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長尾 吉泰(ながお よしひろ) データ更新日:2021.06.01

助教 /  九州大学病院 先端医工学診療部 九州大学大学院 消化器総合外科


主な研究テーマ
ミトコンドリアの機能変化が非アルコール性脂肪性肝炎の病態進行へ及ぼす影響
キーワード:非アルコール性脂肪性肝疾患、非アルコール性脂肪性肝炎
2019.04~2021.12.
門脈血行異常症における病態の解明
キーワード:門脈血行異常症
2016.04~2019.03.
分子病態を可視化・数値化する新たな医療画像システムの開発
キーワード:分子病態の可視化
2016.04~2019.03.
研究業績
主要著書
1. 長尾吉泰、赤星朋比古、川中博文、吉住朋晴、橋爪誠、前原喜彦, 合併症ゼロを目指した最新の低侵襲内視鏡外科手術(腹腔鏡下脾臓摘出術), 金原出版株式会社, 72(4):561-567.2018, 2018.03.
主要原著論文
主要学会発表等
1. 長尾吉泰、吉住朋晴、山下拓也、吉屋匠平、武石一樹、戸島剛男、伊藤心二、原田昇、池上徹、赤星朋比古、沖英次、森正樹、江藤正俊 , 術後逆流性食道炎を予防するための至適スリーブ形状の検討, 手術手技研究会, 2020.10.
2. 長尾吉泰、赤星朋比古、戸島剛男、伊藤心二、原田昇、吉住朋晴、森正樹, 外科医からみた門脈圧亢進症に対するIVRの意義 -ハイドロコイル併用B-RTOの有用性―
, 日本門脈圧亢進症学会, 2020.10.
3. 長尾 吉泰、山下 拓也、野崎 剛弘、麻生 千恵、松田 やよい、坂本 竜一、山下 さきの、上島 隆秀、赤星 朋比古、沖 英次、吉住 朋晴、小川 佳宏、森 正樹、江藤 正俊, 外科から見た肥満外科術後患者のメンタル面での評価およびケアの問題点とコツ, 日本肥満症治療学会/日本肥満学会, 2019.11.
4. 長尾 吉泰, 胃排泄効率を考慮したロングスリーブ状胃切除術の短期成績, 第29回日本内視鏡外科学会, 2016.12, 【背景】わが国では2014年4月腹腔鏡下スリーブ状胃切除術(LSG)が保険収載された。【目的】LSGにおける副作用の一つである逆流性食道炎を予防し、狭窄症状無く食事可能でありながら、治療効果を維持させるべく、術式の検討を行なっている。【対象】2012年3月から2015年2月までに施行した従来のLSG群:34例と2015年3月から2015年12月までに施行したロングスリーブ状胃切除術(LLSG)群26例を比較検討した。【術式の工夫】1.fornixを確実に切除する、2.胃〜上部小腸を速く通過させる、3.再貯留するスペースを残さない、の三点を目的に、1)胃を腹壁側(上方)へ牽引し、胃を小弯側が背側そして大弯側が腹側になるように立たせた状態で維持する。2)胃角を確認し大弯側に沿って胃-食道接合部を確認出来るまで剥離する。3)胃を立たせたまま、胃角部を長径とした円を描くように大弯側を胃食道接合部及び幽門輪からそれぞれ1cmまで切離する。4)Staple切離断端は EndoQuick Sutureで25〜30針結節縫合し胃を縫縮する。【結果】術式の工夫により、術後早期における逆流性食道炎(70% vs 11% )、残胃の狭窄、穹窿部の遺残および幽門部での停滞(8% vs 0%)が減少し、術後透視においても胃、十二指腸の通過時間の短縮を認めた。術後6ヶ月目での糖尿病寛解率(61% vs 70%)は同等であったが、超過体重減少率の有意な改善(42.9% vs 51.7%)を認めた。【まとめ】術式の工夫によりスリーブ状胃切除術の治療効果および患者コンプライアンスが改善する可能性が示唆された。.
5. 長尾吉泰、赤星朋比古、副島雄二、吉住朋晴、橋爪誠、前原喜彦 , 門脈体循環短絡を伴う肝硬変症例における肝性脳症に対するB-RTOの長期治療成績, 第23回日本門脈圧亢進症学会総会, 2016.09, 【はじめに】
門脈大循環短絡に起因する肝性脳症に対しては、短絡路を閉塞することで、肝性脳症が改善するとされているが、肝硬変症例に関してはその治療限界は未だ不明である。
【対象と方法】
2004年から2008年までに、当科にて肝硬変症例に対し施行したB-RTO、119例のうち、肝性脳症を伴っていた30例を対象とし、その治療成績(肝機能の推移、肝性脳症の再発率、治療合併症、生存期間)および治療限界(肝性脳症の再発、および予後に起因する因子)について検討した。症例の内訳は、性別(男/女、17/13)、年齢(平均64歳)、Child分類(A/B/C、2/20/8)、肝性脳症昏睡度(Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ、19/9/2/0)であった。主短絡路は胃-腎短絡:11例、脾-腎短絡:10例、その他:9例であった。
【結果】
技術的成功率は96.6%(29例/30例)であり、観察完遂率は83.3%(25例/30例、平均観察期間は77±41ヶ月(17〜148ヶ月)であった。術後3カ月目までの短期成績では、肝機能と共に肝性脳症昏睡度も全例で改善した。長期成績としては、生存期間中央値は90.5ヶ月、3年生存率と5年生存率はそれぞれ、76.7%(23例/30例;打ち切り2例)と63.3%(19例/30例;打ち切り5例)であり、肝癌の治療歴の有無が予後に起因する因子であった。生存期間観察期間での脳症再発率(再治療or再入院率)は53.3%(16例/30例)、無増悪生存率は1年3年5年でそれぞれ73.3%(22例/30例)、63.3%(17例/30例)、43.3%(13例/30例)であり、Meld score高値の症例で脳症の再発を来す傾向を認めた。
【結論】
肝硬変症においてもB-RTOは、門脈体循環短絡に起因する肝性脳症に対し有効な治療法と考えられたが、予後規定因子は肝細胞癌の治療歴であり、Meld score高値の症例では、肝性脳症の再発率が高いということを念頭に起き、厳重な経過観察および、再発時の治療戦略を立てておく必要があると考えられた。.
学会活動
所属学会名
日本集中治療医学会
日本救急医学会
国際肥満外科・代謝外科連盟
日本肥満症治療学会
日本門脈圧亢進症学会
日本消化器内視鏡学会
日本内視鏡外科学会
日本消化器外科学会
日本外科学会
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2020.02~2020.02, 第59回日本心身医学会九州地方会, シンポジウム.
2019.11~2019.11, 第37回日本肥満症治療学会, 座長.
2019.10~2019.10, 第57回日本糖尿病学会九州地方会, シンポジウム.
2019.09~2019.09, 第26回日本門脈圧亢進症学会, 座長.
2017.10.27~2017.10.27, Acute Care and Emergency Surgery 研究会 , 座長.
2016.07.14~2016.07.16, 第71回 消化器外科学会, 座長(Chairmanship).
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
University of Rennes, France, 2017.11~2017.11.
Strasbourg University Hospital, Ircad/IHU, France, 2016.05~2016.05.
受賞
第28回手術手技研究会 奨励研究賞, 手術手技研究会, 2020.11.
九州内視鏡下外科研究奨励賞, 九州内視鏡下外科手術研究会, 2016.09.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2017年度~2018年度, 若手研究(B), 代表, 分子病態を瞬時に可視化・数値化する新たな医療画像システムの開発.

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