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齋藤 和幸(さいとうかずゆき) | データ更新日:2024.06.03 |
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大学院(学府)担当
学部担当
その他の教育研究施設名
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ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/kazuyuki-saitou
研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
電話番号
092-802-4559
取得学位
博士(農学)
専門分野
植物生産生理学
活動概要
これまでの農業は多量の窒素を投入することにより作物の生産性を向上させて来た。しかし、作物に吸収されなかった窒素肥料は、土壌の劣化、河川や地下水の水質の悪化など環境へ負荷を与えている。一方、投入する窒素肥料を減少させると光合成に関わる遺伝子の発現量が減少し、作物の生産性が低下する。そこで、イネにおいて低窒素環境に対応して光合成関連遺伝子の発現を抑制する仕組みについて研究を進め、光合成関連遺伝子の発現はヒストンのアセチル化レベルによって調節されていることを明らかにした。さらに、ヒストンのアセチル化レベルはヒストンアセチル化酵素GCN5によって制御されていることを明らかにし、GCN5遺伝子の発現量を増加させることにより、低窒素環境下においても光合成能力を高く維持することができるイネを作出することが出来た。また、光合成関連遺伝子の発現は転写因子によって調節されている。低窒素環境下におけるイネの光合成関連遺伝子の発現は転写因子DREBによって抑制されていることを明らかにした。そこで、ゲノム編集によりDREB遺伝子をノックアウトしたイネを作出し、低窒素環境下において光合成能力を高く維持することができることを示した。
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