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河野 昭彦(かわの あきひこ) データ更新日:2016.06.20

教授 /  人間環境学研究院 都市・建築学部門 構造防災系


大学院(学府)担当

学部担当



電子メール
電話番号
092-642-3325
FAX番号
092-642-4372
取得学位
工学博士
専門分野
建築構造
活動概要
1.研究
(1)鋼構造および鋼コンクリート合成構造の耐震化構法および耐震設計法
 鋼構造,鋼コンクリート合成構造について,軸力材,柱,柱梁接合部,継手,柱脚の各部,および骨組に対して耐震化構法の開発と耐震設計法の開発を行っている.現在は,接合部局部を適度に変形させ,耐震性を向上させる研究を行っている.
(2)鉄筋内蔵CFT構造の力学特性の解明
 CFT構造の内部に高強度鉄筋を配すると,耐火性能の増大,構造性能の飛躍的に向上、柱継手や柱脚の構法の簡易化が図れると同時に,柱梁接合部,柱継手,柱脚の構造信頼性の向上が期待できる.
(3)ダンパー付き多層骨組の変形制御設計の開発
 履歴型および粘性型ダンパー付き多層骨組について地震応答変形を目標変形以内に収めるためのダンパーの適正耐力評価法を開発している。
(4)巨大地震に対する鉄骨造,CFT造,RC造超高層建物の耐震余裕度の評価と耐震性向上技術の開発
 大都市の多くは大河川の扇状地に形成されているが,そこは軟弱地層で地盤の卓越周期が長い.近年になって,大地震が発生すると長周期(5~10秒)震動が長期間継続し,超高層建物が共振する現象が確認され,地震の規模が大きいと,超高層建物が甚大な被害を被ることが予想されている.本研究は,超高層に用いられる鉄骨造,CFT造,RC造の建物の精密な解析モデルを開発し,長周期地震動に対する地震応答計算を行って,既存超高層建物の耐震余裕度を明らかにすると共に耐震補強の合理的方法を開発する.
(5)津波漂流物に対するCFT構造の耐衝撃設計法の開発
 津波による被害は流水による水圧や浮力も重大だが、津波で漂流した船舶、自動車、家屋などによる衝突も重大である。本研究は、重錘落下試験により、CFT部材の耐衝撃性能を明らかにし、CFT構造の耐衝撃設計法を提案するものである。

2.教育
 建築構造力学,構造解析学,塑性解析学,鉄骨構造,鋼コンクリート合成構造に関して教授している.また,建物の建設現場見学会や,製鉄所,鉄骨加工工場の見学会を毎年実施している.

3.社会連携活動
(1)全国鐵構工業協会の評価委員として,鉄骨加工・製作工場の調査を行い,工場グレードの評価,および製作管理システムの指導を行っている.
(2)全国鐵構工業協会の建築鉄骨製品検査技術者試験委員として,同技術者の試験問題の検討および資格認定を行っている.
(3)日本鉄鋼連盟の鋼構造建築ネットワークの九州地区幹事として,研究助成等の活動を行っている.
(4)日本鉄鋼連盟の九州地区サブネットワーク幹事長として,九州地区における鋼構造の教育と啓蒙活動を行っている.
(5)日本鋼構造協会の鋼構造論文集編集委員会委員(副委員長2002.4〜2004.3,委員長:2004.4〜2006.3)を務めた.
(6)福岡県建築鉄骨協議会の会長として福岡県や福岡市および北九州市の行政官,建築設計技術者,鉄骨加工業者,および大学教官が互いに協力し合って建築鉄骨の品質確保を目指すために協議を行っている.
(7)福岡県や福岡近郊の大学の鋼構造研究者(教官と学生)の研究交流会の世話役として年一回の研究発表会を開催している.
(8)福岡市の地震防災,耐震化推進,耐震補強検討に関する委員会委員として活動.
(9)鉄鋼連盟ネットワーク委員会委員長として、鉄骨利用を前提とした研究開発活動の助成を国内で推進している
(10)日本建築学会九州支部長

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