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松尾 和枝(まつお かずえ) データ更新日:2024.03.22

講師 /  医学研究院 保健学部門 統合基礎看護学分野


主な研究テーマ
緑内障患者の視線動向に関する研究
キーワード:緑内障 視線計測
2020.04.
看護職のキャリアディベロップメントに向けた支援の検討
キーワード:看護職 キャリア キャリアコンサルティング
2018.04.
認知症と視覚情報との関連についての研究
キーワード:認知症 視覚 白内障
2018.01.
緑内障患者の点眼アドヒアランス向上に関する研究
キーワード:アドヒアランス 緑内障 ケアプログラム開発 
2014.04.
従事しているプロジェクト研究
人間工学的アプローチによる看護師の情報取得向上を目指した医薬品情報のデザイン展開
2022.05~2023.05, 代表者:橋口暢子, 九州大学大学院医学研究院保健学部門.
原発開放隅角緑内障患者の主観的・客観的視覚を基盤とした治療支援プログラムの開発
2020.04~2023.03, 代表者:松尾和枝
原発開放隅角緑内障(POAG)は、慢性進行性で非可逆的な視野障害をもたらし、適切な治療を受けなければ失明に至る疾患である。主な治療方法は眼圧下降薬の点眼であるが、数十年という長期経過をたどる中で、患者の受診中断や点眼治療の中断が問題となっている。一般的に患者が治療を継続する動機づけとして、自覚症状の有無、痛み等の不快症状軽減、治療効果の実感がある。しかし、POAG の場合は、中期から末期(視野が半分以上欠ける)まで「ほぼ無症状」である。また、一度失われた視野は回復せず、治療の目的は「現状維持」である。このような特徴から、POAG 患者は、受診や治療継続の意義を認識しづらいと考えられる。以上から、本研究では、POAG における①点眼治療中断にいたる理由の明確化、見え方についての主観的情報と、視線計測システムを活用した客観的情報の探索により、②治療継続を目的とした看護支援プログラムの開発を目的とする。.
研究業績
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
学会活動
所属学会名
日本認知症ケア学会
日本看護研究学会
日本看護協会
日本老年看護学会
日本看護学教育学会
日本視機能看護学会
日本看護科学学会
学協会役員等への就任
2022.04~2023.03, 福岡県看護協会, 代議員.
2021.04~2025.03, 福岡県看護協会, 運営委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2023年度      
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2023年度, 挑戦的研究(萌芽), 分担, 人間工学的アプローチによる看護師の情報取得向上を目指した医薬品情報のデザイン展開.
2020年度~2022年度, 若手研究, 代表, 原発開放隅角緑内障患者の主観的・客観的視覚を基盤とした治療支援プログラムの開発.
2011年度~2013年度, 基盤研究(C), 連携, 大衆文化作品を利用した看護コミュニケーション技能教育の方法開発
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2010年度~2011年度, 基盤研究(B), 連携, 高齢者の口腔・摂食機能向上を促す地域支援ヘルスプロモーションモデルの構築
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2007年度~2009年度, 基盤研究(C), 分担, グローバル化のアジアの看護師と看護教育―ジェンダーの視点から.
2007年度~2009年度, 挑戦的萌芽研究, 代表, 東南アジアの文化・社会的側面と看護に関する研究
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科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2006年度~2009年度, 私立大学経常費補助金「私立大学教育研究高度化推進特別補助」, 分担, 学生参加による循環型授業評価・授業改善システムの構築.

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