2024/08/07 更新

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サコン ユキムラ
左近 幸村
SAKON YUKIMURA
所属
経済学研究院 国際経済経営部門 准教授
経済学部 経済・経営学科(併任)
経済学府 経済システム専攻(併任)
職名
准教授
プロフィール
・19世紀半ばから、第一次世界大戦前までのロシア経済。特に海運。 ・帝政期のロシア極東の発展と、隣接地域との関係。
外部リンク

学位

  • 学術博士(北海道大学大学院文学研究科 2012年12月25日)

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:ロシア義勇艦隊の歴史

    研究キーワード:ロシア史、グローバルヒストリー、帝国論

    研究期間: 2010年6月 - 2022年6月

  • 研究テーマ:ロシア極東の歴史

    研究キーワード:ロシア極東、グローバルヒストリー、帝国論

    研究期間: 2005年4月 - 2022年6月

論文

  • 蒸気船と帆船

    左近 幸村

    山川歴史PRESS 歴史総合   12   16 - 18   2023年

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  • The Launch of the Volunteer Fleet: Late Imperial Russia and the "Empire Route"

    Sakon, Y

    ASIAN REVIEW OF WORLD HISTORIES   10 ( 2 )   182 - 204   2022年7月   ISSN:2287-965X eISSN:2287-9811

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    出版者・発行元:Asian Review of World Histories  

    We examine the first decade that the Russian Volunteer Fleet, established due to the patriotic upsurge that followed the Russo-Turkish War of 1877-78, connected Odessa with the Russian Far East after 1879. We also discuss government support for Russian ships' passage through the Suez Canal, triggered by the opening of the Chinese and Indian routes of the Russian Steam Navigation and Trading Company in 1871. The history of shipping trade in late Imperial Russia gives us hints regarding the scarcely examined relations between Russia and the global economy. Using documents from the Russian State Historical Archive in St. Petersburg, we reveal what Russia's ruling politicians expected from maritime transportation. We argue that Russia's shipping network, despite its many foreign ports of call, developed to promote the consolidation and development of domestic maritime trade. Some involved in Russia's shipping trade thought that entering international trade was contrary to national interest.

    DOI: 10.1163/22879811-12340117

    Web of Science

    Scopus

  • ヴィッテとアジア市場 査読

    左近幸村

    国際政治   ( 191 )   32 - 47   2018年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    リポジトリ公開URL: https://hdl.handle.net/2324/7174336

  • 草創期のロシア義勇艦隊 査読

    左近幸村

    ロシア史研究   ( 97 )   3 - 26   2016年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

書籍等出版物

  • 海のロシア史:ユーラシア帝国の海運と世界経済

    左近幸村( 担当: 単著)

    名古屋大学出版会  2020年12月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

    第一次グローバリゼーションのもと、東アジアの海とヨーロッパの海を結んだ長距離航路と、義勇艦隊が果たした役割とは。政治と経済が混然一体となった海洋戦略により、極東を含む帝国の辺境を統合、国際的経済闘争への参入を試みる姿を捉え、ロシア史をグローバルヒストリーに位置づける。

    その他リンク: https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1008-5.html

  • 歴史学の縁取り方:フレームワークの史学史

    恒木健太郎、左近幸村、高嶋修一、長谷川貴彦、柳沢遊、武藤秀太郎、石井寛治、阪本尚文、金山浩司、粟屋利江、井上貴子、高田馨里、小野塚知二( 担当: 編集)

    東京大学出版会  2020年9月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

    歴史学はいかなる知的枠組み(フレームワーク)のもと形づくられてきたのか.その時代の状況にも対応し,切りひらかれてきた歴史学は,その枠組みがときには批判されつつも,継承されてきたことを史学史的に論じる.これからの歴史学にとって必要な手がかりを示す。

講演・口頭発表等

  • Russian Peasant Settlers and Asian Laborers in the Russian Far East Prior to the October Revolution 国際会議

    Yukimura Sakon

    AAS in Asia  2023年6月 

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    開催年月日: 2024年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:大韓民国  

  • The Launch of the Volunteer Fleet: Late Imperial Russia and “Empire Route” 招待 国際会議

    第110回Global History Seminar  2022年7月 

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    開催年月日: 2022年7月

    記述言語:英語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:大阪大学豊中キャンパス+オンライン   国名:日本国  

  • ヴィッテとアジア市場

    左近幸村

    ロシア史研究会  2016年10月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語  

    開催地:東北大学   国名:日本国  

  • A Peaceful Fight? Russia’s Maritime Attempts in the Eastern Mediterranean before WWI 国際会議

    2017年9月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:University of Salerno, Campus of Fisciano   国名:イタリア共和国  

  • Sergei Witte and the shipping associations: rethinking the Russian Empire from a maritime viewpoint 国際会議

    Yukimura Sakon

    Oberseminar zur Geschichte Russlands und Asiens Wintersemester  2017年11月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:ドイツ連邦共和国  

MISC

  • 河崎信樹、村上衛、山本千映『グローバル経済史』

    左近幸村

    『社会経済史学』87巻4号   2022年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  • 服部龍二『外交を記録し、公開する:なぜ公文書管理が重要なのか』

    左近幸村

    『歴史と経済』253号   2021年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

所属学協会

  • ロシア史研究会

  • 政治経済学・経済史学会

  • 社会経済史学会

  • 日本国際政治学会

委員歴

  • ロシア史研究会   事務局長   国内

    2023年11月 - 2025年10月   

  • 政治経済学・経済史学会   研究委員会副委員長   国内

    2017年12月 - 2018年11月   

学術貢献活動

  • 発案者、組織者

    「歴史総合」時代のロシア史教育  ( 九州大学伊都キャンパス ) 2024年3月

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    種別:大会・シンポジウム等 

    参加者数:70

  • 歴史と経済

    2023年11月 - 2026年10月

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    種別:学会・研究会等 

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2023年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:1

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2022年

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    種別:査読等 

    日本語雑誌 査読論文数:1

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2021年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:1

  • 歴史学の縁取り方:フレームワークの史学史

    2020年9月

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    種別:学会・研究会等 

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2020年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:1

  • ロシア史研究

    2019年12月 - 2022年6月

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    種別:学会・研究会等 

  • ロシア史研究

    2017年12月 - 2019年11月

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    種別:学会・研究会等 

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 現代東北アジアの形成:新潟県知事北村一男の生涯に基づく考察

    研究課題/領域番号:23K00795  2023年 - 2025年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    左近 幸村

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

    本研究は、1955年から1961年まで新潟県知事を務めた北村一男(1897-1965年)の国際的な活動に焦点を当てることで、地方から見た日ソ関係史や、20世紀の東北アジア史を描くことを目的とする。北村は戦前、日魯漁業の社員としてソ連と深くかかわり、戦後は参議院議員や新潟県知事として活躍した。特に知事としては、訪米訪ソを果たし、北朝鮮にも訪問して帰国事業を推進するなど、外交にも積極的だった。加えて、新潟の米軍基地拡張反対運動にも深くかかわることになった。北村は新潟という地域と世界をつなぐ接点となった人物であり、彼を通じて、地域史から見た世界史叙述を試みる。

    CiNii Research

  • 昭和のロシア

    2019年1月 - 2022年6月

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    担当区分:研究分担者 

    戦後の日ソ関係の研究プロジェクト。ソ連のソフトパワーが、日本のソ連(ロシア)観にどのような影響を与えてきたかを研究する。

  • ロシア商船に見るロシア帝国の中近東進出策

    研究課題/領域番号:18K12535  2018年 - 2022年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

    左近 幸村

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

    コロナ禍と戦争により、ロシアとウクライナへの渡航が困難になり、国際学会での報告も2件諦めざるをえなかったが、2020年度に名古屋大学出版会から『海のロシア史:ユーラシア帝国の海運と世界経済』を刊行できたことは、大きな成果である。19世紀後半から20世紀初頭にかけてのロシアの海運の状況を扱った同書には、刊行時点での本研究の成果も盛り込むことができた。現在までに6本の書評が出ており、一定の評価が得られていると考えられる。また、同書の一部を英語に翻訳し、Asian Review of World Historiesに掲載することができた。

    CiNii Research

  • 帝政ロシアにおける茶貿易の発展とモスクワの商人

    2016年

    TASC研究助成

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • オデッサとウラジオストクから見る末期のロシア帝国

    研究課題/領域番号:15K16860  2015年 - 2017年

    科学研究費助成事業  若手研究(A,B)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 20世紀初頭の環日本海と環黒海の比較研究: ロシア帝国論の視点から

    2015年

    稲盛研究助成

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

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教育活動概要

  • 外国の経済史に関する、以下の授業を担当している。
    【学府(大学院)】演習「欧州経済特研Ⅰ」「上級欧米経済史」
    【学部】「経済史Ⅱ」「外国書購読」「経済・経営学演習」

担当授業科目

  • 外国書講読1(英語経済)①

    2024年12月 - 2025年2月   冬学期

  • 上級欧米経済史

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 経済史Ⅱ

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 外国書講読1(英語経済)①

    2024年10月 - 2024年12月   秋学期

  • 経済・経営学演習③

    2024年4月 - 2025年3月   通年

  • 経済学方法論

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 欧米経済史特研Ⅰ

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 外国書購読

    2023年12月 - 2024年2月   冬学期

  • 上級欧米経済史

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 経済史Ⅱ

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 外国書購読

    2023年10月 - 2023年12月   秋学期

  • 経済・経営学演習

    2023年4月 - 2024年3月   通年

  • 欧米経済史特研Ⅰ

    2023年4月 - 2023年9月   前期

  • 経済学方法論

    2023年4月 - 2023年9月   前期

  • 欧米経済史特研Ⅱ

    2022年10月 - 2023年3月   後期

  • 経済史Ⅱ

    2022年10月 - 2023年3月   後期

  • 経済・経営学演習

    2022年4月 - 2023年3月   通年

  • 経済史入門

    2022年4月 - 2022年9月   前期

  • 欧米経済史特研Ⅰ

    2022年4月 - 2022年9月   前期

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FD参加状況

  • 2022年4月   役割:参加   名称:令和4年度 第1回全学FD(新任教員の研修)The 1st All-University FD (training for new faculty members) in FY2022

    主催組織:全学

海外渡航歴

  • 2009年5月 - 2011年4月

    滞在国名1:ロシア連邦   滞在機関名1:サンクトペテルブルク歴史研究所

学内運営に関わる各種委員・役職等

  • 2024年4月 - 現在   研究院 情報環境整備委員

  • 2023年4月 - 現在   研究院 教務委員