九州大学 研究者情報
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大神 智春(おおが ちはる) データ更新日:2024.04.23

教授 /  留学生センター


主な研究テーマ
多義語動詞で形成されるコロケーションの習得
キーワード:コロケーション、多義語、概念形成理論、中心義、中間言語
2019.04~2023.03.
DXを活かした日本語教育の試み
キーワード:デジタルトランスフォーメーション(DX)、自律的学習、九州大学LEDS
2021.10~2023.03.
1.漢字語彙教材の開発
2.語彙的共起の習得研究
3.中国における日本語教育の現状分析
キーワード:漢字 語彙習得 語彙的共起 文法的共起 中国人学習者
2012.01~2017.03.
1. 語彙(特に語彙の共起)の習得
2. 学習者を視野に入れた漢字語彙学習教材の開発
キーワード:漢字語彙 語彙習得 日本語学習者  運用
2012.04.
中国で日本語を学習する学習者の問題
キーワード:中国人学習者, 談話分析, 文法・語彙の習得, 発話
2000.04~2005.03.
スタディスキル養成を目指した全学日本語教育
キーワード:スタディ・スキル 橋渡し教育 日本語教育 学部専門教育
2006.04.
従事しているプロジェクト研究
日本語学習者の多義語コロケーション習得
2019.04, 代表者:大神智春, 九州大学, 九州大学
日本語学習者を対象とし、多義語で形成されるコロケーションの意味についてどのような概念を形成しているか明らかにすることを分析する。調査・分析に際しては、概念形成理論を応用する。.
学生中心及個々人のニーズに応じた日本語教育(DXを活用して)
2021.10~2024.03, 九州大学留学生センター
予習・授業・復習にDXを導入する。各過程における学生個々の行動を深く分析しフィードバックを行うことで、学生の自律性を伸ばし、アクティブラーニングをサポートできる教育体制を確立する。.
サムライーナイジェリア農村部能力開発協会
2015.03~2018.03, 代表者:Asemota Omos OJ, Adeyemi Francis Gabriel, uni abuja nigeria, Nigeria.
中国で日本語を学習する学習者のための初級会話教材開発
2010.03~2013.10, 代表者:盧麗, 東北師範大学赴日本国留学生予備学校(中国), 東北師範大学赴日本国留学生予備学校(中国)
中国で日本語を学習する初級学習者を対象とし、以下を目的とした会話教材を開発する。
1.改まった場とくだけた場での表現の使い分けや若者言葉を意識した自然な日本語会話を学ぶことができる
2.現代日本社会や日本文化を学習することができる.
日本語学習者の共起表現の学習における問題点
2011.03~2011.08, 代表者:大神智春, 九州大学
日本語学習者が共起表現を学習する際、どのような問題点が生じるかを調査し明らかにする。.
日本語学習者の漢字語彙学習に対する認識
2011.03~2011.12, 代表者:大神智春, 九州大学
日本語学習者が漢字語彙の学習についてどのような意識を持っているかを調査し明らかにする。.
日本語学習者の漢字語彙学習に対する認識
2011.03~2011.12, 代表者:大神智春, 九州大学
日本語学習者が漢字語彙の学習についてどのような意識を持っているかを調査し明らかにする。.
研究業績
主要著書
1. 大神智春, 日本語学習者による多義語コロケーションの習得, ひつじ書房, 2021.02, 学習者が多義動詞「とる」を中心語とするコロケーションの習得過程において、どのような中間言語を形成しているか解明することを目的とした。研究に当たっては、学習者の中間言語を典型化、一般化、差異化の観点から複合的に捉えることを試みた。また、研究結果を日本語教育のコロケーション教材開発に活かすことを目指し、教材作成過程における留意点や練習問題の在り方等を提言した。.
2. 許明子, 大神智春, 堀尾佳以, 村上康子, 詹偉, 『言語の研究-言語学、日本語学、日本語教育学、言語コミュニケーション学からの視座-』, 花書院, 2019.09.
3. 大神 智春, 清水百合, 川村千絵, 菊池富美子, Basic Kanji Workbook 使って、身につく!漢字×語彙 2, 凡人社, 2016.10.
4. 大神 智春, 盧麗, 最新赴日留学会話必携, 中国南京大学出版, 2013.06.
5. 大神智春、清水百合, Basic Kanji Workbook 使って、身につく!漢字×語彙 1, 凡人社, 2010.10.
6. 盧麗、Fan Banchun、大神智春、 申旭鋒、董林、 呂平、 徐頴、 張麗、 劉建群、 呉丹、 李合達、 金岩松、 劉桂平、蔡欣, 最新赴日留学必携(最新留学生のための案内), 南京大学出版社, 2010.04.
主要原著論文
1. OHGA, Chiharu, Acquisition of Polysemous Collocations in Japanese by Chinese Native Speakers: Comparison of Learners by Level, Research Bulletin International Student Center Kyushu University, 31, 1-12, 2023.03.
2. 森田淳子, 麻生迪子, 大神智春, 鈴木綾乃, 林富美子, 日本語母語話者による多義動詞の意味体系― 「でる」「きる」「つける」に焦点をあてて―, JSL 漢字学習研究会誌, 15, 39-48, 2023.04.
3. 鈴木綾乃, 大神智春, 日本語学習者横断コーパス(I-JAS)に見られる多義語コロケーションの産出―動詞「する」「ある」に焦点を当てて―, 日本語教育, 182, 95-109, 2022.08, 本調査では,日本語学習者にとって習得が難しいと言われる多義語コロケーションの産出面に焦点を当て,中国語を母語とする学習者(NNS)は多義動詞のどの語義で形成されるコロケーションを使用しているか,共起名詞にはどのような特徴があるかについて,I-JASを用いて分析した。中心語は「する」「ある」を設定した。
分析の結果,両動詞とも,NNSは中心義で形成されるコロケーションを日本語母語話者(NS)よりも多く産出していた。また共起名詞についてNNSが多く産出していたのは,「する」では動作を表す名詞,「ある」では具体的な内容を表す名詞であった。そしてNNSがNSよりも産出が少なかったのは,抽象的な名詞や形式名詞だった。このことから,初級・中級レベルにある学習者の場合,その中間言語の産出面において,派生的・抽象的な語義で形成されるコロケーションの習得は限定的であるか,避ける傾向にあると考えられる。.
4. 大神 智春, 森田 淳子, 麻生 迪子, 鈴木 綾乃, 林 富美子, 日本語学習者・母語話者が考える多義動詞の基本的語義とは何か, 日本語教育方法研究会会誌, 29, 1, 16-17, 2022.09.
5. 林富美子, 鈴木綾乃, 麻生迪子, 森田淳子, 大神智春, 日本語母語話者による多義動詞の意味体系―「する」「ある」に焦点を当てて―, 『外国語教育研究』, 25, 74-92, No.25(現在印刷中), 2022.06.
6. 大神智春, 「とる」と類義語の意味的相違に関する一考察, 『言語の研究-言語学、日本語学、日本語教育学、言語コミュニケーション学からの視座-』, 15-28, 2019.09.
7. 大神智春 郭俊海, 中国人学習者による多義語コロケーションの習得―レベル別の学習者の比較から―, 『第12回国際日本語教育及び日本研究シンポジウム予稿集』, CD予稿集 セクションA4, 2018.12.
8. 大神智春, 類義語で形成されるコロケーションの理解と使い分け―中国語母語話者を対象として―, 日本語教育方法研究会誌, 24, 2, 70-71, 2018.03.
9. 大神 智春, 多義語を中心語とするコロケーションの習得, 日本語教育学会, 166, 47-61, 2017.04, 中国語母語話者および韓国語母語話者を対象に,多義動詞「とる」で形成されるコロケー
ションの習得について調査した。まず(1)日本語母語話者が認識する「とる」の意味体系を
整理した。次に(2)学習者が考える「とる」のプロトタイプ,(3)「とる」で形成されるコロケーションの理解について調査・分析した。その結果,(1)母語話者が考える意味体系と辞書的体系はおおよそ一致するが一部相違が見られる,(2)学習者と母語話者が考えるプロトタイプにはずれが見られ,学習者は独自の意味体系を構築していると考えられる,(3)学習者は多義性についてある程度習得するが,共起語として使用できる語の範囲は広がりに欠ける。各コロケーションの用例を「点」として習得し,習得した知識は「面」として広がりにくいことが示唆された。.
10. 大神 智春, 中国人学習者のコロケーションに対する認識と産出, 東アジア日本語教育・日本文化研究学会, 19, 133-152, 2016.03.
11. 大神 智春, 学習者は共起表現をどのように認識しているか, 中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム, 現在印刷中, 2013.12.
12. 大神 智春, 漢字語彙の運用力養成を目指した教材開発に向けての一考察-中級学習者の共起表現の使用-, 九州大学留学生センター紀要, 20, 47-54, 2012.03.
13. 大神 智春, 用法を学ぶ漢字語彙教材開発のための基礎調査-中上級学習者の共起表現の使用-, 跨文化交際中的日語教育研究2 異文化コミュニケーションのための日本語教育, 2, 298-299, 2011.08.
14. 大神智春, 清水百合, 運用力養成を目指す漢字語彙教材, 『世界日後教育大会』, 2010.08.
15. 大神智春, 清水百合, 漢字語彙の運用力の養成に焦点を当てた教材の開発, 日本語教育方法研究会誌JLEM Vol.17 No.1, 2010.03.
16. 大神智春, 清水百合, 漢字語彙教材開発のための基礎調査 -音声、文法的要素を中心に-, 『第5回中日韓文化教育フォーラム論文集』, 2009.03.
17. Chiharu Ohga, Yuri Shimizu, To Utilize Media Materials in Kanji –Vocabulary Study, THE THIRD CLS INTERNATIONAL CONFERENCE, 2008.12, Japanese language learners who have Kanji backgrounds tend to think they do not have to study Kanji as they know them already. However, to communicate well in Japanese, learners have to acquire knowledge of readings, meanings and usages of the Kanji vocabulary in Japanese language as they can be different from their native languages. There are both advantages and disadvantages for learners who have Kanji backgrounds. One of disadvantages is “strong when it is shown in visual mode (ex. Reading) but weak when it is shown in audio mode (ex. Listening).
This study talks about why and how to bring audio and visual materials to assist learners self study in Kanji vocabulary..
18. 大神智春, 統語領日本語学校の授業・大学の留学生向けの講義・大学の専門講義における文構造の分析ースタディ・スキル要請のための日本語プログラム開発に向けての基礎研究ー, アジア太平洋地域における日本語教育, 現在印刷中, 2007.12.
19. 大神智春, 日本語学校の授業・大学の留学生向けの講義・大学の専門講義における文構造の分析-スタディ・スキル要請のための日本語プログラム開発に向けての基礎研究-, 『平成16~18年度科学研究費補助金 萌芽研究 課題番号16652039 スタディスキルの養成を目指した日本語教育プログラム開発のための基礎研究 研究成果報告書』, pp19-27, 2007.03.
20. 小山悟 清水百合 大神智春, 大学講義への橋渡しを考える-教師の発話の分析を通して, 『平成16~18年度科学研究費補助金 萌芽研究 課題番号16652039 スタディスキルの養成を目指した日本語教育プログラム開発のための基礎研究 研究成果報告書』, (統語領域執筆)pp.5-6, 2007.03.
21. 大神智春, 中国人日本語学習者の発話における結束性, 九州大学留学生センター紀要, 第15号 75頁~84頁, 2007.02.
22. 大神智春, 中国人学習者の発話における反復と省略の問題, 九州大学留学生センター紀要, 第14号 1~10頁 , 2005.12.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第23号, 2023.03.
2. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第23号, 2022.03.
3. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2020.03.
4. 大神智春, 郭俊海, 平成28年度~平成30年度科学研究費助成金基盤研究(C)研究成果報告書
日本語学習者によるコロケーションの習得過程―概念形成理論を援用して―

, 2019.03.
5. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2019.03.
6. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2018.03.
7. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2017.03.
8. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2016.03.
9. 大神 智春, 広州市研修生プログラム, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2015.03.
10. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2015.03.
11. 大神 智春, 1999年 中国赴日本国留学生予備学校にて, 時光的印跡輝煌的篇章-記念中国赴日本国留学生予備学校成立35周年, 2014.09.
12. 大神 智春, 日本語研修コース, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2014.03.
13. 大神 智春, 広州市研修生プログラム, 九州大学留学生センター紀要第22号, 2014.03.
14. 大神 智春, 広州市研修生プログラム, 九州大学留学生センター紀要第21号, 2013.03.
15. 大神 智春, 広州市研修生プログラム, 九州大学留学生センター紀要第20号, 2012.03.
16. 大神智春, 九州大学留学生のための日本語コース(JLC), 九州大学留学生センター紀要第20号, 2012.03.
17. 大神智春, 九州大学留学生のための日本語コース(JLC), 九州大学留学生センター紀要第19号, 2011.03.
18. 大神 智春, 九州大学留学生のための日本語コース(JLC), 九州大学留学生センター紀要第18号, 2010.03.
19. 大神 智春, 九州大学留学生のための日本語コース(JLC), 九州大学留学生センター紀要第17号, 2009.03.
20. 大神智春, 九州大学留学生のための日本語コース(JLC), 九州大学留学生センター紀要第16号, 2008.03.
21. 岡崎智巳 大神智春, 留学生のための日本語コース(JLC)における受講・成績管理システムのオンライン化 , 九州大学留学生センター紀要第15号, 2007.02.
22. 大神智春, 九州大学留学生のための日本語コース, 九州大学留学生センター紀要第15号, 2007.02.
主要学会発表等
1. 麻生迪子, 大神智春, 森田淳子, 林富美子, 鈴木綾乃, 日本語学習者による多義語コロケーションの理解 ―「でる」「きる」「つける」に焦点をあてて―, 外国語教育学会第26回大会, 2023.05.
2. 大神智春, 鈴木綾乃, 林富美子, 麻生迪子, 森田淳子, 日本語学習者による多義語コロケーションの理解 ―「する」「ある」に焦点をあてて―, 外国語教育学会第26回大会, 2022.11, 本研究は中国語を母語とする日本語学習者が日本語の多義動詞で形成されるコロケーションをどのように習得しているかについて理解面から解明することを目的とした。具体的には多義動詞「する」「ある」のどの語義で形成されるコロケーションの理解が進んでいるか、あるいは理解が進んでいないか明らかにすることで多義語コロケーションをどのように習得しているか探った。調査は学習者と日本語母語話者に対しフレーズ性判断課題を実施した。そして(1)学習者・母語話者の結果を比較するとともに、(2)学習者の結果についてはクラスター分析を行うことでその特徴を明らかにした。.
3. @大神智春, 森田 淳子, 麻生 迪子, 鈴木 綾乃, 林 富美子, 日本語学習者・母語話者が考える多義動詞の基本的語義とは何か, 第59回日本語教育方法研究会, 2022.09.
4. 森田淳子, 麻生迪子, 大神智春, 鈴木綾乃, 林富美子, 日本語母語話者による多義動詞の意味体系―「でる」「きる」「つける」に焦点をあてて―, 第 9 1 回 JSL 漢字学習研究会のご案内, 2022.02.
5. 大神智春, 日本語学習者による多義語コロケーションの習得, 学習者コーパス(I-JAS) 研究会, 2021.10.
6. 鈴木綾乃、大神智春、森田淳子、林富美子、麻生廸子, 日本語学習者横断コーパス(I-JAS)に見られる多義語コロケーションの産出―動詞「する」「ある」に焦点を当てて―, The 11th International Conference on Practical Linguistics of Japanese (ICPLJ11), 2020.12, [URL], 語彙やコロケーションの効果的な日本語学習教材を開発する前段階として、まず学習者の語彙・コロケーション習得について中間言語という包括的な観点から実態を明らかにする必要があると考える。今回、本研究では、難易度が高いとされる多義語を中心語とするコロケーションの習得に焦点を当てた。 本研究ではコロケーションの産出面に焦点を当て、①中国語を母語とする学習者(以下NNS)は多義動詞のどの語義で形成されるコロケーションを産出しているか、②NNSが用いる共起名詞にはどのような特徴があるか明らかにすることを目的とした。.
7. Chiharu Ohga, The Acquisition of Some Collocations within the Polysemous Verb Constructions by Chinese Learners of Japanese:
– A Comparative Analysis Based on Learners' Proficiency , 第2回九州大学女性研究者 ダイバーシティシンポジウム, 2019.03.
8. 大神智春 郭俊海, 中国人学習者による多義語コロケーションの習得―レベル別の学習者の比較から―
, The 12th International Symposium on Japanese Language Education and Japanese Studies , 2018.12.
9. 大神智春, 類義語で形成されるコロケーションの理解と使い分け-中国語母語話者を対象として-, 日本語教育方法研究会, 2018.03,  .
10. 大神 智春, 和語動詞を中心語とするコロケーションの理解と産出-中国語母語話者と韓国語母語話者の比較-, 韓国日本文化学会第5回国際学術大会, 2016.04.
11. 大神 智春, 日本語学習者におけるコロケーションの理解と産出-多義動詞「とる」を中心に-, 日本語教育学会秋季大会, 2015.10.
12. 大神 智春, 中国人学習者のコロケーションに対する認識と産出, 東アジア日本語教育・日本文化研究学会2015年度国際学術大会, 2015.08.
13. 斉藤 信浩,大神 智春, 九州大学留学生センターにおける漢字オンラインテストの試みと課題, 日本語教育学会春季大会, 2014.05.
14. 大神 智春, 学習者は共起表現をどのように認識しているか, 第三回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム, 2013.08, 本発表では、大神・清水(2011)における「語彙の共起表現をどれだけ知っているか」(量的側面)を更に発展させ、「語彙の共起表現をどの程度深く知っているか」(質的側面)について、語と語の結び付きの強さの観点から調査した。具体的には、語と語の結び付きの強さをどう認識しているか、理解と産出の面から調査し分析した。
調査に際しては、日本語母語話者に対しても同様の調査を行い、両者の結果を比較することで、学習者の共起に対する認識を明らかにした。
また、調査結果をもとに、教材開発に当たっての留意点および共起表現の適切な提示方法等を考察した。.
15. 大神 智春, 山田 明子, 日本語コースにおける漢字圏学習者受け入れの現状
-総合日本語コースおよび読解コースを事例として-, 中日国交正常化40周年記念日本語教育国際シンポジウム, 2012.07.
16. 大神 智春, 清水 百合, 用法を学ぶ漢字語彙教材開発のための基礎調査-中上級学習者の共起表現の使用-, 日本語教育研究世界大会, 2011.08.
17. 大神 智春, 清水 百合, 運用力養成を目指す漢字語彙教材, 世界日本語教育大会, 2010.08.
18. 大神 智春, 清水 百合, 漢字語彙の運用力の養成に焦点を当てた教材の開発, 日本語教育方法研究会, 2010.03.
19. 大神 智春, GUO JUNHAI, 留学生のための日本語コース(JLC)における受講・管理オンラインシステムの開発・導入とその実践, 日本語教育学会, 2009.10.
20. 大神 智春, 清水 百合, 運用力養成に焦点を当てた漢字語彙教材の開発-中国人学習者のために-, 中国赴日本国留学生予備学校創立30周年記念シンポジウム, 2009.08.
21. Chiharu Oga, Yuri Shimizu, To Utilize Media Materials in Kanji –Vocabulary Study, THE THIRD CLS INTERNATIONAL CONFERENCE 2008, 2008.12.
22. 大神智春・清水百合, 漢字語彙教材開発のための基礎調査 -音声、文法的要素を中心に-, 中日韓文化教育フォーラム, 2008.08.
23. 小山悟 清水百合 大神智春, 「留学生に必要な日本語力-学部講義の分析を通して-」 統語領域
, シンポジウム 日本での専門教育の橋渡し, 2007.09.
24. 小山悟 清水百合 大神智春, 統語領域 日本語学校の授業・大学の留学生向けの講義・大学の専門講義における文構造の分析ースタディ・スキル要請のための日本語プログラム開発に向けての基礎研究ー, 国際シンポジウム「学部留学生の受け入れを考えるースタディースキルの養成を目指して」, 2007.02.
25. 大神智春, 日本語学校の授業・大学の留学生向けの講義・大学の専門講義における文構造の分析-スタディ・スキル要請のための日本語プログラム開発に向けての基礎研究-
, 第7回国際日本研究・日本語教育シンポジウム, 2006.10.
学会活動
所属学会名
異文化間教育学会
日本語教育方法研究会
日本第二言語習得学会
日本語教育学会
日本認知科学会
日本認知言語学会
東アジア日本語教育・日本文化研究学会
JSL漢字学習研究会
中国語話者のための日本語教育研究会
第二言語習得研究会
九州日本語教育連絡協議会
日本言語学会
学協会役員等への就任
2022.04~2024.03, 九州日本語教育連絡協議会, 運営委員.
2020.04~2022.03, 九州日本語教育連絡協議会, 運営委員.
2019.04~2021.03, 九州日本語教育連絡協議会, 監査.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2022.12.10~2022.12.10, 九州日本語教育連絡協議会 研修会, 実行委員.
2021.08.22~2021.08.22, 九州日本語教育連絡協議会 研修会, 実行委員.
2018.12.14~2018.12.15, The 12th International Symposium on Japanese Language Education and Japanese Studies , 座長.
2013.08.20~2013.08.21, 第三回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム, 座長(Chairmanship).
2005.06.02~2005.06.02, 日本語教育学会九州地区研究集会, 座長(Chairmanship).
2013.08.20~2013.08.20, 第三回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム, 座長.
2009.10.10~2009.10.11, 日本語教育学会2009年度秋季大会, 大会実行委員.
2009.08.16~2009.08.16, 中国赴日本国留学生予備学校創立30周年記念シンポジウム, 発表者.
2008.08.21~2008.08.23, 中日韓文化教育フォーラム, 発表者.
2007.09, 日本語教育国際シンポジウム 「留学生に必要な日本語力-学部講義の分析を通して-」 統語領域 , 発表者.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2022.04~2025.03, 日本語教育, 国内, 査読委員.
2021.04~2022.03, 日本語教育, 国内, 査読委員.
2020.03~2021.03, 日本語教育, 国内, 査読委員.
2017.04, (仮称)板橋義三先生退職記念論文集, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2022年度      
2021年度      
2020年度      
2019年度      
2018年度      
2017年度      
2016年度      
2015年度      
2014年度      
2013年度      
2006年度      
2005年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
香港理工大, Hong Kong , 2018.12~2018.12.
蘇州大学, China, 2018.08~2018.08.
華東法政大学, China, 2017.11~2017.12.
釜山外国語大学, Korea, 2016.04~2016.04.
上海師範大学, China, 2015.06~2015.06.
大連理工大学, China, 2015.06~2015.06.
延辺大学, China, 2013.08~2013.08.
中国 東北師範大学赴日本国留学生予備学校, China, 2012.08~2012.08.
天津外国語大学, China, 2011.08~2011.08.
中国 北京大学日本語学科, China, 2011.09~2011.09.
中国 国立東北師範大学赴日本国留学生予備学校, China, 2011.11~2011.11.
台湾国立政治大学, Taiwan, 2010.08~2010.08.
National University of Singapore, Singapore, 2008.12~2008.12.
中国 国立東北師範大学赴日本国留学生予備学校, China, 2007.09~2007.09.
外国人研究者等の受入れ状況
2007.09~2007.09, 2週間未満, 中国国立東北師範大学赴日本国留学生予備学校, China, 学内資金.
受賞
中国吉林賞優秀外国人専家栄誉称号, 中国吉林省, 1999.12.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2020年度~2020年度, 研究成果公開促進費, 代表, 日本語学習者による多義語コロケーションの習得.
2019年度~2022年度, 基盤研究(B), 代表, 日本語学習者による多義語コロケーションの習得.
2016年度~2018年度, 基盤研究(C), 代表, 日本語学習者によるコロケーションの習得過程-概念形成理論を援 用して-.
2014年度~2015年度, 萌芽研究, 分担, 日本語語彙知識における漢字読み能力の重要性の研究−オンラインテスト応用を目指して−.
2003年度~2004年度, 基盤研究(C), 連携, 漢字圏学習者の語彙習得を促進する聴解学習の研究

Research on Promoting Kanji Vocabulary Learning for Japanese Language Learners with Kanji Backgrounds
.
2004年度~2006年度, 萌芽研究, 分担, スタディスキルの養成を目指した日本語教育プログラム開発のための基礎研究 .
2003年度~2003年度, 奨励研究, 代表, 中国人日本語学習者の発話における談話構成上の問題−会話授業開発のための基礎研究−.
学内資金・基金等への採択状況
2014年度~2014年度, 平成26年度九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト(P&P)  FSタイプ, 代表, 日本語学習者によるコロケーション習得-全学日本語教材開発に向けた基礎研究-.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。