


藤光 康宏(ふじみつ やすひろ) | データ更新日:2022.11.21 |

大学院(学府)担当
学部担当
その他の教育研究施設名
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ホームページ
https://kyushu-u.pure.elsevier.com/ja/persons/yasuhiro-fujimitsu
研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
http://geothermics.mine.kyushu-u.ac.jp
工学研究院地球資源システム工学部門地球工学講座地球熱システム学研究室ホームページ .
FAX番号
092-802-3368
就職実績-民間機関等
就職実績有, 財団法人 電力中央研究所 1989年4月から1994年6月まで
取得学位
工学博士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
地熱工学
外国での教育研究期間(通算)
01ヶ年00ヶ月
活動概要
九州大学工学部資源工学科地熱工学講座及び同大学院工学研究科修士課程在学時には、地下の熱水流動及び地熱貯留層内の熱水挙動の研究を行い、1986年4月に同研究科博士後期課程に進学後は、地熱熱水系のシミュレーターの開発と実フィールドのモデル作成の研究を進める傍ら、赤外熱映像による地熱活動のモニタリング、主に電磁法探査(ELF-MT法)などの物理探査データによる熱水挙動を規制する地下構造の推定、あるいは成形爆薬による還元井の能力回復などの研究にも携わった。1989年11月には「地熱熱水系シミュレーターの開発と実際のフィールドへの適用に関する研究」で九州大学より博士号が授与された(工博甲第446号)。また地熱学会誌掲載論文「熱水シミュレーターKYU88-1による岳湯・菅原地熱地域の数値モデルと低比抵抗帯の解釈」に関して、1990年10月に「地熱貯留層評価のためのシミュレーターの開発」で日本地熱学会より研究奨励賞が授与された。
1989年4月に財団法人電力中央研究所に入所してからは、主に土木分野における物理探査の研究に携わり、各種物理探査手法を用いた、断層調査、電力施設アース施工のための地盤比抵抗調査、小水力地点周辺地の地下構造調査、鉄塔基礎の形状調査、圧縮空気貯蔵実験地点の岩盤調査、揚水発電所建設地点の地質調査等を実施してきた。資源エネルギー庁からの受託研究「水力発電技術保安調査」や新エネルギー・産業技術総合開発機構からの受託研究「熱水利用発電プラント等開発 高温岩体発電システム技術開発(要素技術の開発)」、電力会社からの電力共通研究「断層活動性評価の高精度化の研究」にも携わってきた。
一方、1989年より始まった所内プロジェクト「高温岩体発電基盤技術の開発」では、大容量高温岩体発電コスト試算研究会の幹事として報告書等をまとめ、また抽熱評価グループの核として、高温岩体人工貯留層シミュレーターの開発、秋田県の雄勝実験場で進められている循環実験の水理学的解析、実験坑井循環水の圧力・流量・温度計測や光ファイバ型温度計測システムによる坑井温度検層など実験場における坑井関係の計測業務、秋田大学との共同研究(高温岩体貯留層評価技術に関する研究)を行ってきた。さらに同プロジェクトの地熱探査グループのメンバーとして、京都大学・九州大学・電力中央研究所三者による共同研究(深度5km級深部地熱源探査法の開発)にも携わってきた。
1994年7月に九州大学工学部資源工学科地熱工学講座の教官に着任してからは、これまでのテーマに加え、地熱地帯の熱構造や精密重力測定による地熱貯留層モニタリングについての研究・教育を行っている。また他機関との共同研究や自治体からの受託研究も行っている。2002年から2003年には文部科学省の在外研究員制度により、ニュージーランド・オークランド大学Geothermal Institute(地熱研究施設)のvisiting staffとして研究及び教育の機会を得た。
1970年から2001年まで続いたJICA国際地熱研修コースは2016年にJICA課題別研修「地熱資源エンジニア」として再開したが、同研修コースの立ち上げ及び運営スタッフとして関わり、2017年からはコースリーダーを務めている。2019年にJST及びJICAによる事業「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」で採択された「東アフリカ大地溝帯に発達する地熱系の最適開発のための包括的ソリューション」では代表研究者を務める。
学内運営に関わる各種委員等の主なものとしては、1996年度から1998年度までは教務関係の委員を勤め、九州大学の大学院重点化という大学変革期におけるカリキュラム等の教務の体系作りに積極的に関わり、また1995年度から8年間、学科の同窓会組織(甲寅会)の庶務幹事を務め、2021年度から会長を務めている。2018年度から工学研究院附属環境工学研究教育センターの教員を併任し、2020~2021年度は副センター長を、2022年度からセンター長を務めている。
大学の学生課外活動指導として、1999年度から2011年度まで陸上競技部の監督を務め、2012年度からは同部長を務めている。
2004年度から2011年度まで、福岡大学理学部の非常勤講師を務めた。
1989年4月に財団法人電力中央研究所に入所してからは、主に土木分野における物理探査の研究に携わり、各種物理探査手法を用いた、断層調査、電力施設アース施工のための地盤比抵抗調査、小水力地点周辺地の地下構造調査、鉄塔基礎の形状調査、圧縮空気貯蔵実験地点の岩盤調査、揚水発電所建設地点の地質調査等を実施してきた。資源エネルギー庁からの受託研究「水力発電技術保安調査」や新エネルギー・産業技術総合開発機構からの受託研究「熱水利用発電プラント等開発 高温岩体発電システム技術開発(要素技術の開発)」、電力会社からの電力共通研究「断層活動性評価の高精度化の研究」にも携わってきた。
一方、1989年より始まった所内プロジェクト「高温岩体発電基盤技術の開発」では、大容量高温岩体発電コスト試算研究会の幹事として報告書等をまとめ、また抽熱評価グループの核として、高温岩体人工貯留層シミュレーターの開発、秋田県の雄勝実験場で進められている循環実験の水理学的解析、実験坑井循環水の圧力・流量・温度計測や光ファイバ型温度計測システムによる坑井温度検層など実験場における坑井関係の計測業務、秋田大学との共同研究(高温岩体貯留層評価技術に関する研究)を行ってきた。さらに同プロジェクトの地熱探査グループのメンバーとして、京都大学・九州大学・電力中央研究所三者による共同研究(深度5km級深部地熱源探査法の開発)にも携わってきた。
1994年7月に九州大学工学部資源工学科地熱工学講座の教官に着任してからは、これまでのテーマに加え、地熱地帯の熱構造や精密重力測定による地熱貯留層モニタリングについての研究・教育を行っている。また他機関との共同研究や自治体からの受託研究も行っている。2002年から2003年には文部科学省の在外研究員制度により、ニュージーランド・オークランド大学Geothermal Institute(地熱研究施設)のvisiting staffとして研究及び教育の機会を得た。
1970年から2001年まで続いたJICA国際地熱研修コースは2016年にJICA課題別研修「地熱資源エンジニア」として再開したが、同研修コースの立ち上げ及び運営スタッフとして関わり、2017年からはコースリーダーを務めている。2019年にJST及びJICAによる事業「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」で採択された「東アフリカ大地溝帯に発達する地熱系の最適開発のための包括的ソリューション」では代表研究者を務める。
学内運営に関わる各種委員等の主なものとしては、1996年度から1998年度までは教務関係の委員を勤め、九州大学の大学院重点化という大学変革期におけるカリキュラム等の教務の体系作りに積極的に関わり、また1995年度から8年間、学科の同窓会組織(甲寅会)の庶務幹事を務め、2021年度から会長を務めている。2018年度から工学研究院附属環境工学研究教育センターの教員を併任し、2020~2021年度は副センター長を、2022年度からセンター長を務めている。
大学の学生課外活動指導として、1999年度から2011年度まで陸上競技部の監督を務め、2012年度からは同部長を務めている。
2004年度から2011年度まで、福岡大学理学部の非常勤講師を務めた。


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