九州大学 研究者情報
発表一覧
藤 紀里子(とう きりこ) データ更新日:2023.06.20

助教 /  芸術工学研究院 メディアデザイン部門 クリエーティブデザイン


学会発表等
1. 藤 紀里子,宮垣 貴宏,須長 正治,楊 寧,伊原 久裕, フォントの印象に関する基礎的研究ー1
-類似度に基づく分類およびその評価項目の抽出-, 日本デザイン学会, 2021.06, 様々なデジタルデバイスの普及に伴い、一般ユーザーもフォントを使用する機会が増えている。現状におけるユーザーのフォントに対する認識を把握し分析することで新たな 指針を見出すことは、今後のフォント開発、デザイン制作、 およびユーザーのフォント活用において有意義である。 本研究は、一般ユーザーが認識しているフォント形状の差異および各フォントに対する印象を明らかにし、計測および 算出により求めた形態属性の関係性について考察することを目的としている。可能な形態属性との相関性を求めるためには、フォント数を絞る必要がある。そのため、本研究では、ユーザーが認識する類似度に基づくクラスタリングおよび評価項目との関係性の考察をフェーズ1とし、その結果に基づき選定した印象語およびフォントを用いてフェーズ2の印象評価および形態属性計測を実施した。本稿は、フェーズ1の報告である。.
2. 楊 寧,宮垣 貴宏,須長 正治,藤 紀里子,伊原 久裕, フォントの印象に関する基礎的研究ー2
ーフォントの印象評価ならびにフォントの形態属性との関連性に関する考察ー, 日本デザイン学会, 2021.06, 本稿は,一般ユーザがフォントを見分ける基準,そしてそのための手がかりの解明を目的とした研究の第2報であり,フォントの印象と形態属性の関連性を解明することに焦点を当てた。
前報で報告したフォントの類似度評価実験の結果に基づいて,対象となるフォントを限定し,フォントの印象評価実験を行った。実験と並行してフォントの形態属性を測り,印象評価実験結果との相関を探った。さらに,実験対象としたフォントの印象と相関があったフォントの形態属性 の計測値を用い,全フォントの各印象評価を推測する試みを行った。.
3. 藤 紀里子, 佐藤 優, 伊原 久裕, 須長 正治, ユニバーサルデザインフォントの美感性・可読性に関する研究, 日本デザイン学会第5支部, 2015.10, フォント日常的使用状況において、ユーザーがどういう観点でUDフォントの美しさ・読みやすさを評価し、どのようなフォント形態属性要素が評価に影響を与えているか、、また、美感性と可読性の関係を解明することを目的とした。.

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