1. |
吉田聖、入江香里、上薗健一、久永佳奈、門田英輝, 下顎前方欠損に対するプレート再建の検討, 日本顎顔面外科学会学術集会, 2022.11. |
2. |
吉田聖 門田英輝 上薗健一
, 遊離鼠径皮弁による小耳症耳介挙上術, 日本顎顔面外科学会, 2021.11. |
3. |
吉田聖 門田英輝 上薗健一
, 遊離空腸移植における移植空腸狭窄の検討, 日本マイクロサージャリー学会, 2021.12. |
4. |
吉田聖 門田英輝, 再発進行外耳道癌症例において治療著効し生じた巨大な欠損に対し遊離皮弁再建を行った1症例, 日本創傷外科学会, 2020.12. |
5. |
吉田聖 門田英輝 花田麻須大 上薗健一 嶋本涼 稲富裕佑 福嶋晴太, 高齢者における下顎再建の検討, 日本形成外科学会総会, 2019.05. |
6. |
吉田聖 門田英輝 安松隆治 松尾美央子 若崎高裕 益田宗幸中川尚志, 放射線性下顎骨壊死に対し腓骨皮弁再建施行した症例の移植部感染に関する検討, 日本耳鼻咽喉科学会, 2019.05. |
7. |
吉田聖 門田英輝 嶋本涼 福嶋晴太
, 半切肋骨付き前鋸筋-広背筋皮弁による上顎再建 , 日本頭頸部癌学会, 2018.06. |
8. |
吉田聖、門田英輝、上薗健一、嶋本涼, 空腸全壊死後のリカバリー, 日本形成外科学会, 2018.04. |
9. |
吉田聖 門田英輝 花田麻須大 上薗健一 嶋本涼 稲富裕佑 福嶋晴太
, 放射線性下顎骨壊死に対し腓骨皮弁再建施行した症例の移植部感染に関する検討, 日本顎顔面外科学会, 2018.10. |
10. |
吉田聖 門田英輝 花田麻須大 上薗健一 嶋本涼 稲富裕佑 福嶋晴太, 小児及び高齢者に対するマイクロサージャリー〜遊離皮弁移植の検討〜, 日本マイクロサージャリー学会, 2018.12. |
11. |
吉田聖、門田英輝, 咽喉食摘、遊離空腸再建時の永久気管孔作成の工夫, 日本頭頸部癌学会, 2017.06. |
12. |
吉田聖、門田英輝、花田麻須夫、
上薗健一、嶋本涼、稲富裕祐、
福嶋晴太、久永佳奈
, 橈骨付橈側前腕皮弁による
外鼻再建 , 日本形成外科学会総会, 2017.04. |
13. |
吉田聖、門田英輝、上薗健一
, 他施設における頭頸部再建術
術前マネージメント及びトラブル対処の検討, 日本頭頸部癌学会, 2016.06. |
14. |
吉田聖、門田英輝、上薗健一、嶋本涼、稲富裕祐、福嶋晴太,曺 柄炫
, ナビゲーションを利用した
上顎硬性再建, 日本学顔面外科学会, 2017.11. |
15. |
吉田 聖, Our method of free jejunal reconstruction after TPLE, total glossectomy, andoropharyngectomy, 日本頭頸部癌学会, 2015.06. |
16. |
吉田 聖, 腓骨皮弁による下顎再建の検討〜術後早期合併症の検討〜, 日本耳鼻咽喉科学会, 2015.05. |
17. |
吉田 聖, 上顎全摘後の再建術の検討, 日本耳鼻咽喉科学会総会, 2013.05, 当科における上顎再建方法について報告した. |
18. |
吉田 聖, 術後化学放射線治療を行った遊離血管柄付き神経移植による顔面神経再建, 顔面神経研究会, 2013.04. |
19. |
吉田聖, 化学放射線治療後遊離皮弁移植における合併症の検討, 日本耳鼻咽喉科学会, 2012.05, 頭頸部領域において、化学放射線治療は臓器温存を目指す治療の重要な選択肢となっている。しかし再発などに対する手術において、合併症率の上昇が問題となっている。 今回我々は頭頸部悪性腫瘍に対し60Gy以上の化学放射線治療後、遊離皮弁による再建を行った症例における合併症の検討を行ったので報告する。 症例2008年9月より2011年9月までの3年間に当科で遊離皮弁による再建を行った102症例中術前に化学放射線同時併用療法が行われていた26症例について検討した。術後合併症は10症例(38%)に認めた。そのうち外科的処置を要す重篤なものが3症例(11%)に認めらた。重篤な合併症は皮弁の全壊死が1症例、遅発性の瘻孔が2症例であった。 化学放射線治療後の遊離皮弁移植は、通常に比べ合併症率は高くなるため注意が必要である。さらに遅発性の瘻孔が発症すると難治化しやすいため的確な対応が必要である。 . |
20. |
吉田 聖、松本 希、檜垣 雄一郎、力丸 文秀、松尾 美央子
, 遊離皮弁容積の継時的変化における検討, 日本頭頚部外科学会, 2012.06, 【目的】口腔咽頭再建において移植皮弁の委縮により、嚥下障害や構音障害を生ずる可能性がある。そのため、あらかじめ皮弁を大きめに移植したり、より委縮の少ない脂肪織を多く移植するなどの工夫を行っている。今回我々は移植皮弁の容積をMRI画像をもとに算出しその継時的変化を解析し、さらに術後放射線治療と皮弁容積の継時的変化の関連を含め検討したので報告する。【症例】2009年1月~2010年12月までの2年間当院にて口腔咽頭癌切除後遊離皮弁による再建施行され、術後12か月以上の期間、3回以上MRI撮影し、評価可能であった18症例(男性13例、女性5例)を対象とした。平均年齢は62.1(30~85)才、再建皮弁は前外側大腿皮弁13例、腹直筋皮弁症例5例であった。術後50Gy以上の照射は6症例において施行された。【方法】MRI画像の水平断、冠状断、矢状断より簡易的に皮弁部の容積を算出し、その継時的変化を調べた。【結果】皮弁容積が最小となるのは術後平均8.1ヶ月(4~20ヶ月)であった。術後50Gy以上の照射症例6例の平均は7.7ヶ月であった観察期間中皮弁容積が減少し続けた症例は2例で16例では容積の増加をみとめた。【結論】術後皮弁容積が最小となるのは半年ほどの時期であった。また、皮弁容積が最小となる期間に関して術後放射線治療は影響しないと考えられた。. |
21. |
吉田聖, LIGSURETM Small Jaw Instrumentを利用した皮弁挙上, 日本形成外科学会, 2012.04, 【はじめに】LIGSURETMはバイポーラの最新技術を応用した血管シーリングシステムで、7mmまでの血管、リンパ管をシール、カットすることが可能である。腹部外科、特に腹腔鏡手術では広く使用されてきたが、ハンドピースが長く形成外科領域では使いづらい状況であった。2011年7月に頭頸部外科用としてLIGSURETM Small Jaw Instrumentが発売になり、悪性腫瘍切除後再建における皮弁挙上時に有用であったため、その利点及び使用法を報告する。 【方法】LIGSURETMではブレードにて組織を挟んだ時点で組織抵抗値を測定し、適切なエネルギー設定でシーリングし、シーリングの完了を感知し停止する。先端にカッティングがあり、トリガーを引くことでそのままカットすることが可能である。 【結果】頭頸部再建に使用する前外側大腿皮弁、腹直筋皮弁、大胸筋皮弁、腓骨皮弁、空腸において挙上時に有用であった。バイポーラや電気メスに比べ確実に止血できた。特に皮弁血管茎の枝の処理は、片手で道具を持ち替えることなく可能である。また、筋体の処理も電気メスのように筋体が動くことなく、またカウンターをかけなくても切断できるのでデザイン通りに筋体が採取できる点で有用であった。 【考察】LIGSURETM Small Jaw Instrumentは他の凝固止血装置に比べ確実に止血が可能であり、皮弁挙上時に処理する血管のほとんどに利用可能である。また、止血と切断を同一のハンドピースででき、持ち替える必要がないため手術時間の短縮につながると考えられる。診療報酬としてK931超音波凝固切開装置加算3000点がほとんどの悪性腫瘍手術に加算できる。欠点としては止血能力が高いため、間違って必要な血管をシールしてしまった場合取り返しがつかないこと、結紮機会の減少による医師教育の問題が考えられる。 . |
22. |
吉田聖, 遊離空腸再建後遅発性に発症した咽頭瘻孔症例, 日本マイクロサージャリー学会, 2011.11, 【目的】頭頸部領域において、放射線化学療法は臓器温存を目指す治療の重要な選択肢となっている。しかしながら再発時の救済手術において、特に再建を要する症例では合併症率の上昇が問題となっている。今回我々は放射線化学療法施行症例で遊離空腸再建を行った後、陳旧性に咽頭瘻孔を発症した2症例を経験したので報告する。【症例1】60歳男性。下咽頭癌T3N2bM0。放射線化学療法70Gy 施行後T:CR、N:PRにて右頸部廓清施行。2年3か月後T再発認め咽喉摘、遊離空腸再建施行。2か月後頸部より浸出液認めたが保存的に軽快。さらに1か月後頸部より排膿あり咽頭瘻孔認めた。DP皮弁による瘻孔閉鎖術行うも改善せず、大胸筋皮弁による 瘻孔閉鎖術施行した。【症例2】55歳男性。下咽頭癌T2N3M0。放射線化学療法70Gy、後療法としての化学療法施行後T:CR、N:CR。3年3ヶ月後中咽頭癌(前壁)T4a N0M0認め咽喉摘、遊離空腸再建施行。術後1年8か月後空腸後方に膿の貯留認め切開 排膿行った。咽頭瘻孔認め保存的に改善しなかったため大胸筋皮弁による瘻孔閉鎖術を施行した。【考察】遊離空腸は血流が豊富で、安定した再建材料と考えられ、陳旧性の咽頭瘻孔は起こりにくいと考えられる。しかしながら本2症例のように放射線化学療法後、頚部郭清施行症例や 巨大な腫瘍が消失した症例などは周囲の組織が高度に変性し瘢痕化していると予想される。このような症例においては再建に際し、通常よりも細心の注意を払うべきであると考えられる。また瘻孔閉鎖には大胸筋皮弁のような血流が豊富で創傷治癒能力が高い皮弁の選択が必要であると考えられた。【結論】放射線化学療法後空腸による再建を行い遅発性に発症した咽頭瘻孔2症例を経験した。放射線化学療法施行症例においては再建に際し、細心の注意が必要であり、また、瘻孔閉鎖には血流が豊富な皮弁の選択が重要であると考えられた。. |