植民地朝鮮における野球の受容と展開に関する歴史学的研究
キーワード:朝鮮 野球 ナショナリズム スポーツ
2013.04~2017.02.
小野 容照(おの やすてる) | データ更新日:2023.11.22 |
主な研究テーマ
朝鮮独立運動と東アジア
キーワード:朝鮮 台湾 中国 ソ連 ナショナリズム
2008.04~2013.03.
キーワード:朝鮮 台湾 中国 ソ連 ナショナリズム
2008.04~2013.03.
従事しているプロジェクト研究
植民地朝鮮のスポーツ
2013.04~2017.03
単著として『帝国日本と朝鮮野球:憧憬とナショナリズムの隘路』(中央公論新社、2017)を刊行した。.
2013.04~2017.03
単著として『帝国日本と朝鮮野球:憧憬とナショナリズムの隘路』(中央公論新社、2017)を刊行した。.
植民地朝鮮の独立運動
2008.04~2028.06.
2008.04~2028.06.
研究業績
主要著書
1. | 小野容照, 韓国「建国」の起源を探る:三・一独立運動とナショナリズムの変遷, 慶應義塾大学出版会, 312頁, 2021.12, [URL], 「民主主義国家・韓国」は、三・一独立運動からはじまったのか? 日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を丹念に描き、文在寅政権の掲げる「建国」神話を問い直す 三・一独立運動とは、1919年3月1日に日本の植民地支配からの「解放」を目指した朝鮮人らが起こした示威運動である。現在の文在寅政権は、この運動の歴史的評価をさらに高め、1919年を「民主主義国家・韓国」の「建国」年と位置づける言説を浸透させようとしている。 右派左派の衝突が激化し、歴史解釈自体が政治化するなかで、本書はあらためて三・一独立運動を中心とする独立運動史を、世界史の視点から復元する。 「建国」問題の核心・大韓民国臨時政府の樹立、第一次世界大戦において提唱された「民族自決」の影響、日本・中国・米欧・ロシアを舞台にグローバル化していく過程、北朝鮮を生み出した社会主義の可能性と南北分断に着目しつつ、独立運動をダイナミックに描くことで、分裂する歴史認識の溝を埋め、未来への新たな展望を拓こうとする。. |
2. | 小野 容照, 帝国日本と朝鮮野球:憧憬とナショナリズムの隘路, 中央公論新社, 345頁, 2017.01, [URL]. |
3. | 小野 容照, 朝鮮独立運動と東アジア 1910-1925, 思文閣出版, 424頁, 2013.03, [URL]. |
主要原著論文
学会活動
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2020.10.04~2020.10.04, 東アジア近代史学会 2020年度 シンポジウム, コメンテーター.
2019.07.18~2019.07.19, 東アジア近代史学会 2019年度 シンポジウム, コメンテーター.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2022年度 | 1 | 1 | |||
2021年度 | 1 | 1 | |||
2020年度 | 1 | 1 | |||
2019年度 | 3 | 3 | |||
2018年度 | 2 | 2 | |||
2016年度 | 4 | 4 | |||
2015年度 | 5 | 5 | |||
2014年度 | 6 | 6 | |||
2013年度 | 6 | 6 |
受賞
第5回世界韓国学大会 次世代韓国学者論文賞, 韓国学中央研究院, 2010.10.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2024年度, 基盤研究(C), 代表, 植民地朝鮮のアナーキズムのグローバルな視点からの再構築.
2017年度~2020年度, 若手研究(A,B), 代表, 植民地朝鮮の中等学校の部活動に関する基礎的研究.
2015年度~2017年度, 挑戦的萌芽研究, 分担, 世界に向けた情報発信とその影響に関する分析を基盤にした日本アナーキズム史の再構築.
2014年度~2016年度, 若手研究(A,B), 代表, 植民地朝鮮における野球の受容と展開に関する歴史学的研究.
2012年度~2014年度, 基盤研究(A), 分担, 第一次世界大戦と現代世界の変貌についての総合的研究.
日本学術振興会への採択状況(科学研究費補助金以外)
2012年度~2012年度, 特別研究員, 代表, 朝鮮独立運動の展開と東アジア-中国・台湾民族運動との相互影響関係を中心に.
2010年度~2011年度, 特別研究員, 代表, 植民地期朝鮮における社会主義勢力の形成 1910-1923.
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