


得能 智武(とくのう ともたけ) | データ更新日:2022.04.04 |

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https://kyushu-u.pure.elsevier.com/ja/persons/tomotake-tokunou
取得学位
医学博士
専門分野
循環器内科学
外国での教育研究期間(通算)
03ヶ年00ヶ月
活動概要
心血管疾患における低酸素応答の研究
心不全、呼吸不全のように全身が低酸素に陥る病態だけでなく、各種心血管疾患においても臓器は虚血に曝されていることが知られている。このような臓器では低酸素に対する応答がおこり、虚血に抵抗しようとしている。この時に働く重要な転写因子が低酸素応答因子(HIF)である。HIFは低酸素に拮抗する多くの遺伝子発現を調整していることが報告された。我々は、HIFの機能が動脈瘤、動脈硬化、肺高血圧等の心血管疾患においてどのような役割を果たしているかを検討中である。
睡眠時無呼吸症候群における低酸素応答の研究
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に無呼吸となり、低酸素に陥る病態であるが、頻回の覚醒と低酸素状態・高炭酸ガス状態を夜間に繰り返す事により、交感神経が亢進し、高血圧、糖尿病、脳心血管疾患発症の一因となると言われている。無呼吸後の再酸素化は酸化ストレスも増大させ、血管内皮を傷害するが、標準的治療である持続的陽圧換気(CPAP)療法が酸化ストレス低下作用も有するか検討している。
心不全、呼吸不全のように全身が低酸素に陥る病態だけでなく、各種心血管疾患においても臓器は虚血に曝されていることが知られている。このような臓器では低酸素に対する応答がおこり、虚血に抵抗しようとしている。この時に働く重要な転写因子が低酸素応答因子(HIF)である。HIFは低酸素に拮抗する多くの遺伝子発現を調整していることが報告された。我々は、HIFの機能が動脈瘤、動脈硬化、肺高血圧等の心血管疾患においてどのような役割を果たしているかを検討中である。
睡眠時無呼吸症候群における低酸素応答の研究
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に無呼吸となり、低酸素に陥る病態であるが、頻回の覚醒と低酸素状態・高炭酸ガス状態を夜間に繰り返す事により、交感神経が亢進し、高血圧、糖尿病、脳心血管疾患発症の一因となると言われている。無呼吸後の再酸素化は酸化ストレスも増大させ、血管内皮を傷害するが、標準的治療である持続的陽圧換気(CPAP)療法が酸化ストレス低下作用も有するか検討している。


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