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総説一覧
宮地 英敏(みやち ひでとし) データ更新日:2024.04.03

准教授 /  附属図書館記録資料館 産業経済資料部門


総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 宮地英敏, 「書評 星子繁『クイーンシャーロット諸島の忘れられた山師たち』」, 『エネルギー史研究』, 38号, 2023.06, [URL], カナダで銅山経営を行った池田有親についての経営者史に関する書評.
2. 宮地英敏, 「書評 與那原建・山内昌斗『沖縄企業の競争力』」, 『経営史学』, 21-23頁, 2022.12, オライリーとタッシュが提唱した持続的イノベーションと破壊的イノベーションを両立させる両利き組織の理論に基づきつつ、いくつかの沖縄の企業を事例にその特徴を紹介した與那原建・山内昌斗『沖縄企業の競争力』の書評
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3. 宮地英敏, 「資料紹介 中興鉱業福島炭鉱の労働組合写真ネガフィルム」, 九州大学附属図書館付設記録資料館『ニューズレター』16号, 6頁, 2022.03, 故宮崎太郎氏から九州大学旧石炭研究資料センターへと寄贈され、現在は九州大学附属図書館付設記録資料館の所蔵となっている資料のうちから、中興鉱業福島炭鉱の労働組合写真ネガフィルムの電子データ化が終わったため、その概要について紹介した。.
4. 宮地英敏, 「書評 田川市石炭・歴史博物館付属研究所編『三井田川鉱業所と地域社会』」, 『エネルギー史研究』, 36号、180-186頁, 2021.03, 田川市石炭・歴史博物館の付属研究所の共同研究の報告書である、『三井田川鉱業所と地域社会』についての書評.
5. 宮地英敏, 「窯業 総説」「同 陶磁器」「同 碍子・衛生陶器・ニューセラミックス」, 阿部猛ほか編『郷土史大系 生産・流通(下)』朝倉書店, 2020.12, 郷土史の視点から、窯業の各トピックについて書かれた総説文.
6. 宮地英敏, 「書評 宮島清一『時代を拓いた唐津の先人』」, 『エネルギー史研究』, 第35号, 2020.03, 建築家の辰野金吾、炭鉱経営者の高取伊好をはじめとして、唐津地域にまつる18人について紹介された著書に対する書評。.
7. 宮地英敏, 「書評 中澤秀雄・嶋崎尚子編『炭鉱と「日本の奇跡」』」, 『エネルギー史研究』, 第34号、85-96頁, 2019.03, 社会学的なアプローチから日本の炭鉱について書かれた書籍への書評。.
8. 宮地英敏, 「戦時期の朝鮮人動員は政策立案の失敗だった」, アゴラ, 2018.08, [URL], 戦時の朝鮮人労働を、強制連行や強制労働を目的とした政策ではないが、実現不可能な数値目標を掲げた動員政策の歪みを押し付けられた存在として位置付けている。.
9. 宮地英敏, 「国は揚水発電推進の枠組み作りを急げ」, アゴラ, 2018.07, [URL], 太陽光発電の発電量が増加していることを受けて、電力供給の安定化のためには揚水発電も合わせて推進することが欠かせない点について述べた.
10. 宮地英敏, 「資料紹介 鉱員賃金制度要覧(昭和28年12月)」, 『石炭研究資料叢書』, 39号, 2018.03, 石炭企業における賃金制度についての資料紹介.
11. 宮地英敏, 「戦時期の朝鮮人労働をめぐる研究の最前線より」, 九州大学記録資料館『Newsletter』, 12号, 5-6頁, 2018.03, 戦時期の朝鮮人労働にまつわる労務動員の状況について研究史を簡単に紹介した.
12. 宮地英敏, 「針尾島と三川内焼」, 北澤満編『軍港都市史研究Ⅴ佐世保編』清文堂出版, 328-337頁, 2018.02, 軍港都市史研究シリーズの1冊として刊行された佐世保編において、電信塔や海兵団で知られる針尾島が、もともと建築用石材の産地として軍部に着目されたこと、その針尾島は近世期にあっては三川内焼の原料粘土の産地であったことなどを紹介している。ちなみに現在の針尾島は、ハウステンボスの敷地として有名である。.
13. 宮地 英敏, 「江副孫右衛門」「陶磁器工業」「日本陶器株式会社」「釉薬」, 化学史学会編『化学史事典』化学同人, 2017.04, 化学史に関連する用語の解説.
14. 宮地 英敏, 「資料紹介 立川鉱業所労働組合編『立川の思い出』」, 九州大学記録資料館『NEWSLETTER』vol.11, 7-8頁, 2017.03, 佐賀県にあった立川鉱業所が閉鎖される際に編集・刊行された書の紹介.
15. 宮地 英敏, 「資料紹介 不況下における九州中小炭礦の実態」, 『石炭研究資料叢書』, 207(1)-68(140)頁, 2017.03, 戦後の北部九州における中小炭礦の実態について、1950-60年代の資料を紹介した。.
16. 宮地 英敏, 「書評 大森一宏『近現代日本の地場産業と組織化』」, 『経営史学』, 65-67頁, 2016.12, 陶磁器をはじめとしに、近代日本の在来産業をめぐる中間組織の役割についてまとめられた大森一宏氏の著書への書評.
17. 宮地 英敏, 「資料紹介 海軍省予備炭鉱区実測図(福岡県鞍手郡勝野村大字御徳)」, 九州大学附属図書館付設記録資料館『NEWSLETTER』vol.9, 3-4頁, 2015.03, 海軍予備炭鉱として有名な、筑豊地方の御徳炭鉱の実測図についての資料紹介。.
18. 宮地 英敏, 「書評 有馬学・マイケル=ピアソン・福本寛・田中直樹・菊畑茂久馬著『山本作兵衛と日本の近代』」, 『エネルギー史研究』, 30号、167-171頁, 2015.03, 日本初の世界記憶遺産に登録された、筑豊を描いた炭鉱画家である山本作兵衛に関する書の書評.
19. 宮地 英敏, 「日本で初めて実現した長距離高圧送電」, 『新発見!日本の歴史』, 41号、27頁、朝日新聞出版社, 2014.04, 福島県猪苗代湖から東京田端までの長距離送電を行った猪苗代水力電気会社についての、送電線についての紹介。.
20. 宮地 英敏, 「天草陶石と日本陶磁器業」, 九州大学附属図書館付設記録資料館『NEWSLETTER』vol.8, 5-6頁, 2014.03, 熊本県天草で産出される天草陶石が、日本陶磁器業に与えた影響について説明した。.
21. 宮地 英敏, 「吉村誠『偉盲貝島嘉蔵翁』」, 『エネルギー史研究』, vol.28、297-320頁, 2013.03, 貝島太助の弟である貝島嘉蔵の伝記を資料復刻した。.
22. 宮地 英敏, 「産業労働研究所」
, 九州大学附属図書館付設記録資料館『NEWSLETTER』, vol.7、3-4 頁, 2013.03, 九州大学記録資料館産業経済資料部門の前身である石炭研究資料センターのさらに前身の産業労働研究所についての紹介.
23. 宮地英敏, 「森村市左衛門」「日本陶器会社」他8項目, 宮地正人他編『明治時代史大辞典』第3巻、吉川弘文館, 2012.12, 事典の項目執筆.
24. 宮地英敏, 「高島炭砿」「筑豊炭田」「田川炭鉱」他8項目, 宮地正人他編『明治時代史大辞典』第2巻、吉川弘文館, 2012.06, 事典の項目執筆.
25. 宮地英敏, 「浅野セメント会社」「天草炭鉱」他8項目, 宮地正人他編『明治時代史大辞典』第1巻、吉川弘文館, 2011.11.
26. 宮地英敏, 「福島が関東への電力供給地になった時」, 『書斎の窓』, 609号、37-41頁, 2011.11.
27. 宮地英敏, 「書評 宮本又郎・粕谷誠編『経営史・江戸の経験-1600~1882-』」, 『歴史と経済』, 212号、70-72頁, 2011.07.
28. 宮地英敏, 「書評 畠中茂朗『貝島炭礦の盛衰と経営戦略』」, 『社会経済史学』, 76-4号、115-117頁, 2011.03.
29. 宮地英敏, 「筑豊石炭資料の電子データ公開」, 九州大学附属図書館付設記録資料館『NEWSLETTER』, vol.5、1-2頁, 2011.03.
30. 宮地英敏, 「書評 中村尚史『地方からの産業革命』」, 『エネルギー史研究』, 26号、131-135頁, 2011.03.
31. 宮地英敏, 「三菱端島砿業所資料」「高島炭砿労働組合資料」「福岡県労働資料」, 九州大学百年の宝物刊行委員会編『九州大学百年の宝物』丸善プラネット, 186-187頁、190-193頁、, 2011.02.
32. 宮地英敏, 「資料紹介 中央協和会編『朝鮮人労務者募集状況』」, 『経済学研究』, 77巻1号、143-162頁, 2010.06.
33. 宮地英敏, 「日本陶磁器業における焼成技術の革新と普及」, 『日本の技術革新大系』科学研究費補助金報告書, 2010.03.
34. 宮地英敏, 「軍艦島研究の動向」, 九州大学附属図書館付設記録資料館『NEWSLETTER』, vol.4、4-5頁, 2010.02, 三菱端島(通称は軍艦島、産業遺産として注目を浴びている)に関する研究動向の紹介.
35. 宮地英敏, 「資料紹介 樺太鉱業会編『樺太砿業案内』」, 『石炭研究資料叢書』, 31号、147-209頁, 2010.02.
36. 宮地英敏, 「資料紹介 三池労働争議顛末」, 『石炭研究資料叢書』, 31号、4-71頁, 2010.02.
37. 宮地英敏, 「日本経済史に関するデータベース」, 『日本歴史』, 740号、147-149頁, 2010.01.
38. 宮地英敏, 「書評 木山実『近代日本と三井物産』」, 『歴史と経済』, 73-75頁, 2010.01.
39. 宮地英敏, 「書評 迎由理男・永江眞夫編著『近代福岡博多の企業者活動』」, 『エネルギー史研究』, 24号 123-126頁, 2009.03.
40. 宮地英敏, 「石炭窯の導入における日本国内の地域的な偏り」, 『第4回国際シンポジウム日本の技術革新 講演集・研究論文発表会論文集』, 129-132頁, 2008.12.
41. 宮地英敏, 「書評 前田裕子『水洗トイレの産業史』」, 『歴史評論』, 703号、97-101頁, 2008.11.
42. 宮地英敏, 「北部九州の炭鉱資料群を前にして」, 『PS JOURNAL』, 第13号, 2008.08.
43. 宮地英敏, 「陶磁器職人の成形技術」, 『歴博』, No.148 6-9頁, 2008.05.
44. 宮地英敏, 「資料紹介 河原五郎著『河原徳立翁小伝』補遺」, 『エネルギー史研究』, 23号、131-136頁, 2008.03.
45. 宮地英敏, 「資料紹介 西部炭田名士選集」, 『石炭研究資料叢書』, 第23号, 2008.01.
46. 三輪宗弘・宮地英敏・三浦壮, 「資料紹介 三菱商事紐育支店事業報告書」, 『石炭研究資料叢書』, 第22号, 2007.03.
47. 宮地英敏, 「資料紹介 河原五郎著『河原徳立翁小伝』」, 『エネルギー史研究』, 22巻、95-114頁, 2007.03.
48. 宮地英敏, 「辛口化か食生活の変化か」, 『談別冊 shikohin world 酒』, 200-207頁, 2006.03.
49. 宮地英敏, 「書評 高村直助編著『明治前期の日本経済』」, 『史学雑誌』, 114巻8号 109-117頁, 2005.08.
50. 宮地英敏, 「商社の成立と発展」「前田正名」, 有斐閣ブックス『日本経営史の基礎知識』, 56-57頁、77頁, 2004.10.
51. 宮地英敏, 「書評 中村隆英・藤井信幸編著『都市化と在来産業』」, 『経営史学』, 38巻1号 96-99頁, 2003.06.

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