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草野 舞(くさの まい) データ更新日:2021.06.30

助教 /  人間環境学研究院 教育学部門 教育社会計画学講座


大学院(学府)担当

学部担当



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ホームページ
https://kyushu-u.pure.elsevier.com/ja/persons/mai-kusano
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
取得学位
教育学(修士)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
教育文化史
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
現在、20世紀初頭イギリスにおける児童保護政策や優生学をはじめとした当時の科学の展開に焦点を当て、子どもの健全育成における親役割が自明視されていく過程の解明を目指している。
「よりよい子育て」において親が重要な存在であることは自明視されており、子どもに関する様々な研究でも「親による子育て」は問う必要のない真理であるかのように浸透している。そこでは、「なぜ親は子どもを育てなければならないのか」といった問いは問うべきでない「タブー」として扱われているといえよう。しかし、この問いを考えてみると、「よりよい子育てにおいて親は重要な役割をもつ」ことを確たる根拠をもつ「事実」として示すことは難しいことに気づく。それにもかかわらず、「適切な子育てをする」という親のあり方は、いつの間にか根拠をもつ「事実」であるかのように存在している。
本研究では、こうした自明性が「新しいもの」として登場し、しだいに規範として、そして「事実」として浸透させられていく過程の解明を目指している。具体的には、福祉国家設立期イギリスでの子どもの健康をめぐる取組に着目し、科学や法制度の議論が子どもではなく「親」に着目していく過程、子どもの健全育成が「親」の規範として普及される際の実際との摩擦の分析を試みている。この分析によって、「親による適切な子育て」を当然視する研究に対し、親と子の関係性を改めて問い直す必要性を示したいと考えている。

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