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江口 巧(えぐち たくみ) データ更新日:2024.04.19

教授 /  言語文化研究院 言語環境学部門 言語情報学




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就職実績-他大学
就職実績有, 久留米大学医学部進学課程講師
取得学位
文学修士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
英語学
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
 研究分野は、英語の意味論・語用論である。さまざまな言語事象を、機能主義的、意味論的観点から分析を行っており、研究成果を論文の形で発表している。2002年に発表した "Coordination of Path Phrases in English" は、日本英語学会の機関誌である English Linguistics 19.2 に掲載された。また、翌2003年に発表した「語用論的同質性のみられる等位構文」は研究社の『英語青年』に掲載された。2011年には、これまでに執筆した論文に加筆修正を施し、『日英語の分析―意味と形式のおりなす調和』(花書院)という表題の著書を刊行した。近年は英語の結果構文を研究テーマとしており、2011年10月の日本英文学会九州支部大会において、「結果構文研究の現状と展望」と題したシンポジウムを企画し、自らは「結果構文のアスペクトを考える」というテーマで発表した。また、「結果構文のアスペクト」というタイトルの論文が、2013年1月刊行の『九州英文学研究』第29号に掲載された。2022年1月には、論考「変化結果を表す in/into 前置詞句の交替について」が、日本英文学会の機関誌『英文学研究 支部統合号』第14巻に慫慂論文として掲載された。
 学会活動として、後述する学会のほか福岡英語学研究会に所属し、積極的な研究活動を行っている。この研究会は月1回の例会が開催されている。
 教育活動としては、伊都地区における基幹教育科目言語文化基礎科目としての学術英語リーディング・リスニングA, B, ライティング・スピーキングA, B等を担当している。また、2006~2009年には英語I共通教科書編集委員会および英語I授業運営専門委員会の委員長として、2007年には共通テキスト"A Passage to English"第5版を刊行したほか、英語Iの授業が効率的に行われるよう教授用シラバスおよび統一試験問題を作成した。なおこの第5版の編集刊行に対し、九州大学より全学教育功労賞を授与された。また、九州大学独自の英語オンライン教材文法問題「英語の知識」の作成編集に関わっており、約800問の問題を作成した。さらに、九州大学の24年度EEP(教育の質向上支援プログラム)に採択された「低年次学生の英語語彙力増強の取組―九大低年次学部生が習得の英語語彙力ハンドブックの作成」プロジェクトチームの一員として、英語語彙・表現集の作成に取り組んだ。この語彙・表現集は2014年春に研究社より「九大英単」として刊行された。25年度は、英語科教務委員および基幹教育新カリキュラム英語科目部会委員として英語科目の教務に関わる業務のほか、26,27年度の英語時間割案作成および新カリキュラム英語科目の科目内容検討等を担った。26、27年度も基幹教育英語科目実施班員を務めるほか、27年度は英語科教務委員の役割を担った。また、31年度は総合科目(フロンティア科目)「ことばの科学」の責任担当者を務める。
部局内役職として、平成26年度より言文研究院総務委員の職を担っており、また平成27年度開催の言文研究院公開講座「ことばの諸相」においてコーディネーターを務めた。28年度は言文研究院の財務委員、研究戦略委員、自己点検評価委員を務める。29年度は引き続き部局の財務委員、研究戦略委員を務め、言文論究の編集等にあたる。30,31年度は自己点検評価委員を、31、令和2年度は、全学委員会委員として図書館商議委員会委員、中央図書館運営委員会委員を務めるほか、部局の財務委員長を務める。令和3年度は部局の研究戦略委員会委員長のほか、英語科の時間割係を務める。令和4~5年度は全学の入学試験実施委員会、部局の広報委員会委員長を務めたほか、新年度の入学生に配布する『外国語
のすゝめ』(電子版)の編集を行う。令和6~7年度は部局のファカルティ デベロプメント委員会委員長を務める。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。