2024/08/27 更新

お知らせ

 

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ムラカミ ヤスキ
村上 泰樹
MURAKAMI YASUKI
所属
芸術工学研究院 音響設計部門 助教
芸術工学部 芸術工学科(併任)
芸術工学府 芸術工学専攻(併任)
職名
助教
連絡先
メールアドレス
プロフィール
音波によって引き起こされる聴覚末梢系の機械的な振動を主として研究しています。この機械的な振動は音の知覚と相関関係があることから、我々がどのようにして音を聞いているのか聴覚末梢系の観点から明らかにすることを目指しています。研究手法は数値シミュレーションや非侵襲的な生理実験、知覚実験を含みます。これらの研究を通じて得られた知見を工学的に応用することにも関心があります。
外部リンク

学位

  • 博士(情報科学)

経歴

  • 大島商船高等専門学校

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:聴覚情報処理機構の解明と工学的応用

    研究キーワード:聴覚末梢系、数値シミュレーション、非線形現象

    研究期間: 2020年10月

受賞

  • 粟屋潔学術奨励賞

    2020年3月   日本音響学会  

論文

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書籍等出版物

  • Mechanics of Hearing: Protein to Perception

    Yasuki Murakami, @Shunsuke Ishimitsu( 担当: 共著)

    2015年12月 

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    記述言語:英語  

  • Concepts and Challenges in the Biophysics of Hearing

    Yasuki Murakami, @Masashi Unoki( 担当: 共著)

    2009年12月 

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    記述言語:英語  

講演・口頭発表等

  • 歪成分耳音響放射を用いた気導音と骨導音の入出力特性の比較

    @福田寿弥, 村上泰樹

    日本機械学会中国四国支部学生卒業研究発表会  2020年3月 

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    開催年月日: 2021年3月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  • Investigating of the Direction of Suppression in Distortion Product Otoacoustic Emissions

    @Takumi Fuji, Yasuki Murakami, @Takashi Asakawa

    ARO The 44th Annual MidWinter Meeting  2021年2月 

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    開催年月日: 2021年2月

    記述言語:英語  

    国名:日本国  

  • DPOAE を用いた蝸牛での抑圧現象の方向性の検証

    @藤 匠海, 村上 泰樹

    日本音響学会秋季研究発表会  2020年9月 

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    開催年月日: 2020年9月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  • 自動車加速音における結合音適用の検討

    @山際 納月,@石光 俊介,@谷本 典之,@藤川 智士,@松本 貢典,村上泰樹

    日本音響学会春季研究発表会  2020年3月 

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    開催年月日: 2020年3月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

MISC

  • Mechanical model for auditory system: Fundamentals 査読

    Yasuki Murakami

    THE JOURNAL OF THE ACOUSTICAL SOCIETY OF JAPAN   2017年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 聴覚の機械モデリング:非線形性を対象に 査読

    村上 泰樹

    日本音響学会誌   2017年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

所属学協会

  • 米国音響学会

  • 北米耳鼻咽頭学会

  • 日本音響学会

学術貢献活動

  • 副座長

    日本音響学会2022年春季研究発表会  2022年3月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  • 副座長

    日本音響学会2021年秋季研究発表会  2021年9月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2021年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:2

    日本語雑誌 査読論文数:2

  • 副座長

    日本音響学会2019年秋季研究発表会  2019年9月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2019年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 聴覚のメカニクスに基づくモデルの補聴技術への応用

    研究課題/領域番号:21K17765  2021年 - 2023年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 音響福祉工学の強化・体系化を通じた芸術工学の発展

    2020年10月 - 2025年3月

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    世界保健機関(WHO)の報告によると、世界人口の20%が軽度な難聴であることが報告されています。軽度難聴の症状は多種多様ではありますが、全体に共通していることは、聴覚の障害が原因であるにも関わらず、周囲からはパーソナリティに原因があると判断され、軽度難聴者は社会的な排除の対象になりやすいことです。本プロジェクトでは、数値計算モデル、実環境に近い音場での実験、社会学的調査など、ボトムアップ型とトップダウン型の研究アプローチを幅広く組み合わせることで聴覚系を支配する規則の発見・聴覚障害の可視化を行います。この取り組みを通じ、軽度聴覚障害への理解を促すことで、軽度難聴者が包摂される社会のしくみ作りに貢献します。

  • 自動車エンジン音のデザインへの生理学的聴覚モデルの応用

    2020年1月 - 2020年3月

    共同研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:その他産学連携による資金

  • A fast time-domain solution of a nonlinear three-dimensional cochlear model using the fast Fourier transform

    2020年

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    担当区分:研究代表者  資金種別:学内資金・基金等

  • 発話速度の変化による音声了解度の変化に関する研究

    2019年6月 - 2020年3月

    共同研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:その他産学連携による資金

  • GPUを用いた聴覚モデルの高速化

    2019年

    NVIDIA Data Science GPU Grant

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • 骨導音に対する内耳の応答特性の数値シミュレーション

    2019年

    中国電力技術研究財団 海外渡航

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • 高騒音環境で安全かつ正確に音声を伝えるための骨導ヘッドフォンの明瞭化

    研究課題/領域番号:18K18081  2018年 - 2020年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 骨伝導音知覚に関する研究

    2018年

    小野音響学研究助成基金

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • 骨伝導音に対する内耳特性に関する研究

    2018年

    中国電力技術研究財団 試験研究ーB助成

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • 聴覚末梢系モデルを用いた二音抑圧現象の解明

    2012年

    電気通信普及財団 海外渡航旅費援助

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • 聴覚末梢系の非線形特性の数値シミュレーションに関する研究

    2012年

    中部電気利用基礎研究振興財団 国際交流助成

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • 心理実験から得られる聴覚系の圧縮特性と生理学的知見に基づく数値シミュレーションから得られる圧縮特性の比較

    2012年

    立石科学技術振興財団 国際交流助成

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

  • 聴覚末梢系モデルを用いた圧縮特性のメカニズムの解明

    2007年

    電気通信普及財団 海外渡航旅費援助

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    担当区分:研究代表者  資金種別:受託研究

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教育活動概要

  • 学部では、音響実験Iおよび音響実験II、環境音響学を分担している。大学院では、音に関する福祉工学について講義を担当する予定である。

担当授業科目

  • 音響設計特別講話

    2022年10月 - 2023年3月   後期

  • 福祉音響学

    2022年10月 - 2023年3月   後期

  • コース融合プロジェクトB(g. 障害のある人が参加しやすいコンサートのあり方を考える)

    2022年10月 - 2022年12月   秋学期

  • コース融合プロジェクトA(g. 障害のある人が参加しやすいコンサートのあり方を考える)

    2022年10月 - 2022年12月   秋学期

  • デザイン・ケーススタディーII

    2022年10月 - 2022年12月   秋学期

  • 輪講

    2022年4月 - 2022年9月   前期

  • 騒音環境学

    2022年4月 - 2022年6月   春学期

  • デザインリテラシー基礎

    2022年4月 - 2022年6月   春学期

  • 騒音環境学

    2021年12月 - 2022年2月   冬学期

  • 音響実験Ⅱ

    2021年10月 - 2022年3月   後期

  • 音響実験Ⅰ

    2021年4月 - 2021年9月   前期

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FD参加状況

  • 2021年4月   役割:参加   名称:令和3年度 第1回全学FD(新任教員の研修)

    主催組織:全学

学内運営に関わる各種委員・役職等

  • 2021年4月 - 現在   研究院 WebサイトWG