Updated on 2024/07/28

Information

 

写真a

 
KINOSHITA HIROKO
 
Organization
Faculty of Human-Environment Studies Department of Education Associate Professor
Office for Promoting Cooperation with Society (Joint Appointment)
School of Education (Joint Appointment)
Graduate School of Human-Environment Studies Department of Education(Joint Appointment)
Title
Associate Professor
Profile
【研究活動・専門領域】  人間環境心理学を専攻し、教育学・心理学、および都市計画学・建築学の場で学び研究に従事した背景から、2020年10月から九州大学教育学部・人間環境学研究院で「教育環境学」の担当になりました。 人間と環境とのトランザクション(相互浸透・相互交流)を具体的な生活の場から問う人間環境学の構想、および人文社会科学、自然科学の交流を育むコモンズの場づくりに関わっています。 【1.研究業績】  九州のある小学校およびその近隣(校区)に関して、その日々に参与してそこで問われてくることを掬い取りながら研究を進めてきました。主な課題は「雰囲気」を巡って問う方法を追求することにあり、その成果は日本質的心理学会のジャーナル「質的心理学研究」および博士論文「小学校の日々から始まる雰囲気の解釈学的現象学」として提出され、近畿大学研究成果公開助成を得て「出会いと雰囲気の解釈学」(九州大学出版会;単著)にまとめられました。  雰囲気を問う方法論を求めるプロセスで、参与して問うということの基本的な様相を描き出すことができました。これを「出会いの解釈学」と呼んで、人(など)が生きていること、人(など)が生きる場所に関する諸事象にアプローチする諸領域にとっての問う行為を理解する道を拓く試みを展開しています。特にフィールドでの研究を重視する心理学(質的心理学)、教育学、建築学、人類学等との接点で、参与観察やマイクロ・エスノグラフィ等の方法に関する論考を執筆しています。また言葉でのやりとりで捉えきれない子どもたちの生活世界を明らかにすることを期待されて、建築学、教育学領域の研究者らと小学校、幼稚園などの共同調査を行ってきました。  その他、多文化状況の学校とのご縁に恵まれ、発達心理学や教育学領域の研究者との縁のなかで日常生活の場から考える多文化主義(everyday multicuturalism)や移動を前提として生きる生活世界について考え始めています。 【2.教育活動】  九州大学では教育学部・人間環境学府教育システム専攻の教育環境学を科目担当し、授業科目としては「教育環境人間論」「学びと育ちの環境学」「子ども文化論」の(以上学部講義・演習)「子どもの人間学」「教育環境学」(以上大学院)を担当します。  また、教育学および教育心理学をはじめ諸学問領域におけるフィールドから学ぶ方法(主に定性的研究・質的研究)を問う科目としての「教育環境学研究法」(講義・演習)(学部担当)等を担当していきます。 【3.社会的活動】   小学校への参与の縁から、学童保育の支援員を務めてきました。その経験や保育学・幼児教育に携わった経験を活かし、学童保育の支援員、多文化状況にある地域の子どもたち、家族たちを応援する活動に携わっています。
Homepage

Degree

  • Ph.D

Research History

  • 2018.4-2020.9 近畿大学九州短期大学保育科(准教授) 2019.4-2020.9 近畿大学九州短期大学通信部保育科 兼任

Research Interests・Research Keywords

  • Research theme:School as a lifeworld

    Keyword:locality, school, lifeworld, neighbor,

    Research period: 2020.4

  • Research theme:experience and action: the hermeneutics of encounters

    Keyword:hermeneutics, encounters, experience, action

    Research period: 2017.3

  • Research theme:Methodological study on field working

    Keyword:participant, participant observation, fieldwork, qualitative research, methodology

    Research period: 2004.3

  • Research theme:Hermeneutic Phenomenology of Atmosphere Originated in Everyday Life of an Elementary School

    Keyword:atmosphere, fudo/climate, lifeworld, hermeneutics or theory of interpretation

    Research period: 2003.4

Awards

  • 日本質的心理学会 第14回大会ポスター発表賞

    2017.9   日本質的心理学会   「小学校の風景:参与を通じた場の全体性理解の契機と展開 」に対する受賞

  • 日本質的心理学会 第7回大会最優秀発表賞

    2010.11   日本質的心理学会   「ある小学校のフィールドワークを通した雰囲気の考察:『様相』・『とどまること』・『返照』をめぐって」に対する受賞

Papers

  • 小学校の日々から始まる雰囲気の解釈学的現象学 Reviewed

    木下 寛子

    博士論文   2017.3

     More details

    Language:Japanese  

    本論は、誰もが日常的に言及しうる雰囲気という現象について、ある小学校にボランティアとして参与する経験からその意味を問おうとする論考である。そこでは,雰囲気そのものをできるだけそのまま問うための道筋を求めることが試みられ,具体的には,事物や他者との関わり合いがその時々に多様な仕方で展開され続ける現場(小学校の日々)における雰囲気との出会いの様相が明らかにされた。

    DOI: http://hdl.handle.net/2324/1806791

  • 雰囲気が言葉になる時 : 小学校の日々から始まる雰囲気の解釈学的現象学 Reviewed

    木下 寛子

    質的心理学研究(日本質的心理学会)   16   191 - 210   2017.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    本論は,「雰囲気を問う道筋」を問い直すことを趣旨とする。先行研究の概観を通して,雰囲気は問いの対象となった時,概して客体化されてその性格が損なわれてしまうことが明らかになった。そのため本論では,対象化せずに雰囲気を問う道筋を求めた。具体的には,ある小学校への参与において,雰囲気が言葉になり問われてきた経験に従い,問う行為を遂行することを通じて雰囲気を理解すること(解釈)が試みられた。この道筋は,対象として認識するための方法とは次の2点の特徴において峻別される。第一に,雰囲気の解釈は,雰囲気がそれ自体のほうから見えるようにする行為として展開され,それは「雰囲気の解釈学的現象学」と呼びうるものとなった。第二に,その基礎となった小学校への参与は,参与者自らの在り方を予め規定することなく,その時々の出会いに応じて行為しつつそこにいることとして展開され,「出会いの解釈学」と呼びうるものとなった。この方法を通して,雰囲気の根本性格が,環境の総合的で静的な質としてあるのではなく,その時々の出会いの在り方を丸ごと開き直す,開顕性の性格にあることを示した。

  • 隠れた質が存在するところ : 「質的研究」再開のための論考(<特集>現場の質感をどう記述するか) Reviewed

    阪本 英二, 木下 寛子

    質的心理学フォーラム   ( 5 )   48 - 56   2013.3

     More details

    Language:Japanese  

  • 海風の向こう側から(フィールドエッセイ 第2回) Invited Reviewed

    木下 寛子

    質的心理学フォーラム(日本質的心理学会)   2   117 - 220   2010.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    DOI: https://doi.org/10.24525/shitsuforum.2.0_117

  • 雰囲気の現象学に向けて : ボランティア活動の中で体験されたある小学校の雰囲気を踏まえて Reviewed

    木下 寛子

    九州大学心理学研究   8   23 - 30   2007.3

     More details

    Language:Japanese  

    This paper aims at presenting phenomenology of ambience in an elementary school setting. When I (the author) experienced the specific ambience at school volunteer activities, the question of what ambience itself was occurred to me. Then, basing my own experience, I started tackling it. Through a reflection on my approach to the question, it became clear that this process was understood as phenomenology itself. In this paper, it is tried to describe an ambience with three episodes that I encountered in the elementary school during five years and to bring the situation of interpenetration between the ambience and myself into light. The situation can be represented the expression that "I will manage to be here", in other words, I am involved in the ambience while preserving my own existence. In short, it is understood that I had already engaged in phenomenology of ambience in that situation.

    DOI: https://doi.org/10.15017/10268

  • 「知の祝祭」へ:レヴィンの見た風景、感染症の時代の風景からの試論

    木下寛子

    南マガジン(南博文先生退職記念誌)   204 - 209   2022.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

  • 「学級アセスメント」が雰囲気の意味にもたらすもの : 小学校の日々への参与を通した雰囲気の解釈学的現象学 Reviewed

    木下 寛子

    九州大学心理学研究 : 九州大学大学院人間環境学研究院紀要   17   9 - 17   2016.3

     More details

    Language:Japanese  

    This paper aims at describing the meaning of ambience (group atmosphere or climate) in a school where the classroom group assessment (e.g. Q-U) has been adopted. For this purpose, teachers&#039; utterances and doings with regard to atmosphere and the assessment were collected as episodes and interpreted, through the participation in an elementary school. The hermeneutic phenomenology on these episodes disclosed the following: 1) the teachers took ambience as "subjective" experience, which was situated in the "objectivity-subjectivity" framework that was peculiar to school culture, and 2) the meaning was structured more rigid within the school situations. These qualities were interpreted as possible background conditions for teachers to estimate their own experiences and their words less valid and groundless. Finally, the role of the classroom group assessment was discussed.

    DOI: http://hdl.handle.net/2324/1685855

  • 生活空間としての街路から見る箱崎の様相

    #江口 祐輔, #木下 寛子, #細川 晋一郎, #ロペス M・A

    アジア都市研究   6 ( 1 )   17 - 27   2005.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

▼display all

Books

  • 共に生きるってどういうこと?:多文化状況の日常場面から考える「共生」

    木下寛子( Role: Joint author)

    ナカニシヤ出版  2020.3 

     More details

    Responsible for pages:総ページ数:160, 担当ページ数:129-138   Language:Japanese   Book type:Scholarly book

    川島大輔, 松本学, 徳田治子, 保坂裕子(編著)「多様な人生のかたちに迫る発達心理学」(分担執筆)

  • 出会いと雰囲気の解釈学:小学校のフィールドから

    木下 寛子( Role: Sole author)

    九州大学出版会  2020.2 

     More details

    Language:Japanese   Book type:Scholarly book

    本書は博士論文「小学校の日々から始まる雰囲気の解釈学的現象学」をもとに、大幅な改稿を行って公刊したものである。概要は以下の通り。 雰囲気は、誰もが日常的に言及しうるが、実体をもたないために対象化を前提とする学問領域にとって取り扱いにくい事象・概念とされてきた。しかし人の経験や行為を扱う限り、ないがしろにすることも難しい。心理学においては、対象化しがたいものを対象化する方略によってこの難問を回避しようとした。しかしそれは、雰囲気の意味を不問に付すことにもつながった。 本書は、小学校の参与を通じて、私達の生きているところやその日々にとって、雰囲気とは何なのかを問い、そのための方法を求めるものである。第Ⅰ部では、心理学における雰囲気研究の歴史、および質的研究(定性的研究)に注目し、諸学問領域がどのように雰囲気を問い、取り扱おうとしてきたのかを明らかにする。そして、雰囲気を問うこと、あるいは雰囲気を問う道筋を求めることの意味を明確にする。この意味を受け止めつつ、具体的な道筋を求める第Ⅱ部は、雰囲気をめぐる問いがある小学校で子どもたちや先生たちと共に過ごす日々のなかに起きたことに契機を得て展開する。その試みは、「学校に(参与して)いる」ことの様相を明らかにし、そこでの雰囲気の意味を明らかにするものになった。 小学校の日々に生じた問いに始まったこの試みは、「ある場所に参与して問う」行為の可能性を考えるものでもある。今居る場所で何か大事なことを経験したとき、私達はその性格を変質させたり、価値や意義を損なったりすることなく、充分にそれについて問い話し始める道筋を十全に実現しうるのか、その可能性を求める試みとも言うことができる。

  • マイクロ・エスノグラフィー:私たちが生きる世界を訪ね直す方法

    木下 寛子( Role: Joint author)

    ちとせプレス  2019.3 

     More details

    Responsible for pages:木戸彩恵・サトウタツヤ(編)「文化心理学:理論・各論・方法論」(pp.211-221)   Language:Japanese   Book type:Scholarly book

  • ヤギのいる学校、ヤギのいるまち:「子どもが歩ける距離」を生きていく

    木下寛子( Role: Joint author)

    集広舎  2022.3 

     More details

    Responsible for pages:神本秀爾・河野世莉奈・宮本聡(編)『ヒューマン・スタディーズ:世界で語る/世界に語る』pp.52-64   Language:Japanese   Book type:Scholarly book

  • 乳児保育の基礎

    木下寛子( Role: Joint author)

    ミネルヴァ書房  2020.3 

     More details

    Responsible for pages:pp.152-161(総ページ数:216)   Language:Others   Book type:Scholarly book

    垂見直樹(編著)「豊かな育ちのための保育内容総論」(ほか 田中友佳子, 片桐真弓, 大村綾, 山本尚史, 東内瑠里子, 木下寛子, 山瀬範子, 橋本翼, 眞野豊)

  • 人的環境:環境・雰囲気の中の保育者・子どもたちの関わり

    木下 寛子( Role: Joint author)

    七猫社  2019.3 

     More details

    Responsible for pages:(山本一成(編著)七猫教育テキスト2「領域『環境』の理論と実践」, pp.30-39)   Language:Japanese   Book type:Scholarly book

    保育および幼稚園教育における保育内容5領域のうちの「環境」領域では、子どもの身の回りの「環境」を「人的環境・自然環境・物的環境」の3つから理解しようとする。担当章ではそのうちの一つである「人的環境」について、特に筆者自身の専門性に基づいて場の「雰囲気」を中心に概説した。本章ではO.F.ボルノウの「庇護的な雰囲気」の意味を実例をもとに提示したほか、物的環境の一端である道具を知ることで出会う、道具連関(意味の世界)、および傷つきやすい者としての他者についても事例をもとに提示し、保育の場、保育者が居ることの意味を再考する論考を提示した。

  • 「質的心理学辞典」5項目執筆(担当項目:「異人の目」(p.11)「オーバーラポール」(p.35)「研究日誌」(p.94)「第三の視点」(pp.193-194)「ラポール」(p.315)

    木下 寛子( Role: Joint author)

    新曜社  2018.10 

     More details

    Responsible for pages:(能智正博・香川秀太・川島大輔・サトウタツヤ・柴山真琴・鈴木聡志・藤江康彦(編集)「質的心理学辞典」, p.11; p.35, p.94, pp.193-194, p.315)   Language:Japanese   Book type:Scholarly book

  • 学校における自殺予防教育プログラムGRIP:5時間の授業で支えあえるクラスをめざす

    川野 健治, 勝又 陽太郎,(編著); 川島 大輔, 白神 敬介, 畑中 美穂, 原田 知佳, 磯 真砂子, 荘島 幸子, 近藤 多佳臣, 川本 静香, 太田 仁, 堀 優太, 木下 寛子( Role: Joint author)

    新曜社  2018.9 

     More details

    Language:Japanese   Book type:Scholarly book

    (概要)本書は、学校における自殺予防教育プログラム(GRIP)の概説、および実施方法を示した書籍である。子どもの自殺予防で効果を発揮するのが相談する/されるスキルを獲得すること,そして大人とつながることである。GRIPはそれを実証したプログラムであり,本書は豊富な図表とともに具体的な実施方法をていねいに解説している。筆者はプロジェクトにデザイナーとして参加し、書籍全体の図解図示、およびプログラム用のカードゲーム「KINO」のデザインに関わった。また学校等で実施するための教材は「GRIP関連資料」サイトで入手可能であり、現在も順次作成・公開を続けている。

  • はじめてのがっこう

    荒木 佐和子, 木下 寛子( Role: Joint author)

    福岡市JSL日本語教育研究会  2014.3 

     More details

    Language:Japanese   Book type:General book, introductory book for general audience

    福岡市立小・中学校日本語初期指導用テキスト

▼display all

Presentations

  • Blooming qualities in fields: For psychology as historical/interpretive practices Invited International conference

    Hiroko KINOSHITA

    SQIP(Society for Qualitative Inquiry in Psychology)  2022.6 

     More details

    Event date: 2022.6

    Language:English   Presentation type:Symposium, workshop panel (public)  

    Country:United States  

    This symposium aims to discuss qualitative research as acts/practices of knowing formed historically. When encountering others from different cultural, regional, and historical backgrounds, we often enjoy talking about our differences to understand each other. However, in the international context, is what we, as qualitative researchers, want to discuss merely comparative cultural topics? Rather, our central subject may be the reinterpretation of psychological knowledge, and experience and practices/acts of knowing that have been radically localized and personalized amid their respective histories. It seems that qualitative inquiries require at least threefold interpretive aspects, as follows: (a)understanding the meaning of something or events in the field [an aspect of microgenesis]; (b)understanding the meaning through the experience-near concepts in the field; and (c)linking the concepts with experience-far concepts in wider (cultural or academic) contexts (Geertz, 1983) [thematizing and describing something as something]. Furthermore, another aspect of understanding, namely, the aspect of "translation," plays an important role for us, psychologists, from Japan. This is because “translation” does not only mean the practices of expressing the meaning of something (i.e., theories) in a different language but also implies the historical events such as importing and appropriating paradigms generated in the Western world on which psychology is grounded. Interpretation (including translation) might have brought and will bring us to experience historical, cultural, and semantic transformation as well as loss or emergence in psychology. This symposium proposes to discuss more deeply the role of interpreting/translating the world with words through reviewing how we have experienced acts/practices of knowing.

  • ある小学校のフィールドワークを通した雰囲気の考察:「様相」・「とどまること」・「返照」をめぐって(論文番号7番)

    木下 寛子

    日本質的心理学会第7回大会  2010.11 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:茨城大学   Country:Other  

  • 小学校の風景:参与を通じた場の全体性理解の契機と展開

    木下 寛子

    日本質的心理学会第14回大会  2017.9 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:首都大学東京(荒川キャンパス)   Country:Other  

  • 「出会い」が開く学校の世界―小学校の日々への参与から― Invited

    木下寛子

    日本質的心理学会研究交流委員会主催企画「社会を見据える質的研究―長期的フィールドワークと、これから」  2018.3 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:東京都新宿区   Country:Other  

    本発表は、日本質的心理学会研究交流委員会企画「社会を見据える質的研究―長期的フィールドワークと、これから」(企画:青木美和子・石井宏典/話題提供:出口泰靖(千葉大学)・木下寛子(九州大学)・青木美和子(札幌国際大学)・石井宏典(茨城大学))における話題提供である。
    本発表では、約18年にわたるある小学校のフィールドワークの参与の特徴と長期化することで何が見えるようになり、実現するようになったのかを、フィールドワークを始まる前の関心の変遷、およびフィールドエントリーの過程、そして6つの具体的なエピソードを紹介しながら論じていった。

  • 都市:多様な他者と生きる場所 Invited

    木下寛子

    点群データによる3Dバーチャル空間サービスに係る倫理的・法的・ 社会的課題に関する研究会(第4回会合)  2023.11 

     More details

    Event date: 2023.11

    Language:Japanese   Presentation type:Oral presentation (general)  

    Venue:オンライン   Country:Japan  

  • 表現されたものが生き延びる場:小学校の日々への参与から問う学校・校区理解と表現

    木下寛子

    日本質的心理学会第20回大会  2023.11 

     More details

    Event date: 2023.11

    Language:Japanese   Presentation type:Oral presentation (general)  

    Venue:立命館大学いばらきキャンパス   Country:Japan  

    本研究では、生活世界における「表現」と「場所の理解」の関係をある小学校への参与から問いたい。学校とその周辺地域(校区等)には、基本情報や教育目標をまとめた「要覧」から根拠の不確かな「評判・噂」まで多種多様な理解があり、それらの内容は誰かの判断・行動の手掛かりになる。また学校の日々には目立たない理解がその都度展開し、その時々の先生や子どもの行為を支えている。これに対して「表現」が学校や地域をめぐって生じる時、そこに明らかになる理解は、特段日々の行為の支えにならず、誰かの判断や行動を導きもしない。本発表では、卒業式前の学校のいたるところで始まる「記念」(南・澤田, 1991)のための「表現」に注目し、時に学校・地域のどのような理解がいかにそこに生起するのか、その成り行きを明らかにする。なお、ここで注目する「表現」とは、「絵を描き、歌い、踊る」ような、小学校の日々では決して地位が低くない「表現」を指す。

  • あなたは何をみているの?:「みること」をめぐる問いの奥行きをたずねる Invited

    木下寛子

    九州教育経営学会第110回大会  2023.6 

     More details

    Event date: 2023.6

    Language:Japanese   Presentation type:Symposium, workshop panel (public)  

    Venue:西南学院大学(福岡)   Country:Japan  

    本発表は球種教育経営学会パネルディスカッション「 研究者・指導主事は、学校・教室で何をみる(見る、看る、診る)のか?」における話題提供として行われた。(企画・司会:元兼正浩,パネリスト:木岡一明(日本教育経営学),田村知子(大阪教育大学), 木下寛子(九州大学), 原クミ(福岡県教育庁))

  • 場所理解と表現の行為・経験:小学校のフィールドにおける学校理解の表出を手掛かりとして(発表番号P-26)

    木下寛子

    人間・環境学会(MERA)  2023.5 

     More details

    Event date: 2023.5

    Language:Japanese  

    Venue:近畿大学東大阪キャンパス   Country:Japan  

    本研究は、人が日常的にどのように自らが居る場所を理解しながら生きているのかを、特に表現する行為・経験に焦点化し、ある小学校への参与を通じて問うものである。現在の典型的な学校理解は、比較的均質な安定した社会のある程度等質・均質に保たれた学校・教室を前提として、明瞭な諸特徴(例:児童生徒の構成、校区の歴史、自然、文化等)によって示されることが多い。その一方で、学校の日常的な諸活動では、これらの典型的な特徴記述に留まらない子ども達、教師達のその時々の学校理解が垣間見えている。本研究では文章・絵などの表現に焦点化して、どのような理解がどのような仕方でいつ現れるのか、そこに際立つ学校理解の様相を問うことで場所理解と表現の関わりを考えたい。

  • コモンズとしての学校,コモンズと学校―「手入れ」の行為に注目して

    木下寛子

    日本質的心理学会第19回大会  2022.10 

     More details

    Event date: 2022.11

    Language:Japanese   Presentation type:Symposium, workshop panel (public)  

    Venue:愛知大学(名古屋市)   Country:Japan  

    2022年10月29日自主シンポジウム「生活世界とコモンズ-農と食と心理学6-」(企画:菅野幸恵(青山学院大学))の話題提供として発表された。公立小学校は、学校教育を担う場であると同時に、地域の小さな単位である「校区」コミュニティの維持・形成拠点としての役割を担うことも期待されている。しかしその期待をよそに、後者の役割が具体的に達成される仕方は必ずしも明確ではない。学校統廃合をめぐって議論されてきた通り、学校施設が地域住民の利用に供されること(施設の共用)や、地域の子どもが歴代学ぶ場として記憶され、地域の象徴となること以外に、コミュニティの維持・形成にどのような意味をもつだろうか。本話題提供では、校区や学校の変化の中で「手入れ(アフターケア)」(維持し、立て直し、明確化し、確認する)と呼びうる行為が生じる局面に注目し、学校の場に時に生じるコモンズとしての性格をとらえてみたい。(自主シンポジウム「生活世界とコモンズ-農と食と心理学6-」企画・司会:菅野幸恵(青山学院大学)、話題提供:菅野幸恵(青山学院大学)、木下寛子(九州大学)、石井宏典(茨城大学)、指定討論:浜田寿美男(奈良女子大学名誉教授))

  • 『気になる』が解けるとき:小学校のフィールドから

    木下寛子

    九州教育学会  2020.12 

     More details

    Event date: 2020.12

    Language:Japanese   Presentation type:Symposium, workshop panel (public)  

    Country:Other  

    (茂見 剛・塚野慧星・宮本 聡・木下寛子・藤田雄飛・舩原将太・中山博晶/ラウンドテーブル「身体から教育を問うⅡ―特別支援教育、道徳教育、児童相談所、釜ヶ崎―」)なお本発表については、新型感染症拡大防止のため2020年12月29日に場を改めて実施された

  • 散歩体験の記述と表現(1) : 記述にみる、体験プロセスと散歩の理解

    山下 智也, 山本 幸子, 木下 寛子, 江上 雄作, 松本 光太郎, 阪本 英二, 南 博文

    人間・環境学会(MERA)第10回大会  2003.5 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:東京工業大学すずかけホール   Country:Other  

  • 散歩体験の記述と表現(2) : 個人的体験としての散歩はどの程度共有可能か

    木下 寛子, 江上 雄作, 山下 智也, 山本 幸子, 松本 光太郎, 阪本 英二, 南 博文

    人間・環境学会(MERA)第10回大会  2003.5 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:東京工業大学すずかけホール   Country:Other  

  • ある小学校の特殊学級の雰囲気(「ゆれ」)を捉える試み

    木下 寛子, 南 博文

    人間・環境学会(MERA)第11回大会  2003.5 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:千葉工業大学   Country:Other  

  • 学校という場の意味 : 博多小学校POE調査を通して

    新名 佐知子, 江上 雄作, 木下 寛子, 山下 智也, 山本 幸子, 南 博文

    人間・環境学会(MERA)第11回大会  2004.5 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:千葉工業大学   Country:Other  

  • 交流教育を積極的にすすめるある小学校の特殊学級における雰囲気を捉える試み: 「ゆれ」「ゆらぎ」に注目して: 定性的研究の実際(108)(論文番号:1PM007)

    木下寛子, 南 博文

    日本心理学会第68回大会  2004.9 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:関西大学   Country:Other  

  • (PC051)ある小学校の特殊学級における雰囲気の様相について : 「ゆれ」に注目して

    木下 寛子

    日本教育心理学会総会  2005.9 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:浅井学園大学   Country:Other  

  • 雰囲気の様相を通した「身を置く場所」の考察:ある小学校への参入から

    木下 寛子

    日本心理学会大会  2006.11 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:福岡国際会議場   Country:Other  

  • 問いを「わたしの問い」として据えること

    木下 寛子

    第17回日本発達心理学会大会  2007.2 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:九州大学   Country:Other  

    自主シンポジウム「『質的データ』への異和感:私たちが考える質的研究」での話題提供(企画:松本光太郎(九州大学、名古屋大学)・大倉得史(九州国際大学)/司会:松本光太郎(九州大学、名古屋大学)/話題提供者:大倉得史(九州国際大学)・阪本英二(九州大学)・木下寛子(九州大学)/指定討論者: 鯨岡峻(京都大学)・森岡正芳(奈良女子大学) )

  • 学校の中の子ども:『食べること』をめぐって出会うこと

    木下 寛子

    平成21年度「第1回食育推進セミナー」  2009.6 

     More details

    Language:Others  

    Venue:福岡市   Country:Other  

  • 始めなおす場所:小学校と学童保育の「食べる」場面をめぐって

    木下 寛子

    日本質的心理学会第8回大会  2011.11 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:安田女子大学   Country:Other  

    会員企画シンポジウム「農と食と心理学」(企画: 石井宏典(茨城大学)/司会: 石井宏典(茨城大学)/話題提供者: 石井宏典(茨城大学)・菅野幸恵(青山学院女子短期大学)・木下寛子(九州大学)/指定討論者: 浜田寿美男(奈良女子大学))

  • 学校の世界と「畑の体験」―小学校の日々から―

    木下 寛子

    日本質的心理学会第9回大会  2012.9 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:東京都市大学   Country:Other  

    会員企画シンポジウム「農と食と心理学―その3」(企画: 石井宏典(茨城大学)・菅野幸恵(青山学院女子短期大学)・木下寛子(九州大学)/司会: 菅野幸恵(青山学院女子短期大学)/話題提供者: 渡邊芳之(帯広畜産大学)・石井宏典(茨城大学)・木下寛子(九州大学)/指定討論者: 浜田寿美男(奈良女子大学))

  • 学校という「世界」に交錯するするまなざし:公開授業研究会の討議の場と雰囲気から読み解かれるもの

    木下 寛子

    日本質的心理学会第12回大会  2015.10 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:宮城教育大学   Country:Other  

    会員企画シンポジウム「生活世界と雰囲気:農と食と心理学4」における話題提供(企画:木下寛子・石井宏典・菅野幸恵/司会:木下寛子(九州大学)/話題提供者:石井宏典(茨城大学)・菅野幸恵(青山学院女子短期大学)・木下寛子(九州大学)/指定討論者:浜田寿美男(奈良女子大学名誉教授・立命館大学))

  • 『関与観察』としての学校コンサルテーション:九州大学学校コンサルテーションの試みから

    木下 寛子

    九州教育学会第69回大会  2017.11 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:鹿児島大学   Country:Other  

    ラウンドテーブル「学校コンサルテーションによる OJT 型管理職育成の施行:その可能性と課題」における話題提供(企画・司会:元兼正浩(九州大学)/話題提供者:原北祥悟・殷爽・申芸花・鄭修娟・木下寛子(九州大学))

  • 移動を前提として都市で生きる子ども達と生活世界

    木下 寛子

    日本質的心理学会第15回大会  2018.11 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:名桜大学(沖縄)   Country:Other  

    本発表は、会員企画シンポジウム「農と子どもと心理学」(企画・話題提供:菅野幸恵(青山学院女子短期大学)・石井宏典(茨城大学)・木下寛子(近畿大学九州短期大学)/話題提供:浜田寿美男)における話題提供である。
    本発表では、福岡市内の都市中心部に近い校区で、移動を前提として生きる子ども達(特に「多文化の子」(外国人児童生徒等))を中心に、その生活世界とそこでの育ちを描くことで、「農的営み」からの近さと隔たりを問う。この校区での生活に立ち会っていると、確かに子ども達は「育てられる者」としての立場に固定され、大人以上に自らの生活を支えることから隔てられているようである。しかし一方で、子ども達は誰かや何かに関わって日々を過ごしており、世界の方から多様な意味を受け取り続けている。そしてその日々(世界)は多様に大きく分節して、互いに全く別の在り方を十全なものとして予示し、子ども達をそれぞれの世界における十全さへと誘い続けていることが窺える。子ども達が様々に展開する場の中に置かれ移動を前提として生きていく時、その育ちとはどのようなものとして見え、様々な場はそれにどのような意味を持つのか。子ども達の日々の記述を通じて考察した。

  • 「雰囲気」のための言葉:小学校の日々に生じる話す行為から

    木下 寛子

    日本質的心理学会第15回大会  2018.11 

     More details

    Language:Japanese  

    Venue:名桜大学(沖縄)   Country:Other  

    本発表は、会員企画シンポジウム「ナラティブの生まれるところ、そしてその向こう:ナラティブ研究の可能性を探る」(企画・司会:保坂裕子(兵庫県立大学)/話題提供:岡部大祐(順天堂大学)・木下寛子(近畿大学九州短期大学)・保坂裕子(兵庫県立大学))の話題提供である。
    本報告は、きわめてありふれた日々の中に、ありふれて生じる「話す」行為、特に雰囲気を巡って「話す」行為を、小学校の日常から考えることから、日々に話される「言葉」の意味、そして「語る」行為について再考した。

▼display all

MISC

  • 学校の時間(3)新しい場所、新しくなる場所

    木下 寛子

    クラルス(新曜社Webマガジン)   2020.1

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • 学校の時間(2)学校の時間のはじまり:あなたを待っていた

    木下 寛子

    クラルス(新曜社Webマガジン)   2019.9

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • 学校の時間(1)はじめに:学校のための時間

    木下 寛子

    クラルス(新曜社Webマガジン)   2019.7

     More details

    Language:Japanese  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(12):適切に合理的配慮を提供し続けるために

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2019.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • 箱崎のマチ・ミチ・ヒト:生活空間としての街路から見る箱崎の様相:シリーズアーバンデザインを考える―05

    江口 裕輔, 木下 寛子, 細川 晋一郎, マリア・アレハンドラ・ロペス

    季刊都市情報誌fU(エフ・ユー)第6号, 38-39.   2006.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • 子どもの生きる場を支えるもの:学校・学童保育の日常から

    木下寛子

    「教育と医学」慶応大学出版会,pp.20-26   2022.10

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

    本稿は「教育と医学」11,12月号(no.813)の特集「子どものコミュニティとコミュニケーション」に寄稿した論考である。この特集では、インターネット、SNSはもとより、ここ数年のコロナ禍における生活変容などの子どもたちを取り巻く状況、および子どもたちにかかわる諸実践から、子どもたちが新たに形成している新しいコミュニティ、あるいは生成されつつあるコミュニティとコミュニケーションの形を模索しようとしている。本稿では本特集においてもっとも典型的ともみなされている「学校」の生活世界に関して、コロナ禍下での変容に光を当てて、そこでの他者や事物との関わり合いの今とこれからを明らかにするために、学校の日常的な諸場面に即して考えてようと試みた。その結果として、子どもたちの学校での暮らしの変容に次ぐ変容の中で、感染症拡大状況の収束が見込まれ始めている学校のなかでは、人と人との関わり合いがそこに前提されている基本的な信頼や歴史の積み重ねから揺らぐ可能性を孕んでいること、一方で、これまでの危機的状況の克服において鍵を握ったのが、アニメや漫画をはじめとして多くの子どもたち、教師たちが共有する数多の物語であったことを挙げ、潜在的に新しい物語が俟たれている現状を提示した。

  • 借りたい猫の手、書きたい人の手(シリーズ「心理学ライフ」)

    木下寛子

    心理学ワールド(日本心理学会), No.99 ,p.36   2022.10

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • 石井宏典著『根の場所をまもる――沖縄・備瀬ムラの神人たちと伝統行事の継承』

    木下 寛子

    新曜社Webマガジン「clarusクラルス」   2020.4

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Book review, literature introduction, etc.  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(11):定期テスト等で実力を発揮する(2)

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2019.2

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(10):定期テスト等で実力を発揮する

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2019.1

     More details

    Language:Others  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(9):宿題に取り組む

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2018.12

     More details

    Language:Japanese  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(8):考えをまとめて話す

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2018.11

     More details

    Language:Japanese  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(7):文字を書く

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2018.10

     More details

    Language:Japanese  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(6)学校生活を普通に過ごす

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2018.9

     More details

    Language:Japanese  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(5)見ることや聞くことに集中する

    田中裕一, 木下寛子

    教職研修   2018.8

     More details

    Language:Others  

  • イラストで学ぶ合理的配慮BandA(4):聞きたい音や考える作業に集中する

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2018.7

     More details

    Language:Others  

  • イラストで学ぶ合理的配慮 BandA(3):教科書等の文字を読む(2)

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2018.6

     More details

    Language:Japanese  

  • イラストで学ぶ合理的配慮 BandA(2):教科書等の文字を読む

    田中 裕一, 木下 寛子

    教職研修   2018.5

     More details

    Language:Japanese  

  • 「学校コンサルテーションによるOJT型管理職育成の試行」研究成果報告書

    @元兼 正浩, @木下 寛子, #原北 祥悟, #小林昇光, #申 芸花, #鄭 修娟, #木村 栞太, #殷 爽, #柴田 里彩

    九州大学大学院人間環境学研究院   2018.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Internal/External technical report, pre-print, etc.  

    本報告書は2017年度文部科学省受託研究「学校コンサルテーションによるOJT型管理職育成の試行」(研究代表者:元兼正浩)の年間報告書である。

  • Episode2(実行委員の体験談)

    木下 寛子

    2009年度人間環境学コロキウム実行委員(九州大学大学院人間環境学府)(編)「人間環境学コロキウム10年のあゆみ2009年度報告」, p.8   2010.3

     More details

    Language:Japanese   Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

▼display all

Professional Memberships

  • Japanese Society for Hans-Georg Gadamer Studies

  • Japan Society of Devolopmental Psychology

  • Japanese Association of Educational Psychology

  • Japanese Association of Qualitative Psychology

  • Man- Environment Research Association

Committee Memberships

  • 日本質的心理学会   研究交流委員会委員長   Domestic

    2020.4 - 2022.3   

  • 日本質的心理学会   研究交流委員会委員   Domestic

    2018.4 - 2020.3   

Academic Activities

  • 企画・話題提供

    人間・環境学会第31回大会シンポジウム「環境をつくる——子ども、遊び、現実」  ( 水戸市民会館 ) 2024.5

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:50

  • 指定討論

    九州大学人社系協働研究・教育コモンズシンポジウム 「『歴史総合』時代のロシア史」第3部「隣国の歴史と私たち」  ( 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区) ) 2024.3

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

  • 企画・指定討論

    日本質的心理学会第20回大会自主シンポジウム「孤立からつながりへ:エージェンシーをめぐる対話」(企画:青山征彦(成城大学)・保坂裕子(兵庫県立大学)・木下寛子(九州大学),話題提供:青山征彦・保坂裕子・浜田寿美男(奈良女子大学名誉教授),指定討論:木下寛子)  ( 立命館大学いばらきキャンパス(大阪府茨木市) ) 2023.11

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:50

  • 指定討論

    九州大学人社系協働研究・教育コモンズ企画シンポジウム「『人社系の知』とELSI」  ( 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区) ) 2023.10

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

  • 企画・同行(司会)

    九州大学人社系協働研究・教育コモンズ企画ブックラウンチ「『都市で故郷を編む』を囲んで―沖縄・シマの近現代と社会心理学的フィールドワーク」  ( 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区) ) 2023.9

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:125

  • 福岡市科学館サイエンスコミュニケーション開発会議第7期委員

    Role(s): Review, evaluation

    福岡市科学館  2023.4 - Present

     More details

    Type:Scientific advice/Review 

  • 企画・司会

    日本質的心理学会第19回大会自主シンポジウム「フィールドに花開く質:社会・文化的、歴史的行為としての『解釈』と『翻訳』」  ( 愛知大学(名古屋市) ) 2022.10

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:20

  • 2022 SQIP-Conference Planning Team for East Asia International contribution

    SQIP VIRTUAL CONFERENCE 2022  ( Online (Clark Univeristy) UnitedStatesofAmerica ) 2022.6

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

  • Chair International contribution

    Symposium "Blooming qualities in fields: For psychology as historical/interpretive practices" (in SQIP Virtual Conference 2022)  ( Online (Clark Univeristy) UnitedStatesofAmerica ) 2022.6

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:50

  • 企画・司会

    日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポ「世界を見ることを学びなおす―臨床実践の哲学から―」(登壇者:西村ユミ(東京都立大学健康福祉学部看護学科)・大倉得史(京都大学大学院人間・環境学研究科))  ( オンライン ) 2022.3

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:70

  • 指定討論

    日本発達心理学会第33回大会(日本発達心理学会・分科会「ナラティブと質的研究会」)「ビジュアル・ナラティブの理論:イメージ、記号、ビジュアル言語」(6PM2-B-DS05)  ( オンライン ) 2022.3

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:70

  • 企画・第3部(パネルディスカッション)モデレーター

    九州大学社会連携推進室科学コミュニケーション推進グループ設置記念公開シンポジウム「九州大学×科学コミュニケーション:伝える喜び、伝わる喜び ~双方向コミュニケーションの場を造る~」  ( オンライン ) 2021.9

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:300

  • 指定討論

    考える読書会第3回合評会(村上靖彦:著『摘便とお花見ー看護の語りの現象学』)  ( オンライン ) 2021.8

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:100

  • 企画・司会

    九州大学人社系協働研究教育コモンズ「棚田の教え:その成立基盤と持続可能性」  ( ハイブリッド開催(九州大学伊都キャンパスフジイギャラリー/オンライン) ) 2021.7

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:169

  • 指定討論

    日本発達心理学会第32回大会(日本発達心理学会・日本質的心理学会合同シンポジウム)「エスノグラフィ視点なトランスナショナル発達科学の可能性」  ( オンライン ) 2021.3

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:60

  • Screening of academic papers

    Role(s): Peer review

    2021

     More details

    Type:Peer review 

    Number of peer-reviewed articles in foreign language journals:0

    Number of peer-reviewed articles in Japanese journals:1

    Proceedings of International Conference Number of peer-reviewed papers:0

    Proceedings of domestic conference Number of peer-reviewed papers:0

  • 企画・司会(同行)

    日本質的心理学会研究交流委員会企画「背中合わせで世界に臨む-環境、文化を問うことと質的心理学の今とこれから-」  ( オンライン ) 2020.10

     More details

    Type:Competition, symposium, etc. 

    Number of participants:70

  • Screening of academic papers

    Role(s): Peer review

    2020

     More details

    Type:Peer review 

    Number of peer-reviewed articles in foreign language journals:0

    Number of peer-reviewed articles in Japanese journals:4

    Proceedings of International Conference Number of peer-reviewed papers:0

    Proceedings of domestic conference Number of peer-reviewed papers:0

  • 飯塚市子ども・子育て会議委員

    Role(s): Review, evaluation

    副委員長 福岡県飯塚市  2019.4 - 2021.3

     More details

    Type:Scientific advice/Review 

  • Screening of academic papers

    Role(s): Peer review

    2019

     More details

    Type:Peer review 

    Number of peer-reviewed articles in foreign language journals:0

    Number of peer-reviewed articles in Japanese journals:4

    Proceedings of International Conference Number of peer-reviewed papers:0

    Proceedings of domestic conference Number of peer-reviewed papers:0

  • 質的心理学研究

    Role(s): Peer review

    2018.4 - 2021.3

     More details

    Type:Academic society, research group, etc. 

  • Screening of academic papers

    Role(s): Peer review

    2018

     More details

    Type:Peer review 

    Number of peer-reviewed articles in foreign language journals:0

    Number of peer-reviewed articles in Japanese journals:4

    Proceedings of International Conference Number of peer-reviewed papers:0

    Proceedings of domestic conference Number of peer-reviewed papers:0

▼display all

Research Projects

  • 「地域のなかの学校」の解釈学:学校・校区の「節目」「行事」に焦点化した探索的研究

    Grant number:24K16611  2024 - 2028

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

      More details

    Authorship:Principal investigator  Grant type:Scientific research funding

  • 人社系協働研究・教育コモンズ企画 ブックラウンチ「『都市で故郷を編む』を囲んで―沖縄・シマの近現代と社会心理学的フィールドワーク」の開催・促進

    2023

    令和5年度 サイエンスカフェ活動等の強化・実施に向けた支援

      More details

    Authorship:Principal investigator  Grant type:On-campus funds, funds, etc.

  • 「移動」を前提とする都市の生活環境:「人間―環境」系理解のための探索的研究

    2022.6 - 2024.3

      More details

    Authorship:Principal investigator 

    本研究は、「移動」が人生における希望にまで深く浸食する現代の都市生活の状況を理解することを通じて、都市と人の関係性の理解を目指すもので、当該2年間はその萌芽的段階である。具体的には九大の移転という出来事を経た福岡市とその周辺に注目し、市内近辺で調査や実践に取り組んできた多分野の研究者(環境心理学、都市設計学、建築計画学、社会学、教科教育学、博物館教育学等)相互のGroup Inquiry(Seamon,1991)を、特に生活者の「経験に近い言葉」に着目して実施する。期待される成果として①都市において問われるべき「移動」の意味が明確になり②大学まるごとの「移動」が地域にもたらしたインパクトを含め、今後生じる都市の諸問題への総合知の応答性・責任性に資する「人間-環境」系理解の理論的パースペクティブがもたらされることになる。
    なお、本プロジェクトは、人社系協働研究・教育コモンズ「研究コモンズ」のポリシーのひとつ「アジアに開かれた九州」、および「教育コモンズ」の「クロスアジア」、人間環境学府多分野連携プログラム「都市の生態学:移動・地域・生活環境」等との連携のもとで進めていく。

  • 人新世のレジリエンス論:人間と環境との共存に向けた関係性の再構築

    2022.4 - 2023.3

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s) 

    人新世(じんしんせい、英: Anthropocene)とは、人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して、ノーベル化学賞受賞者のポール・クルッツエンら(Crutzen and Stoermer, 2000)が提唱した地質時代における現代を位置づける概念である。1万年前に始まったばかりの完新世(Holocene)という安定した地球環境の時代が終わって、人間活動によって地球環境が大きく変動する新しい地質年代に入ったことを意味する(渡辺,2021)。「人新世」をめぐる議論では、もはや「人間−自然」の素朴な二分法では現実に生起する様々な環境問題を捉えきれなくなったことが指摘され、自然と人間をめぐる新たな関係のあり方が模索されている(中島,2019)。この背景のもとで、人新世における自然と人間との共存に向けては、様々なリスクを見据えた新たなレジリエンス論の構築が求められる。本研究では、従来から行われてきた自然科学の方法論に基づく「環境領域」と、人間活動に着目する「人間領域」の側面に加えて、人間と環境との接続を担うプラットフォームである社会制度などの「社会システム領域」の側面を取り込み、新たなレジリエンス論を構築することを目的とする。この目的を踏まえて、本研究では上述の3領域の側面から人新世における自然と人間との共存に向けて必要不可欠な要素から構成する「レジリエンス」の在り方を模索することによって、新たな自然と人間の関係性を示唆する「人新世のレジリエンス論」を提示する。
    本研究の展望は、「人新世のレジリエンス論」という新たな理論的枠組みの提示から、今後多様なフィールド・実空間を対象とした実証的分析を視野に、既存の多くの関連分野の垣根を超えて方法論を活用し、人間と環境、そしてそのインターフェイスとなる社会システムの各側面に通底するリスク/レジリエンスを評価するための枠組みの構築につなげる。具体的に、相互依存関係にある人間、環境と社会システムでは、①「共通または相乗効果」が存在する要素(例:水の循環を不可欠とする点)や、②「相反または互いに衝突」する要素(例:人間による開発・生産活動は環境に影響を来たす一方、環境がなければ開発・生産活動もできないという不可分性)と、互いのリスクに影響を与えうる要素(例:温室効果ガスの排出/抑制)が考えられる。これらの要素を抽出して、更に要素同士の関係性を体系化することで、将来の多様な変化を予見して、柔軟に対応しうる方法論や実務面での政策提言に貢献する。また、本研究が提示する「人新世のレジリエンス論」は、人間と環境との関係性への抜本的な見直しに向けた示唆や、その両者をつなぐインターフェイスとしての社会システムを導入することで、「人間環境学」という既存の学問領域への新たな水平を示す理論的な進展を企図する。

  • 「移動」を前提とする都市の生活環境:「人間―環境」系理解のための探索的研究 概要:本研究は、「移動」が人生における希望にまで深く浸食する現代の都市生活の状況を理解することを通じて、都市と人の関係性の理解を目指すもので、当該2年間はその萌芽的段階である。具体的には九大の移転という出来事を経た福岡市とその周辺に注目し、市内近辺で調査や実践に取り組んできた多分野の研究者(環境心理学、都市設計学、建築計画学、社会学、教科教育学、博物館教育学等)相互のGroup Inquiry(Seamon,1991)を、特に生活者の「経験に近い言葉」に着目して実施する。期待される成果として①都市において問われるべき「移動」の意味が明確になり②大学まるごとの「移動」が地域にもたらしたインパクトを含め、今後生じる都市の諸問題への総合知の応答性・責任性に資する「人間-環境」系理解の理論的パースペクティブがもたらされることになる。

    2022 - 2023

    人社系学際融合プログラム研究

      More details

    Authorship:Principal investigator  Grant type:On-campus funds, funds, etc.

  • 人新世のレジリエンス論:人間と環境との共存に向けた関係性の再構築(代表:蕭 耕偉郎)

    2022

    九州大学大学院人間環境学府・研究院「萌芽的学際研究に対する研究助成」

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s)  Grant type:On-campus funds, funds, etc.

  • 地域性の解釈学

    2020.4 - 2024.3

      More details

    Authorship:Principal investigator 

  • 地域コミュニティに開かれた特別支援学校についての学際的研究

    2020.4 - 2022.3

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s) 

  • 「地域性」の解釈学:教育実践の根拠となる地域理解の微視発生的研究 (概要)今日,校区・地域間の多様性が際立ち,それらが学校に与えるインパクトの大きさが顕在化し始めている。本研究は,言葉になりにくい,各学校の実践の根拠をなす「地域性」の意味,およびそれを理解する方法を,現実の教育現場への参与を通じて明らかにするものである。研究期間には,方法のベースとなる解釈学的研究の文献調査を進めつつ,ある公立小学校での「地域性」理解の過程に焦点化した調査を行ない,校区の理解が表象レベルから「地域性」の実践レベルへと変容する諸契機を明らかにする。この試みは,学校とその諸実践の個別性を,地域の単位に埋め込んで適切に理解する現実的な研究枠組みを提起するものである。

    Grant number:20K13892  2020 - 2023

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

      More details

    Authorship:Principal investigator  Grant type:Scientific research funding

  • 地域コミュニティに開かれた特別支援学校についての学際的研究:ローカルな学習文化資源を活かしたラボラトリースクール構想 (概要)近年の障害者基本法や関連法の改正を経て尚、特別支援教育を巡る状況は様々な課題を抱えている。それは、学童期−青年期−成人期という生涯発達の観点に立った支援や多様な機関の連携、地域社会と特別支援学校との関係構築などである。地域社会の「共育」の場として、行き交う人々の結節点として新しい価値に基づく学校が求められている。 本プロジェクトでは特別支援教育の最先端の実践およびそれを支える理念や認識や構造について教育学・人類学・哲学・心理学・歴史学・建築学の研究者が学際的な視点から研究を行う。その成果は、同メンバーが準備委員会に参画している特別支援学校(福岡県糸島市)の設立に向けて「糸島ラボラトリー・スクール構想」として提案される。特に①芸術や工芸に特化した実践的取り組みのカリキュラム化と②学校を教師・生徒・関係者による討議を通した改編可能な「制度」の場として開くことは、研究成果の社会実装としての意義を有するものであり、特別支援教育の当事者の参画可能性の視点に立ったユニバーサル化の一事例として“Arts,CraftsandDemocracyforAll”を学校制度の新たな価値として提案するものである。

    Grant number:D19-R-0145  2020 - 2022

    科学研究費助成事業  トヨタ財団 2019年度研究助成プログラム

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s)  Grant type:Competitive funding other than Grants-in-Aid for Scientific Research

  • 災害・戦争を契機とした専門家の関与と被災者に関する研究(代表者:大森万理子)

    2019

    九州大学大学院人間環境学府 萌芽的学際研究に対する研究助成

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s)  Grant type:On-campus funds, funds, etc.

  • 出会いと雰囲気の解釈学:小学校のフィールドから 本書は2017年提出の博士論文に基づき執筆された学術図書である。雰囲気は,子どもの学びや育ちにとっての重要な意味が見込まれる一方,実体がなく取り扱いにくいために,学校現場はもちろんのこと,心理学や教育学でもその意義や価値が十分に見定められていない。本書は,雰囲気を巡る日常的な経験をできるだけ変質させたりゆがめたりすることなく記述・理解する方法を求め,雰囲気とは何か,また雰囲気にはどのような意義や価値があるのかを明らかにする試みを展開した。具体的には学校・教室の日常への参与に基づき,雰囲気の意味解釈の方法(解釈学)を探求した。そして日常的な場に生じる問いとの出会いの経験,および問う行為に,雰囲気を記述し問う可能性が開かれる可能性を明らかにし,この方法を,対象の理論的認識方法から区別して「出会いの解釈学」と呼んだ。また雰囲気が,場をその都度開き直す「開顕性」という動的な性質そのものであることを明らかにし,雰囲気を巡る日常的で素朴な見込みを再解釈した。本書は,雰囲気理解を通じた学校現場への貢献のみならず,雰囲気をはじめ,現場のとらえにくい経験を問うための方法論を提起して,心理学のパラダイム転換に寄与するものと考えられる。

    2019

    近畿大学学内研究助成金(研究成果刊行助成金)

      More details

    Authorship:Principal investigator  Grant type:On-campus funds, funds, etc.

  • 情況を読む―人間環境学における解釈学の可能性に向けて―

    2017 - 2018

    九州大学人間環境学府 萌芽的学際研究に対する研究助成

      More details

    Authorship:Principal investigator  Grant type:On-campus funds, funds, etc.

  • 農と食と心理学

    2010.11

      More details

    Authorship:Principal investigator 

  • 雰囲気の解釈学的現象学

    2008 - 2009

    九州大学人間環境学府 学位取得(課程博士)に向けての研究助成

      More details

    Authorship:Principal investigator  Grant type:On-campus funds, funds, etc.

▼display all

Class subject

  • 教育環境学研究法

    2024.10 - 2025.3   Second semester

  • 教育環境行動学演習

    2024.10 - 2025.3   Second semester

  • 教育環境人間論

    2024.10 - 2025.3   Second semester

  • 教育学文献講読

    2024.4 - 2024.9   First semester

  • 子どもの環境論

    2024.4 - 2024.9   First semester

  • 学びと育ちの環境学演習

    2024.4 - 2024.9   First semester

  • 外書講読

    2024.4 - 2024.9   First semester

  • 教育環境行動学

    2023.10 - 2024.3   Second semester

  • 教育環境学研究法

    2023.10 - 2024.3   Second semester

  • 教育環境人間論

    2023.10 - 2024.3   Second semester

  • 子ども文化論

    2023.6 - 2023.8   Summer quarter

  • 特別研究

    2023.4 - 2024.3   Full year

  • 卒業論文指導演習

    2023.4 - 2023.9   First semester

  • 教育学文献講読

    2023.4 - 2023.9   First semester

  • 外書講読

    2023.4 - 2023.9   First semester

  • 教育環境学

    2023.4 - 2023.9   First semester

  • 教育学研究入門

    2023.4 - 2023.9   First semester

  • 教育環境行動学

    2022.10 - 2023.3   Second semester

  • 卒業論文演習

    2022.10 - 2023.3   Second semester

  • 教育学研究法

    2022.10 - 2023.3   Second semester

  • 教育学・教育心理学概説II

    2022.10 - 2023.3   Second semester

  • 教育環境学研究法

    2022.10 - 2023.3   Second semester

  • 教育環境人間論

    2022.10 - 2023.3   Second semester

  • 教育環境行動学演習

    2022.10 - 2023.3   Second semester

  • 教育環境学研究法演習

    2022.6 - 2022.8   Summer quarter

  • 子どもの人間学

    2022.4 - 2022.9   First semester

  • 教育学研究入門

    2022.4 - 2022.9   First semester

  • 教育学・教育心理学概説Ⅰ

    2022.4 - 2022.9   First semester

  • 卒業論文指導演習

    2022.4 - 2022.9   First semester

  • 教育学文献講読

    2022.4 - 2022.9   First semester

  • 外書講読

    2022.4 - 2022.9   First semester

  • 教育学フィールド研究入門

    2022.4 - 2022.6   Spring quarter

  • 教育調査法Ⅱ演習

    2021.10 - 2022.3   Second semester

  • 教育学研究法

    2021.10 - 2022.3   Second semester

  • 教育学・教育心理学概説Ⅱ

    2021.10 - 2022.3   Second semester

  • 教育調査法Ⅱ

    2021.10 - 2022.3   Second semester

  • 教育環境人間論

    2021.10 - 2022.3   Second semester

  • 質的調査法

    2021.6 - 2021.8   Summer quarter

  • 教育学研究入門

    2021.4 - 2021.9   First semester

  • 教育調査法I演習

    2021.4 - 2021.9   First semester

  • 教育学・教育心理学概説Ⅰ

    2021.4 - 2021.9   First semester

  • 教育学文献講読

    2021.4 - 2021.9   First semester

  • 外書講読

    2021.4 - 2021.9   First semester

  • 人間環境学

    2021.4 - 2021.9   First semester

  • 教育学フィールド研究入門

    2021.4 - 2021.6   Spring quarter

  • 子どもの人間学

    2020.10 - 2021.3   Second semester

  • 教育学研究法

    2020.10 - 2021.3   Second semester

  • 子ども文化論

    2020.10 - 2021.3   Second semester

▼display all

FD Participation

  • 2022.11   Role:Participation   Title:社会包摂デザイン・イニシアティブ2022年度 第2回社会包摂デザイン研究会「配慮」

    Organizer:University-wide

  • 2021.11   Role:Participation   Title:学際研究・教育FD

    Organizer:[Undergraduate school/graduate school/graduate faculty]

  • 2021.4   Role:Participation   Title:令和3年度 第1回全学FD(新任教員の研修)

    Organizer:University-wide

Visiting, concurrent, or part-time lecturers at other universities, institutions, etc.

  • 2021  近畿大学九州短期大学通信教育部保育科  Classification:Part-time lecturer  Domestic/International Classification:Japan 

    Semester, Day Time or Duration:前期・後期

  • 2020  近畿大学九州短期大学保育科  Classification:Part-time lecturer  Domestic/International Classification:Japan 

    Semester, Day Time or Duration:後期

  • 2020  近畿大学九州短期大学通信教育部保育科  Classification:Part-time lecturer  Domestic/International Classification:Japan 

    Semester, Day Time or Duration:後期

Other educational activity and Special note

  • 2021  Class Teacher 

Outline of Social Contribution and International Cooperation activities

  • 小学校への参与研究でのご縁や保育学・幼児教育に携わった経験を活かし、学童保育の支援員、多文化状況にある地域の子どもたち、家族たちを応援する活動に携わっています。

Social Activities

  • 2024年03月13日KBC「アサデス。」【福津市】国の基準大きく超える過大規模校

    KBC(九州朝日放送株式会社)  2024.3

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:TV or radio program

    福津市の急速な人口増に伴う学校規模の過大状態に関して、学校規模が学校の子どもたちや先生たちに与える影響について情報提供を行った。
    以下はKBCホームページに掲載された概要である(https://kbc.co.jp/asadesu_kbc/detail.php?cdid=35732)
    ====
    "皆さまからお寄せいただいた情報をもとに、地域の問題や話題など、番組独自の取材で迫っていく「アサデスポスト」。今回の投稿は、こちら。
    ________________
    福津市福間のマンモス校の問題を扱って欲しいです。福津市に住んで8年になりますが、当初から問題になっている小学校・中学校の人数過多の問題は解決されていません。その頃から福津市からのアンケートは毎年ありますが、いったい何か進んだのか。当時幼稚園児だった子供はもう中2で、ずっとマンモス校です。来年度の中学校の1年生は12クラスだとか。まだ住宅は増えています。とても心配です。(ゆうたママさん)
    ___________________
    マンモス校とも言われる「過大規模校」少子高齢化が進み、全国的に小中学校の統廃合というのをよく耳にしますが、今回のお悩みは、その逆です。子どもの数が、学校のキャパシティを超えて増え過ぎることにより、様々な問題が浮かび上がってきました。

  • K@ITO(カイト)結成記念 キックオフイベント「九大伊都ビブリオバトル部」(テーマ「小学生の“私”にオススメする一冊」)

    ピカリかがく  九大伊都蔦屋書店  2024.3

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Other

  • ピカリかがくカフェ@研究者ビブリオバトル

    ピカリかがく  九大伊都蔦屋書店  2023.12

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Other

  • 「子どもの遊びの理解と支援」および「子どもの生活面における対応」

    特定非営利活動法人学童保育協会  ふくふくプラザ  2023.11

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Seminar, workshop

    福岡県内の放課後支援員認定資格研修制度のための研修会に講師として参加した。具体的には「子どもの遊びの理解と支援」について、子どもの発達と放課後支援(留守家庭子ども会)固有の状況に照らした遊びの保障と支援の在り方、および発生しやすいリスクについて解説し、「子どもの生活面における対応」については、子どもの生活全体を支える保育の観点から、子どもの環境の安全をいかに保障し、子ども自身に安全・健康に関する意識を育てつつ、日常の安全と健康を保障する具体的な方法について解説した。また特に、昨今多くの学童保育で高いリスクを有する食物アレルギーに関して日常の配慮および緊急時の対応方法を実習を含めて講義した。

  • 人と人のキョリを知る:環境心理学への招待

    令和5年度 福岡県嘉飯桂地域未来の地域リーダー育成プログラム(主催:嘉飯桂地域未来の地域リーダー育成プログラム推進委員会,飯塚市教育委員会,嘉麻市教育委員会,桂川町教育委員会,福岡県青少年育成課, 後援:福岡県教育委員会, 協力:一般社団法人飯塚青年会議所)  2023.10

     More details

    Audience: Infants, Schoolchildren, Junior students, High school students

    Type:Seminar, workshop

  • 九州大学訪問(探究科1年次生)模擬講義「環境心理学の世界にようこそ!:『今いる場所』から始める環境心理学」

    山口県立下関西高校・ 九州大学大学院工学研究院航空宇宙工学部門津守研究室  2023.10

     More details

    Audience: Infants, Schoolchildren, Junior students, High school students

    Type:Seminar, workshop

  • 「子どもの発達の基本的な理解」および「児童期の生活と発達」

    特定非営利活動法人学童保育協会  ふくふくプラザ  2023.9

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Seminar, workshop

    福岡県内の放課後支援員認定資格研修制度のための研修会に講師として参加した。具体的には「子どもの発達の基本的な理解」について、発達概念を、学童期を中心に就学前から中学校入学後までの前後の文脈、および生涯発達に位置付けて説明し、「児童期の生活と発達」については、家庭、学校での生活など、子どもの生活の全体に留守家庭子ども会の場を位置付けた講義を行った。

  • KU VISION PITCH 2022/審査員

    KU VISION PITCH 2022事務局(九州大学研究・産学官連携推進部研究企画課 内)  アクロス福岡  2022.10

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Other

    本学創立111周年イベント(VISION EXPO)の一環として開催された本学の学生・若手研究者を対象とした研究ピッチコンテストにおいて、人社系審査員を務めた。一般に、ピッチコンテストは、技術シーズやビジネスアイデアを短時間のプレゼンテーションによりアピールするものだが、本コンテストでは内容をビジネスに限定せず、自身の研究のアイデアや展望を、社会に対し熱く発信する事を目的したものである。

  • 「雰囲気の謎に迫る!~姿を現さないものの環境心理学~」

    主催:公益財団法人九州経済調査協会 BIZCOLI,共催:九州大学 社会連携推進室・サイエンスパークふくおか,協力:九州大学 素粒子実験研究室  オンライン  2021.5

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Other

    サイエンスカフェふくおかは子どもから大人まで、参加者全員が科学を楽しめる場を目指している。話題提供では心理学分野のチャレンジ領域である環境心理学について、研究テーマである「雰囲気」を例に取り上げた。心理学は社会心理学や教育心理学のように、規模は違っても人間を対象としているが、環境心理学は、人間の生きている環境を対象としている。学生の頃に始めたフィールドワークの経験から、雰囲気をテーマにする研究に取り組み始めた過程、および雰囲気を心理学において取り扱うことの難点と可能性について議論した。

  • 「子どもの発達の基本的な理解」および「児童期の生活と発達」

    特定非営利活動法人学童保育協会  ふくふくプラザ  2020.11

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Seminar, workshop

    福岡県内の放課後支援員認定資格研修制度のための研修会に講師として参加した。具体的には「子どもの発達の基本的な理解」について、発達概念を、学童期を中心に就学前から中学校入学後までの前後の文脈、および生涯発達に位置付けて説明し、「児童期の生活と発達」については、家庭、学校での生活など、子どもの生活の全体に留守家庭子ども会の場を位置付けた講義を行った。

  • 「子どもの発達の基本的な理解」および「児童期の生活と発達」

    特定非営利活動法人学童保育協会  ふくふくプラザ  2020.10

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Seminar, workshop

    福岡県内の放課後支援員認定資格研修制度のための研修会に講師として参加した。具体的には「子どもの発達の基本的な理解」について、発達概念を、学童期を中心に就学前から中学校入学後までの前後の文脈、および生涯発達に位置付けて説明し、「児童期の生活と発達」については、家庭、学校での生活など、子どもの生活の全体に留守家庭子ども会の場を位置付けた講義を行った。

  • 「子どもの発達の基本的な理解」および「児童期の生活と発達」

    特定非営利活動法人学童保育協会  アクロス福岡  2020.9

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Seminar, workshop

    福岡県内の放課後支援員認定資格研修制度のための研修会に講師として参加した。具体的には「子どもの発達の基本的な理解」について、発達概念を、学童期を中心に就学前から中学校入学後までの前後の文脈、および生涯発達に位置付けて説明し、「児童期の生活と発達」については、家庭、学校での生活など、子どもの生活の全体に留守家庭子ども会の場を位置付けた講義を行った。

  • 保育士になるための学びに関するガイダンス

    近畿大学附属福岡高等学校  2020.9

     More details

    Audience: Infants, Schoolchildren, Junior students, High school students

    Type:Seminar, workshop

  • 「保育の専門家になる人のための心理学の基礎―対人関係論・省察する専門家―」

    近畿大学附属福岡高等学校  2020.2

     More details

    Audience: Infants, Schoolchildren, Junior students, High school students

    Type:Seminar, workshop

  • 話題提供「学校の中の子ども:『食べること』をめぐって出会うこと」

    福岡市教育委員会  福岡市役所  2009.6

     More details

    Audience: General, Scientific, Company, Civic organization, Governmental agency

    Type:Seminar, workshop

    小学校・中学校の子ども達の日常において「食べること」はどのように経験されるかを、参与観察の中から明らかにして報告する。そのほか、心理学等の子どもの摂食障害や食べ物の感触に関する諸研究から、子ども達の食べる行為を巡って生じている日常的な出来事を理解するための入り口になる知見を紹介した。

▼display all