2024/07/28 更新

お知らせ

 

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サトウ タイシ
佐藤 太志
SATO TAISHI
所属
医学研究院 臨床医学部門 助教
医学部 医学科(併任)
職名
助教
連絡先
メールアドレス
電話番号
0926425488
プロフィール
診療業務については整形外科学分野の中で、股関節疾患の診断、治療を担当している。特に、変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、リウマチ性関節炎、股関節周囲外傷に対する人工股関節置換術、骨切り術、骨接合術を専門に行っている。 研究については股関節の形態学、人工股関節のバイオマテリアル、応用力学、動態解析、ロボティック支援システムの臨床研究を担当している。

学位

  • 医学博士

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:わが国における変形性股関節の疫学研究

    研究キーワード:変形性股関節症、前向きコホート研究、疫学、病因学

    研究期間: 2021年9月 - 2021年7月

  • 研究テーマ:ロボット支援人工股関節全置換術の前向き症例集積研究

    研究キーワード:人工股関節全置換術、ロボット支援手術、股関節

    研究期間: 2021年4月 - 2026年8月

  • 研究テーマ:股関節手術における閉鎖式吸引ドレーンの有用性について。

    研究キーワード:閉鎖式吸引ドレーン、股関節、人工股関節全置換術、股関節骨切り術

    研究期間: 2020年10月 - 2025年9月

  • 研究テーマ:人工股関節全置換術におけるテーパーウェッジ型ステムの固定様式と大腿骨内応力分布について

    研究キーワード:人工股関節全置換術、テーパーウェッジ型ステム、応力解析

    研究期間: 2020年4月 - 2024年3月

受賞

  • 優秀演題賞

    2023年10月   日本股関節学会   ロボティック支援システムを用いた人工股関節全置換術における、インプラント設置精度を従来手術と比較し、その再現性の高さを評価した。

論文

  • The Absence of Hydroxyapatite Coating on Cementless Acetabular Components Does Not Affect Long-Term Survivorship in Total Hip Arthroplasty 査読 国際誌

    @Taishi Sato, @Yasuharu Nakashima, @Keisuke Komiyama, @Takuaki Yamamoto, @Goro Motomura, @Yukihide Iwamoto

    2016年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Interleukin-4 repairs wear particle induced osteolysis by modulating macrophage polarization and bone turnover 査読 国際誌

    J Biomed Mater Res A   2020年11月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

書籍等出版物

  • Adverse effects of by-products from polymers used for joint replacement. Regenerative Medicine and the Immune System.

    @Lin TH, @Pajarinen J, @Loi F, @Sato T, @Fan C, @Yao Z, @Goodman S( 担当: 共著)

    Springer International Publishing  2015年3月 

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    記述言語:英語   著書種別:学術書

  • Host Response to Orthopedic Implants (Metals and Plastics) The Impact of Host Response on Biomaterial Selection. Elsevier Inc., p. 315-373 59, 2015

    @Yao Z, @Lin TH, @Pajarinen J, @Sato T, @Goodman S( 担当: 共著)

    2015年2月 

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    記述言語:英語   著書種別:学術書

講演・口頭発表等

  • 寛骨臼移動術において移動骨片の前方回転が関節接触圧に与える影響

    北村健二、藤井政徳、岩本美帆、塩本喬平、山口亮介、佐藤太志、川原慎也、池村聡、濵井敏、本村悟朗、中島康晴

    西日本整形・災害外科学会  2021年5月 

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    開催年月日: 2021年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:ウェブ開催   国名:日本国  

  • 待機的股関節手術において閉鎖式吸引ドレーンは必要か?

    倉本 孝文、佐藤 太志、塩本 喬平、山口 亮介、川原 慎也、藤井 政徳、池村 聡、濱井 敏、本村 悟朗、中島 康晴

    西日本整形・災害外科学会  2021年7月 

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    開催年月日: 2021年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:ウェブ開催   国名:日本国  

MISC

  • 頻回脱臼による人工股関節再置換術

    佐藤太志、中島康晴

    関節外科   2021年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    頻回脱臼による人工股関節頻回脱臼の治療計画には患者背景、画像評価、理学評価による原因の精査が重要であり、再置換術の際にはその原因に応じた治療法を選択すべきである。本稿では人工股関節の頻回脱臼に関する疫学、原因の評価方法と治療戦略について、再置換術に必要な手術手技も含め詳述する。

所属学協会

  • 日本整形外科学会

  • 日本人工関節学会

  • 日本股関節学会

  • 日本リハビリテーション学会

学術貢献活動

  • 座長 国際学術貢献

    ( 九州大学医学部 百年講堂 ) 2023年5月

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    種別:大会・シンポジウム等 

    参加者数:50

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • RETHINK試験

    2021年5月

    日本 

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    担当区分:研究分担者 

  • ステム回旋抵抗性力評価

    2020年7月 - 2022年3月

    共同研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:その他産学連携による資金

教育活動概要

  • 臨床においては専門医を目指す後期臨床研修医の直接指導を担当している。実臨床における診断、治療のみならず臨床研究の立案、実行についても指導している。

その他教育活動及び特記事項

  • 2021年  その他特記事項  OSCE試験官として清潔操作の基礎を医学生に指導した。

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    OSCE試験官として清潔操作の基礎を医学生に指導した。

社会貢献・国際連携活動概要

  • 股関節分野の研究結果を国内外で発表することで社会貢献している。人工股関節に使用されている生体材料のうち、摺動面に使用されている架橋型超高分子量ポリエチレンが耐摩耗性に優れていることを術後単純X線画像の経時的計測データを基に検証した。また、バイオメカニクスにおいては、脊椎疾患による腰椎後弯と人工股関節設置角度の相関について研究し体幹アライメントが人工股関節に及ぼす影響について検証した。
    国際連携活動においては、ポストドクトラルフェローとしてスタンフォード大学へ2年間留学、研究活動を通して多国の研究者と連携している。

社会貢献活動

  • 変形性股関節症

    旭化成ファーマ  旭化成ファーマ(株)医薬福岡支店会議室  2022年7月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

諸外国を対象とした高度専門職業人教育活動

  • 2024年4月   臨床実習

    学生/研修生の主な所属国:タイ王国

学内運営に関わる各種委員・役職等

  • 2024年4月 - 現在   学部 サブリスクマネージャー

  • 2022年4月 - 現在   部門 クリティカルパス委員会

  • 2021年5月 - 2022年5月   学部 X線障害防止責任者

  • 2020年5月 - 2022年3月   地区 国際化委員会

特筆しておきたい臨床活動

  • 変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、寛骨臼形成不全等の股関節疾患に対する保存治療、外科的治療に従事している。特に、人工股関節全置換術においてはロボティック支援システムを導入する予定であり、より精度の高いインプラント設置を可能とし臨床結果の向上を目指している。