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島ノ江 憲剛(しまのえ けんごう) データ更新日:2023.11.27

教授 /  総合理工学研究院 物質科学部門 機能材料設計学


総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 島ノ江憲剛, 半導体ガスセンサの材料設計, Cearamics Japan (日本セラミックス協会), 52(8),534-542 (2017), 2017.08, 理論的および実践的な取り組みを基に半導体ガスセンサの材料設計を示した.また,マイクロガスセンサである MEMS 型ガスセンサへの展開と課題についても紹介した.ガスセンサは安全・安心のために必要不可欠であり,最近では快適空間の構築にも活用されつつある.情報の入り口を担うセンサとして,ガスセンサは今後も必要不可欠なデバイスでる.最近の情報分野,特に IoT とガスセンサを組み合わせた新たな分野構築も重要となるであろう.そのためには,材料分野に限らず,いろいろな分野の研究者と様々な観点から議論し,新しいガスセンサを具現化することが必要である.
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2. 島ノ江憲剛, ビッグデータ時代に対応したセンサに関する動向調査報告, 2017.03, ビッグデータ時代に相応しいセンサの発展動向に関する調査を,主にIoT,エナジーハーベストとセンサとの関わりに焦点を当てて行うと共に,センサの科学技術と社会経済との関連について検討した..
3. 島ノ江 憲剛、山添 曻, 半導体ガスセンサの理論と設計, 材料の科学と工学, pp.2-7, 2011.08, 近年の環境への配慮や情報の多様化から,半導体ガスセンサにも様々な要望が生じている.例えば,検知対象となるガスの種類は増加し,場合によってはその濃度はppbレベルになることもある.また,複数のガスが混在する中から一つのガスを高感度かつ選択的に検知することも要求される.これらの要望に応えるためには,理論に裏付けされた設計指針が必要である.本稿では,その理論と設計指針を簡単に概説し,その設計を基にしたガスセンサの例を紹介する..
4. 島ノ江 憲剛, 第一分科会「文化財保存環境下における環境実地検証」, (独)日本学術振興会, pp.10-24, 2010.08.
5. 湯浅雅賀, 島ノ江憲剛, 分極曲線・サイクリックボルタンメトリー(15) ガス拡散電極 空気電池用正極, Electrochemistry, Vol.78(7), pp.629-632, 2010.07.
6. 島ノ江 憲剛, 半導体ガスセンサの材料設計-理論面からのアプローチといくつかの実験的検証-, 第75回化学センサ研究会, pp.11-21, 2010.01.
7. 島ノ江憲剛, 半導体ガスセンサー, 講談社サイエンティフィク, ナノ材料に利用するスペクトロスコピー 固体表面キャラクタリゼーションの実際、p. 180-181, 2005.01.
8. 山添 曻, 島ノ江憲剛, 有害ガスセンサ, 技報堂出版, セラミックスの機能と応用, 第I編環境・リサイクル分野,
2.2ケミカルセンサー,p.26-33, 2002.03.
9. 山添 曻, 島ノ江憲剛, 湿度センサ, アイピーシー, 材料開発における結晶格子欠陥とその応用, 第8章8.4節, p.334-340, 2002.01.
10. 山添 曻, 島ノ江憲剛, アルコールセンサ, アイピーシー,, 材料開発における結晶格子欠陥とその応用, 第8章8.3節, p.329-333, 2002.01.
11. 山添 曻, 島ノ江憲剛, 酸素センサ, アイピーシー, 材料開発における結晶格子欠陥とその応用, 第8章8.1節, p.307-313, 2002.01.
12. 山添 曻, 島ノ江憲剛, 固体ガスセンサ膜, 丸善(株), 界面ハンドブック, 第3章無機材料, 第5節センシング膜, p.487-495, 2001.09.
13. 酒井 剛, 松永直樹, 島ノ江憲剛, 山添 曻, SnO2薄膜センサの感度挙動に対する拡散方程式の適用, 触媒学会, 触媒, Vol.43, No.2号, p.167-169, 2001.03.
14. 島ノ江憲剛, 手のひらサイズのNO2センサーで環境を測る!, 化学同人, 化学, Vol.55, No.11, p.64-65, 2000.11.
15. 山添 曻, 島ノ江憲剛, センサ(物理センサ、化学センサ), 丸善(株), 電気化学便覧 第5版, p.593-595, 2000.06.
16. 島ノ江憲剛, においセンサー, 日本分析化学会, 日本分析化学会誌「ぶんせき」, Vol.1999, No.8, p.663-668, 1999.08.

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