社会貢献・国際連携活動概要
厚生労働省難治性疾患政策研究事業における研究分担者として、「呼吸器系先天異常疾患の診療体制構築とデータベースおよび診療ガイドラインに基づいた医療水準向上に関する研究(20FC0201)」に従事し、先天性横隔膜ヘルニア研究グループの活動として、CDH患者・家族会の設立に尽力し、CDHの社会啓蒙活動に勤しんでいる。
2022年にスコットランドのGlasgowで開催されるCDH国際symposium2022では組織委員会の委員を務めた。
新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2014.09, Medical Tribune, 第50回日本周産期・新生児医学会学術集会のワークショップ「手術を受けた児の長期予後」において、先天性横隔膜ヘルニアに関する発表内容が雑誌記事に紹介された。.
2014.08, 平成26年8月2日テレビ西日本「テレ西夏祭り」における担当患者出演の際の取材協力を行った。.
2011.10, Medical Tribune, 第48回日本小児外科学会学術集会において低出生体重児の長期予後に関するシンポジウムが組まれた。体重1500g未満の低出生体重児の中でも体重1000g未満の超低出生体重児に関しては高率に精神発達遅滞が出現することを報告した。.
一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2023.08, 小児希少難治性消化器疾患における社会的問題点, 福岡県・福岡市難病相談支援センター, web開催.
2014.09, 第12回市民公開講座
~おかあさんとこどもの医療の最前線~, 25th FISP/M, 九州大学医学部百年講堂.
その他の優れた社会貢献活動
2023年度, 先天性横隔膜ヘルニアの患者・家族会の設立に際し、患者会代表と海外のCDH患者会の現状や活動内容について意見交換を行い、以後、継続的に活動を支援している。
令和3年に改訂された新生児CDH診療ガイドラインでは推奨策定会議に患者会にも参加してもらい、患者会の意見をガイドライン改訂に反映させた。
令和4年5月8日に先天性横隔膜ヘルニアの患者・家族会の会員を対象とした講演会を行った。
令和5年6月11日にトライアングル(人工肛門をもつ患者・家族の会)の会合に出席した。.