九州大学 研究者情報
総説一覧
小出 洋(こいで ひろし) データ更新日:2024.04.24

教授 /  情報基盤研究開発センター 情報システムセキュリティ研究部門 大学院システム情報科学研究府 情報理工学専攻 先端情報システム工学講座


総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 井上 幸紀, 小出 洋, 複数のプロキシを使用した 経路変更Moving Target Defenseによるマルウェア検知・隔離, 情報処理学会九州支部 火の国シンポジウム2022, 2021.03.
2. 小出 洋 , Moving Target Defense とサイバーセキュリティ教育, (一社)九州テレコム振興センター会員向けWebマガジンKey-Eye, 2020.04.
3. 桝本武志, 小出 洋, ネットワークレベルのMTDによるWebアプリケーションのサイバー攻撃からの防御, 情報処理学会九州支部火の国シンポジウム, 2020.03.
4. 寺嶋友哉, 小出 洋, 分散環境における拡張性を持つサイバーレンジ構築手法の提案と評価, 情報処理学会九州支部火の国シンポジウム, 2020.03.
5. 田島裕也, 小出 洋, 自己隠蔽挙動に基づいたIoTボットの振る舞い検知, 情報処理学会九州支部火の国シンポジウム, 2020.03.
6. 長井克海, 小出 洋, インシデント対応における非技術的な能力の向上を目的とした訓練の提案と評価, 2020年暗号と情報セキュリティシンポジウム, 2020.01.
7. 久保田 康平, 小出 洋, Webアプリケーションフレームワークに組み込むハニーポットの提案, コンピュータセキュリティシンポジウム2019論文集, No.2019, pp.630-635, 2019.10.
8. 武子 洸太郎, 小出 洋, Webアプリケーションに対する攻撃検出・防御システムHoppinにおける攻撃検出方式の提案, コンピュータセキュリティシンポジウム2019論文集, No.2019, pp.1384-1389, 2019.10.
9. Hao Zhao, 小出 洋, Yaokai Feng, 櫻井 幸一, U2RおよびR2L攻撃の効率的な検出に向けて, 情報処理学会 火の国情報シンポジウム2019論文集, 2019.03.
10. 久保田 康平, 小出 洋, Webアプリケーションのための攻撃手法の収集 ~攻撃者の誘導手法の実装と評価~, 情報処理学会火の国情報シンポジウム2019論文集, 2019.03.
11. YE LONGJIAN, 小出 洋, Yaokai Feng, Dirceu Cavendish, 櫻井 幸一, 分散XML処理をための複数経路を用いたルーティングアルゴリズムの提案と評価, 2019.03.
12. 小出 洋, 九州大学におけるサイバーセキュリティ人財育成〜「ProSec-IT」の取り組みについて〜, 九州経済連合会月報「明日の九州・山口」, 2018.11.
13. 野見山賢人, 小出 洋, Webアプリケーションに対する攻撃検出・防御システム--Hoppinの設計・実装--, 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO), Vol.11, No.2, p.27, 2018.06, 情報システムに対する攻撃手法が近年変化してきており,特定の組織を対象とした標的型攻撃が増加している.その一方でWebアプリケーション等の情報システムはクラウド環境にも用いられており,より大規模かつ複雑になっている.そのため,運用中の情報システムすべてを把握することが難しくなっている.そこで既存のWebアプリケーションを変更しなくても,Webアプリケーションと密に連携したセキュリティ機能を持つことは有用である.筆者らは既存のWebアプリケーションにハニーポットの機能を持つようにすることで,Webアプリケーションそのものを攻撃から保護し,攻撃の検出と情報収集を可能にするシステムHoppinを提案している.本研究発表では,Hoppinの設計と実装について議論する.Recent cyber-attacks to information systems more sophisticated and more complex. And attacks to organizations are increasing becoming the mainstream Advanced Persistent Threat Attacks. On the other hand, it is difficult to understand all complicated systems, because information systems consisted on web applications use cloud computing and other information technologies so that they become larger scale and more complex. Therefore, it is required to web applications themselves have cyber security functions, because it is difficult to defend all complicated information systems from attacks. We propose Hoppin, a system of method which makes existing web applications honeypots. The system is able to protect for Web application from attacks, detect and collect attack information. In this research, we discuss the design and implementation of Hoppin..
14. 高橋 真奈茄, 小出 洋, 近藤 秀樹, 実践的プログラミング教育の支援環境における活動履歴を用いた活動パターン抽出の試み, 情報教育シンポジウム論文集, Vol.2017, No.40, pp.247-254, 2017.08.
15. 高橋 真奈茄, 小出 洋, 近藤 秀樹, プログラミング学習者の行動ラベル付のためのデータ分析 (ICTを活用した学習環境/一般), 日本教育工学会研究報告集, Vol.16, No.4, pp.163-166, 2016.11.
16. 熊野 修平, Dirceu Cavendish, 小出 洋, 分散XML処理のためのルーティングアルゴリズムの提案, 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO), Vol.9, No.3, p.21, 2016.06, 本発表では分散XML処理を行うことができるノードで構築されたネットワーク上におけるXMLドキュメントのルーティング問題について述べる.本研究の目的は,ドキュメントがより多くネットワーク上で処理される経路を発見し,クライアントでのドキュメント処理を減少させることである.そのため,分散XML処理に適したルーティングアルゴリズムを提案し,ソースルーティングを用いたXMLネットワークシミュレーション環境上で評価を行った.本発表では,現在主流となっている最短経路ルーティングと比較した提案ルーティングアルゴリズムの利点を述べる.This presentation analyses the problem of XML document routing on a network which nodes are capable of distributed XML processing. The goal is to find network paths for which XML document transmission will result in high likelihood that a large portion of the document be processed within the network, decreasing the amount of XML processing at document arrival at the client side. We propose an appropriate routing algorithm, and evaluate it on a distributed XML network simulation environment which supports source routing. We show the benefits of such a scheme, as compared with widespread minimum hop routing strategy..
17. 三牧 麻美, 小出 洋, 動的なアプリケーションに対するスケジューリング手法の提案, 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO), Vol.9, No.3, p.27, 2016.06, 近年,Webアプリケーションのように人の操作によって後からタスクが追加・分割されるような動的なアプリケーションが増加している.このようなアプリケーションを効率良く運用するためには,並列分散環境での運用が有効であり,並列分散環境を用いる場合,実行単位となる各タスクを依存関係に基づいてどのような順番で各計算機に割り当てるかというタスクスケジューリングが重要になる.このためタスク間の依存関係を考慮したスケジューリン手法が多く提案されている.しかしながら,様々なスケジューリング手法が提案されているが,動的なタスクに対して依存関係を表すタスクグラフを対応させてスケジューリングを行うような手法は提案されていない.そこで本発表では,スケジューリング手法の1つであるCP/ETF/MISF法を基に,後からノードが変化させるタスクグラフを用い,タスクグラフの動的な変更に対応できるスケジューリング手法を提案することで,動的なアプリケーションに対するタスクスケジューリングの効率化を目指す.標準タスクグラフを用いて,依存関係を保ったままスケジューリングを行えるようにAkkaのActorモデルで実装し,評価実験を行う.In these years, the dynamic applications which include web applications have been increasing. The applications will dynamically produce, divide and/or delete tasks by human operations. A new task scheduling method will be required to execute these applications in the parallel and distributed environments. Various task scheduling methods have been proposed. But task scheduling methods which permit us to append and delete tasks runtime have not been proposed. In this paper, we propose a new task scheduling method which permits it. And we make dynamic applications execute efficiently. The scheduling method is based on CP/ETF/MISF..
18. 近藤 秀樹, 石田 竹至, 小出 洋, 網羅的な記録を用いたプログラミング学習過程の分析 (ICTを活用した学習支援環境・基盤/一般), 日本教育工学会研究報告集, Vol.16, No.1, pp.581-585, 2016.03.
19. 原田 悠我, 小出 洋, 反転授業における学習者中心の授業設計を支援するシステムTicketNoteの開発 (学習支援環境とデータ分析/一般), 日本教育工学会研究報告集, Vol.15, No.1, pp.241-248, 2015.02.
20. 田坂 祐太, 小出 洋, 乃万 司, トランスポート層におけるインテグレーテッドマルチVPNの提案と遠隔 (情報ネットワーク), 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, Vol.114, No.139, pp.89-94, 2014.07, 複数のLANに対して同時にVPN接続を行うことを容易にするトランスポート層におけるIntegrated Multi-VPNを提案する.既存技術であるIPSecVPNやSSL-VPN等では同時に複数のVPN接続が困難であったが,本手法ではトランスポート層において動的な経路設計を行う事で同時に複数のVPN接続を実現する.本手法は遠隔医療における複数の病院を連携する際に安全なネットワーク接続を実現するために応用することが可能である.また,仮想環境を用いて動作実証実験を行い,遠隔医療で利用可能か検討した..
21. ZHANIKEEV Marat, KOIDE Hiroshi, YALMS : A Data Structure for Storage and Replay of Multimedia Content in Digital Classes (情報通信マネジメント), 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, Vol.113, No.380, pp.25-28, 2014.01, Content in digital classes - a loosely defined aggregation of audiovideo, screen capture, slides, notes and complimentary files - needs a standard format for storage and replay. The closest to this objective is SMIL - a language which can describe the timeline of complex multimedia sessions. The format presented in this paper is part of the larger YALMS educational software and goes one step further than SMIL. The proposed format supports realtime recording, partial updates of content, and finally replay of the entire class. Recording and updates require a server as backend but the class can be replayed directly from storage by a web application..
22. ZHANIKEEV Marat, KOIDE Hiroshi, YALMS : A Data Structure for Storage and Replay of Multimedia Content in Digital Classes (ライフインテリジェンスとオフィス情報システム), 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, Vol.113, No.381, pp.25-28, 2014.01, Content in digital classes - a loosely defined aggregation of audiovideo, screen capture, slides, notes and complimentary files - needs a standard format for storage and replay. The closest to this objective is SMIL - a language which can describe the timeline of complex multimedia sessions. The format presented in this paper is part of the larger YALMS educational software and goes one step further than SMIL. The proposed format supports realtime recording, partial updates of content, and finally replay of the entire class. Recording and updates require a server as backend but the class can be replayed directly from storage by a web application..
23. 原田 悠我, 豊田 美咲, 近藤 秀樹, 小出 洋, リアルタイムセキュリティコンテスト可視化システムの提案, 第55回プログラミング・シンポジウム予稿集, Vol.2014, pp.89-95, 2014.01.
24. ZHANIKEEV Marat, KOIDE Hiroshi, YALMS : A Group Drive API for Cloud-Based Classrooms (情報ネットワーク), 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, Vol.113, No.303, pp.19-22, 2013.11, Although there are many cloud drive APIs and applications (clients mostly) today, they are not optimized for group activities in cloud-based classrooms. Specifically, such APIs are weak in face of realtime interactivity and large data bulks. YALMS is a newly developed open source educational package which in this presentation is augmented with a group drive functionality. This paper poses the optimization problem involved in a group drive in clouds and presents implementations of both server and client sides of the respective API..
25. 加藤 雅彦, 小出 洋, 金岡 晃, 松川 博英, 前田 典彦, 岡本 栄司, HTTP Proxyを使ったCookie挿入による不正通信の検出, コンピュータセキュリティシンポジウム2013論文集, Vol.2013, No.4, pp.255-262, 2013.10.
26. 齋藤 暢郎, 小出 洋, 近藤 秀樹, タッチデバイスにおけるボタン式UIからジェスチャ操作への脱却, コンピュータソフトウェア, 10.11309/jssst.30.4_36, Vol.30, No.4, pp.36-44, 2013.10, 近年,スマートフォンやタブレット端末を代表としてタッチデバイスの普及が進み,アプリケーション市場も拡大し続けている.市場に出回っているアプリケーションは,その操作方法としてボタン式のユーザインタフェイス(UI)を設置しているものが多くを占めている.タッチデバイスにおいてボタン式UIは視覚的に解りやすく,十分な大きさを取れば操作ミスのリスクも低いので人気の高い操作方法である.より多くの機能を呼び出したい場合にボタン式UIを用いる場合は,ボタン自体を小さく設計するか,ボタンを設置する領域を大きく設計する,或いはその両方が取られる.ボタンを設置する領域を大きく設計する場合,複数ページに渡りボタンを設置する方法を取る場合もあるが,いずれにせよ操作ミスの発生率の上昇,表示領域の縮小,操作の煩雑化といった事により,ユーザエクスペリエンス(UX)の低下が引き起こされる.iOS向けのブラウザアプリケーションLibingでは,そういった多彩な操作を実現することによる弊害を回避するため,一切ボタン式UIを用いずジェスチャによって操作を行うことで,多彩な操作と精度を保ちつつ,表示領域を最大に維持することに成功した.ジェスチャによる操作を採用する場合,ユーザがジェスチャに対応する操作を覚えなければならないという課題があるが,Libingではユーザがジェスチャを自由に設定できる実装を行い,これを克服した..
27. 金岡 晃, 加藤 雅彦, 小出 洋, 岡本 栄司, 組織内ネットワークとマルウェアのモデル化データを用いたマルウェア被害分析, コンピュータセキュリティシンポジウム2013論文集, Vol.2013, No.4, pp.840-847, 2013.10.
28. 浦谷 芳幸, カベンディッシュ ジルセウ, 本間 伸雄, 小出 洋, XMLデータヘのストリーミング処理における共有バッファ機構の改善, 電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム = The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition), Vol.96, No.6, pp.1447-1457, 2013.06, 本研究では,ネットワーク通信時に転送途中のデータに対して中継ノードが行うストリーミングデータ処理を提案し,その効率化を目指す.このために,XML文書の分散処理を例として取り上げ,例証アプリケーションを実装し,その性能評価を行う.この例証アプリケーションは,送信元の計算機から宛先の計算機へXML文書を転送する際,通信を中継するノードでXML文書に対して文法チェックを行うことにより,送信先の計算機では文法チェック済みのXML文書を得ることができる.このアプリケーションを用いた実験と考察の結果をもとに,中継ノードにおいて処理を行うためにデータの一時格納に用いるバッファの更なる改良を試みた.その結果,アプリケーションの性能が改善されたとともに,今後,複数のCPUコアを用いた並列処理に資する有益な結果を得ることができた..
29. 高橋 正和, 松川 博英, 小出 洋, 宮本 久仁男, 標的型攻撃の対処の現状とこれから, 電子情報通信学会技術研究報告. ICSS, 情報通信システムセキュリティ : IEICE technical report, Vol.112, No.91, p.51, 2012.06.
30. 高橋 正和, 松川 博英, 小出 洋, 宮本 久仁男, 標的型攻撃の対処の現状とこれから, 電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ, Vol.112, No.90, p.51, 2012.06.
31. 岩崎英哉, 川中真那, 小出洋, 田中哲朗, 松崎公紀, 三廻部大, 夏のプログラミングシンポジウム, 第53回プログラミング・シンポジウム予稿集, Vol.2012, No.2012, pp.47-48, 2012.01.
32. 小出 洋, 金岡 晃, 加藤 雅彦, 新しいタイプの脅威を分析するための情報システムとマルウェアを表現するDSL, 夏のプログラミング・シンポジウム2011報告集, pp.89-94, 2012.01.
33. 松浪 拓海, 小出 洋, 金岡 晃, 加藤 雅彦, 「新しいタイプの攻撃」への対策支援と、そのタスクスケジューリングの手法を用いた並列分散処理化手法の提案, 第53回プログラミング・シンポジウム予稿集, Vol.2012, pp.137-142, 2012.01.
34. 浦谷 芳幸, キャベンディシュ ジルセウ, 小出 洋, 中継計算機で行うストリーミングデータ処理の特性, 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム, Vol.110, No.286, pp.81-86, 2010.11, 本研究はネットワーク通信における,ストリーミングデータへの処理の効率化を目的としている.この目的のために,広く汎用的に利用されているXML文書への分散処理を例として取り上げ,例証アプリケーションを実装した.例証アプリケーションは送信元計算機から送信先となる計算機へXML文書を送る際,通信経路の構成に応じて,通信を中継する計算機にてパイプライン並列・データ分割並列的に処理を行いながらデータ転送を行い,最終的に送信先の計算機で処理結果を得ることができる.この例証アプリケーションを用い評価を行い効率的なストリーミングデータ処理に資する知見を得ており,本稿ではそれらと今後の予定について述べる..
35. 林 通秋, 竹房 あつ子, 池永 全志, 宮本 崇弘, 小島 功, 嶋村 昌義, 松本 延孝, 中田 秀基, 小出 洋, 高野 了成, カベンディッシュ ジルセウ, 工藤 知宏, 田中 良夫, 西村 公佐, 大規模資源の管理・制御に関する技術の実証実験 : 新世代ネットワークプラットフォームの実現に向けて, 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム, Vol.110, No.286, pp.39-44, 2010.11, クラウドコンピューティングの更なる普及や新世代ネットワークに向けた新たなインフラの実現に向けて,計算機やネットワークなどのICT資源を大規模に管理制御して,ユーザの用途に適したICT環境を柔軟に作る技術への期待が高まっている.そこで,複数のネットワークからなる規模のICT資源の存在を把握し,用途に応じて適した資源を割り当てる資源提供プラットフォームを開発した.また,データを適応的に圧縮するなどの機能を持つ高機能中継ノートを開発し,資源提供プラットフォームを通じて用途に応じて割り当てることで,ネットワーク内での輻輳下でも通信品質を維持することに成功した..
36. 浦谷芳幸, 小出洋, 中継計算機でストリーミングデータ処理を行う並列アプリケーションの実装と評価, 電子情報通信学会技術研究報告, Vol.109, No.228(NS2009 77-102), pp.133-138, 2009.10.
37. 浦谷 芳幸, 小出 洋, 中継計算機でストリーミングデータ処理を行う並列アプリケーションの実装と評価, 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム, Vol.109, No.228, pp.133-138, 2009.10, XML文書を題材として取り上げ,ストリーミングデータ処理の効率化を目的とし,通信の中継計算機で処理を行う並列アプリケーションの実装と評価を行い,課題や特性を明らかにした.実装したアプリケーションは,送信元計算機から送信先となる計算機へXML文書を送る際,通信を中継する計算機にて,ストリーミングデータのXML文書に対してパイプライン並列・データ分割並列的に,文書内の各タグの対応チェック処理を行いながらデータを転送する.途中の計算機でチェックされなかったタグの対応チェックは送信先の計算機で行われ,最終的に送信先の計算機では,XML文書に対してタグの対応チェックを行った結果を得ることができる..
38. 中村 勇太, 田村 瞳, 熊副 和美, 松尾 博章, 井上 雄仁, 小出 洋, 池永 全志, 川原 憲治, 尾家 祐二, B-7-33 北九州市街地における無線ネットワークを利用したICTサービス提供実験(B-7.情報ネットワーク,一般セッション), 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, Vol.2009, No.2, p.101, 2009.09.
39. 中村勇太, 田村瞳, 熊副和美, 松尾博章, 井上雄仁, 小出洋, 池永全志, 川原憲治, 尾家祐二, 北九州市街地における無線ネットワークを利用したICTサービス提供実験, 電子情報通信学会大会講演論文集, Vol.2009, p.101, 2009.09.
40. 小出洋, Sun SPOTを利用したPBLの実践報告, PC Conference論文集, Vol.2009, pp.273-276, 2009.08.
41. 嶋村昌義, 池永全志, 小出洋, キャベンディッシュジルセウ, 鶴正人, 高機能中継ノードによる適応型ネットワークサービスに関する検討(オーバーレイネットワーク,VPN,DDoS,ネットワークセキュリティ,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般), 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム, Vol.108, No.203, pp.135-138, 2008.09, 通信環境やアプリケーションの著しい多様化と急激な利用拡大に伴い,インターネットが曲がり角を迎えている.大規模性・多様性・人間社会との整合性を実現するために,より効果的で柔軟なネットワーク資源の共有が必要である.特に多数の大規模分散型アプリケーションの効率的な共存には,最終的な目的である情報の処理・活用の視点からのネットワーク・計算・ストレージ資源を含めた総合的な資源の有効利用が求められ,そのために,ネットワーク(プロバイダ)とユーザ/アプリケーションの役割分担・連携やインタフェースの見直しも始まっている.本稿では,高度な中継機能を持つネットワークノードを導入することによる柔軟な適応型ネットワークサービスの可能性と課題について検討する..
42. 夏井宣匡, 吉永一美, 池永全志, 小出洋, 吉田香, ユーザ-ネットワークインタラクションに基づくユビキタスネットワーク経路制御システムの開発(経路制御,NGN管理,サービス管理,ユーザ管理及び一般), 電子情報通信学会技術研究報告. TM, テレコミュニケーションマネジメント, Vol.107, No.545, pp.43-48, 2008.03, ユビキタスネットワークでは人や物がネットワークを意識することなく情報にアクセスすることができ,その実現のためにはユーザの要求をネットワークが理解する仕組み(ユーザ-ネットワークインタラクション)が必要である.我々はこれまで異なる要求に対応可能なマルチクラスQoSルータを提案し,異なる要求を持つユーザに最適な経路を提供可能である事を示した.今回,ネットワークがユーザのプロファイルを保持したFelicaカードによりユーザの主観的要求を把握することで,ユーザのプロファイルに応じて適切なコンテンツを提供し,通信経路もユーザの好みに応じて最適な経路を選択するシステムを開発した.本稿では,作成したシステムの詳細を述べた後,本システムを用いてユーザの置かれている環境により適切なビデオトラヒックを発生させ,ユーザの要求がビデオの品質に反映されている事を確認し,その結果を報告する..
43. 近藤秀樹, 小出洋, 三宅芳雄, 活動履歴を活用するシステムの基本設計と漸次的開発, 情報処理学会論文誌, Vol.48, No.SIG12(PRO34), pp.19-27, 2007.08.
44. 近藤 秀樹, 小出 洋, 三宅 芳雄, 活動履歴を活用するシステムの基本設計と漸次的開発, 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO), Vol.48, No.12, pp.19-27, 2007.08, 我々は PC 上でのユーザの活動履歴を包括的に記録し活用する NecoLogger というシステムを開発した。履歴の中から必要に応じて有用な一連の活動の様子を取り出して、当面の問題解決に役立てるためのシステムである。本論文では、開発したシステムの設計と実装方式、複数ユーザの利用から得られた運用実績について報告する。膨大な活動履歴から必要に応じて過去の活動から有益な情報を得るため、人が思い出せる断片的なキーワードでも活動を取り出せるよう、できるだけ多くの検索可能なテキスト情報を記録しておく必要がある。本システムでは打鍵履歴のような PC の操作内容だけでなく、画面に表示されている文字列も検索可能にするために、OS レベルの API をフックし、画面上のテキスト情報をアプリケーションにとらわれずに記録する手法を実現した。人の活動は画面全体に広がっているため、画面の様子から活動内容を読み取れるよう、画面イメージを記録することも重要である。しかし動画で記録し続けると情報量が膨大になり、現実的ではなくなる。そこで人の活動がまとまりを持つことを利用し、画像を断続的に記録することで情報量を削減し、実用的に活動履歴を記録するよう工夫した。また、規模の大きなシステムは漸次的に開発できるほうが良いが、一方で、履歴を扱うシステムは開発初期から一貫して履歴を蓄積し続けなければならないため、開発中にデータ構造を変更するのが困難である。そこで、十分に拡張性のある中間フォーマットを設計し、柔軟なシステム開発を可能にした。これらの工夫によって、2年以上にわたって、活動履歴を実際に蓄積・活用しつつ、同時に、ユーザの利用実態に適合した有用なシステムを漸次的に開発することが可能になった。We have developed NecoLogger, a recording-retrieving system that records the entire activity of personal computer use. Using NecoLogger, users can retrieve useful information and utilize it for their current problem solving. In this paper we report the overall design of the system and the details of its implementation. We also report the operational findings to show the usefulness of this system. In order to retrieve user activities efficently, we record the textual information on the screen regardless of the applications software by utilizing API hooks in OS. We also record screen images intermittently to restore the entire activity of a user. Logging the user's entire activity requires large amount of data area and it is necessary to reduce the amount to a practical level. We reduce the amount by taking screen shots at the optimal interval. Since our system should be developed extensively in the course of the development, we had to modify data structures quite often to store logging data. We adopted the XML format to meet the requirement. By adopting these methods mentioned above, we have been able to accumulate logging data continuously and have developed the system progressively to meet the newly found requirements based on the actual uses of the system..
45. 吉永一美, 小出洋, 複数の特性の異なるネットワーク経路を持つ環境におけるストリーミングデータ処理のためのタスクスケジューリング, 情報処理学会研究報告, Vol.2007, No.80(HPC-111), pp.49-54, 2007.08.
46. 吉永一美, 小出洋, 複数の特性の異なるネットワーク経路を持つ環境におけるストリーミングデータ処理のためのタスクスケジューリング(HPC-3 : スケジューリング), 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング], Vol.2007, No.80, pp.49-54, 2007.08, 本研究では,複数の特性が異なるネットワークが存在するような広域並列分散環境上で,ストリーミングデータ処理を含む並列アプリケーションと,通常のアプリケーションの双方を効率的に実行できるようなタスクスケジューリング手法を提案し,評価実験を行った.タスクの通信形態に適したネットワークを利用し,ネットワークの負荷変動を考慮した手法を利用することで,全体の実行時間の短縮が図られ,動的にネットワーク性能が変動している環境でも,実行時間のばらつきが抑えられた.この結果はより複雑なタスクスケジューリング手法と組み合わせる場合に有用な特性である..
47. 近藤秀樹, 小出洋, 三宅芳雄, 履歴の高度利用のための3次元GUIベースの情報環境の開発, 情報処理学会夏のプログラミング・シンポジウム報告集, Vol.2006, pp.39-44, 2007.01.
48. 北辻佳憲, 山崎克之, 小出洋, 鶴正人, 尾家祐二, Grid 環境におけるネットワーク特性がアプリーケーションの実行性能へ及ぼす影響について, 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム, Vol.104, No.690, pp.429-434, 2005.02, 多様なアプリケーションが並行して実行されるGrid環境では様々なGrid資源が共用され、性能を十分に引き出すために求められる資源はアプリケーションによって異るため、限られた資源の効率的な割り当てが課題となっている。ネットワーク資源に着目すると、アプリケーションが通信を行うとネットワーク資源の状態が変化し、その変化がネットワークを共用する他のアプリケーションの通信に影響して、ときにはアプリケーションの実行性能が劣化する恐れがある。そこで、本稿ではGridで動作可能なアプリケーションのトラヒック特性を解析し、ネットワーク特性がアプリケーションの実行性能(実行時間)に与える影響を調査する。そして、アプリケーションがネットワーク資源に与える影響とネットワーク資源の状態がアプリケーションの実行性能に与える影響が、ともにアプリケーションによって大きく異ることを示す。解析結果から、アプリケーションの通信へネットワーク資源を効果的に割り当てるためにはネットワーク特性とアプリケーションの実行性能の関係を考慮すべきことを示唆する。.
49. 平孝則, 小出洋, 資源情報サーバにおける予測手法である類似法の改良と評価(一般講演2), 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング], Vol.2004, No.128, pp.25-29, 2004.12, 分散コンピューティング環境における最適な資源割り当てに関する研究の一環として,分散コンピューティング環境上のプロセッサ負荷やネットワーク性能等の計算資源に開する情報(資源情報)を収集し,将来の値を予測する資源情報サーバ(Resource Information Server :RIS)の開発をおこなっている.現在RISシステムには類似法と平均法の2種類の予測手法を実装している.類似法では現在の変動パターンと類似した変動パターンを過去のデータから検索し,そのデータをもとに予測をおこなう手法である.平均法では,現在の変動パターンから平均値を算出し,その結果をもとに予測をおこなう手法である.今回,類似法に改良を施し予測精度の性能向上をはかり,また類似法に用いるパラメータの最適解をさかす為の検証をおこなった.本論文では.RISシステムの概要について延べ,類似法の改良点及びその予測精度,実験結果について延べる..
50. 立川純, 小出洋, マルチスレッドを用いてページ転送遅延を隠蔽するソフトウェアDSMシステム, 情報処理学会研究報告, Vol.2004, No.81(HPC-99), pp.151-156, 2004.07.
51. 立川純, 小出洋, マルチスレッドを用いてページ転送遅延を隠蔽するソフトウェアDSMシステム(HPC-8 : クラスタ)(2004年並列/分散/協調処理に関する『青森』サマー・ワークショップ(SWoPP青森2004) : 研究会・連続同時開催), 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング], Vol.2004, No.81, pp.151-156, 2004.07, 1ノード上でマルチスレッドを実行し,リモートページ転送時に,別のスレッドに切り替えることでページ転送遅延を隠蔽するソフトウェアDSMを実装した.計算を行うスレッドとは別にスケジューラスレッドを実装し,各計算スレッドはページフォルトハンドラから,TCPソケットを介してスケジューラスレッドにフォルトの発生を通知する.スケジューラスレッドはページ転送要求を送信すると共に,別の計算スレッドを起動する.16ノードのクラスタを用いた評価では,不規則な配列参照を含んだNPB CGベンチマークにおいて,4スレッド実行時に,1スレッド実行時の17%の性能向上を確認した..
52. 平孝則, 小出洋, 資源情報サーバの新しい予測手法と性能評価(HPC-12 : 最適化と性能評価)(2004年並列/分散/協調処理に関する『青森』サマー・ワークショップ(SWoPP青森2004) : 研究会・連続同時開催), 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング], Vol.2004, No.81, pp.277-281, 2004.07, 分散コンピューティング環境における最適な資源割り当てに関する研究の一環として,分散コンピューティング環境上のプロセッサ負荷やネットワーク性能等の計算資源に関する情報(資源情報)を収集し,将来の値を予測する資源情報サーバ(Resource Information Server:RIS)の開発をおこなっている.旧RISシステムはC言語及びSTAMPIを用いて実装されていたが,今回の実装では,プラットホームを選ばないJAVA及びJAVA RMIで実装されている.実装の変更に伴い予測手法にも変更が加わり,現在,高精度予測モジュールは類似法として,高速度予測モジュールは平均法として実装されている.本論文では,JAVAを用いたRISのシステム構成,資源情報の計測方法について述べ,新しい予測手法及びその予測精度について述べる..
53. 北辻佳憲, 山崎克之, 鶴正人, 小出洋, 尾家祐二, Gridにおけるアプリケーションの実行性能へネットワーク特性が及ぼす影響に関する検討, 電子情報通信学会技術研究報告, Vol.104, No.77(IA2004 1-6), pp.19-24, 2004.05.
54. 立川純, 小出洋, タスク移動による通信最適化を目指したソフトウェア分散共有メモリの設計と実装, 情報処理学会研究報告, Vol.2003, No.102(HPC-96), pp.91-96, 2003.10.
55. 立川純, 福田健一郎, 平孝則, 大西淑雅, 佐藤寿倫, 小出洋, タスク並列処理を用いたソフトウエア分散共有メモリの提案(プロセッサシステムとプログラミング環境), 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング], Vol.2003, No.62, pp.13-18, 2003.06, 計算機クラスタやグリッドに代表されるコモディティ技術を用いた計算環境では,CPUやネットワーク等の資源に不均質を伴うことが多く,これらの資源を有効活用してアプリケーションの性能向上に反映させることが重要となる.そのためには,環境に依存しないプログラミングインターフェイスを提供すると共に,システムによる環境への適応が必要であると考えられる.そこで,コンパイル時に人力される並列プログラムから,タスクヘの分割と各タスクが参照するアドレスを計算するためのコードを生成し,それを利用して実行時に共有メモリを実現するタスクベースソフトウェア分散共有メモリ(T-SDSM)を提案する.T-SDSMはタスクの実行に必要なデータの所有ノードやプロセッサの負荷情報を考慮に入れてタスクの実行ノードの決定を行うことで負荷分散による環境への適応を目指している.本稿ではT-SDSMの構成,及び現在検討している通信の最適化手法について報告する.`.
56. 横尾徳保, 藤津昭一, 小出洋, 重松保弘, DMMSにおけるマルチメディアメールフォーマットの改良とJavaによるメーラの実装, 九州工業大学研究報告 工学, No.75, pp.7-12, 2003.03.
57. 横尾 徳保, 藤津 昭一, 小出 洋, 重松 保弘, DMMSにおけるマルチメディアメールフォーマットの改良とJavaによるメーラの実装, 九州工業大学研究報告. 工学, Vol.75, pp.7-12, 2003.03.
58. 横尾徳保, 藤津昭一, 小出洋, 重松保弘, DMMSにおけるマルチメディアメールフォーマットの改良とJavaによるメーラの実装, 九州工業大学研究報告. 工学, Vol.75, pp.7-12, 2003.03.
59. 伊藤光祐, 小出洋, グローバルコンピューティングに関する研究~Globus Toolkitの導入~, 九州工業大学研究報告 工学, No.75, pp.13-19, 2003.03.
60. 伊藤 光祐, 小出 洋, グローバルコンピューティングに関する研究~Globus Tookitの導入~, 九州工業大学研究報告. 工学 = Bulletin of the Kyushu Institute of Technology. Science and technology, Vol.75, pp.13-19, 2003.03.
61. 伊藤光祐, 小出洋, グローバルコンピューティングに関する研究 : Globus Toolkit の導入, 九州工業大学研究報告. 工学, Vol.75, pp.13-19, 2003.03.
62. 坂元仁樹, 横尾徳保, 小出洋, 重松保弘, 分散型マルチメディアメールシステムの開発とその評価, 九州工業大学研究報告 工学, No.75, pp.1-6, 2003.03.
63. 坂元 仁樹, 横尾 徳保, 小出 洋, 重松 保弘, 分散型マルチメディアメールシステムの開発とその評価, 九州工業大学研究報告. 工学, Vol.75, pp.1-6, 2003.03.
64. 坂元仁樹, 横尾徳保, 小出洋, 重松保弘, 分散型マルチメディアメールシステムの開発とその評価, 九州工業大学研究報告. 工学, Vol.75, pp.1-6, 2003.03.
65. 立川純, 小出洋, タスク移動による通信最適化を目指したソフトウェア分散共有メモリの設計と実装(高性能システム), 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング], Vol.2003, No.102, pp.91-96, 2003.01, 本稿では,動的負荷変動の生じる分散メモリシステム上での効率的な並列プログラミングシステムの実現を目的として現在開発中の,OpenMP向けランタイムシステム(T-SDSM)の設計と実装手法について述べる.T-SDSMでは,タスクとして動作する各OpenMPスレッドが参照するデータをリモートからキャッシュして共有メモリ空間を実現する機能と共に,各タスクの参照アドレスを実行時に解析して,その結果に基づきタスクを配置する機能が実装されている.laplaceプログラムによる評価では,実装上のオーバヘッドが大きくメモリ参照パターンにも基づいたタスク配置の効果を確認するに至らなかったが,クリティカルセクション等の逐次処理の実行に対してはタスク配置による有効性を確認した..
66. 小出洋, 山岸信寛, 武宮博, 林拓也, 引田雅之, 笠原博徳, メタスケジューリングのための資源情報サーバの構築, 計算工学講演会論文集, Vol.5, No.1, pp.357-360, 2000.05.
67. 小出 洋, 山岸 信寛, 武宮 博, 林 拓也, 引田 雅之, 笠原 博徳, メタスケジューリングのための資源情報サーバの構築, 計算工学講演会論文集, Vol.5, No.1, pp.357-360, 2000.05.
68. 武宮 博, 今村 俊幸, 小出 洋, 並列分散科学技術計算を支援するソフトウェア・システム(STA)の構築, 情報処理, Vol.40, No.11, pp.1104-1109, 1999.11.
69. 武宮 博, 今村 俊幸, 小出 洋, 並列分散科学技術計算を支援するソフトウェア・システム(STA)の構築, 情報処理, Vol.40, No.11, 1999.11.
70. 今村俊幸, 小出洋, 徳田伸二, 武宮博, トカマクプラズマ計算(NEXT)における異機種並列計算機を結合したハイブリッドコンピューティング, 計算工学講演会論文集, Vol.4, No.1, pp.313-316, 1999.05.
71. 今村 俊幸, 小出 洋, 徳田 伸二, トカマクプラズマ計算(NEXT)における異機種並列計算機を結合したハイブリッドコンピューティング, 計算工学講演会論文集, Vol.4, No.1, pp.313-316, 1999.05.
72. 武宮博, 太田浩史, 今村俊幸, 小出洋, 松田勝之, 樋口健二, 平山俊雄, 笠原博徳, 並列分散科学技術計算の支援環境 SSP, 計算工学講演会論文集, Vol.4, No.1, pp.333-336, 1999.05.
73. 武宮 博, 今村 俊幸, 太田 浩史, 川崎 琢治, 小出 洋, 樋口 健二, 笠原 博徳, 相川 裕史, 並列分散科学技術計算環境STA(1) : 目的及び概要, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.73-76, 1999.05.
74. 太田 浩史, 今村 俊幸, 川崎 琢治, 小出 洋, 武宮 博, 樋口 健二, 笠原 博徳, 相川 裕史, 並列分散科学技術計算環境STA(2) : エディタを中心に統合された並列プログラム開発環境PPDEの構築, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.77-80, 1999.05.
75. 小出 洋, 今村 俊幸, 太田 浩史, 川崎 琢治, 武宮 博, 樋口 健二, 笠原 博徳, 相川 裕史, 並列分散科学技術計算環境STA(3) : 異機種並列計算機間通信ライブラリの構築, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.81-84, 1999.05.
76. 今村 俊幸, 太田 浩史, 川崎 琢治, 小出 洋, 武宮 博, 樋口 健二, 久野 章則, 笠原 博徳, 相川 裕史, 並列分散科学技術計算環境STA(4) : 異機種並列計算機の統合利用環境の構築, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.85-88, 1999.05.
77. 村杉明夫, 林拓也, 飛田高雄, 小出洋, 笠原博徳, OSCARマルチグレイン並列化コンパイラを用いたスーパーコンピュータクラスタのためのメタ・スケジューリング手法, 情報処理学会全国大会講演論文集, Vol.58th, No.1, p.1.279-1.280, 1999.03.
78. 村杉 明夫, 林 拓也, 飛田 高雄, 小出 洋, 笠原 博徳, OSCARマルチグレイン並列化コンパイラを用いたスーパーコンピュータクラスタのためのメタ. スケジューリング手法, 全国大会講演論文集, Vol.58, No.0, pp.279-280, 1999.03.
79. 小出 洋, 今村 俊幸, 武宮 博, 平山 俊雄, 異機種並列計算機間の通信を支援する並列分散通信ライブラリ : Stampi, 年会一般講演, Vol.17, pp.413-414, 1998.07.
80. 今村俊幸, 太田浩史, 川崎琢治, 小出洋, 武宮博, 樋口健二, 久野章則, 笠原博徳, 相川裕史, 並例分散科学技術計算環境STA (4) 異機種並列計算機の統合利用環境の構築, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.85-88, 1998.05.
81. 小出洋, 今村俊幸, 太田浩史, 川崎琢治, 武宮博, 樋口健二, 笠原博徳, 相川裕史, 並列分散科学技術計算環境STA (3) 異機種並列計算機間通信ライブラリの構築, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.81-84, 1998.05.
82. 太田浩史, 今村俊幸, 川崎琢治, 小出洋, 武宮博, 樋口健二, 笠原博徳, 相川裕史, 並列分散科学技術計算環境STA (2) エディタを中心に統合された並列プログラム開発環境PPDEの構築, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.77-80, 1998.05.
83. 武宮博, 今村俊幸, 太田浩史, 川崎琢治, 小出洋, 樋口健二, 笠原博徳, 相川裕史, 並列分散科学技術計算環境STA (1) 目的及び概要, 計算工学講演会論文集, Vol.3, No.1, pp.73-76, 1998.05.
84. 徳田伸二, 小出洋, 今村俊幸, 松本太郎, 小境博, トカマク・プラズマにおけるハイブリッド・シミュレーション, 日本物理学会講演概要集(年会), Vol.53, No.1, p.830, 1998.03.
85. 小出 洋, 武宮 博, 今村 俊幸, 太田 浩史, 川崎 琢治, 樋口 健二, 笠原 博徳, 相川 裕史, 異機種並列分散コンピューティングのためのメタ・スケジューリングの構想, 全国大会講演論文集, Vol.56, No.0, pp.613-614, 1998.03.
86. 小出洋, 武宮博, 今村俊幸, 太田浩史, 川崎琢治, 樋口健二, 笠原博徳, 相川裕史, 異機種並列分散コンピューティングのためのメタ・スケジューリングの構想, 情報処理学会全国大会講演論文集, Vol.56th, No.3, p.3.613-3.614, 1998.03.
87. 武宮 博, 今村 俊幸, 太田浩史, 川崎 琢治, 樋口 健二, 小出 洋, 複数の並列計算機上での科学技術計算のための統合利用環境の構築, 情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC), Vol.1997, No.75, pp.97-102, 1997.08, 科学技術計算は多くの計算機資源を必要とするため,ネットワークに接続された複数の並列計算機を使用して1つの問題を並列分散的に処理する研究が盛んに行われている.科学技術計算プログラムの並列分散化とその実行には,複数の並列計算機を統合して使用できる計算機間通信基盤を備えた環境が必要とされる.本研究では,科学技術計算プログラムの並列分散化とその実行に必要な機能について議論し,それらの機能を実現する新しい並列分散処理のための統合環境,STA基本ソフトの第2版を提案し,並列分散処理への適用例を示す.For the propose of efficient processing of scientific computation which requires enormous computational resources, distributed parallel computing becomes a major interest in the recent years. To develop codes and to execute them on the distributed parallel environment require new infrastructure such as common communication layer between parallel computers. The authors propose a new integrated environment, STA environment version 2, which has the common communication layer and includes required services for the distributed parallel computation. The authors also apply the proposed environment to instances of scientific computation..
88. 太田 浩史, 樋口 健二, 武宮 博, 川崎 琢治, 本間 一朗, 小出 洋, 今村 俊幸, 新内 浩介, 谷田貝 洋光, 後藤 志津雄, 秋元 正幸, 浅井 清, 途切れの無い思考を支援するプログラミング環境STAの構築, 計算工学講演会論文集, Vol.2, No.1, pp.97-100, 1997.05.
89. 小出 洋, 広い仮想記憶空間を利用した分散ガーベジコレクション, 情報処理学会研究報告. PRO, [プログラミング], Vol.96, No.82, pp.1-6, 1996.08, 分散環境下でオブジェクトの動的領域確保を行ないたいという要請は高まっている. このとき自動領域管理機構としてのガーベジコレクタは必須である. 本論で提案する新しい分散ガーベジコレクタDC1は, 各プロセッサの局所領域として広い仮想アドレス空間が使用できるという前提で, 分散環境のスケーラビリティを損なわず, プロセッサ間にわたるサイクルを含むすべてのデータ構造を回収でき, 実行時のオーバーヘッドもない. 基本的には, Hughesの方法を採用しているが, それと比較すると, タイムスタンプの伝搬を行なわない. このため, 各オブジェクトに必要だったタイムスタンプを格納するための領域が不要であり, 局所コレクションに効率的なコピー方式を採用できる..
90. 小出 洋, 鈴木 貢, 野下浩平, 生成順序の保存に基づくコピー方式世代管理の一方法, 情報処理学会論文誌, Vol.35, No.11, pp.2529-2532, 1994.11, オブジェクトの生成順序を保存するコピー方式ガーベジコレクションを利用してオブジェクトの世代管理を行う新しい方法を示す。世代管理はコピー方式ガーベジコレクションを使用してよく実現されるが、従来の方法では、純計算時に古い領域から新しい領域を参照する特別なデータ構造と処理が必要であった。本方法では、ガーベジコレクションのためのそうした処理を純計算時に必要としない。その実現の考え方は、古い領域から新しい領域を指すポインタがないように新旧の領域の境界を求め、生成順序保存を利用して最も古いオブジェクトから先に古い領域にプロモートすることである。.
91. 小出 洋, 野下浩平, 生成順序を保存するコピー方式ガーベジコレクションについて, 情報処理学会論文誌, Vol.34, No.11, pp.2395-2400, 1993.11, 大容量の主記億をもつ計算機における言語処理系では、コピー方式のガーベジコレクションアルゴリズム(GC)がよく使われている。コピー方式GCは、その実行時間が使用中オブジェクトの総容量に依存する時間で済み、記億領域全体の大きさに依存しないため、実行時間が記億領域の総容量こ比例するスライディング圧縮方式などと比較して、相対的に速い。しかし、オブジェクトが生成された順序(生成順序)と、コピーされる順序が聞係しない。本論文では、コピー方式GCに生成順序を保存する特性をもたぜる方法を提示する。まず、生成順序を保存する墓本的なアルゴリズム(各オブジェクトにマークビットをもつもの)を示し、次に、マークビットを持たない方法を示す。最初のものは、マークビットをコピー先領域にとる方法であり、2番目のものは、逆ポインタによりマークビットを省略する方法である。このアルゴリズムによって、コビー方式GCに為いて世代別の分類が自然に実現でき、スライディング圧縮方式で使うような効率化の方法も適用可能になる。さらに、オブジェクトの生成順序を保存すると都合の良い処理系のGCにも応用できる。.

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