九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動 病院臨床活動
國府島 庸之(こうじま もとゆき) データ更新日:2022.05.17

准教授 /  医学研究院 臨床医学部門 九州大学大学院医学系研究院 病態制御内科学


主な研究テーマ
NASH病態進展における微小構造の病的意義の解明
キーワード:NASH、肝内微小構造
2019.04~2025.03.
急性肝不全症例の類型化とその評価
キーワード:急性肝不全
2016.04~2023.03.
末梢血単核球を用いた急性肝不全患者における肝内低酸素状態の評価
キーワード:急性肝不全、組織低酸素、末梢血単核球
2016.04~2020.03.
マウス急性肝不全モデルにおける肝類洞微小循環障害の評価と治療による改善効果
キーワード:急性肝不全、微小循環障害
2016.04~2022.03.
体組成・体脂肪分布に対する疾患及び背景因子の関連
キーワード:体組成、体脂肪分布
2016.04~2023.03.
肝脂肪化のメカニズムと臓器相関の解明
キーワード:脂肪肝、臓器相関
2016.04~2022.03.
肝細胞癌における糖・脂質代謝の変化とその発癌、悪性化への関与
キーワード:肝細胞癌、糖代謝、脂質代謝
2016.04~2023.03.
閉経後女性でのNASH肝発癌抑止
キーワード:閉経後、NASH、肝細胞癌
2016.04~2023.03.
従事しているプロジェクト研究
化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌に対するレゴラフェニブの使用実態調査
2018.01~2021.03, 代表者:杉本理恵, 九州がんセンター, 日本
全身抗癌剤治療の対象と考えられ、日常の診療下でレゴラフェニブ治療が選択されたがん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌について使用実態を調査し、レゴラフェニブの効果と安全性を評価する.
日常診療で得られた肝生検組織を用いた非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)における代謝異常の評価
2018.01~2022.03, 代表者:中牟田誠, 九州医療センター, 日本
NAFLD患者に対して病状把握のため肝生検を施行した際に、その一部よりmRNAを抽出し、上記の糖・脂質代謝に関与する遺伝子発現を評価しNAFLD病態の形成との関連を解析する.
ジェノタイプ1型C型慢性肝炎または C型代償性肝硬変に対する ダクラタスビル・アスナプレビル併用療法の 有効性・安全性に関する検討
2014.07~2016.12, 代表者:中牟田誠, 国立病院機構 九州医療センター, 日本
ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎・代償性C型肝硬変患者を対象として、新規治療薬であるダクラタスビル・アスナプレビル併用療法の有効性・安全性を検討するとともに、宿主およびウイルス側・治療因子などの治療効果予測因子を検討する。本研究の遂行によって新規治療の効果予測が可能となるだけで無く、今後のオーダーメイド治療の確立につながることが期待される。.
研究業績
主要著書
主要原著論文
1. Suzuki H, Kohjima M, Tanaka M, Goya T, Itoh S, Yoshizumi T, Mori M, Tsuda M, Takahashi M, Kurokawa M, Imoto K,Tashiro S, Kuwano A, Kato M, Okada S, Nakamuta M, Ogawa Y., Metabolic Alteration in Hepatocellular Carcinoma: Mechanism of Lipid Accumulation in Well-Differentiated Hepatocellular Carcinoma., Can J Gastroenterol Hepatol., 2021, 8813410., 2021.02.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
1. 倉重智之、国府島庸之、加藤正樹, B型急性肝炎に対する核酸アナログ及びステロイド療法の治療効果, 日本肝臓学会総会, 2020.08.
2. 桒野哲史、国府島庸之、加藤正樹, 急性肝障害の病型分類とステロイド肝動注療法の治療効果, 日本肝臓学会総会, 2020.08.
3. 田代茂樹、国府島庸之、加藤正樹, Pirfenidoneのアセトアミノフェン (APAP)急性肝障害モデルに対する肝障害改善・細胞死抑制効果の検討, 日本肝臓学会総会, 2020.08.
4. 桒野哲史、国府島庸之、加藤正樹, 急性肝障害の病型分類とステロイド肝動注療法の治療効果, 日本消化器病学会総会, 2020.08.
5. 国府島庸之、田代茂樹、鈴木秀生、桒野哲史、倉重智之、井本効志、正月泰士、田中正剛、加藤正樹、小川佳宏, NAFLDにおけるSteatosis, Inflammation, Ballooning, Mallory-Denk body, Fibrosisの各因子と関連する臨床的特徴と遺伝子発現変化, 日本肝臓学会総会, 2019.05.
6. 井本効志、国府島庸之、加藤正樹, 当院における免疫チェックポイント阻害剤での肝障害の臨床的特徴, 日本肝臓学会総会, 2019.05.
7. 國府島 庸之, 本村 健太, 中牟田 誠, Daclatasvir + Asnaprevir併用療法の治療効果とスタチン・EPA併用の影響, 日本肝臓学会, 2016.05, 【目的】HCV NS5A阻害剤であるDaclatasvir (DCV)とNS3阻害剤であるAsnaprevir (ASV)は2014年7月に認可となり、C型慢性肝炎に対してDCV+ASV併用療法が行われている。C型肝炎感染肝における脂質代謝の異常はC型肝炎ウイルスの増殖に深く関連しており、PegIFN+RBV療法の際にスタチン・EPAの併用は治療効果を高めることが報告されているが、DAAによる治療時の効果については不明である。今回我々はDCV+ASV併用療法のウイルス学的効果について多施設で前向きに検討を行い、その治療効果とスタチン・EPA併用の影響について検討を行った。
【方法】2014年9月から2015年2月までにHCV Genotype 1b 682例に対しDCV+ASV併用療法を導入した。この内スタチン・EPAの併用症例は132例であった。
【成績】DCV+ASV併用療法時のHCV-RNAは急速に減少し、82%の症例でRVRが得られた。治療開始後4週目までのウイルス動態は、年齢、肝線維化の程度、前治療歴等の影響を受けず、治療開始時点でのNS3,・NS5A領域における薬剤耐性を持つ症例においてRVR率が有意に低く、ピタバスタチン・EPAを併用した症例において有意なRVR率の上昇を認めた。全体でのSVR12wは90.3% (345/382), SVR24wは88.8% (158/178)と高い治療効果が得られたが、薬剤耐性変異を有する症例ではSVR12w 78.8%, SVR24w 75.6%と陰性症例と比し (SVR12w 93.6%, SVR24w 92.5%) 有意に治療効果が不良であった。一方ピタバスタチン・EPA併用症例ではSVR12w 97.3%, SVR24w 100%と非使用例と比し有意に治療効果が良好で、薬剤耐性変異を持たない症例において SVR12w 97.1%、有する症例でも SVR12w 100%とSVR率の向上が認められた。SVR12wに関わる因子について多変量解析を行ったところ、薬剤耐性変異陰性とピタバスタチン・EPAの併用はSMV治療歴無し、HCV-RNA低値とともにSVRに関わる独立して有意な因子として抽出された。
【結論】高齢者や線維化進展例においてもDCV+ASV併用療法時の治療反応性は良好であったが、SMV治療歴のある症例や薬剤耐性変異を有する症例では治療効果の低下が見られた。IFN治療時に有効であったスタチン・EPAの併用はDCV+ASV併用療法時にも効果が認められ、今後のDAA治療の際にも異なるメカニズムからの治療効果増強が期待される。
.
8. 國府島 庸之, 本村健太, 中牟田誠, Daclatasvir + Asnaprevir併用療法の治療効果〜薬剤耐性変異とスタチン・EPA併用の影響〜, 日本消化器病学会九州支部例会, 2016.06.
9. 國府島 庸之, 腎障害患者に対するエレルサ/グラジナの可能性, 日本消化器病学会総会, 2017.04.
学会活動
所属学会名
日本肝臓学会
日本消化器病学会
日本内科学会
European association for the study of the liver
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2019.08.10~2019.08.10, 2019年度日本肝臓学会教育講演会, 教育講演会.
2018.06.08~2018.06.09, 日本消化器病学会 九州支部例会, 座長.
2017.12~2017.12, 日本肝臓学会 西部会, 座長.
2017.05~2017.05.03, 日本消化器病学会九州支部例会, 座長(Chairmanship).
2016.11.25~2016.11.26, 日本消化器病学会 九州支部例会, 座長(Chairmanship).
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2020年度      
2019年度      
2018年度      
2017年度      
2016年度     10 
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
Baylor college of medicine, UnitedStatesofAmerica, 2006.07~2010.03.
受賞
大和証券ヘルス財団調査研究助成, 2018.10.
喫煙科学研究財団研究助成, 喫煙科学研究財団, 2018.04.
ギリアド研究助成プログラム, ギリアド株式会社, 2017.04.
武田科学振興財団 医学系研究奨励助成, 武田科学振興財団, 2016.06.
国際科学技術振興財団 消化器領域研究助成, 国際科学技術振興財団, 2012.04.
国際科学技術振興財団 若手研究者賞, 国際科学技術振興財団, 2011.04.
三共生命科学研究振興財団 海外派遣助成, 三共生命科学研究振興財団, 2006.06.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2017年度~2020年度, 基盤研究(C), 代表, 肝細胞癌における糖・脂質代謝の変化とその発癌・悪性化への関与に関する検討.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2018年度~2019年度, 大和証券ヘルス財団 調査研究助成, 代表, 閉経後女性のNASH発癌抑止を目指して.
2018年度~2018年度, 喫煙科学研究財団研究助成, 代表, ニコチンが非アルコール性脂肪肝炎の発症と進展、発癌に与える影響.
2017年度~2018年度, ギリアド研究助成プログラム, 代表, 末梢血単核球を用いたB型急性肝障害患者における免疫システム異常の評価.
2016年度~2019年度, 武田科学振興財団 医学系研究奨励助成, 代表, 末梢血単核球を用いた急性肝障害における免疫システム異常の評価.

九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。
 
 
九州大学知的財産本部「九州大学Seeds集」