九州大学 研究者情報
発表一覧
岡 幸江(おか さちえ) データ更新日:2023.05.03

教授 /  人間環境学研究院 教育学部門 教育社会計画学


学会発表等
1. 岡 幸江, 「非合理性」からみる社会教育の主体理解の再考 ―伝承者阿部ヤヱと歌人阿部八重をめぐって―, 日本社会教育学会, 2022.09.
2. 丹間康仁、岡幸江、池谷美衣子、大蔵真由美、竹井沙織、大村隆史、内田光俊、森村圭介、荻野亮吾, コロナ禍における公民館の運営をめぐる状況―政令市・中核市等全国10市での共同悉皆調査の展開, 日本公民館学会, 2022.07.
3. 岡 幸江, 片野親義氏における「実践の表現」をめぐって」日本公民館学会スプリングフォーラム特別プログラム「片野親義『私感/社会教育と公民館職員』をいかに受け止めるか, 日本公民館学会, 2022.03.
4. 岡幸江,恒吉紀寿,@溝内亮佑,山城千秋, 離島の単独自治体における地域と教育ー長崎県小値賀町の事例から, 九州教育学会, 2021.11.
5. 岡 幸江, ローカルな経験や思いを引き出す地域学習―暮らしと仕事の分断を超える離島の小中高一貫教育の事例からー, International Conference on Community Engagement Educational Research(Co-Hosts: BrainKorea21 Research Teams at Kongju National University & Yeungnam University, 2021.11.
6. 岡 幸江, Withコロナ期の社会教育学研究の課題, 日本社会教育学会, 2021.06.
7. 岡 幸江, コロナ禍下で公民館は何に直面したのか-WEB 調査より」特別プロジェクト「コロナ感染症と公民館-ポストコロナ社会を拓くために, 日本公民館学会, 2020.07.
8. Sachie Oka, An Attempt to clarify a Community's Interactive Education World in Japan: From the Perspective of Lifelong Learning and Responsive Relationships, The 20th International Conference on Education Research, Seoul National University, 2019.10.
9. 岡 幸江, 伝承の子育てにおける応答の知とその多層性をめぐって, 日本社会教育学会, 2018.10.
10. 岡 幸江, 公民館の「経営」の視点から、公民館再編の現在を考える -日本公民館学会年報第14号特集『公民館再編研究』合評会にむけてー, 日本公民館学会, 2018.03.
11. @岡幸江, 応答の教育としての伝承の子育て, 日本社会教育学会, 2017.09.
12. @岡幸江, 地域学習と地元学をめぐって, 日韓平生学習ー社会教育学術交流会, 2017.08.
13. @岡幸江, 地域と学校の協働とそれを支える自治体ガバナンスの関係について, 公州大学忠南地域マウル教育共同体事業方案研究セミナー, 2016.12.
14. @岡幸江, 主事講習はその社会的位置の変化にどう対応するのか, 日本社会教育学会, 2018.06.
15. @岡幸江、上野景三、恒吉紀寿、長尾秀吉、植上一希、山城千秋, 地域変動と社会教育(その2), 日本社会教育学会, 2018.06.
16. @岡幸江, 伝承の子育ての継承者たちをめぐる考察 ーInformal Educatorの視点からー, 日本教育学会, 2016.08.
17. 岡 幸江, 文化伝承における対話空間の創造とインフォーマル教育者をめぐって, 日本社会教育学会, 2015.09, 本報告は、一人の伝承者の姿を中心として、文化伝承という営みを教育の議論としていくにあたっての、方法論について検討したものである。
近年、社会教育の議論において、習俗における文化伝承と学習・教育との関係についての論述が盛んになってきたなかで、本論は、文化伝承を「型」や様式としてとらえるのみならず、伝承の動態を浮き彫りにすること、そのためにわらべうた伝承における民衆の教育カリキュラムの内容(世界観)と方法(伝承の場の質)を伝えようとする行為に注目する。伝承者はいかなる葛藤を抱えそれは何を意味するのか。そしてそのなかでどういうあらたな方法が形づくられるのか。そこから今日の地域の教育に「世界観を伝承する、民衆の教育カリキュラム」が接続される可能性について考えようとした。またその際、イギリス・ユースワークの世界で形作られてきたインフォーマル教育論を、論述の方法として用いるための検討を行った。.
18. 岡 幸江, 上野景三, 恒吉紀寿, 長尾秀吉, 植上一希, 山城千秋, 九州における地域変動と社会教育(その1), 日本社会教育学会, 2015.09,  本報告は、「地域変動下における世代間循環の再生と社会教育に関する研究―九州の視座から」(科研費H26~28)として、九州地区有志の社会教育学会員ですすめている共同研究の中間報告・第一弾である。本報告は、1)地域教育計画論の観点から地域変動をいかにとらえるか、その際、「自治体合併」と「学校統廃合」を明治以来の地方自治システムの根本的な転換をももたらしかねない事象と仮定し注目する。2)被合併・統廃合地域にひろがる生活環境の深刻な悪化に対して地域の側からうまれつつある対抗的な運動や取り組みをどうとらえるか。3)そこにある“ここで生き続ける”というあたりまえの要求を、今日的権利として注目するとともに、そうした権利保障と社会教育の関係を考える。…という3点に特徴をもつ。
 こうした関心にもとづき、今回はモデルに設定した地区の1つである日田市を事例にひきながら、個別の自治体を超えて生起する問題を、九州というリージョンとして把握しようとする、いわば「方法としての九州」研究を試みようとした。その際とくに、地域変動として単純に東京一極集中につながらず、比較的九州内で完結する形で人・もの・財の流れの福岡への集中に連動している点に注目した。今回の報告は、市町村自治を模索する自治体間の“協働”にもとづく広域自治システムの可能性にむけての議論の出発点を意味している。

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19. 岡 幸江、吉田理映子, 「子どもの身体感覚とコミュニケーションから創る『共同』―子どもたちとの100年続く沖縄・奥共同店パンフレット制作を通して―」
, 日本ボランティア学会南紀大会, 2009.06.
20. 岡幸江, 「地域における『共同』観の変貌と可能性―沖縄・共同店100周年の奥集落の模索から-」, 日本ボランティア学会2008年度大会共通演題研究発表, 2008.06.

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