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小川 佳宏(おがわ よしひろ) データ更新日:2019.06.24

教授 /  医学研究院 臨床医学部門 病態制御内科学分野


主な研究テーマ
慢性炎症の分子機構の解明と医学応用
キーワード:慢性炎症、組織線維化、マクロファージ
2003.04.
生活習慣病のエピゲノム制御機構の解明と医学応用
キーワード:エピゲノム記憶、DNAメチル化、DOHaD仮説
2003.04.
従事しているプロジェクト研究
AMED-CREST(細胞間相互作用と臓器代謝ネットワークの破綻による組織線維化の制御機構の解明と医学応用)
2014.10~2020.03, 代表者:小川佳宏, 九州大学, 九州大学
慢性炎症性疾患の終末期に認められる組織線維化は、臓器の機能不全や個体死をもたらします。本研究は、この組織線維化の分子機構を解明すべく、臓器局所での細胞間相互作用、そして生体の恒常性維持機構である臓器代謝ネットワークの破綻を詳しく調べます。さらに、内臓脂肪型肥満を発端とする非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の早期発見・発症前診断のためのバイオマーカーや新しい創薬標的を同定し、NASH先制医療の実現と革新的な抗線維化療法の開発を目指します。.
研究業績
主要著書
主要原著論文
1. T. Goto, M. Itoh, T. Suganami, S. Kanai, I. Shirakawa, T. Sakai, M. Asakawa, T. Yoneyama, T. Kai, and Y. Ogawa., Clinicopathogenic and molecular characteristics of synchronous colorectal carcinoma with mismatch repair deficiency., Sci Rep. , 10.1038/s41598-018-26383-8., 8, 1, 8157, 2018.05.
2. K. Kawahori, K. Hashimoto, X. Yuan, K. Tsujimoto, N. Hanzawa, M. Hamaguchi, S. Kase, K. Fujita, K. Tagawa, H. Okazawa, Y. Nakajima, N. Shibusawa, M. Yamada, and Y. Ogawa. , Mild maternal hypothyroxinemia during pregnancy induces persistent DNA hypermethylation in the hippocampal brain-derived neurotrophic factor gene in mouse offspring. , Thyroid, 10.1089/thy.2017.0331., 28, 3, 395-406, 2018.03.
3. X. Yuan, K. Tsujimoto, K. Hashimoto, K. Kawahori, N. Hanzawa, M. Hamaguchi, T. Seki, M. Nawa, T. Ehara, Y. Kitamura, I. Hatada, M. Konishi, N. Itoh, Y. Nakagawa, H. Shimano, T. Takai-Igarashi, Y. Kamei, and Y. Ogawa., Epigenetic modulation of Fgf21 in the perinatal mouse liver ameliorates diet-induced obesity in adulthood., Nat. Commun., 10.1038/s41467-018-03038-w., 9, e636, 2018.02.
4. K. Hashimoto, E. Nishihara, M. Matsumoto, S. Matsumoto, Y. Nakajima, K. Tsujimoto, H. Yamakage, N. Asahara-Satoh, J. Noh, K. Ito, A. Miyauchi, M. Mori, M. Yamada, and Y. Ogawa., Sialic acid-binding immunoglobulin-like lectin1 as a novel predictive biomarker for relapse in Graves’ disease: a multicenter study., Thyroid, 10.1089/thy, 28, 1, 50-59, 2018.01.
5. K. Shiba, K. Tsuchiya, C. Komiya, Y. Miyachi, K. Mori, N. Shimazu, S. Yamaguchi, N. Ogasawara, M. Katoh, M. Itoh, T. Suganami, and Y. Ogawa., Canagliflozin, an SGLT2 inhibitor, attenuates the development of hepatocellular carcinoma in a mouse model of human NASH. , Sci. Rep. , 8, e2362, 2018.01.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
1. 小川 佳宏, SGLT2阻害薬のBeyond Glucose-lowering Effects:肝疾患に焦点を当てて, 第53回糖尿病学の進歩, 2019.03.
2. 小川 佳宏, 生活習慣病:木を診て森も診よう!, 第46回内科学の展望, 2018.12.
3. 小川 佳宏, Lifestyle-related diseases viewed through metabolic organ network, 第41回日本分子生物学会年会, 2018.10.
4. Yoshihiro Ogawa, Role of DNA Methylation in Early Life and its Impact in Later Life, Keystone Symposia Drivers of Type2 Diabetes: From Genes to Environment, 2018.10.
5. Yoshihiro Ogawa, Obesity-induced lifestyle-related diseases: Let’s see both the wood and trees!, DMRC & study of drug research of KDA 2018 International Symposium, 2018.06.
6. 小川 佳宏, 臓器代謝ネットワークからみたSGLT2 阻害薬の作用機序と「脂肪組織のHealthy Expansion」, 第60回日本糖尿病学会年次学術集会, 2017.05.
7. 小川 佳宏, 肥満や生活習慣病発症の分子メカニズム, 第90回日本内分泌学会学術総会, 2017.04.
8. 小川 佳宏, 【会長講演】私の肥満研究, 第37回日本肥満学会, 2016.09.
特許出願・取得
特許出願件数  2件
特許登録件数  0件
その他の優れた研究業績
2014.07, M. Tanaka, K. Ikeda, T. Suganami, C. Komiya, K. Ochi, I. Shirakawa, M. Hamaguchi, S. Nishimura, I. Manabe, T. Matsuda, K. Kimura, H. Inoue, Y. Inagaki, S. Aoe, S. Yamasaki, and Y. Ogawa. Macrophage-inducible C-type lectin underlies obesity-induced adipose tissue fibrosis. Nat. Commun. 5: e4982, 2014.
2017.03, Y. Miyachi, K. Tsuchiya, C. Komiya, K. Shiba, N. Shimazu, S. Yamaguchi, M. Deushi, M. Osaka, K. Inoue, Y. Sato, S. Matsumoto, J. Kikuta, K. Wake, M. Yoshida, M. Ishii, and Y. Ogawa. Roles of cell-cell adhesion and contact in obesity-induced hepatic myeloid cell accumulation and glucose intolerance. Cell Rep. 18: 2766-2779, 2017..
2017.07, N. Miyamura, S. Hata, T. Itoh, M. Tanaka, M. Nishio, M. Itoh, Y. Ogawa, S. Terai, I. Sakaida, A. Suzuki, A. Miyajima, and H. Nishina. YAP determines the cell fate of injured mouse hepatocytes in vivo. Nat. Commun. 8: e16017, 2017..
2017.11, M. Itoh, T. Suganami, S. Kanai, I. Shirakawa, T. Sakai, T. Goto, M. Asakawa, I. Hidaka, Y. Komohara, K. Asano, I. Sakaida, M. Tanaka, and Y. Ogawa. Hepatocyte death-triggered transformation of CD169-positive resident macrophages induces liver fibrosis in a murine model of non-alcoholic steatohepatitis. JCI Insight 2: e92902, 2017..
2018.02, X. Yuan, K. Tsujimoto, K. Hashimoto, K. Kawahori, N. Hanzawa, M. Hamaguchi, T. Seki, M. Nawa, T. Ehara, Y. Kitamura, I. Hatada, M. Konishi, N. Itoh, Y. Nakagawa, H. Shimano, T. Takai-Igarashi, Y. Kamei, and Y. Ogawa. Epigenetic modulation of Fgf21 in the perinatal mouse liver ameliorates diet-induced obesity in adulthood. Nat. Commun. 9: e636, 2018..
学会活動
所属学会名
日本内科学会(評議員)
日本内分泌学会(理事)
日本糖尿病学会(評議員)
日本肥満学会(理事)
日本心血管内分泌代謝学会(理事)
日本高血圧学会(評議員)
日本動脈硬化学会
日本臨床分子医学会(理事)
日本生化学会
日本炎症・再生医学会(理事)
日本糖尿病・肥満動物学会(理事)
日本神経内分泌学会(評議員)
日本肝臓学会
日本消化器病学会
日本分子生物学会
The Endocrine Society
American Diabetes Association
学協会役員等への就任
2018.04, 公益財団法人 鈴木万平糖尿病財団, 選考委員.
2017.04, 公益財団法人 内藤記念科学振興財団, 選考委員.
2016.06, 公益財団法人 山口内分泌疾患研究振興財団, 評議員選定委員.
2015.04, 公益財団法人 喫煙科学研究財団, 研究評価委員.
2014.06~2018.06, 公益財団法人 ノバルティス科学振興財団, 選考委員.
2013.04~2017.03, 公益財団法人 加藤記念バイオサイエンス振興財団, 選考委員.
2007.04~2011.03, 公益財団法人 小野医学研究財団, 選考委員.
2009.04, 公益財団法人 アステラス病態代謝研究会, 学術委員.
2009.01~2017.03, ネスレ栄養会議, 理事.
2014.04, 日本内科学会, 評議員.
2016.04, 日本炎症・再生医学会, 評議員.
2014.04, 日本臨床分子医学会, 理事.
2013.02, 日本糖尿病・肥満動物学会, 理事.
2012.09~2014.11, 日本神経内分泌学会, 評議員.
2012.11, 日本心血管内分泌代謝学会, 理事.
2007.05, 日本糖尿病学会, 評議員.
2008.01, 日本肥満学会, 理事.
2009.04, 日本内分泌学会, 理事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2017.05.18~2017.05.20, 第60回日本糖尿病学会年次学術集会, 座長(Chairmanship).
2017.04.20~2017.04.22, 第90回日本内分泌学会学術総会, 座長(Chairmanship).
2017.04.20~2017.04.22, 第90回日本内分泌学会学術総会, 座長(Chairmanship).
2017.04.20~2017.04.22, 第90回日本内分泌学会学術総会, 座長(Chairmanship).
2017.04.14~2017.04.15, 第54回日本臨床分子医学会学術集会, 座長(Chairmanship).
2017.02.17~2017.02.18, 第51回 糖尿病学の進歩, 座長(Chairmanship).
2017.02.10~2017.02.11, 第31回日本糖尿病・肥満動物学会年次学術集会, 座長(Chairmanship).
2016.08.31~2016.09.04, The 17th International Congress of Endocrinology ICE 2016, 座長(Chairmanship).
2016.10.07~2016.10.08, 第37回日本肥満学会学術集会, 会長.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2008.01, The Lipid, 国内, 編集委員.
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
Harvard Medical School, Yale University, UnitedStatesofAmerica, 2018.06~2018.06.
受賞
第4回 松尾賞, 認定NPO法人日本ホルモンステーション, 2019.07.
平成31年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞, 文部科学省, 2019.04.
第16回 杉田玄白賞, 小浜市, 2017.12.
第4回 日本糖尿病・肥満動物学会研究賞, 日本糖尿病・肥満動物学会, 2011.03.
第8回 日本臨床分子医学会学会賞, 日本臨床分子医学会, 2005.04.
第1回 井村臨床研究奨励賞, 成人血管病研究振興財団, 2004.12.
第7回  高峰譲吉研究奨励賞, 日本心血管内分泌代謝学会, 2003.12.
平成14年度 日本医師会医学研究奨励賞(医学研究助成費), 日本医師会, 2002.11.
第18回 日本内分泌学会研究奨励賞, 日本内分泌学会, 1999.04.
第4回 日本肥満学会賞, 日本肥満学会, 1998.10.
第13回 岡本研究奨励賞, 成人血管病研究振興財団, 1997.12.
第10回 日本内科学会奨励賞, 日本内科学会, 1996.04.
第13回 井上研究奨励賞, 井上科学振興財団, 1996.12.
第11回 岡本研究奨励賞, 成人血管病研究振興財団, 1995.12.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2019年度~2021年度, 基盤研究(A), 代表, 細胞間相互作用に着目したNASHの発症・進展機構の解明と医学応用.
2016年度~2017年度, 新学術領域研究(研究領域提案型), 代表, ω-3多価不飽和脂肪酸のDNAメチル化制御作用と機能的意義の解明.
2016年度~2019年度, 基盤研究(B), 代表, DNAメチル化に着目した「エピゲノム記憶」の分子機構と機能的意義の解明.
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2014年度~2019年度, JST-/AMED-CREST, 代表, 細胞間相互作用と臓器代謝ネットワークの破綻による組織線維化の制御機構の解明と医学応用.
日本学術振興会への採択状況(科学研究費補助金以外)
2015年度~2015年度, 二国間交流, 代表, ニュージーランド・日本共同セミナー:DOHaDエピジェネティクスとコホート研究(New Zealand-Japan Joint Seminar for DOHaD Epigenetics & Cohort Research) .
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2019年度~2019年度, 医療分野研究成果展開事業(AMED), 分担, 消化管運動機能異常を可視化する内視鏡下消化管活動電図計の開発.
2018年度~2021年度, AMED 難治性疾患実用化研究事業, 分担, 難治性副腎疾患の診療に直結するエビデンス創出.
2014年度~2019年度, AMED-CREST 革新的先端研究開発支援事業 ユニットタイプ「生体恒常性維持・変容・破綻機構のネットワーク的理解に基づく最適医療実現のための技術創出」研究領域, 代表, 細胞間相互作用と臓器代謝ネットワークの破綻による組織繊維化の制御機構の解明と医学応用.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2017.10, 代表, 血中レプチン測定キットを用いた、血中レプチン測定の臨床的有用性の検討.
2017.10~2020.05, 代表, エピゲノム疾患の解明と治療戦略の開発.
2017.06, 代表, 肥満・インスリン抵抗性を改善できる食品の開発.
寄附金の受入状況
2017年度, 持田製薬株式会社, 奨学寄附金.

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