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王丸 寛美(おおまる ともみ) データ更新日:2022.05.27

助教 /  九州大学病院 口腔包括診療科 総合歯科学


主な研究テーマ
高齢者の口腔機能低下に影響する心理・社会的要因の検討
キーワード:高齢者、口腔機能低下症、心理社会的要因
2022.05~2026.03.
高齢者の口腔機能低下症と栄養摂取状態の関連
キーワード:oral hypofunction
2021.06~2023.06.
臨床研修歯科医の研修環境評価に関して
キーワード:研修環境
2021.06~2021.06.
臨床研修歯科医に対する顎関節症の診査診断教育方法についての調査
キーワード:顎関節症、臨床研修歯科医
2012.04~2016.09.
歯科受診患者に対する睡眠時無呼吸状態の調査
キーワード:質問表, 無呼吸
2009.04~2014.09.
歯科受診患者に対する睡眠時無呼吸状態の調査
キーワード:質問表, 無呼吸
2009.04~2011.09.
歯科受診患者に対する睡眠時無呼吸状態の調査
キーワード:質問表, 無呼吸
2009.04~2011.03.
九州大学病院歯科医師臨床研修における卒直後教育環境評価
キーワード:歯科医師臨床研修、卒直後教育環境評価
2006.04.
粘性体や弾性体を用いた歯牙欠損補綴患者の硬さ識別能とQOLの関連性について
キーワード:硬さ識別能、QOL
2006.06~2010.03.
研究業績
主要原著論文
1. 王丸寛美、津田緩子、樋口勝規, 歯科外来受診患者における睡眠時無呼吸に関する調査, 日本補綴歯科学会誌, 4, 4, 427-433, 2012.10, 目的:我が国では2003年の山陽新幹線居眠り運転事故以来,「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」に対する社会的認識が高まり始め,職業従事者等に対する検査・治療が積極的に勧められるようになってきた.SASは生活習慣病を高頻度で合併するといわれている.潜在患者数は約200万人といわれているにもかかわらず,現在治療中の患者数は13万人と少なく,検査を必要とする患者が潜んでいる可能性が高いと考えられる.SASの治療法の一つに口腔内装置があることから歯科を受診するSAS患者は増えつつあるが,他の歯科受診患者の中にも未診断の患者が多く含まれていると考えられる.今回は歯科治療を目的として受診した患者に対してアンケートを行い,スクリーニングの内容および方法について検討した.
方法:調査対象者は歯科治療を目的として受診した患者23名とした.被験者に対しエプワース質問票,ベルリン質問票を含むオリジナルの質問票を用いてアンケートを実施した.
また,マランパティスコアを用いて口腔内における舌および扁桃の大きさを評価した.
結果:被験者23名のうちエプワース質問票でスコア10以上が3名,ベルリン質問票でハイリスクが9名であった.マランパティスコアがⅢ,Ⅳを示した者は11名存在した.
結論:歯科受診患者にSASの患者が潜在する可能性は高いと予測され,質問票等を利用して歯科臨床の現場からも認識向上のため努力をすべきである..
2. 王丸寛美、角 義久、伊吹禎一、松家洋子、住吉圭太、和田尚久、秋山陽一、樋口勝規 , 九州大学病院歯科医師臨床研修における卒直後教育環境評価
, 日本歯科教育学会誌
, 23巻2号183-190, 2007.08.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
1. 王丸 寛美, 津田緩子, 和田 尚久, 歯科外来受診患者における睡眠時無呼吸に関する調査(第2報), 日本補綴歯科学会, 2016.07, 今回は歯科治療を希望して歯科を受診した患者におけるスクリーニング検査と客観的睡眠検査の結果について,比較検討を行った.調査対象者は2013年5月から2014年7月までに歯科治療を目的として,九州大学病院口腔総合診療科を受診した患者12名(男性4名,女性8名)とした.調査の趣旨を説明し,承諾を得た患者に対して病的な眠気を判断するエプワース質問票,睡眠時無呼吸のリスクの有無を判断するベルリン質問票を含むオリジナルの質問票を用いてアンケートを実施した.
また,患者の口腔内における気道の狭窄程度を測る指標として,閉塞性睡眠時無呼吸症候群の重症度と相関が強いことが知られているマランパティスコアを用いて評価を行った.
さらに,客観的に睡眠呼吸障害を評価するため,Smart Watch PMP-300(フィリップス・レスピロニクス社製)を用いRDI(Respiratory Disturbance Index)を算出した.エプワース質問票で病的な眠気とされた者は1名,ベルリン質問票の結果でハイリスクを示した者は2名であった.睡眠時無呼吸症候群の有病率や重症度に相関するとされているマランパティスコアⅢ,Ⅳを示した者は5名観察された.
一方,簡易検査機器による客観評価の結果ではRDIが軽度(5マランパティスコアによりハイリスク患者と考えられた5名のうち4名は,客観検査によってもRDIにおいて軽度以上に含まれていた.
調査は大学病院の歯科外来患者を対象としたため睡眠時無呼吸症候群の有病率が高いとされる高齢の患者が多く含まれていた.
今回の結果から,歯科受診患者に潜在する睡眠時無呼吸症候群未治療患者が多く含まれていることが示唆されたが,同時に有用性が認められている質問票によっても偽陰性が多いことも明らかとなった.
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2. 王丸寛美、津田緩子、樋口勝規, 九州大学病院歯科医師臨床研修におけるポートフォーリオに関するアンケート調査の検討, 第5回日本総合歯科協議会総会・学術大会, 2012.12, 目的:“ポートフォーリオ(PF)”とは、学習過程全てにおいて学習根拠となる情報を網羅する一冊のファイルである。PFには、学習過程で生じる学習体験や個人の目標に到達するためのプロセスが学習の「証」として綴られていくもので、学習者自身による自己の学習体験に対する「振り返り」も含まれる。
PFは「学習評価」にも有効で、自己の振り返りをもとにした「自己評価」と第三者による「研修評価」の双方を含む。本施設では、歯科医師臨床研修制度の開始とともに、評価の一つにPFを導入した。
 今回、PFの活用状態を把握する目的で、PFに対する満足度、要望および研修プログラムの違いについて、当院の臨床研修歯科医へのアンケート調査をもとに検討を行った。
方法:当院の臨床研修は、3つのプログラムから成る。2010、2011年度の各プログラムに所属する研修歯科医を対象に、研修終了時にPFに関する11項目の質問からなるアンケート調査を行った。質問内容は1.研修に対する有効性、2.肯定的に受け止めているか、3.PFによる達成感、4.PFの利用法についての事前情報量、5.組織的に考える能力の必要性、6.翌週の課題を書くことの有効性、7.研修目標達成のための有効性、8.PFの作成が大変であったか、9.作成が業務の妨げになったか、10.PFの形式の変更を希望するか、11.PF作成に対する教員の支援体制、について強く同意するから全く同意しないの5段階で回答を求めた。プログラム間の違いについてMann-Whitneyテストを用いて検討を行い、有意水準は0.05とした。
結果:有効回答は123/124名(99.2%)であった。2010年度と2011年度の傾向については、差を認めなかった。いずれのプログラムもPFの作成について『大変であった』と回答する者が多く、PFの有用性などに関する質問に対しては、専門診療科ローテーション方式からなるプログラムの研修歯科医に否定的な回答が多かった。
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3. 王丸寛美,津田緩子,住吉圭太,樋口勝規, 歯科外来受診患者における睡眠時無呼吸に関する調査, 第119回日本歯科補綴学会総会・学術大会, 2010.07.
4. T.OHMARU, K.MASUDA, Y.NAKANO, Y.SUMI, T.IBUKI, T.TAKARADA, J.YAMAZOE, Y.AKIYAMA, Y.HIGUCHI, Evaluation of the hardness discrimination for elastic and viscous bodied , IADR, 2008.07.
5. 王丸寛美,松家洋子,住吉圭太,和田尚久,秋山陽一,伊吹禎一,角 義久,樋口勝規, 九州大学病院歯科医師臨床研修における卒直後教育環境評価, 日本歯科医学教育学会, 2008.07.
6. 王丸寛美,松家洋子,住吉圭太,和田尚久,秋山陽一,伊吹禎一,角 義久,樋口勝規, 九州大学病院歯科医師臨床研修における卒直後教育環境評価, 日本歯科医学教育学会, 2007.07.
7. 王丸寛美、松家洋子、住吉圭太、伊吹禎一、角義久、和田尚久、秋山陽一、樋口勝規, 九州大学病院口腔総合診療科における卒後教育環境評価への取り組み, 日本歯科医学教育学会, 2006.06.
学会活動
所属学会名
日本補綴歯科学会
日本総合歯科学会
日本歯科医学教育学会
日本顎関節学会
日本顎口腔機能学会
口腔顔面痛学会
学協会役員等への就任
2019.04~2021.03, 日本総合歯科学会, 広報委員.
2019.04~2020.03, 日本総合歯科学会, 運営委員.
2019.04~2020.03, 日本総合歯科学会, 運営委員.
2017.04~2019.03, 日本総合歯科学会, 評議員.
2012.12~2012.12, 日本総合歯科学会, 学術等検討委員会.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2012.12.01~2012.12.02, 日本総合歯科協議会, 学術等検討委員会-総合診療技術等検討プロジェクトチーム(一般歯科診療).
2010.11.05~2010.11.07, 第三回総合歯科協議会学術大会.
2008.12.05~2008.12.06, 第11回日本歯科人間ドック学術大会, 主催スタッフ.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2009年度~2011年度, 若手研究(B), 代表, 歯科受診患者に対する睡眠時無呼吸状態の調査.
2009年度~2010年度, 若手研究(B), 代表, 歯科受診患者に対する睡眠時無呼吸状態の調査.
2007年度~2008年度, 若手研究(B), 代表, 粘性体や弾性体を用いた歯牙欠損補綴患者および顎関節症患者の硬さ識別能の評価.
2006年度~2007年度, 若手研究(B), 代表, 粘性体や弾性体を用いた歯牙欠損補綴患者および顎関節症患者の硬さ識別能の評価.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2006年度~2007年度, 第2回ふくおか「臨床医学研究賞」, 分担, 歯科治療におけるコンポジットレジン修復の臨床成績に及ぼす諸因子の影響.

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