1. |
福田 千鶴, 幕藩制的秩序と御家騒動, 校倉書房, 408頁, 1999.11. |
2. |
福田 千鶴, 酒井忠清, 吉川弘文館, 256頁, 2000.09. |
3. |
福田 千鶴, 江戸時代の武家社会, 校倉書房, 350頁, 2005.04. |
4. |
福田 千鶴, 淀殿 われ太閤の妻となりて, ミネルヴァ書房, 253頁, 2007.01. |
5. |
福田 千鶴, 豊臣秀頼, 吉川弘文館, 214頁, 2014.10, 豊臣秀吉の世継ぎとして生まれ、大坂の陣で徳川家康に滅ぼされた豊臣秀頼の初の本格的評伝。これまで知られていなかった豊臣秀頼の動向を良質な史料に基づいて跡付けるとともに、これまでの徳川氏を中心とした歴史観のもとで、豊臣秀頼の実像がゆがめられていたことを指摘し、徳川氏が豊臣体制の質的転換をはかり、徳川将軍権力を構築するうえで豊臣秀頼の存在を正しく位置づけ、近世成立期の政治史を大きく塗り替える歴史像を提示した。. |
6. |
福田 千鶴, 後藤又兵衛 大坂の陣で散った戦国武将, 中央公論新書, 1-230, 2016.04. |
7. |
福田 千鶴, 岩下哲典, 胡 光ほか4名, 城下町と日本人の心性―その表象・思想・近代化, 岩田書院, 53-74頁、159-190頁, 2016.03, 天守と江戸人の心―機能からみる城郭観―、一国一城と城下町の形成―城をめぐる日本人の心―. |
8. |
福田 千鶴, 大友一雄ほか10名, 近世大名のアーカイブズ資源研究―松代藩・真田家をめぐってー, 思文閣出版, 280-310頁, 2016.03, 第11章 藩主生母の格式をめぐる意思決定の史料空間―九代藩主真田幸教生母心戒の事例を中心に―. |
9. |
福田 千鶴, 『春日局 今日は火宅を遁れぬるかな』, ミネルヴァ書房, 233頁, 2017.01, 江戸幕府3代将軍徳川家光の乳母として知られる春日局(稲葉福)の初の本格的評伝。. |
10. |
福田 千鶴, 近世武家社会の奥向構造―江戸城・大名武家屋敷の女性と職制―, 吉川弘文館, 422頁, 2018.06, 近世政治権力の解明には、従来の公儀研究(表向=男の世界)に加え、奥向という日常の政務を行い、当主と妻子が生活した空間の果たした役割を追究する必要がある。表方・奥方に分かれていた奥向の構造を、各職制やその特質、一夫一妻の原則、庶出子の処遇といった妻妾制の展開、井伊・真田・黒田ら大名家の奥向構造の分析などから近世武家社会の全体構造の解明に迫った。. |
11. |
福田 千鶴, 城割の作法-一国一城への道程―, 吉川弘文館, 269頁, 2020.01, 戦国時代、降参の作法だった城割は、天下統一の過程で大きく変容する。信長から家康に至る破城政策、福島正則の改易や島原・天草一揆を経て、「一国一城令」となるまでの城割の実態に迫り、城郭研究に一石を投じた。. |
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@高埜利彦、@牧原成征、福田千鶴、@久保貴子、@松井洋子、@吉田ゆり子、@柳谷慶子、@西田かほる、@岩崎奈緒子、@小野将、@高部淑子、@横山百合子、@宮崎ふみ子, 近世史講義, 筑摩書房, 2020.01, 日本近世史を14の女性の視点から読み解いた新しい通史. |
13. |
福田千鶴、@武井弘一、@森田喜久男、@中澤克昭、@久井貴世、@東幸代、@渡辺浩二、@東昇、@山﨑久登、@越坂裕太、@榎森進、@中野渡一耕、@大賀郁夫、@大坪舞、@伊藤昭弘、@堀田幸義、@藤実久美子、@兼平賢治、@江藤彰彦、@来見田博基、@岩淵令二、@相馬拓也, 鷹狩の日本史, 勉誠出版, 339頁, 2021.02, 鷹狩とは、飼い慣らした鷹を自在に操り、獲物を捕らえる狩猟であり、日本列島では五世紀の古墳時代から江戸幕府瓦解の十九世紀後半に至るまで、鷹狩は権力と深く結びつきながら連綿と続けられてきた。そこには、日本の風土や社会のなかで地域・時代・階層、あるいは狩猟の目的等にあわせて独自に発展してきた固有の歴史が存在する。日本史を貫く重要な要素でありながら、等閑視されてきた鷹狩の歴史を本書では解説した。. |
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福田千鶴, 女と男の大奥―大奥法度を読み解く―, 吉川弘文館, 2021.06, 江戸城の大奥に出された法度を奥方法度と女中法度に整理し、歴史・職制・機能を分析した。その結果、多くの男たちが出入りしていた事実を明らかにし、女と男の協業による大奥という新しい大奥像を提示した。. |
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松尾美恵子、藤実久美子、福田千鶴他, 大名の江戸暮らし事典, 柊風舎, 2021.08, 江戸における大名の生活を知る総合事典. |
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藤實久美子・村和明・西村慎太郎・石津裕之・井上智勝・引野亨輔・林晃弘・山本英貴・宮本裕次・花岡公貴・越坂裕太・来見田博基・伊藤昭弘・兼平賢治・柳谷慶子・松尾晋一・武井協三・荒木裕行・モリス、J.F.・武井弘一・岸野俊彦・野口朋隆・高野信治・渡辺浩一・山本太郎・青柳周一・江藤彰彦・太田尚宏・梶嶋政司・岩淵令治, 史料で読み解く日本史4 近世日記の世界, ミネルヴァ書房, 488頁, 2022.03, 江戸期の日記は、公家・僧侶や武士だけでなく、町や村に暮らす人々に至るまで、様々な身分階層に広がりをみせて書かれた。なぜ人々は日記を書こうとし、また書くことが出来たのか。そして日記の内容はいかなるものだったのか。本書では、江戸期の特徴ある日記を取り上げ、その成立過程や伝存のあり方、機能の違い、書き手の動機や目的、そして後世に残すための取り組みなどを解明した。. |
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福田千鶴, 大奥を創った女たち, 吉川弘文館, 288頁, 2022.05, 江戸城本丸の大奥にあって、歴代の将軍を女性たちとして、家康から綱吉に至る成立期の妻妾や女親族、女中たちの日々の暮らしやその役目を検討した。さらに、京都の足利将軍家や朝廷・公家社会とのつながり、給与・勤続年数や奉公後の処遇にも着目しつつ、キャリアの様相を解明し、女たちの群像から江戸時代の女性の生きざまを具体的に提示した。. |