九州大学 研究者情報
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古賀 靖子(こが やすこ) データ更新日:2024.03.21

准教授 /  人間環境学研究院 都市・建築学部門 計画環境系


大学院(学府)担当

人間環境学府 空間システム専攻 建築計画環境学講座

学部担当

工学部 建築学科 建築学 建築環境設備基礎AB、建築環境設備応用AB、建築環境デザイン、特別プログラム、建築学研究序説、建築環境設備実験演習、建築環境設備設計演習、建築設計基礎演習C、建築の職能と倫理、建築学研究

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ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/yasuko-koga
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
取得学位
博士(工学)
専門分野
建築環境学(光環境)、照明工学
活動概要
 建築光環境の設計と評価に関する研究に取り組んでいる。研究成果は、建築環境設計と照明応用に関する国際規格の開発や改訂に活かされている。これまで、ISO/CIE規格「屋内作業場の照明」の国内審議とJIS原案の作成、屋内照明設計ガイドの作成、CIE国際照明用語集の改訂(2011年版)、照明学会の照明専門用語集の改訂(2007年版)などの作成に携わった。
 現在、ISO(国際標準化機構)のTC163「建築環境における熱性能およびエネルギー使用」WG4「包括的手法による建物のエネルギー効率」、TC205「建築環境設計」、TC274「光と照明」において、建築視環境や屋内照明応用に関する国際規格作成を行っている。ISO 16817:2017「建築環境設計 - 視環境のための設計プロセス」、ISO 19454:2019「建築環境設計 - 視環境のサステナビリティ原理のための採光用開口設計」を開発し、ISO 16813「建築環境設計 - 屋内環境 - 一般原則」の改訂を行っている。
 建築の昼光利用について、1990年代に昼光と日射の長期連続測定と国際ネットワークの構築、各種昼光モデルの作成に関与した。その後、国際エネルギー機関(IEA)太陽熱利用冷暖房(SHC)プログラムの研究活動Task 31「21世紀の昼光照明建築」(2001〜2005年)、Task 50「建築物の改修のための先端照明技術」(2013〜2015年)、Task 61「昼光照明と電気照明の統合技術 - 構成要素から利用者中心のシステム効率へ」(2018〜2021年)、Task 70「低炭素で快適性の高い統合照明」(2023〜2026年)に参加し、建築環境性能とエネルギー性能の高い建築統合照明技術の研究・開発を進めている。
 また、健康的な建築環境のために、建物外皮に設ける窓の機能と性能を整理し、建築のデジタルデザインに適用する視覚情報の指標と設計方法の研究を行っている。人工現実(VR)技術と3D都市モデルの利用が、中心的な研究手法である。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。