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今坂 藤太郎(いまさかとうたろう) データ更新日:2020.04.09

名誉教授 /  名誉教授


社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
 超音速分子ジェット分光分析の研究に関して企業と共同開発した。また、この課題の成果が日本経済新聞に掲載され、20社以上の訪問を受け、研究内容及び今後の研究計画について質疑を受けた。また、平成12年度よりNEDOの地域コンソーシアム「ダイオキシンのオンライン・リアルタイム計測装置の開発」が採択され(代表者)、10機関で協力して事業化に向けて開発研究を行った。平成15年度には市販化の予定となっている。
 企業と共同で北九州市産業技術振興基金「北九州市産学官連携研究開発特別助成」を受領し、「多色レーザーディスプレイ装置の開発」の課題で開発を行っている。この課題は文部省の共同研究にも採択され、研究を実施している。また、本件は企業とオプション契約を締結中で、近い将来商品化を計画している。
 プラズマディスプレイパネル用の蛍光体の性能評価装置の開発を企業と共同して実施した。研究室では、光源に利用する真空紫外レーザーの開発と、発光測定装置の開発を行っている。企業では、蛍光体自体の開発を行っている。
 その他、計測機器メーカーの支援を受け、キャピラリー電気泳動装置の開発、光クロマトグラフィーの開発などを行っている。
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2008.11~2009.02, 先端計測技術分野 科学技術・研究開発の国際比較(2009年版)の出版, 独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター.

2007.11~2007.11, 先端計測技術分野における国際比較調査を行った, 独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター.

2007.03, 学術ロードマップの原稿「極限レーザーを用いる科学計測」を取りまとめ、今後の学術研究の方向性について提言を行った。, 日本化学会、経産省、NEDO、日本総研など。.

2007.03, 科学技術政策の提言:各分野の現状(研究最前線・課題)と将来予測・今後推進すべき課題、などを「化学レポート」としてまとめ、国の科学技術政策への提言を行った。, 日本化学会の分析化学ディビジョン<http://division.csj.jp/>.

2002.01, IUPAC Fellowとして活動に寄与, International Union of Pure and Applied Chemistry.

1999.01, Permanent Steering Committeeの委員を担当, Conference of "Methods and Applications of Fluorescence: Spectroscopy, Imaging & Probes".

1998.01, Program Committee of International Conference on Environmental Monitoring and Remediation Technologies IIの委員を担当, Society of Photo-Optical Instrumentation Engineerings (SPIE).

1998.01~2001.12, Division of Analytical Chemistry, Commission V.4 (Spectrochemical and Other Optical Procedures for Analysis)のTitular Memberとして、科学用語の定義などを実施, International Union of Pure and Applied Chemistry.

文部科学省, 日本学術振興会等による事業の審査委員等就任状況
2010.04~2013.03, 学術システム研究センター研究員, 日本学術振興会.

2009.02~2009.02, 科学研究費審査委員, 日本学術振興会.

2008.05~2008.05, 科学研究費審査委員, 日本学術振興会.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2008.04, 株式会社 博洋社「化学1ノート」, 日本学術振興会事業「ときめき☆ひらめき」において高校の化学クラブ生が実験している様子の写真が表紙に掲載された.

2008.04, 株式会社 博洋社「化学2ノート」, 九州大学における研究成果の写真が表紙に掲載された.

2007.11, KBC, 東アジア環境プロジェクトの第一回シンポジウムにおいて、研究内容を説明しているところがテレビに放映された.

2006.07, 日刊工業新聞, 小型ピコ秒レーザーを光源に用いる蛍光寿命イメージング顕微鏡に関する紹介記事.

2006.04, 西日本新聞, 企業と虹色レーザーディスプレイ装置を共同開発していることに関する紹介記事.

2004.05, 朝日新聞, 虹色レーザー"Rainbow Stars"を用いる極限超短パルス光発生に関する紹介記事.

2005.04, 九大理系研究室, 「虹色レーザー−光を分解、美術に転用」のタイトルで、研究内容の紹介.

2004.08, 日本を元気にする!基礎科学, 「大画面で面白い映像が観たい」の課題で、宝島社がレインボースターズを本に紹介.

2004.01, 日刊工業新聞, 大学発ベンチャー交流会に出品したダイオキシン計測装置の紹介.

2004.01, オプトロニクス社のOptronics誌, 出願中である「クエンチングレーザー」の特許の紹介.

2004.01, TNC, 学内で開催された21COE公開講座における虹色レーザーに関する講演と実演の紹介.

2003.05, IUPAC Chemistry International, IUPACの機関誌に取り纏めた「超音速分子ジェット分光法」の定義に関する記事の紹介.

2003.03, 九州大学研究紹介, 雑誌の表紙に、「レインボースターズを用いて作製した虹色の回折パターン」として虹色レーザーディスプレイが紹介.

2002.12, 日刊工業新聞, 新産業創出に関するコメントの紹介記事.

2002.12, 日刊工業新聞, ベンチャー企業設立(予定)に関する紹介記事.

2002.02, Photonics Spectra, 開発したプラズマディスプレイパネル用蛍光体の評価装置の紹介記事.

2001.09, 米国化学会Analytical Chemistry誌, ダイオキシン分析用レーザーが、雑誌の表紙に紹介.

2001.07, 米国化学会Analytical Chemistry誌, 発見した虹色レーザー"Rainbow Stars"の紹介記事(Katzmann、Zubritsky執筆).

2001.01, NHK, 開発中の虹色レーザーの紹介.

2000.12, 読売新聞, 大学から企業へ「虹色レーザー」の技術移転が成約したことの紹介記事.

2000.08, 毎日新聞, 大学の研究成果の技術移転が成約したことの紹介記事.

2000.08, 日本経済新聞, 北九州テクノセンターが技術移転の成約に成功したことを紹介した記事.

2000.08, 日刊工業新聞, 北九州TLOが大学の技術移転の成約に成功したことを紹介した記事.

2000.04, 西日本新聞, 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にダイオキシン分析のプロジェクトが地域コンソーシアム事業に採択されたことを紹介.

2000.01, 化学工業日報, ダイオキシン測定できる新装置として、開発中の超音速分子ジェット分光分析装置が紹介.

2000.01, Photonics Spectra, 光の回折効果を利用した新型センサーの紹介記事.

2000.01, Biophotonics International, 創案したOptical Funnelの手法の紹介記事.

1999.10, 日本工業新聞, ダイオキシンなどの超微量物質を計測する技術としレーザー分光法が紹介.

1999.07, 米国化学会Analytical Chemistry誌, 回折光学化学センサーの紹介記事.

1999.01, Catalogue of Kyushu University, 九州大学の英文カタログに開発中の虹色レーザーディスプレイが挿絵で紹介.

1998.12, 防災情報新聞, 「ダイオキシンの濃度測定装置」として、開発中の超音速分子ジェット分光装置が紹介.

1998.11, 日本経済新聞, 開発中のダイオキシン分析装置について紹介.

1998.11, 日経産業新聞, 光の回折効果を利用した新しいセンサーの紹介記事.

1998.06, 福岡放送(FBS), 開発中の超音速分子ジェット分光分析装置の紹介.

1998.05, 日本経済新聞, 開発中の超音速分子ジェット分光装置によるダイオキシン分析について紹介.

1998.03, Catalogue of Kyushu University, 九州大学の英文カタログに開発中の超音速分子ジェット分光装置が挿絵で紹介.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2010.11, (株)光技術研究所を設立し、九州大学で開発したレーザーイオン化質量分析計の市販化を進めている, (株)光技術研究所, 福岡市中央区桜坂2丁目10番30号.

2006.10, アジア・世界をリードする未来の科学(サイエンスカフェ)において、「七色のレーザー光線:作る!遊ぶ!儲ける!?」の演題で講演した。, 福岡市/未来科学創造センター、他, 福岡SRPセンター.

2005.10, 発起人として「光技術研究所(仮称)」のベンチャー企業の設立を目指している。現在、製品2種の開発が終了し、他企業と製造・販売委託契約を締結中。, −, −.

2004.09, 地域発先端テクノフェア2004年において、「ピコ秒波長可変レーザーとその応用」の課題で講演すると共に、市販化予定の装置の実演を行った, 文部科学省・経済産業省, 東京ビッグサイト.

2004.08, 虹色レーザーに関する講演、実演を行った, 九州大学21世紀COE(物質系), 九州大学国際ホール.

2004.01, 大学発ベンチャーが大いなる可能性を探る」の課題で、産業界、一般市民向けに講演を行った, 産学連携道場「大学発ベンチャーマッチング交流会」, 福岡市 ホテルセントラーザ.

2004.01, TLO特許トレードフェアにおいて、「レーザー応用ダイオキシン測定分析装置」(環境汚染の敵ダイオキシンを迅速・精密かつ安価に測定・分析!の課題で講演, 地域TLO, 福岡市エルガーラホール.

2003.08, 七色に輝く−虹色レーザー−の課題で、小学生向けに実演展示を行った, 日本化学会創立125周年記念化学展, 福岡市立少年科学文化会館.

2003.06, 第2回産学官連携推進会議において、「君はピカソを超えられるか?」で、小型波長可変ピコ秒レーザーなどの展示を行った, 内閣府, 国立京都国際会館.

2003.01, 小型波長可変ピコ秒レーザーの展示を行った, Laser Expo 2003, 横浜.

2003.09, 「モノづくり総合展九州2003」において、市販化を予定している小型波長可変ピコ秒レーザーと虹色レーザーの紹介を行った, 日刊工業新聞, 福岡国際センター.

2001.11, 多色レーザーディスプレイ装置について講演し、開発した装置の実物展示を行った, 日刊工業新聞「国際技術フェア2001」, 東京ビッグサイト.

1998.11, 「技術フェア」において、二色誘導ラマン効果による多色・超短パルス光発生装置に関する講演を行った, 地域TLO, アクロス福岡国際会議場.

諸外国を対象とした高度専門職業人教育活動
2010.04, 台湾の張氏を九州大学工学府の大学院生として受け入れ指導を行っている, Taiwan.

2008.04, 日本政府奨学金を受領している中国のアダン氏を九州大学工学府の大学院生として受け入れ指導を行っている, China.

2007.10, 日中国の李星氏を九州大学の研究生として受け入れ指導を行っている, China.

1999.04~2004.02, 日本政府奨学金を受領している中国のジン氏を九州大学工学府の大学院生として受け入れ、博士(工学)の学位を授与した。, China.

2000.04~2004.12, 日本学術振興会の支援を受け、九州大学工学研究府にベトナムのホア氏を受け入れ、博士(工学)の学位を授与した。, Vietnam.

初等・中等教育への貢献状況
2015.11, 高等学校の化学クラブ活動の発表会において、招待講演を行った。また、これまでの化学クラブ生への貢献に対して感謝状を授与された。, 福岡県内の高等学校及び福岡県高等学校化学部会.

2015.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2014.12, 高等学校の化学クラブ活動の発表会において、審査委員長を務めた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2014.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2013.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2012.12, 高等学校の化学クラブ活動の発表会において、審査委員長を務めた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2012.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2011.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2010.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2009.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2008.11, 九州大学の社会連携事業の一環として、高等学校の化学クラブ活動の生徒を伊都キャンパスに招き、「化学クラブ発表会」のプレゼントレーニングをして頂いた。質疑応答により、プレゼンのスキルアップを図って頂くことができた。, 福岡県内外の多数の高等学校.

2007.12, 高等学校の化学クラブ活動の生徒を招き、日本学術振興会の「ときめき☆ひらめき」事業の一環として、最先端の研究に関する実験を実施して頂いた, 福岡県内外の多数の高等学校.

2007.10, 福岡県の修猷館高等学校において「ダイオキシン分析装置の開発と事業化」の課題で出前講義を実施した, 福岡県修猷館高等学校.

2006.12, 福岡県の修猷館高等学校の化学クラブ活動の生徒を招き、九州大学の「社会連携事業」の一環として、最先端の研究に関する実験を実施して頂いた, 福岡県修猷館高等学校.

2006.10, 福岡県の修猷館高等学校において「虹色レーザーの発見!ー大学での研究生活ー
」の課題で出前講義を実施した, 福岡県修猷館高等学校.

2005.10, 福岡県の修猷館高等学校において「大学の教育と研究ー虹色レーザーの研究例を通してー」の課題で出前講義を実施した, 福岡県修猷館高等学校.

2005.01, 福岡県の高校の先生方に対して、虹色レーザーの開発を題材にし、教育のあり方について講演した, 福岡県理科・化学教育懇談会.

2004.03, 修猷館高等学校において、最先端科学技術の虹色レーザーについて紹介した, 福岡県立 修猷館高等学校.

その他の優れた社会貢献活動
2005年度, 福岡市と九州大学が連携して、「産学連携交流センター」を伊都キャンパス近郊に設置すべく、ワーキンググループの委員として検討を行っている。.

2004年度, 長崎県中小企業産学官連携推進委員として、長崎県工業技術センターの開発課題「農産物の高品質栽培技術を確立するための非破壊検査技術の開発」に従事した。.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2015.04~2016.03, 環境ワーキング委員.

2015.04~2016.03, クラス担当委員.

2014.04~2015.03, 東アジア環境研究機構 環境化学グループ世話人.

2014.04~2015.03, 主任教授(副部門長).

2012.04~2014.03, 学生生活・修学相談員.

2013.04~2014.03, 研究戦略企画室構成員(委員).

2013.04~2014.03, 中央分析センター委員会委員.

2013.04~2014.03, 広報委員会.

2011.04~2014.03, 入試委員会.

2011.04~2012.03, 人事連絡委員会.

2010.04~2011.03, 人事連絡委員会.

2009.04~2010.03, 人事連絡委員会.

2009.04~2010.03, 大学評価委員会.

2009.04~2010.03, 工学府学務委員会.

2008.04~2009.03, 研究企画委員会.

2008.04~2009.03, クラス指導教員.

2008.04~2009.03, 人事連絡委員会.

2006.04~2008.03, 九州大学研究教育プログラム・研究拠点形成プロジェクト(P&P)審査委員.

2005.04~2008.03, 自己点検評価委員会委員.

2006.04~2007.03, 工学部入試委員会委員.

2006.04~2008.03, 九州大学中央分析センター伊都分室長.

2001.04, 環境ワーキンググループ(キャンパス移転).

2003.04~2005.03, 感性融合創造センター委員会委員.

2002.04~2003.03, 量子線照射分析実験施設運営委員.

2002.04~2004.03, 全学教育企画委員会基礎科学科目(化学)企画部会.

2004.04~2005.03, 中央分析センター工学分室委員会委員.

2004.04~2005.03, 九州大学中央分析センター運営委員会委員.

2004.04~2005.03, 教育企画委員会.

2004.04~2005.03, 自己点検・評価委員会委員.

2004.04~2005.03, Annual Report 2004編集委員長.


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