九州大学 研究者情報
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村山 拓也(むらやま たくや) データ更新日:2024.04.03



学部担当



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就職実績-他大学
就職実績有, 中央大学理工学部物理学科 学振特別研究員PD,2021年4月~2022年3月
取得学位
京都大学博士(理学)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
確率論,複素解析
ORCID(Open Researcher and Contributor ID)
0000-0003-3987-2837
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
統計物理学や確率論において重要な「臨界現象」は,共形不変であると予想ないし知られています.2次元の場合,これを複素解析でいう等角写像に対する不変性とみることができます."Schramm-Loewner evolution" (SLE)は,そのような等角不変性を持つ確率過程として導入されました.SLEは等角写像族のランダムな時間発展であり,函数論的にはLoewner微分方程式により記述されます.Loewner微分方程式は元来Bieberbach予想の解決に使われた道具ですが,SLEをはじめとして可積分系,Hele-Shaw流,非可換確率論など,様々な物理・数学へと応用される可能性を秘めています.こうした背景の下,私はSLEおよびLoewner方程式について確率論・複素解析の両面から研究を進めています.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。