2025/06/02 更新

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イトウ　チヒロ
伊藤 千尋
ITO CHIHIRO
所属
人文科学研究院 歴史学部門 准教授
文学部 人文学科（併任）
人文科学府 歴史空間論専攻（併任）
職名
准教授
外部リンク

研究分野

  • 人文・社会 / 人文地理学

  • 人文・社会 / 地域研究

学位

  • 修士（地域研究）

  • 博士（地域研究）

経歴

  • 広島女学院大学（2015年9月〜2020年3月） 福岡大学（2020年4月〜2023年3月）   

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ： ザンビア・ジンバブウェを対象にして、都市−農村間の相互作用やそれらが自然環境にもたらす影響を解明する研究を行っている。 日本国内では、農山村を対象にして、地域間ネットワークと自然資源利用に注目して地域社会の変化を読み解く研究を行っている。

    研究キーワード： 都市ー農村、ザンビア、ジンバブウェ、自然資源利用、在来知

    研究期間： 2006年4月

受賞

  • 第17回（2017年）人文地理学会学会賞（学術図書部門奨励賞）

    2017年11月   人文地理学会   『都市と農村を架ける―ザンビア農村社会の変容と人びとの流動性』（新泉社、2015年）

  • 第29回（2017年度）研究奨励賞

    2017年5月   日本アフリカ学会   『都市と農村を架ける―ザンビア農村社会の変容と人びとの流動性』（新泉社、2015年）

  • 2016年度日本地理学会賞（優秀論文部門）

    2017年3月   日本地理学会   『滋賀県高島市朽木における行商利用の変遷と現代的意義』（『地理学評論』第88巻第5号掲載）

  • 2016年度日本地理学会賞（優秀著作部門）

    2017年3月   日本地理学会   『都市と農村を架ける―ザンビア農村社会の変容と人びとの流動性』（新泉社、2015年）

論文

  • ジンバブウェ・カリバ湖のカペンタ漁へのアクセスをめぐるポリティクスと資源利用に関わる諸問題 査読

    伊藤千尋

    アフリカ研究   103   41 - 54   2023年5月

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    記述言語：その他  

    The Politics of Access to Kapenta Fishery and Some Issues Related to Resource use in Lake Kariba, Zimbabwe

  • 高校地理教科書における「人種」に関する記述の問題点―差別・偏見を生まない地理教育に向けて― 査読

    伊藤千尋

    E-journal GEO   16 ( 2 )   327 - 344   2021年10月

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    記述言語：その他   掲載種別：研究論文（学術雑誌）  

    Examining Descriptions of “Race” in High School Geography Textbooks: Toward Geography Education against Discrimination and Prejudice

    DOI： 10.4157/ejgeo.16.327

  • DEVELOPMENT OF FISHING PRACTICES WITHIN COMMERCIAL FISHERIES IN LAKE KARIBA, SOUTHERN AFRICA 査読

    Chihiro Ito

    African Study Monographs   41 ( 1 )   1 - 22   2021年1月

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    記述言語：その他   掲載種別：研究論文（学術雑誌）  

    DOI： 10.34548/asm.01

  • アフリカにおける臨地教育－広島女学院大学国際教養学部の試み－

    伊藤千尋

    広島女学院大学国際教養学部紀要   ( 5 )   17 - 26   2018年3月

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    記述言語：日本語   掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）  

  • 滋賀県高島市朽木における行商利用の変遷と現代的意義 査読

    伊藤 千尋

    地理学評論. [Series A]   88 ( 5 )   451 - 472   2015年9月

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    記述言語：日本語   掲載種別：研究論文（学術雑誌）  

    Transitional Role of Peddling and Its Importance in the Kutsuki Community in Shiga Prefecture

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書籍等出版物

  • 地理学事典

    日本地理学会

    丸善出版  2023年1月 

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    担当ページ：総ページ数：xxii, 818p, 担当ページ数：624-625   記述言語：日本語  

  • ザンビアを知るための55章

    島田, 周平, 大山, 修一

    明石書店  2020年8月 

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    担当ページ：総ページ数：370p   記述言語：日本語  

  • 食と農のフィールドワーク入門

    荒木, 一視, 林, 紀代美

    昭和堂  2019年4月 

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    担当ページ：総ページ数：xiv, 245p   記述言語：日本語  

  • アフリカ漁民文化論 : 水域環境保全の視座

    今井, 一郎

    春風社  2019年3月 

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    担当ページ：総ページ数：298, vip, 図版 [12] p   記述言語：日本語  

  • 朽木谷の自然と社会の変容

    水野, 一晴, 藤岡, 悠一郎

    海青社  2019年3月 

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    担当ページ：総ページ数：318p, 図版 [15] p   記述言語：日本語  

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講演・口頭発表等

  • Socio-Ecological Dynamics Causing "Overfishing" in Kapenta Fishery in Lake Kariba and its Regional Differences between Zambia and Zimbabwe

    Chihiro Ito

    35th International Geographical Congress  2024年8月 

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    開催年月日： 2024年8月

    会議種別：口頭発表（一般）  

    researchmap

  • 阿蘇の草原に刻まれたつながりの痕跡をたどる：多様な「人と自然」の在り方をつなぐための超学際研究に向けて

    伊藤千尋

    日本地理学会春季学術大会  2024年3月 

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    開催年月日： 2024年3月

    記述言語：その他  

    国名：その他  

  • 高精細地理情報を用いた斜面崩壊と植生景観に関する研究

    齋藤 仁, 内山 庄一郎, 手代木 功基, 伊藤 千尋, 早川 裕弌

    日本地理学会春季学術大会  2024年3月 

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    開催年月日： 2024年3月

    researchmap

  • 中国山地におけるトチノミ利用をめぐる知識・技術の継承

    伊藤千尋

    日本地理学会秋季学術大会, 

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    開催年月日： 2022年9月

    記述言語：その他  

    国名：その他  

  • アフリカを『知る』ことで見えるもの 招待

    伊藤千尋

    第23回広島県国際理解教育研究大会  2018年8月 

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    記述言語：その他  

    国名：その他  

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MISC

  • 「ない」けれど「つくられる」をどう伝えるか：人種主義に抗する地理教育に向けて

    伊藤千尋

    地理   69 ( 11 )   90 - 98   2024年10月

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  • 採集物を食べるための知識・技術とその継承

    伊藤千尋

    地理   2023年3月

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    記述言語：その他  

  • ザンビア

    伊藤千尋

    日本大百科全書（ニッポニカ）   2022年6月

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    記述言語：その他  

  • ジンバブエ

    伊藤千尋

    日本大百科全書（ニッポニカ）   2022年6月

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    記述言語：その他  

  • 中国地方西部におけるトチノキの分布とトチノミ利用

    伊藤千尋

    財団法人国土地理協会2018年度学術研究助成「トチノキ巨木林の分布と成立要因に関する地理学的研究：文化景観としての評価に向けて」研究成果報告書   2021年10月

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    記述言語：その他  

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所属学協会

委員歴

  • 人文地理学会   代議員  

    2024年10月 - 現在   

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  • 日本アフリカ学会   九州支部長  

    2024年4月 - 現在   

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  • 日本アフリカ学会   評議員  

    2024年4月 - 現在   

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  • 日本地理学会   英文叢書編集委員会  

    2024年4月 - 現在   

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  • 人文地理学会   編集委員  

    2022年11月 - 現在   

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学術貢献活動

  • 2024年度第1回例会「アフリカと学び合う〜国際協力・研究分野における長年の経験から〜」

    役割：企画立案・運営等

    日本アフリカ学会九州支部  2025年2月

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  • 人文地理

    2022年11月 - 2024年11月

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    種別：学会・研究会等 

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 交差する場としてのダム湖：グローバル・サウスにおけるダム開発と地域社会の動態

    研究課題/領域番号：25K03356  2025年4月 - 2029年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    伊藤 千尋

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    資金種別：科研費

    CiNii Research

  • 日本列島における採集林の成立要因と動態の解明：採集の再評価に向けた統合学際研究

    研究課題/領域番号：24H00124  2024年4月 - 2029年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    藤岡 悠一郎, 伊藤 千尋, 手代木 功基, 濱 侃, 佐藤 靖明, 八塚 春名, 福永 将大, 夏目 宗幸, 上條 信彦, 近藤 祐磨

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    資金種別：科研費

    昭和30年代以降，日本の農山村で発達してきた生活様式が激変し，私たちは地域固有の自然と結びついた生活の多くを失った。野生の植物を自ら手に入れる採集活動もその一つである。採集活動の大幅な減少により，採集活動によって形成・維持されてきた植生景観（採集林）も減少し，消失の危機にある。しかし，日本には今なお採集活動と採集林が残存する地域もある。本研究では，採集林の概念や実態を地理学と考古学を基軸とする統合的な学際研究によって深化させ，採集林の形成要因と歴史的な動態，地理的な位置づけを解明する。そして，学術的な知見を基に，現代的な形で採集活動を展開する社会実践を試み，将来における採集のあり方を提案する。

    CiNii Research

  • 南部アフリカ・カリバ湖におけるローカルな水資源利用と在来知の動態

    研究課題/領域番号：24H00929  2024年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  学術変革領域研究(A)

    伊藤 千尋

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    資金種別：科研費

    アフリカ諸国では、気候変動や急激な社会・経済環境の変化に起因した水リスクが増しており、地域の実態に即した持続可能な水循環システムの実現が求められている。南部アフリカ・カリバ湖では、気候変動などの影響を受け、自然環境の不確実性が高まっていると同時に、経済自由化やグローバル化の進展により、沿岸の土地を利用した開発が進展している。本研究の目的は、カリバ湖における湖岸住民の水資源利用と在来知を、自然環境の変化や開発との関係から明らかにすることである。これを通じて、ローカルな視点からカリバ湖の水環境に関する社会的課題を解明するとともに、多様なアクターに求められる行動変容のあり方について議論する。

    CiNii Research

  • 高精細地表情報を用いた植生景観の定量的把握と土砂災害脆弱性の評価

    研究課題/領域番号：23K25422  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    齋藤 仁, 伊藤 千尋, 手代木 功基, 内山 庄一郎, 早川 裕弌

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    資金種別：科研費

    地球温暖化に伴い激甚化する土砂災害への対応は、焦眉の急である。近年急速に技術革新が進むドローンとレーザースキャナ、ハイパースペクトルカメラ等は、地表3次元情報と植生生理特性を観測でき、土砂災害と地形・植生との関係性を分析する強力な手段となる。本研究では、学際的な研究体制を敷き、1）ドローン、レーザースキャナ、ハイパースペクトルカメラ等による高精細地表情報の観測、2）過去の土地利用履歴を踏まえた植生景観の定量化と土砂災害履歴に関するデータベースの構築、3）地形・植生景観と土砂災害との関係の深層学習を進め、4）土砂災害脆弱性の評価を達成する。

    CiNii Research

  • 高精細地表情報を用いた植生景観の定量的把握と土砂災害脆弱性の評価

    研究課題/領域番号：23H00725  2023年 - 2026年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

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    資金種別：科研費

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教育活動概要

  • 大学院教育
    　・人文地理学特論、人文地理学研究、空間論領域研究、博士演習、論文指導

    学部教育
    　・地理学概論、地理学講義、地理学演習、地理学実習

    全学共通教育
    　・地理学入門

担当授業科目

  • 人文地理学特論 IV

    2024年9月 - 2025年2月   後期

  • 地理学演習 XIII

    2024年9月 - 2025年2月   後期

  • 地理学演習 I

    2024年9月 - 2025年2月   後期

  • 地理学講義 III

    2024年9月 - 2025年2月   後期

  • 人文地理学研究 IV

    2024年9月 - 2025年2月   後期

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他大学・他機関等の客員・兼任・非常勤講師等

  • 2023年  福岡大学  区分:非常勤講師  国内外の区分:国内 

社会貢献・国際連携活動概要

  • 教科書の執筆：文部科学省検定済教科書高等学校地理歴史科用『高等学校 地理総合 世界を学び、地域をつくる』 淺野敏久, 青木賢人, 伊藤千尋, 遠藤文雄, 川瀬正樹, 佐藤創一郎, 柴田祥彦, 白川和彦, 中本和彦, 野中健一 (担当:分担執筆), 第一学習社 2022年2月.
    辞書等の執筆：日本大百科全書（ニッポニカ）「ザンビア」「ジンバブエ」 2022年6月.

社会貢献活動

  • 文部科学省検定済教科書高等学校地理歴史科用『高等学校 地理総合 世界を学び、地域をつくる』

    第一学習社  2022年2月

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    対象：幼稚園以下,　小学生,　中学生,　高校生

    種別：その他