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永島 広紀(ながしま ひろき) データ更新日:2023.11.22

教授 /  韓国研究センター


主な研究テーマ
①近代の高等教育と「帝国大学」
②帝国大学と演習林
③旧外地における医師養成史
④朝鮮半島に由来する「史料」「古蹟」「旧慣」に関する調査の歴史
キーワード:帝国大学 旧制高等学校 朝鮮史編修会 古蹟調査事業
2016.04.
従事しているプロジェクト研究
韓国学術振興事業団、土台研究「근현대 구황실자료 조사연구(近現代における旧皇室資料に関する調査研究)」、一般共同研究員
2014.09~2017.08, 代表者:李旺茂, 韓国学中央研究院.
研究業績
主要著書
1. 伊藤 幸司, 永島 広紀, 日比野利信, 『寺内正毅と帝国日本』, 勉誠出版, 2015.08.
2. 永島 広紀, 『戦時期朝鮮における「新体制」と京城帝国大学』, ゆまに書房, 2011.08.
主要原著論文
1. 永島 広紀, 2개의 고종실록 편찬을 둘러싼 궁내성・이왕직의 갈등(二つの高宗実録をめぐる宮内省・李王職の葛藤), 『韓國史學報』, 64, 51-67, 2016.08, After the Japanese annexation of the Korean Empire, former emperor Gojong and emperor Sunjong were newly designated as the Yi Household’s King. In addition, the Japanese Government established the Yi Household section under the Japanese Imperial Household Ministry. The Japanese Government then recognized the need to compile veritable records after the death of a Yi royal family member.
The Government General of Chosen gathered several kinds of Korean historical materials, and some documents concerning the Korean royal family’s records were transferred to the Japanese Imperial Household to edit Gojong’s veritable records. However, Gojong’s veritable records were unfinished and the editing project was terminated in 1923. Meanwhile, in order to establish the Rules of the Yi Royal Family in 1926, the Yi Household Office started to compile their original veritable records about Gojong and Sunjong, which was finished in 1935.
Gojong’s and Sunjong’s veritable records were compiled by Shogo Oda, professor of Keijo Imperial University and who later became the principal of Sukmyong women’s college. He was also a supervisor of Yi Loyal Household.
This article aims to clarify the meaning behind the TWO VERITABLE RECORDS compiled by Japanese Imperial Household and Yi Household by comparing one another..
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
1. 永島広紀, 九州大学と留学生, 平成29年度 九州史学会, 2017.12.
2. 永島広紀, 일본의 한국통치와 구마모토 출신자 인맥 ─나카무라 겐타로를 중심으로─(日本の韓国統治と熊本出身者の人脈 ─中村健太郎を中心に─), 漢陽大学校比較歴史文化研究所 国際学術大会「日帝の植民支配と在朝日本人エリート」, 2017.05.
学会活動
所属学会名
東方学会
東アジア近代史学会
朝鮮学会
朝鮮史研究会
九州史学研究会
近現代東北アジア地域史研究会
歴史人類学会
韓国・朝鮮文化研究会
東方学会
九州史学研究会
東アジア近代史学会
朝鮮史研究会
朝鮮学会
学協会役員等への就任
2009.04, 東アジア近代史学会, 理事.
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
在釜山日本国総領事館, SouthKorea, 1997.03~1998.10.
釜慶大学校人文社会科学大学, SouthKorea, 2006.02~2006.08.
外国人研究者等の受入れ状況
2020.01~2020.02, 延世大学校医史学研究所, Korea, 学内資金.
2019.04~2019.08, オハイオ州立大学歴史学部, UnitedStatesofAmerica, 学内資金.
2019.01~2019.02, 1ヶ月以上, 国立台湾大学, Taiwan, 学内資金.
2018.10~2019.02, 1ヶ月以上, ソウル大学校山林科学部, Korea, 学内資金.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2000年度~2001年度, 基盤研究(C), 代表, 日本統治未期の朝鮮における「国民総力」運動に関する史的考察.
2003年度~2004年度, 基盤研究(C), 代表, 戦時下の朝鮮における東学系類似宗教団体の「右派」民族運動に関する基礎的研究.
2005年度~2008年度, 基盤研究(C), 連携, 朝鮮総督府文書を中心とした旧植民地関係史料の共用化に関するアーカイブズ学的研究.
2005年度~2006年度, 基盤研究(C), 連携, 地方都市の都市化と工業化に関する政治史的・行財政史的研究.
2007年度~2010年度, 基盤研究(C), 連携, 韓国の保護と併合に関する総合的研究.
2009年度~2011年度, 基盤研究(C), 連携, 第二次世界大戦の終結による日本帝国解体過程の基盤的研究.
2009年度~2012年度, 基盤研究(C), 連携, 旧日本植民地・占領地関係資料ならびに原爆関係資料のアーカイブズ学的研究.
2009年度~2012年度, 基盤研究(C), 連携, 戦前期日本人研究者による朝鮮知の構築.
2009年度~2011年度, 基盤研究(C), 連携, 後発帝国大学の設立理念と実態一九州帝国大学法文学部の場合一.
2010年度~2013年度, 基盤研究(C), 連携, 近代帝王記録の叙述―東アジアにおける“実録”編纂との比較―.
2011年度~2011年度, 基盤研究(C), 代表, 宮内省図書寮/李王職の朝鮮王公家関係史料調査・収集と「実録編修」.
2012年度~2014年度, 基盤研究(C), 連携, 帝国大学のアジア調査研究―九州帝国大学を中心に―.
2013年度~2015年度, 基盤研究(C), 連携, 朝鮮近代文学における日本語創作に関する総合的研究.
2015年度~2018年度, 基盤研究(C), 代表, 旧制高等学校史研究の新展開―いわゆる地名スクールと「外地」との関係を中心に―.
2019年度~2023年度, 基盤研究(C), 代表, 文理統合型・帝国大学史研究の試み ─「内/外地」演習林の比較史─.
2019年度~2024年度, 国際共同研究強化(B), 代表, 文理統合型・帝国大学史研究の試み ─「内/外地」演習林の比較史─.
2015年度~2018年度, 基盤研究(C), 代表, 旧制高等学校史研究の新展開―いわゆる地名スクールと「外地」との関係を中心に―.
2011年度~2013年度, 基盤研究(C), 代表, 宮内省図書寮/李王職の朝鮮王公家関係史料調査・収集と「実録編修」.
2003年度~2004年度, 若手研究(A,B), 代表, 戦時下の朝鮮における東学系類似宗教団体の「右派」民族運動に関する基礎的研究.
2000年度~2001年度, 奨励研究(A), 代表, 日本統治未期の朝鮮における「国民総力」運動に関する史的考察.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。