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前田 雅子（まえだ まさこ） データ更新日：2024.05.07

准教授　／　 人文科学研究院 文学部門 英語学・英文学研究室


主な研究テーマ
日英語の省略現象と意味変化
キーワード：省略現象、意味変化、作用域
2018.04～2023.03.
削除文とA’移動
キーワード：A'移動、削除文、カートグラフィー
2016.04～2018.03.
焦点化構文におけるwh移動
キーワード：焦点化構文、A’移動
2011.04～2012.03.
従事しているプロジェクト研究
「大併合」操作に基づく量化に関する比較統語論的研究
2023.04～2026.03, 代表者：宮本陽一, 大阪大学.
移動/削除に伴う空所の認可条件に関する理論的・実証的研究
2023.04～2026.03, 代表者：前田雅子, 九州大学.
自然言語の構造と獲得メカニズムの理解に向けた研究拠点形成
2021.04～2026.03, 代表者：宮本陽一, 大阪大学.
主語の構造的位置とラベリング分析の実証的研究
2021.04～2025.03, 代表者：西岡宣明, 九州大学.
日英語の省略現象に課される意味変換性に対する統語研究
2018.04～2023.03, 代表者：前田雅子.
生成文法の枠組みにおける量化に関する方言研究
2018.04～2023.03, 代表者：宮本陽一, 大阪大学.
焦点化現象に基づく談話インターフェイス統語構造の実証的研究
2018.04～2022.03, 代表者：西岡宣明, 九州大学.
削除構文における移動操作に関する通言語的統語研究
2014.04～2018.03, 代表者：前田雅子.
焦点化構文におけるwh移動に関する統語分析
2011.04～2012.03, 代表者：前田雅子, 九州大学.
研究業績
主要著書
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1. 遠藤, 喜雄, 前田, 雅子, カートグラフィー, 開拓社, 総ページ数：xii, 244p, 2020.07.
2. Masako Maeda, Derivational feature-based relativized minimality, Kyushu University Press, 総ページ数：v, 152 p., 2014.11.
主要原著論文
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1. Masako Maeda, Labeling in Inversion Constructions, English Linguistics, 38, 1, 91-105, 2021.09.
2. Masako Maeda, Argument Ellipsis and Scope Economy in Japanese, Syntax, 10.1111/synt.12186, 22, 4, 419-437, 2019.12.
3. MASAKO MAEDA, ELLIPSIS AS TOPICALIZATION IN DERIVATIONAL CARTOGRAPHIC STRUCTURES, ENGLISH LINGUISTICS, 10.9793/elsj.34.2_331, 34, 2, 331-347, 2018.03.
4. MASAKO MAEDA, THE CRITERIAL FREEZING EFFECT AND SPLIT A′-MOVEMENT, ENGLISH LINGUISTICS, 10.9793/elsj.27.2_270, 27, 2, 270-296, 2010.12.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
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主要学会発表等
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1. Masako Maeda, Yoichi Miyamoto, Stripping with Wh-indeterminate Remnants in Japanese, Workshop on Altaic Formal Linguistics 16, 2022.10.
2. Masako Maeda, Argument Ellipsis as Topic-Marking and A′-movement in Japanese, GLOW in Asia XIII, 2022.08.
3. Kensuke Takita, Masako Maeda, Taichi Nakamura, Varieties of Tough-Constructions in Japanese and FormCopy, Workshop at GLOW in Asia XIII, 2022.08.
4. Masako Maeda, Ga/No-Nominative Conversion and A- and A′-movement, The 15th ELSJ International Spring Forum, 2022.05.
5. 前田雅子, 倒置と削除に関するlabeling分析, 日本英文学会九州支部第73回大会シンポジウム「焦点化現象に基づく統語構造研究（西岡宣明・大塚知昇・前田雅子・黒木隆善・下仮屋翔）, 2020.10.
6. Masako Maeda, Taichi Nakamura, Kensuke Takita, Left Branch Extraction in Coordinated Wh-Questions in Japanese and English, The 28th Japanese/Korean Linguistics Conference, 2020.09.
7. Masako Maeda, Haewon Jeon, Fragmentary Questions in Japanese and Korean, The 12th Generative Linguistics in the Old World in Asia and the 21st Seoul International Conference on Generative Grammar, 2019.08.
8. Masako Maeda, Kensuke Takita, Syntactic Amalgams in Japanese, The 42nd Generative Linguistics in the Old World Conference, 2019.05.
9. 前田雅子, カートグラフィとミクロパラメター, 日本英文学会第91回大会、日本英文学会, 2019.05.
10. 前田雅子, 日本語の疑問文断片, 日本英語学会第36回大会.
11. 前田雅子, 派生的カートグラフィーに基づく削除の話題化移動分析, 日本英文学会第89回大会 シンポジウム「機能範疇の階層構造を共時的・通時的に探る（田中智之・遠藤喜雄・前田雅子・保坂道雄）, 2017.05.
12. 前田雅子, 動詞句削除部からの抜き取りに関する派生的カートグラフィー 分析, 日本言語学会第153回大会, 2016.12.
13. 前田雅子, As-引用節、So-倒置文、比較倒置文における動詞句削除, 日本英語学会第34回大会, 2016.11.
14. Masako Maeda, Taichi Nakamura, VP-Deletion, Parallelism, and the Role of Aux: A Phase-Theoretic Approach, The 7th ELSJ International Spring Forum, 2014.04.
15. Masako Maeda, Daiko Takahashi, NP-Ellipsis in the Nagasaki Dialect of Japanese, The 23rd Japanese/Korean Linguistics Conference, 2013.10.
16. 前田雅子, 平行移動と派生的Relativized Minimality, 日本英文学会第85回大会, 2013.05.
17. 前田雅子, 日本語における非顕在的wh/focus移動とRelativized Minimality, 日本言語学会第143回大会, 2011.11.
18. Masako Maeda, The Fine Structure of the vP Periphery and Heavy NP Shift/Locative Inversion, The 4th ELSJ International Spring Forum, 2011.04.
19. Masako Maeda, Tomoko Matumoto, Sluicing Constructions in Japanese, The 3rd ELSJ International Spring Forum, 2010.04.
学会活動
所属学会名
日本英文学会 九州支部
福岡言語学会
日本英語学会
日本言語学会
Generative Linguistics in the Old World（GLOW）
学協会役員等への就任
2023.04～2025.03, 日本英語学会, 事務局長.
2023.04, 日本英文学会九州支部, 理事.
2020.04～2023.03, 日本英文学会, 編集委員.
2019.04～2021.03, 日本英語学会, 運営委員.
2017.04～2019.03, 日本英文学会九州支部, 評議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2021.05.08～2021.05.09, The 14th ELSJ International Spring Forum , 実行委員長.
受賞
2021年度日本英語学会EL論文賞, 日本英語学会, 2022.03.
2015年度日本英語学会学会賞（著書）, 日本英語学会, 2015.11.
平成25年度九州大学大学院人文科学府長賞大賞（博士論文）, 九州大学, 2014.03.
日本言語学会第143回大会大会発表賞, 日本言語学会, 2012.03.
2010年度EL研究奨励賞, 日本英語学会, 2011.03.
2011年度日本英語学会新人賞, 日本英語学会, 2011.11.
平成19年度九州大学大学院人文科学府長賞優秀賞（修士論文）, 九州大学, 2008.03.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2011年度～2012年度, 基盤研究(C), 焦点化構文におけるwh移動に関する統語分析.
2023年度～2025年度, 基盤研究(C), 代表, 移動／削除に伴う空所の認可条件に関する理論的・実証的研究.
2023年度～2025年度, 基盤研究(C), 分担, 「大併合」操作に基づく量化に関する比較統語論的研究.
2021年度～2024年度, 基盤研究(C), 分担, 主語の構造的位置とラベリング分析の実証的研究.
2021年度～2025年度, 基盤研究(C), 分担, 自然言語の構造と獲得メカニズムの理解に向けた研究拠点形成.
2018年度～2022年度, 基盤研究(C), 代表, 日英語の省略現象に課される意味変換性に対する統語研究.
2018年度～2021年度, 基盤研究(C), 分担, 焦点化現象に基づく談話インターフェイス統語構造の実証的研究.
2018年度～2022年度, 基盤研究(C), 分担, 生成文法の枠組みにおける量化に関する方言研究.
2014年度～2014年度, 基盤研究(C), 代表, Derivational Feature-based Relativized Minimality.
2014年度～2017年度, 基盤研究(C), 代表, 削除構文における移動操作に関する通言語的統語研究.


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