九州大学 研究者情報
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田代 洋行(たしろ ひろゆき) データ更新日:2023.11.22

講師 /  医学研究院 保健学部門 検査技術科学分野 生体情報学領域


社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
医療機器メーカーに対し研究開発に関する技術コンサルティングを行っている。
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2017.01~2017.12, Mentor, ARVO Global Mentorship Pilot Program 2017, The Association for Research in Vision and Ophthalmology (ARVO).

2016.02~2016.12, Mentor, ARVO Global Mentorship Pilot Program, The Association for Research in Vision and Ophthalmology (ARVO).

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2018.12, 朝日新聞, 視力失った人に光もたらす「人工網膜」 世界で開発続々.

2013.03, 週間ダイヤモンド, 失明した目に光を取り戻す 映像を受信する人工網膜(2013.3.16号 P61).

2012.08, 日本経済新聞, 人工網膜で視力回復 阪大、14年度にも臨床試験 .

2011.03, 日経産業新聞, 人工視覚装置 網膜刺激負担少なく 奈良先端大など 視力回復へ動物実験
日経産業新聞 2011/03/09.

2011.03, 日経Tech-on, 【応物学会プレビュー】眼球に埋め込んで使うCMOSベースの人工視覚素子,奈良先端大などが電気刺激の安全性を向上
日経Tech-on 2011/3/8.

2011.01, 世界一受けたい授業, アナタの知っている医療はもう古い!?不可能を可能にする最先端医療2011
失明患者のための人工視覚
日本ではつい最近、
失明患者のための人工視覚が成功しました。

網膜の異常で失明した患者の網膜に
電極のチップを装着し、目の前にあるものの情報を
目以外の場所に取り付けた小型カメラで取り込み、
体外の高性能のコンピューターで処理して
網膜の電極チップに送って、
そこからは目に見えたときと同じように電気信号として
脳に送られるようになっています。

目が見える仕組みの一部分をハイテクのチップに
置き換える事によって視覚を代替させているのです。.

2010.12, 読売新聞, 失明に人工視覚、白い光「見えた」…国内初
.

2010.07, NHK スタジオパーク, 進化する人工感覚医療.

2008.10, 朝日放送系列 近未来×予測テレビ ジキル&ハイド , 朝日放送系列 近未来×予測テレビ ジキル&ハイド 
10/5放送分 未知の世界が見えた!衝撃のスクープ映像SP


最先端技術は医療の世界に革命をおこす!
<失明患者に光が!人工の眼の世界>
米カリフォルニア州・ロングビーチに住む、リンダ・モアフットさん(64)は失明の暗闇の中から人工の眼によって光を取り戻した。人工の眼とはいかなるものなのか?
リンダさんは22才の時に網膜色素変性症という病気であることが判明。
53才の時、彼女の世界は完全に闇に閉ざされる。失明から5年、リンダさんはアメリカの国家的プロジェクトとして、ある研究が進められていることを知る。
それが人工網膜という全く新しい治療法。

<人工網膜治療法とは?>
人がものを見るときには、外界からの光を網膜が受けとめ、その刺激が神経を通して脳に伝えられ映像として認識される。病によってこの網膜が損傷を受けると、刺激が視神経に伝えられなくなり、いずれは失明に至る。この傷ついた網膜の上に、電気刺激を起こす電極シート、つまり人工の網膜を埋め込むことで、脳に直接電気信号を送り、光の情報を得るという治療法。

<メカニズム>
サングラスに埋め込まれた小型カメラが、目の前の映像をとらえ、電気信号に変換。
これが頭部に埋め込まれた受信機を通し人工網膜に伝わり、視神経を刺激。
情報を脳の視覚野に伝達し、見た映像を光の動きとして感じる事が出来る。
2004年5月15日、リンダさんに人工網膜を埋め込む手術が行われ、最先端の科学を駆使した手術は無事成功!これにより、サングラスに映った画像を、目の奥に埋め込まれた4×4、16個の電極チップがキャッチ。16個の光で、物の動きなどを感じる事が出来るようになったのだ。
今現在もその研究が進められている人工網膜は、今後更に大きな進化をとげるという。
日本の半導体集積回路の技術を使うことで、1000個の電極を持つ人工網膜も実現するかもしれない。
.

2007.05, Newton別冊 からだと病気, 最先端の科学技術が可能にする近未来~超長寿への挑戦、そして失われた機能への挑戦~「人工視覚システム 電気刺激で、光を取りもどす」.

2005.02, Newton 2005年2月号, SFではない!驚異の近未来テクノロジー「人工視覚」.

2006.06, ニュートンムック スーパーテクノロジー・ビジュアル報告 明日を一新する「値千金」の技術32, 明日を一新する期待のテクノロジー「人工視覚システム」.

2007.07, メディカルバイオ 2007年7月号, 新しい刺激法を用いた人工網膜の開発.

2006.01, Medical Tribune Vol.39, No.1, 〜人工視覚システム〜電極インピーダンス計測で安全性評価.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2021.02, 九州大学研究開発コンサルティング「疾病における電気治療機の可能性について」, 日商平野(株), 九州大学.

2017.05, 人工感覚器による感覚器障害の克服, ニプロ(株)総合研究所, ニプロ(株)iMEP, 草津, 滋賀.

2016.10, 医療機器開発に於ける技術コンサルティング, 九州大学 学術研究・産学官連携本部, 九州大学.

2006.10, 人の臓器は人工物で置き換え可能か?
サイバネティクス技術を応用した治療(人工臓器)の歴史と将来, 九州大学医学部保健学科, 九州大学コラボ・ステーションI.

初等・中等教育への貢献状況
2010.07, 佐賀県教育センター 高等学校理科担当教員専門研修
高校生物I講座(体内環境の維持及び刺激受容のメカニズム), 場所 佐賀県教育センター
対象 高等学校理科担当教員
内容 新学習指導要領のポイントが分かります。外界の刺激に対して生物が体内環境をどのように維持しているかを講義・実習を通して学べます。神経分野に関する最新の科学技術を含め、生物の刺激受容のメカニズムが、講義・実習を通して分かります。.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2022.04~2023.03, 大学院入試(修士課程, 博士課程) 英語問題作成委員.

2021.07~2023.03, 観察研究倫理審査委員会.

2021.04~2021.06, 臨床研究倫理審査委員会.

2020.04~2022.03, 年報委員.

2019.04, 支線LAN管理者.

2018.04~2020.03, 九州大学病院ARO次世代医療センター百人部会委員.

2018.04~2020.03, 学生委員.

2017.04~2019.03, 医療系統合教育研究センター委員.

2015.09, KITE連絡員.

2015.04~2016.03, 卒業研究実施委員.

2014.04~2016.03, 地域国際連携・FD委員会.

2011.04~2013.03, 施設・環境委員会.

2010.04~2012.03, 学生委員.

2008.04~2010.03, 地域・国際連携委員.

2008.04~2010.03, 教務委員.

2006.04~2008.03, 卒業研究実施委員.

2005.01~2006.10, 公開講座実施委員.

2006.04~2008.03, 広報委員.

2005.04~2006.03, 年報委員.

2005.04~2008.03, 紀要編集員.

2005.04~2006.03, 動物実験委員会.

2004.04~2005.03, 情報システム委員.

2004.11~2005.03, 卒業研究ワーキンググループ.

2005.01~2006.03, 地域国際連携推進委員.


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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。