側頭骨癌
キーワード:側頭骨、聴器、癌
1998.01.
中川 尚志(なかがわ たかし) | データ更新日:2023.11.28 |
主な研究テーマ
小児難聴への医学的評価と方策
キーワード:小児難聴、先天性難聴
2015.12~2026.03.
キーワード:小児難聴、先天性難聴
2015.12~2026.03.
アレルギーと中耳炎
キーワード:アレルギー、中耳炎
1999.04.
キーワード:アレルギー、中耳炎
1999.04.
従事しているプロジェクト研究
側頭骨扁平上皮癌の網羅的組織解析に基づく新規統合的治療戦略の開発
2018.04~2022.03, 代表者:中川 尚志, 九州大学, 九州大学(日本)
側頭骨原発扁平上皮癌は非常に稀な疾患であり、多くの施設で、頭頸部扁平上皮癌(以下頭頸部癌)として一括りに扱われており、治療方法は他の頭頸部癌に準じて行われているのが現状である。しかし、側頭骨原発扁平上皮癌は、遠隔転移やリンパ節転移も来たしにくい特性があり、他の頭頸部癌とは発癌のメカニズムが異なると推測されている。その特性は、解剖学的要因に起因するものか、分子生物学的要因に起因するものかは分かっておらず、疾患の希少性も加わって詳細な研究はなされていない。そのため、世界的にコンセンサスを得られる治療戦略の構築が常に望まれている。本研究では、側頭骨原発扁平上皮癌において、腫瘍組織をゲノムおよびトランスクリプトームレベルで網羅的に解析し、発癌・癌進展に関わる遺伝子の同定を行う。さらに、臨床データを元に、癌の進展範囲を微小外科解剖学的に解析し、予後・悪性度と相関する解剖学的因子の同定を目指す。その上で、既存の治療戦略に分子生物学的知見と微小外科解剖学的知見を統合して、新規統合的多角的治療戦略の構築を目指す。.
2018.04~2022.03, 代表者:中川 尚志, 九州大学, 九州大学(日本)
側頭骨原発扁平上皮癌は非常に稀な疾患であり、多くの施設で、頭頸部扁平上皮癌(以下頭頸部癌)として一括りに扱われており、治療方法は他の頭頸部癌に準じて行われているのが現状である。しかし、側頭骨原発扁平上皮癌は、遠隔転移やリンパ節転移も来たしにくい特性があり、他の頭頸部癌とは発癌のメカニズムが異なると推測されている。その特性は、解剖学的要因に起因するものか、分子生物学的要因に起因するものかは分かっておらず、疾患の希少性も加わって詳細な研究はなされていない。そのため、世界的にコンセンサスを得られる治療戦略の構築が常に望まれている。本研究では、側頭骨原発扁平上皮癌において、腫瘍組織をゲノムおよびトランスクリプトームレベルで網羅的に解析し、発癌・癌進展に関わる遺伝子の同定を行う。さらに、臨床データを元に、癌の進展範囲を微小外科解剖学的に解析し、予後・悪性度と相関する解剖学的因子の同定を目指す。その上で、既存の治療戦略に分子生物学的知見と微小外科解剖学的知見を統合して、新規統合的多角的治療戦略の構築を目指す。.
研究業績
主要著書
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
学会活動
学協会役員等への就任
2019.05~2021.05, 日本顔面神経学会, 理事長.
2012.10~2018.10, 日本聴覚医学会, 評議員.
2016.05~2022.05, 日本耳鼻咽喉科学会, 理事.
2012.11~2018.10, 日本耳科学会, 評議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2019.05.23~2019.05.24, 日本小児耳鼻咽喉科学会, 会長.
2017.10.18~2017.10.20, 日本聴覚医学会, 会長.
2004.10, 日本耳科学会, 座長(Chairmanship).
2015.08.23~2015.08.26, The 62nd Collegium Oto-rhino-laryngologicum Amicitiae Sacrum, moderator and speaker.
その他の研究活動
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2020年度~2022年度, 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 障害者対策総合研究開発事業, 代表, 聴覚障害者の社会参加を促進するための手法に関する研究.
2017年度~2020年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 難治性聴覚障害に関する調査研究班.
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