2025/06/09 更新

写真a

ナカヤマ ヒロフミ
中山 裕文
NAKAYAMA HIROFUMI
所属
工学研究院 環境社会部門 教授
工学研究院 附属アジア防災研究センター(併任)
東アジア環境研究機構 (併任)
工学研究院 附属環境工学研究教育センター(併任)
工学部 土木工学科(併任)
工学府 土木工学専攻(併任)
職名
教授
連絡先
メールアドレス
電話番号
0928023434
プロフィール
1. アジア諸国の開発と環境に関する研究  アジア諸国(特に中国)における社会、経済、資源、エネルギー、環境といった情報を体系的に整理・分析することで、各地で深刻化している環境問題の現状と発生要因を明らかにし、その対応策の提示に資することを目的とした研究に取り組んだ。中国では、地域ごとに深刻化している環境問題の特性は多様であるため、当該研究では、各分析項目について、地域別、都市別の特性を分析するアプローチをとった。平成14年〜15年度にかけては、地球環境戦略研究機関(IGES)の客員研究員として、都市環境管理プロジェクト“Urban Policy Integration of Energy Related Environmental Issues in Selected Asian Mega-cities”に参加した。このプロジェクトにおいて、都市におけるエネルギー消費構造分析手法の開発(産業連関分析による都市のエネルギー消費外部依存性評価)、経済発展に伴う市街地拡大要因に関する定量評価手法の開発(成長会計分析の応用)を担当した。平成21年度からは東アジア環境研究機構の研究プロジェクトに都市環境グループ長として参画し、主に最終処分にかかわる環境負荷の計測手法、低減手法について研究している。 2.都市の物質・エネルギー代謝構造の評価  平成17~18年にかけて、名古屋大学、国立環境研究所等と共同で「地域資源循環に関わる環境会計表の作成とその適用」(環境省科研・分担)を進めた。さらに、平成19~20にかけて、「ライフサイクル環境負荷評価を完結させるための最終処分場環境会計に関する研究」(環境省科研・代表)を進めた。この中で、一般廃棄物最終処分事業に着目し、その効率性を記述・表現する環境会計の枠組みを構築した。埋立られた廃棄物中の環境負荷は、長期にわたって埋立地内にストックされる。ストックされた環境負荷のうちある部分は雨水に溶出し、浸出水のフローとして処理される。また, ある部分は微生物等による分解をうけ、埋立ガスのフローとして放出される。最終処分場には, ストックされた環境負荷が安定化するまでの間、 自然環境から隔離するための機能(人工の器)と、フローとして発生する環境負荷を処理するための機能が備わっている。このような観点から最終処分場の環境会計の枠組みを提案し、さらにケーススタディとして、福岡市の最終処分場を事例に本手法を適用した。また、平成22年度からは、「最終処分場の社会的枯渇が廃棄物処理システムの環境経済的効率性及ぼす影響」(基盤C・代表)について検討するため、文理融合型研究体制(工学と経済学)を構築し、研究を開始している。 3. 安全・安心な廃棄物管理のための環境モニタリング技術の開発  平成13〜15年度にかけて、国立環境研究所が中心となって行った「不法投棄衛星監視システムの開発」に参加し、衛星リモートセンシングを用いて廃棄物不法投棄現場を早期に検出するための技術開発を行った。また、この研究において開発した技術を発展させ、「衛星リモートセンシングによる大規模廃棄物処分場の環境モニタリング手法の開発」に取り組んだ(平成14〜17年度)。この研究は、九州大学が中心となり、中国の研究機関(同済大学、ハルピン工業大学、南昌大学、固体廃棄物処理研究所)と共同で行った国際共同研究である。また、平成14年に、産・官・学の連携のもと、廃棄物リモートセンシング研究会の設立に協力し、これまでに20回以上の研究集会を開催した。これらの研究活動を通じて得られた研究成果をとりまとめ、2件の特許を公開した。
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研究分野

  • 環境・農学 / 循環型社会システム

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木環境システム

学位

  • 博士(工学)

経歴

  • 日本学術振興会特別研究員 1年2ヶ月 地球環境戦略研究機関(IGES)客員研究員 2年   

    日本学術振興会特別研究員 1年2ヶ月 地球環境戦略研究機関(IGES)客員研究員 2年

学歴

  • 九州大学   工学研究院   都市環境システム工学専攻博士後期課程

    1997年4月 - 1999年11月

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    国名:日本国

  • 九州大学   工学研究院   都市環境システム工学専攻修士課程

    1995年4月 - 1997年3月

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    国名:日本国

  • 九州大学   工学部   水工土木学科

    1991年4月 - 1995年3月

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    国名:日本国

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ: 都市の物質・エネルギー代謝構造の評価

    研究キーワード: 都市、代謝構造、環境会計

    研究期間: 2005年4月

  • 研究テーマ: 廃棄物分野へのリモートセンシングの適用に関する研究

    研究キーワード: 廃棄物 埋立地 不法投棄リモートセンシング

    研究期間: 2001年4月

  • 研究テーマ: 東アジア諸都市の経済発展と環境問題

    研究キーワード: アジア、都市、経済発展、環境問題

    研究期間: 2000年3月

受賞

  • 大成学術財団選奨 銅賞

    2023年10月   一般財団法人 大成学術財団   廃棄物埋立処分場の予防環境保全のためのIoTモニタリングシステムの開発

  • 土木学会環境賞(Ⅱグループ)

    2021年6月   土木学会   社会に受容される安心・安全な廃棄物最終処分場の建設を確実とする遮水シート接合部検査技術の開発と実用化

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    廃棄物最終処分場において、土壌汚染、地下水汚染を防止する役割を担っているのは遮水シートである。
    しかし、従来の遮水シートの接合部検査では、全数検査が難しいことや、接合部の品質を科学的に評価できるデータを残せないという課題があった。
    そこで本プロジェクトでは、遮水シートを熱融着接合する際の接合部の温度と、接合部の引張強度との間に関係性があることを利用し、温度を指標として接合部の品質を客観的に評価する非破壊検査技術である「熱画像リモートセンシングによる遮水シート接合部の検査法」を新たに開発し、実現場に適用してきた。
    本検査技術は、すでに多数の最終処分場の建設現場において採用された実績を有している。
    また、福島第一原子力発電所の事故に起因して発生した除染廃棄物や除染土壌を収容する中間貯蔵施設の建設においても、本検査技術は環境省が指定したICT技術の一つとして位置付けられ、現在も継続的に検査が行われている。

  • 日本オープンイノベーション大賞・選考委員会優良事例

    2018年3月   内閣府   我が国のオープンイノベーションをさらに推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組として表彰された。

  • 廃棄物資源循環学会賞奨励賞

    2014年5月   廃棄物資源循環学会   廃棄物資源循環学会においてすぐれた業績を有し、将来の活躍が期待される若手に対する賞

  • 廃棄物資源循環学会論文賞

    2010年5月   公衆衛生対策におけるごみ処理の役割

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論文

  • 熱画像リモートセンシングを利用したトンネル覆工防水シートの接合部検査における伝熱モデルの研究 査読

    吉村 康平, 中山 裕文, 小宮 哲平, 島岡 隆行

    ジオシンセティックス論文集   39 ( 0 )   52 - 58   2024年11月   ISSN:13446193 eISSN:1883146X

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   出版者・発行元:国際ジオシンセティックス学会 日本支部  

    山岳トンネル工事では,トンネル掘削後に施工される吹付けコンクリート等の支保工と,覆工コンクリートの間に防水シートが敷設される.標準的な防水シートとして,厚さ0.8mmのエチレン酢酸ビニル樹脂系シート(以下,EVAシートと呼ぶ)が用いられる.シート接合部では,溶着接合時に接合不良が発生すると,漏水に起因する覆工コンクリートの劣化等の問題が懸念される.一般に,EVAシートの接合には熱溶着接合が用いられるため,温度を指標として接合の合否判定を行う熱画像リモートセンシング検査が有効と考えられる.熱画像リモートセンシング検査では,サーモカメラにより計測した接合部の温度が,合否判定の基準となる閾値温度よりも高い場合に合格,低い場合に不合格と判定される.閾値温度は, EVAシートの物性,溶着機の接合速度,トンネル内の環境温度等の条件によって変動するため,各種条件下での閾値温度をあらかじめ把握しておく必要があるが,実験のために時間と労力を要することが課題である.そこで本研究では,熱溶着接合における接合部断面の伝熱挙動をモデル化し,合否判定のための閾値温度を計算により求めることを試みた.

    DOI: 10.5030/jcigsjournal.39.52

    CiNii Research

  • Estimation of Plastic Fishing Gear Marine Leakage from Vessel Fisheries in Japan 国際誌

    Hirofumi Nakayama, Fumiya Ishibashi, Satoquo Seino, Takayuki Shimaoka

    Proceedings of CJJC2024 the 13th China-Japan Joint Conference of Material Recycling and Waste Management   107 - 110   2024年11月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  • Plastic Materials by Agricultural Commodity Research on Material flow 国際誌

    Ryotaro Kawanishi, Hirofumi Nakayama, Takayuki Shimaoka :

    Proceedings of CJJC2024 the 13th China-Japan Joint Conference of Material Recycling and Waste Management   76 - 83   2024年11月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  • Exploring the Potential of Satellite Data for Landfill and Dumpsite Monitoring in Africa – Annotation by SAM 国際誌

    Leeme A. Baruti, Yasuhiro Sugisaki, Hirofumi Nakayama, Takayuki Shimaoka

    Proceedings of CJJC2024 the 13th China-Japan Joint Conference of Material Recycling and Waste Management   103 - 106   2024年11月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  • Distribution of Copper and Gold in Bottom Ash from Municipal Solid Waste Incineration Based on Particle SizeI and Waste Input 国際誌

    Lilan Tang, Hirofumi Nakayama, Teppei Komiya, Takayuki Shimaoka

    Proceedings of CJJC2024 the 13th China-Japan Joint Conference of Material Recycling and Waste Management   223 - 232   2024年11月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

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書籍等出版物

  • 廃棄物最終処分場における遮水工材料の耐久性評価ハンドブック

    国際ジオシンセティックス学会日本支部ジオメンブレン技術委員会

    技法堂  2024年11月    ISBN:978-4-7655-3483-3

  • リモートセンシング辞典, 廃棄物の不法・不適正投棄の監視

    @中山裕文、@小宮哲平、@島岡隆行(担当:共著)

    丸善出版  2022年12月 

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    担当ページ:5章-29   記述言語:日本語   著書種別:学術書

  • リモートセンシグ の応用・解析技術 -農林水産・環境防災から建築土木、高精度マッピングまで- 7章 防災・害分野、2節 災害対策、2ドローンを用いた災害廃棄物発生量の迅速かつ正確な計測方法

    @島岡隆行、@中山裕文(担当:共著)

    エヌ・ティー・エス  2019年8月 

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    担当ページ:pp.351-360   記述言語:日本語   著書種別:学術書

  • Basic Studies in Environmental Knowledge, Technology, Evaluation, and Strategy: Introduction to East Asia Environmental Studies

    島岡 隆行, 久場 隆広, 中山 裕文, Toshiyuki Fujita, 堀井 伸浩(担当:共著)

    Springer  2016年3月 

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    記述言語:英語   著書種別:学術書

  • 「東アジア環境学」入門

    島岡 隆行, 堀井 伸浩, 久場 隆広, 中山 裕文, 藤田 敏之(担当:共著)

    花書院  2015年3月 

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    記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

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講演・口頭発表等

  • 農業用プラスチック資材の農産品目別,材質別排出量の推定に関する研究

    川西亮太朗,中山裕文,島岡隆行

    令和6年度土木学会西部支部研究発表会  2025年3月 

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:琉球大学 千原キャンパス   国名:日本国  

  • QRコードを付したタグを活用した衣服の資源循環の促進に関する研究

    宮﨑祥, 榊原恒治, 中山裕文, 島岡隆行

    令和6年度土木学会西部支部研究発表会  2025年3月 

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:琉球大学 千原キャンパス   国名:日本国  

  • 漁業者による海洋ごみ回収活動の貢献と外部不経済の実態分析 -対馬市を対象に-

    中河原大樹,中山裕文,清野聡子

    令和6年度土木学会西部支部研究発表会  2025年3月 

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:琉球大学 千原キャンパス   国名:日本国  

  • 光ファイバセンサによる廃棄物埋立地の遮水工の温度モニタリングに及ぼす荷重の影響

    山川夢人,小宮哲平,中山裕文,島岡隆行

    令和6年度土木学会西部支部研究発表会  2025年3月 

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:琉球大学 千原キャンパス   国名:日本国  

  • 衛星画像を用いた物体検出技術のYOLOによる廃棄物最終処分場の検出手法に関する研究

    上瀧大樹,杉崎康弘,中山裕文,島岡隆行

    令和6年度土木学会西部支部研究発表会  2025年3月 

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:琉球大学 千原キャンパス   国名:日本国  

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MISC

  • 九州大学 寄附講座『資源循環IoTシステム講座』令和6年度資源循環情報システム研究報告会

    資源循環IoTシステム講座

    令和6年度資源循環情報システム研究報告会   2024年

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 九州大学 寄附講座『資源循環IoTシステム講座』令和5年度資源循環情報システム研究報告会

    資源循環IoTシステム講座

    令和5年度資源循環情報システム研究報告会   2024年

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 廃棄物分野のDX ~災害廃棄物管理におけるドローン技術,遮水シート接合検査へのリモートセンシング技術の適用事例

    @中山裕文、@島岡隆行

    タクマ技報   2023年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 遮水シート損傷(漏水)検知設備における自主基準策定について

    @海老原正明、@小林剛、@坂本篤、@中山裕文

    防水ジャーナル   2023年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 熱画像リモートセンシングによる遮水シートの接合部検査技術の開発と実用化

    @中山裕文,@島岡隆行

    環境浄化技術,Vol.22,No.1,pp. 8-12   2023年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

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産業財産権

特許権   出願件数: 7件   登録件数: 4件
実用新案権   出願件数: 0件   登録件数: 0件
意匠権   出願件数: 0件   登録件数: 0件
商標権   出願件数: 0件   登録件数: 0件

所属学協会

  • 国際ジオシンセティックス学会

  • 土木学会

  • 廃棄物学会資源循環学会

  • 地盤工学会

委員歴

  • 廃棄物資源循環学会九州支部   理事   国内

    2022年5月 - 2026年4月   

  • 廃棄物資源循環学会   理事   国内

    2022年5月 - 2026年4月   

  • 環境・遮水管理センシング技術研究会   衛星リモセン委員会委員長   国内

    2022年5月 - 2026年4月   

  • 廃棄物資源循環学会九州支部   幹事長   国内

    2020年5月 - 2022年4月   

  • 土木学会西部支部   幹事   国内

    2018年4月 - 2020年3月   

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学術貢献活動

  • 実行委員、座長 国際学術貢献

    役割:企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等

    第13回中日資源循環と廃棄物処理に関する国際会議  ( Beppu Japan ) 2024年11月

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    種別:大会・シンポジウム等 

    参加者数:100

  • 実行委員、座長 国際学術貢献

    The 12th China-Japan Joint Conference Material Recycling and Solid Waste Management  ( Beppu Japan ) 2023年11月

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    種別:大会・シンポジウム等 

    参加者数:100

  • 国際シンポジウム座長

    第34回廃棄物資源循環学会研究発表会  ( 大阪工業大学 ) 2023年9月

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    種別:大会・シンポジウム等 

    参加者数:800

  • 座長、企画セッション担当 国際学術貢献

    The 9th 3R International Scientific Conference, 3RINCs  ( 京都大学 ) 2023年3月

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    種別:大会・シンポジウム等 

    参加者数:200

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2023年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:4

    日本語雑誌 査読論文数:2

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 低品位な廃プラスチックの高効率な有効利用に向けた資源循環システムの環境・経済評価

    2023年4月 - 2025年3月

    共同研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:その他産学連携による資金

  • Study on integrated technologies of multi-source organic solid waste biotransformation in Xiangjiang Basin

    2021年12月 - 2022年12月

    共同研究

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    担当区分:研究分担者  資金種別:その他産学連携による資金

  • プラスチック資源循環・排出抑制のための社会システム・経済学的研究

    2021年4月 - 2026年3月

    受託研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:その他産学連携による資金

  • プラスチック資源循環・排出抑制のための社会システム・経済学的研究

    2021年4月 - 2026年3月

    九州大学 

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    担当区分:研究代表者 

    プラスチックに係る社会経済活動及び処理、循環過程におけるフローと環境移入後の陸域から河川等を通じて海洋に至る挙動を評価する方法が確立していないことから、3Rや環境中の回収等による海洋への排出抑制対策の導入水準やその効果の適切な評価、評価に基づく関連主体の協働による管理方策の実施が困難である。
    そこで本研究では、海洋プラスチック排出抑制対策の効果を評価可能な国レベルの物質フロー解析モデルを構築することを目的とする。具体的には、農業、漁業、建設業等の産業分野において使用されるプラスチック資材を対象とし、流域レベルの地域分解能をもつ物質フロー解析モデルを構築する。

  • Mineralogical, geochemical, and petrological characterization of size-fractionated municipal solid waste incineration bottom ash (MSWIBA) from the perspective of precious and rare metal recovery

    研究課題/領域番号:21K12312  2021年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    サファルザデ アミルホマユン, 中山 裕文, 小宮 哲平

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    資金種別:科研費

    In this research proposal, we are committed to substantially elucidate the Mineralogical, Geochemical, and Petrological characteristics of size-fractionated incineration bottom ash (IBA). Next, the relationships between such characteristics and metal distribution behavior will be investigated. Finally, we will evaluate possible methods for the potential recovery of valuable metals. The results of the study are expected to significantly deepen our knowledge of IBA characterization and its utilization as a potential resource for metal recycling as a component of a sustainable society.

    CiNii Research

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教育活動概要

  • 1.教育実績
     学部教育として確率統計(2021年度まで)、環境システム学、環境経済学の講義を担当している。
     大学院教育として、環境計画論、課題解決セミナー、アジア環境学(2022年度まで)の講義を担当している。

    2.講義・演習・実験科目等の実績
    平成13年度〜平成18年9月まで 環境・都市工学実験第二の実験指導補助 (学部3年)
    平成14年度〜平成16年度 環境都市設計製図(廃棄物処分場の計画・設計)演習指導補助 (学部4年)
    平成16年度   創生型科目(イベントごみの行方)演習指導補助 (学部1年)
    平成19年度~令和3年まで 確率統計(学部2年)
    平成19年度~現在まで 環境計画論(工学府)
    平成20年度~21年度まで 都市スループット評価法特論(人間環境学府)
    平成22年度~26年度まで Theory of Environmental Systems Analysis(大学院共通教育科目)
    平成23年度~現在まで Environmental Planning(工学府)
    平成27年度~現在まで アジア環境学
    平成25年度~現在まで 環境経済学(学部国際コース2年)
    令和4年度~現在まで 課題解決セミナー(工学府)

    3.その他
    福岡建設専門学校 非常勤講師(平成13年10月〜平成30年まで) 担当科目:環境工学(土木系1年)、資源循環工学(土木系2年)

担当授業科目

  • 自然災害と防災

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 地球環境総合工学

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 土木工学B

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • Problem solution seminar

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 環境調和型社会の構築

    2023年4月 - 2023年9月   前期

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FD参加状況

  • 2023年6月   役割:参加   名称:高校訪問事業(出前講義、入試説明)に関するFD

    主催組織:部局

  • 2020年12月   役割:参加   名称:令和2年度 第2回工学部FD(1日目) 総合型選抜の実施に向けて―面接の全般的な内容(注意事項、採点方法など)―

    主催組織:部局

  • 2020年10月   役割:参加   名称:タイトル:令和2年度 第1回工学部FD 総合型選抜の実施に向けて―評価基準の策定―

    主催組織:部局

  • 2019年3月   役割:参加   名称:平成33年度入学者選抜改革 【一般選抜における主体性等評価について】

    主催組織:全学

  • 2016年1月   役割:参加   名称:English Learning in Teaching English 九大研修・講習会

    主催組織:全学

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他大学・他機関等の客員・兼任・非常勤講師等

  • 2022年  北京科技大学  区分:集中講義  国内外の区分:国外 

    学期、曜日時限または期間:2023年3月3日(金)

  • 2017年  福岡建設専門学校  区分:非常勤講師  国内外の区分:国内 

    学期、曜日時限または期間:週1回

  • 2016年  福岡建設専門学校  区分:非常勤講師  国内外の区分:国内 

    学期、曜日時限または期間:週1回

  • 2015年  北京科技大学  区分:集中講義  国内外の区分:国外 

    学期、曜日時限または期間:2015年12月17日

  • 2015年  福岡建設専門学校  区分:非常勤講師  国内外の区分:国内 

    学期、曜日時限または期間:週1回

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国際教育イベント等への参加状況等

  • 2016年2月

    JST

    未来地球創成イノベーションフォーラム~環境問題解決型の、世界をリードする人材育成の展望~

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    開催国・都市名:日本・東京

    参加者数:150

  • 2015年3月

    土木学会、九州大学、京都大学、トリブバン大学

    第 16回 途上国の環境問題を見て考える全国学生ツアー

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    開催国・都市名:ネパール・キルティプル市

    参加者数:20

  • 2014年8月

    九州大学、同済大学、UNEP

    九州大学―同済大学合同サマースクール

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    開催国・都市名:中国・上海市、日本・福岡市

    参加者数:40

  • 2014年8月

    九州大学、バングラデシュ工科大学、テキサスA&M大学、中国文化大学

    Exercise: East Asia Project Study 2014

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    開催国・都市名:バングラデシュ・ダッカ市

    参加者数:50

  • 2013年8月

    九州大学、同済大学、UNEP

    九州大学―同済大学合同サマースクール

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    開催国・都市名:中国・上海市、日本・福岡市

    参加者数:40

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その他教育活動及び特記事項

  • 2023年  クラス担任  学部

  • 2023年  クラス担任  学部

  • 2022年  クラス担任  学部

  • 2022年  クラス担任  学部

  • 2021年  クラス担任  学部

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大学全体における各種委員・役職等

  • 2023年4月 - 2025年3月   障害者支援推進専門委員会委員

  • 2017年4月 - 2018年3月   障害者支援推進専門委員会委員

その他部局等における各種委員・役職等

  • 2025年4月 - 2026年3月   その他 Ⅳ群長

  • 2025年4月 - 2026年3月   学科 地球環境工学科長

  • 2025年4月 - 2026年3月   学科 土木工学科長

  • 2025年4月 - 2026年3月   専攻 土木工学専攻長

  • 2025年4月 - 2026年3月   部門 環境社会部門長

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社会貢献・国際連携活動概要

  • 社会貢献
    平成16年8月、特定非営利活動法人「廃棄物地盤工学研究会」の理事として設立に協力し、これまで同法人の活動を中心に社会活動を行ってきた。具体的には、埋立地の管理方法、安定化の評価診断、適正化手法、廃棄物の地盤材料としての有効活用、埋立処分における安全・安定な廃棄物地盤の構築、埋立処分された廃棄物の土木資材化など、廃棄物の地盤工学にまつわる知見を集積し、市民や企業向けのセミナーとして情報発信を行ってきた。廃棄物の処理・処分は、環境にとって必要不可欠な事業である一方、環境汚染に対する市民の不信感、不安感に常に対処しなければならない分野でもある。これは、廃棄物処理・処分の環境安全性を、十分に科学的に説明するに至っていないことも理由のひとつのである。今後、この点に関する研究をさらに推し進めるとともに、市民への普及啓発や理解を得るためのリスクコミニュケーションを目的とした社会活動を進める必要があると考える。今後、特定非営利活動法人での活動を大いに利用していくべきと考える。

    国際連携活動
    1.平成14〜15年度 地球環境戦略研究機関(IGES)の都市環境管理プロジェクト“Urban Policy Integration of Energy Related Environmental Issues in Selected Asian Mega-cities”に客員研究員として参加。主としてアジアメガシティのエネルギー消費構造に関する国際比較研究を行った。

    2.平成14年〜17年度 九州大学、同済大学(中国)、南昌大学(中国)、ハルピン工業大学(中国)、固体廃棄物研究所(中国)との間の国際共同研究「廃棄物処分場管理へのリモートセンシングの適用」に参加。研究において中心的役割を果たした。

    3.平成16年度 九州大学=デュイスブルグエッセン大学(ドイツ)との部局間学術交流協定の締結において、九州大学側の窓口として協力した。

    4.平成21~26年度 「東アジア環境研究機構」の都市環境研究グループのグループ長として、九大とアジアの大学、研究機関との共同研究を推進

    5.平成22~26年度 文部科学省科学技術振興調整費戦略的環境リーダー育成拠点事業「東アジア環境ストラテジスト育成プログラム」の環境ストラテジスト育成支援室の副室長として、国際的教育プログラムの実施に参画。

    3.平成26度 九州大学=バングラデシュ工科大学(バングラデシュ)との部局間学術交流協定の締結において、九州大学側の窓口として協力した。

社会貢献活動

  • NPO法人廃棄物地盤工学研究会20周年記念研究助成金成果報告会

    役割:企画, 運営参加・支援

    NPO法人廃棄物地盤工学研究会  アクロス福岡  2025年3月

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    対象:社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

  • 令和6年度土木学会西部支部研究発表会

    役割:司会

    土木学会西部支部  福岡大学  2025年3月

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    対象:社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

  • 激甚災害への対応と持続可能な災害廃棄物処理

    役割:企画, 運営参加・支援

    九州大学環境工学研究教育センター、NPO法人廃棄物地盤工学研究会  アクロス福岡  2025年1月

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    対象:社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

  • 変わりゆく海の調査手法の最新動向―海ごみ動態市民調査、環境DNA高速高解像度観測

    役割:企画, 運営参加・支援

    NPO法人廃棄物地盤工学研究会  アクロス福岡  2024年6月

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    対象:社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

  • 最終処分場遮水シートの劣化メカニズムと長期耐久性

    役割:企画, 運営参加・支援

    NPO法人廃棄物地盤工学研究会  アクロス福岡  2024年3月

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    対象:社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

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メディア報道

  • 熊本地震 処理場損傷、ごみ山積…被災者、衛生面を懸念 新聞・雑誌

    毎日新聞  2016年4月

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    熊本地震 処理場損傷、ごみ山積…被災者、衛生面を懸念

政策形成、学術振興等への寄与活動

  • 2025年4月 - 2026年3月   福岡市

    福岡市 環境審議会 委員

  • 2025年4月 - 2026年3月   対馬市

    対馬市 海岸漂着物対策推進協議会 委員

  • 2025年4月 - 2026年3月   財団法人 地球環境戦略研究機関 持続性センタ ー

    エコアクション21地域判定委員会 委員

  • 2025年4月 - 2026年3月   一社)廃棄物資源循環学会

    (一社)廃棄物資源循環学会 理事

  • 2025年4月 - 2026年3月   一社)廃棄物資源循環学会

    (一社)廃棄物資源循環学会 九州支部 理事

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海外渡航歴

  • 2024年11月

    滞在国名1:中華人民共和国   滞在機関名1:桂林理工大学

  • 2023年9月

    滞在国名1:インドネシア共和国   滞在機関名1:インドネシア環境・森林省、チアンジュール自治体

  • 2015年12月

    滞在国名1:中華人民共和国   滞在機関名1:北京科技大学

  • 2015年2月 - 2015年3月

    滞在国名1:ネパール連邦民主共和国   滞在機関名1:トリブバン大学

  • 2014年10月

    滞在国名1:中華人民共和国   滞在機関名1:同済大学

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