2024/07/28 更新

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マツナガ シヨウゴ
松永 章吾
MATSUNAGA SHOGO
所属
九州大学病院 心臓血管外科 助教
医学部 医学科(併任)
職名
助教
電話番号
0926425557

学位

  • 学士

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:ブタ体外循環モデルを用いた脳過灌流障害とそのモニタリングの検討

    研究キーワード:ブタ対外循環

    研究期間: 2024年4月 - 2026年3月

講演・口頭発表等

  • 重度呼吸不全を合併した心原性ショックからの回復期における呼吸循環サポート戦略

    松永章吾、牛島智基、浮池宜史、大澤さやか、園田拓道、田ノ上禎久、塩瀬明

    日本経皮的心肺補助研究会  2022年3月 

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:WEB   国名:日本国  

    重度呼吸不全を合併した心原性ショックの急性期治療において、V-AV ECMOとImpellaを組み合わせた”VAVEcpella”の有用性を以前報告した (Perfusion 2021;36:535-537) 。しかし、心機能が改善し、心補助としての機械的循環補助が不要になっても、遷延する重度呼吸不全のためにV-V ECMOによる呼吸補助への移行を要する症例が存在する。conventional V-V ECMOの多くは、大腿静脈カニュレーションを必要とするため、強力な呼吸補助効果の一方で、理学療法を中心とした呼吸循環リハビリテーションの阻害因子となる。Avalon®ダブルルーメンカテーテルは、V-V ECMOによる呼吸補助と早期からの理学療法を同時に実現しうる有用なツールである。 今回、急性心筋梗塞による心原性ショックに対しVAVEcpellaシステムを確立し、心機能の回復後も遷延する重度呼吸不全のためにAvalonを用いてのV-V ECMOへ移行した症例を経験したので報告する。本症例では、V-V ECMOで冠動脈および全身血流の酸素化を担保しながら、早期より鼡径部カニュレーションのない状態で呼吸循環リハビリテーションを開始し、心原性ショック治療から早期に離脱しえた。 重症心原性ショック治療では、呼吸循環サポートだけでなく、いかにして早期より理学療法を併用するかが治療成功のカギであると考えている。

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 高度動脈硬化病変を伴った胸部大動脈瘤における脳合併症回避のためのIsolation techniqueの検討

    2024年5月

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    担当区分:研究分担者 

  • ブタ体外循環モデルを用いた脳過灌流障害とそのモニタリングの検討

    2024年 - 2026年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

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    資金種別:科研費

教育活動概要

  • 臨床研修指導