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著書一覧
森高 正博(もりたか まさひろ) データ更新日:2023.11.28

准教授 /  農学研究院 農業資源経済学部門 農学研究院


著書
1. 森高 正博, 「第7章 取引が多角化する中での農協マーケティング」福田晋・藤田武弘編著『講座 これからの食料・農業市場学4 食と農の変貌と食料供給産業』, 筑波書房, pp. 128-147, 2022.12.
2. 清水邦義, 中川敏法, 森高 正博, 「第14章 国産農林水産物の機能性評価と産業化の動向と輸出展開」福田 晋編著『日本農業市場学会研究叢書20 加工食品輸出の戦略的課題 輸出の意義、現段階、取引条件、および輸出戦略の解明』, 筑波書房, pp. 267-282, 2019.12.
3. 森高 正博, 「第8章 農産物・食品輸出における輸出戦略の理論的検討」福田 晋編著『日本農業市場学会研究叢書20 加工食品輸出の戦略的課題 輸出の意義、現段階、取引条件、および輸出戦略の解明』, 筑波書房, pp. 143-165, 2019.12.
4. 森高 正博, 「第5章 食品安全の規格・認証制度の機能と課題」斎藤修監修・中嶋康博・新山陽子編集担当『フードシステム学叢書第2巻 食の安全・信頼の構築と経済システム』, 農林統計協会, pp. 101-115, 2016.06, 第1に、世界的な潮流として食品加工におけるHACCP方式の義務化が進みつつある中で、GAP(適正農業規範)やHACCP方式の衛生管理手法に代表される行程管理規格と製品検査に代表される製品規格のいずれが食品安全を効率的に担保するかという経済学的議論を整理した。その上で、多くの経済学者が後者を支持する中で、対立する見解や食品衛生研究者等の指摘を紹介しつつ、モニタリング費用の認識が主要論点となること、前者の義務化とその監視が優越する可能性を明らかにした。第2に、工程管理規格や製品規格に関わる認証取得が食品安全性の高さのシグナルとなる可能性について吟味した。食品安全性においては、消費者の合理的な信念が形成されるための生産サイドとの情報交換のループが形成されず、認証がこれを補完することになる。しかし、認証によって合理的な信念が形成される保証やエビデンスはない。例えば、一般製品への不合理に高すぎる安全認識は、かえって市場に安全性の低い製品の供給を促すと同時に、そうした中でこそ期待される認証製品についても、その価格プレミアムを縮小させ、認証制度の効果をスポイルする。信念形成に関する実証・理論両面からの研究が必要とされていることを示した。.
5. 福田 晋, 森高 正博, Hiroshi Isoda, 髙橋 昂也, 前田 幸嗣, 陶 成林, 外園 智史, 狩野 秀之, 豊 智行, 劉 然, 山本 直之, 田中史彦, 内野 敏剛, 農畜産物輸出拡大の可能性を探る―戦略的マーケティングと物流システム, 農林統計出版株式会社, 2016.02.
6. 食農資源経済学会編, 新たな食農連携と持続的資源利用―グローバル化時代の地域再生に向けて, 筑波書房, 担当節 pp.94-102, 2015.08.
7. 安髙優司, 黄 完晟, 髙山浩二, 小野瀬 拡, 森高 正博, 山田 秀, 原 康記, 福岡県の地域経済と企業活動, 九州大学出版会, 2013.03.
8. 南石 晃明, 伊東 正一, 前田 幸嗣, 狩野秀之, 吉田 泰治, 吉家 淳, 横内絢子, 山下雅弘, 八木洋憲, 高橋秀明, 松下秀介, 佐藤正衛, 新開 章司, 福田 晋, 森高 正博, 堀田 和彦, 陳 廷貴, 矢部 光保, 食料・農業・環境とリスク, 農林統計出版, 2011.03.
9. 小林信一、阿部亮、千田雅之、鈴木宣弘、平児慎太郎、谷口信和、神山安雄、森剛一、福田晋、森高正博、淡路和則、山内季之、加藤好一, 日本酪農への提言 持続可能な発展のために, 筑波書房, 2009.08.
10. 福田晋、清水千絵、劉小ナン、豊智行、田村善弘、森高正博、王志剛、徳田一憲、中川敬基、中川隆, 食品の安全・安心の経済分析, 九州学術出版振興センター, 2008.03.
11. 福田 晋, 森高 正博, 日本草地畜産種子協会, コントラクター ―つくり方 活かし方―, 社団法人 中央畜産会, 2008.03.
12. 福田晋、甲斐諭、森高正博、劉小ナン、王志剛、梁秀山、豊智行、孫暁光、金ジャキョン、黄仁錫、李ビョンオー、田村善弘、金中起、丸山泰広、徳田一憲、中川敬基、平岡豊、中川隆, 東アジアにおけるフードシステムの交差, 九州学術出版振興センター, 2004.05.
13. 細江守紀、金崎雅之、佐藤秀樹、三浦功、森高正博、福田晋、大内田康徳、内藤徹、岡田羊祐、池田康弘, 現代公共政策の経済分析, 中央経済社, 2005.04.

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