文京学院大学女子中学校高等学校.

2016.10, 夢ナビライブ2016, 福岡マリンメッセ.

その他の優れた社会貢献活動
2017年度, 「女子中学生に送る機械に関する夢」
会議名:  :ガールズKOSENステイ 招待講演
発表日:August 26, 2017,開催場所:和歌山高専
.

2015年度, 文京学院大学女子中学校高等学校SSHサイエンスプロジェクト
「Emerging Technology of Micro-scale Medical Engineering
(ミクロな世界で活躍する医用工学)」,開催場所:文京学院大学女子中学校高等学校
.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2023.04~2024.03, 男女共同参画推進室室員.

2022.04~2024.03, 工学府学務委員会委員.

2022.04~2024.03, 工学府教育企画委員会委員.

2022.04~2023.03, 施設管理委員会委員,総合研究棟管理運営委員会委員.

2022.04~2023.03, 研究企画委員会委員.

2021.04~2024.03, 運営審議会委員.

2021.04~2022.03, 機械工学専攻 専攻長.

2019.10~2020.10, 就職担当.

2019.04~2021.03, 国際連携委員.

2019.04~2020.03, 工学府学務委員.

2018.04~2019.03, 紀要委員.

2018.04~2020.03, カリキュラム検討WG委員.

2018.04~2019.03, FD等委員会委員長.

2017.04~2018.03, 工学紀要編集委員会委員.

2016.07~2018.03, 化学物質管理委員会委員.


九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。