Updated on 2025/06/09

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ONITSUKA HIROFUMI
 
Organization
Kyushu University Hospital Cardiovascular Surgery Assistant Professor
School of Medicine Department of Medicine(Concurrent)
Title
Assistant Professor

Papers

  • 僧帽弁形成術および三尖弁輪形成術後に特異な右房内血栓を形成した1例

    宮本 和幸, 鬼塚 大史

    胸部外科   75 ( 4 )   312 - 315   2022.4   ISSN:0021-5252

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    Language:Japanese   Publisher:(株)南江堂  

    81歳女性。僧帽弁形成術および三尖弁輪形成術後8ヵ月の心エコーにて2.5×2.5cmの右房内腫瘤を指摘され、精査・加療目的に入院となった。心エコー・CT・ガリウムシンチ所見で血栓または粘液腫を疑い、右第4肋間で開胸して腫瘤摘出術を施行した。病理組織学的に腫瘤内には多数の金平糖様の小突起を有する球状組織が充満しており、顕微鏡的に白色血栓であった。本症例では、血栓形成の原因として前回の手術による右房内膜の損傷が関与している可能性が示唆された。術後はPT-INRを2.0~3.0に維持するようにワーファリンの調整を行い血栓の再発は認めず、術後21日目に退院した。

  • Brockenbrough手技により生じた右房穿孔に対して外科治療を行った1例

    鬼塚 大史, 宮本 和幸

    胸部外科   75 ( 3 )   224 - 227   2022.3   ISSN:0021-5252

     More details

    Language:Japanese   Publisher:(株)南江堂  

    症例は62歳女性で、発作性心房細動に対するカテーテルアブレーション目的で入院となった。入院後はBrockenbrough手技で心房中隔穿刺を行ったが、シースによる右房穿孔を生じたことから、外科的にシースを抜去し、右房壁の穿孔部を閉鎖した。術後経過は良好で、術後7ヵ月に再度Brockenbrough手技によるカテーテルアブレーションを行い、心房細動は改善した。