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平良 晃一(たいら こういち) データ更新日:2024.04.24

准教授 /  数理学研究院 解析部門


大学院(学府)担当



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就職実績-他大学
就職実績有, 立命館大学,助教,2021年4月-2024年3月
取得学位
博士(数理科学)(東京大学,日本), 修士(数理科学)(東京大学,日本), 学士(理学)(東京大学,日本)
学位取得区分(国外)
あり 学士 修士 博士
専門分野
数学
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
微分作用素,Schrödinger作用素のスペクトル理論について超局所解析,調和解析の手法を用いて研究しています.Schrödinger作用素は量子力学系のエネルギーに対応するものですが,超局所解析を用いて解析することにより古典力学系との対応関係のもとでそのスペクトルの性質を調べることができます.特に興味があるのはLorentz多様体上のスペクトル理論です.このトピックに関して近年では表現論の分野で興味深い進展があった他,曲がった時空上の場の量子論への応用も指摘されています.一方で既存の道具が使えない場面が多々現れるので,自ら手法を開拓していく必要があり,それも面白さの一つです.他にも,時間依存Schrödinger方程式の平滑化効果にも関心があります.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。