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面髙 有作(おもだか ゆうさく) データ更新日:2023.07.15



主な研究テーマ
二次的な障害のある発達障害者の就労支援
キーワード:就労支援、ICF、発達障害、自閉症スペクトラム障害、精神科医療
2014.10.
研究業績
主要原著論文
1. Yusaku Omodaka, Takeshi Sato,Toru Maruyama, Impact of mental and developmental disorders on disability in Japanese university students: A cross-sectional study, Journal of American College Health, https://doi.org/10.1080/07448481.2022.2068961, 2022.04.
2. 面高有作,加来春日,松田優里奈,佐藤武,丸山徹, 新型コロナウイルス感染拡大防止対策下で学生支援を求める来談者のプロフィールはどう変化したのか―WEB相談受付フォーム導入の試み−, 大学のメンタルヘルス, 4, 128-133, 2021.06.
3. 面高有作*,加来春日*,松田優里奈,佐藤武,丸山徹 *共同筆頭著者, 新入学生のメンタルヘルス状況及び発達障害傾向と低単位との関連について, CAMPUS HEALTH, 58, 2, 印刷中, 2021.06.
4. 面高有作,横田晋務,甲斐更紗,田中真理, 基幹教育における障害学生の現状と課題, 基幹教育紀要, 4, 123-135, 2018.03, [URL].
5. 面髙 有作, 遠矢 浩一, 自閉スペクトラム症のある成人に対する社会生活適応にむけた精神科デイケアの実践, 特殊教育学研究, 2017.02.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
1. 加来春日,面高有作,丸山徹, コーディネート業務における取り組みと課題, 第48回九州地区大学保健管理研究協議会, 2018.08, 近年、悩みを抱えながらも相談に繋がりにくい学生の存在が指摘されている(木村,2017)。九州大学では多様な学生・教職員の支援を効果的に行うために「キャンパスライフ・健康支援センター」を設立し、2018年度より、健康科学部門、学生相談カウンセリング部門、インクルージョン支援推進部門、健康開発・情報支援部門、総合相談支援部門の5部門体制を敷いている。総合相談支援部門内にコーディネート室が設置され、専門の支援につながるための「ワンストップ」としての役割を有している。コーディネート室は、学生からの相談はもちろん、教職員や保護者からの相談を受け付け、適切な支援につながるように助言を行っており、また、それぞれの専門的な支援の連携調整を行っている。
本発表では、早期に支援につながることを目的として行なった取り組みや、事件・事故、自殺に関する支援体制の報告を通じて、学内支援機関におけるコーディネート機能のあり方について報告する。
健康相談支援、学生相談支援、障害者支援など支援内容の専門化が進むにつれて支援を望む学生や教職員にとって、どこにつながると自分に適した支援を受ける事が出来るのか、またどのような支援の組み合わせが効果的なのかについて分かりにくくなっていると思われ、その分かりにくさが支援への繋がりにくさに関連していると考えられた。学内支援資源をより有効活用していくためにもコーディネート役割の意義は大きいことが窺えた。.
学会活動
所属学会名
日本心理臨床学会
日本特殊教育学会
日本リハビリテイション心理学会
日本自閉症スペクトラム学会
西日本心理劇学会
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2015.02.21~2015.02.22, 日本心理劇学会第20回・西日本心理劇学会第40回合同大会, ワークショップ講師.
2013.01.26~2013.01.26, 九州臨床心理学会 第41回大会 全体シンポジウム 「成人発達障がい当事者の想いと心理的支援」, 司会.
2013.02.17~2013.02.17, 西日本心理劇学会第38回大会 全体シンポジウム「心理劇の広がりと深まり〜『これまで』に学び『これから』を創る〜」, シンポジスト.
2012.01.28~2012.01.28, 熊本市教育委員会ユア・フレンド10周年記念シンポジウム/熊本大学教育学部附属教育実践センター平成23年度シンポジウム, シンポジスト.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2023年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
The Institute for Community Inclusion University of Massachusetts Boston, UnitedStatesofAmerica, 2016.10~2016.10.
International Association for the Scientific Study of Intellectual and Developmental Disabilities World Congresses , Australia, 2016.08~2016.08.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2023年度~2025年度, 国際共同研究強化(A), 代表, 発達障害学生の重層的な支援体制構築に関する日米国際共同研究.
2021年度~2025年度, 若手研究, 代表, 大学の発達障害学生支援における重層的な支援のあり方に関する研究.
2018年度~2022年度, 基盤研究(B), 分担, 大学における科学的根拠に基づく発達障害者への合理的配慮-当事者と周囲との合意形成.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 分担, 大学生が主体的に学べるICTを用いた心と体の健康教育の試み.
2016年度~2018年度, 若手研究(B), 代表, 大学生ピアサポーターを活用した発達障害学生に対する就労支援プログラムの開発.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2020年度~2021年度, 学生支援の推進に資する調査研究事業(JASSOリサーチ), 代表, 障害のある学生の社会移行支援に関する調査研究.
2020年度~2020年度, 2020年度 北九州市立大学 学長選考型研究費A, 分担, セクシャル・マイノリティの包摂と支援およびSOGIの多様性推進のあり方についての研究.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2015.06~2016.03, 分担, 発達障害を抱える児童生徒に対するICTによる特性に応じた支援の研究.

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