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就職実績有, 近畿大学農学部(博士研究員,2012.4-2015.3)
東北大学学際科学フロンティア研究所(助教,2015.4-2017.3)
地理学,景観生態学,地域研究(アフリカ,シベリア)
研究:
人間社会と自然環境との相互作用、人間の自然環境への適応、人為景観の形成要因と機能、水共生社会の創生などのテーマを中心に、専門である地理学や景観生態学の手法を用い、フィールドワークを主体とする調査から研究を進めています。主なフィールドは、アフリカの半乾燥地域(ナミビア、南アフリカ)、東シベリア寒冷地域、日本の中山間地域(滋賀県、山形県)です。
特に、森林や植物などの自然資源利用、農業や牧畜などの生業に関わる文化を対象として、地理的な分布や差異、歴史的な伝播に興味を持っています。また、近年の気候変動や社会経済変化にともなう生業や資源利用の変容についても研究しています。
教育:
大学院では、人間社会と自然環境との相互作用に関する研究事例を講義形式で紹介するとともに、地理学や景観生態学の方法論や理論を学ぶことを目的とした演習形式の授業を行っている。学部教育では、共創学部の地球・環境エリアの授業を主に担当している。