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若宮 幸平(わかみや こうへい) データ更新日:2024.04.25

助教 /  芸術工学研究院 音響設計部門 情報音響システム学


総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 若宮 幸平, 田口 史朗, 渡辺 莉子, 桂田 浩一, 牧野 武彦, 鏑木 時彦, 大規模日本語調音・音声パラレルデータの収集, 信学技報, 2019.06, 調音データを用いた自然な音声の合成やサイレントスピーチインタフェース構築等のための基礎的データ として, 日本語調音・音声パラレルデータの収集を行っているので報告する. 現在収集中のデータは, 3次元磁気セン サシステム(3D-EMA)を用いて測定した調音運動データ, 並びに, それと同期した音声信号データ, EGG信号データ, 音素セグメントデータである. 発話者は1名, 発話内容はATR503文と新たに構築した1,298文の日本語音素バランス 文セットの計1,811文, 発話時間は67分, モーラ数は29,611となっている. .
2. 内田 秀継, 若宮 幸平, 鏑木 時彦, 三次元磁気センサシステムにおける送信コイルの配置の最適化についての検討, 電子情報通信学会 技術研究報告, 2013.11, 三次元磁気センサシステムでは, 受信コイルから得られる受信信号が送信コイルとの位置関係により定まることを利用し位置推定を行うが, 受信コイルの位置が異なるにもかかわらず受信合がほぼ等しくなる場合, 受信コイルの位置を受信信号から一意に定めることが出来ないという問題が発生する. 本研究では, 送信コイルの配置を最適化することでこの非決定性の問題を解決することを試みた. 測定領域内に受信コイルの位置と傾きに関する多数の標本点を設け, その任意の2点間の受信信号差が最大になるように送信コイル配置を最適化し, 位置推定シミュレーションを行ったところ, 非決定性の問題の緩和が確認された. さらに, その配置をシステムに実装し, 位置推定実験により推定制度を検証した結果, 平均位置誤差0.4mmの精度を得た..
3. 若宮 幸平, 高田 正幸, 河辺 哲次, 鮫島 俊哉, 中島 祥好, 上田 和夫, 鏑木 時彦, 高校生のための音響サイエンスキャンプ ~先進的科学技術体験合宿プログラムによる音響講座入門~, 電子情報通信学会 技術研究報告, 2010.06.
4. 福冨 隆朗, 仲田 昌史, 鏑木 時彦, 若宮 幸平, 粒子法による声帯の連続体モデル, 電子情報通信学会 技術研究報告, 2007.10.
5. 鏑木 時彦, 若宮 幸平, 持田 岳美, 3次元磁気センサシステムの評価, 電子情報通信学会 技術研究報告, vol.105, No.253, pp.19-24, 2005.08.
6. 金 智之, 若宮 幸平, 鏑木 時彦, 調音運動モデルを用いた声道スペクトルの生成, 電子情報通信学会技術研究報告, vol.104, No.386, pp.53-58, 2004.10.
7. 若宮 幸平, 辻 拓哉, 鏑木 時彦, 音素別ニューラルネットワークを用いた調音-音響マッピング ---パラメータ学習法の検討---, 電子情報通信学会技術研究報告, vol.104, No.386, pp.47-52, 2004.10.
8. 辻拓也, 金智之, 若宮幸平, 鏑木時彦, 音素別ニューラルネットワークを用いた調音-音響マッピング, 電子情報通信学会技術報告, 2003.09.
9. 若宮幸平, 鏑木時彦, 澤田弘太郎, 誉田雅彰, 澤田雅司, 3次元磁気センサシステムにおける推定誤差要因に関する検討, 電子情報通信学会技術報告, 2002.08.
10. 鏑木時彦, 若宮幸平, 澤田弘太郎, 誉田雅彰, 磁界のスプライン表現を用いた3次元磁気センサシステムの検討, 電子情報通信学会技術研究報告, 2002.03.
11. 若宮幸平, 鈴木俊行, 実測孤立再生波形を用いた高密度再生波形の推定限界, 電子情報通信学会技術研究報告, 2000.12.
12. Terumitsu TANAKA, Kohei WAKAMIYA and Toshiyuki SUZUKI, Read/Write Track Fringe Widths in Thin Film Disks, Technical Report of IEICE, 1999.02.

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