2024/07/28 更新

お知らせ

 

写真a

ヤマモト ダイキ
山本 大貴
YAMAMOTO DAIKI
所属
理学研究院 地球惑星科学部門 助教
理学部 地球惑星科学科(併任)
理学府 地球惑星科学専攻(併任)
職名
助教
連絡先
メールアドレス

学位

  • 理学博士

経歴

  • 宇宙化学研究所 (宇宙航空研究開発機構 JAXA)

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:プレソーラーSiCの原始太陽系円盤での生存可能性

    研究キーワード:プレソーラー粒子、SiC, 蒸発、原始太陽系円盤

    研究期間: 2020年4月 - 2023年4月

  • 研究テーマ:原始太陽系円盤における難揮発性包有物CAIの酸素同位体交換反応

    研究キーワード:酸素同位体、酸素同位体交換、難揮発性包有物CAIメルト、原始太陽系円盤

    研究期間: 2018年4月 - 2023年4月

  • 研究テーマ:原始太陽系円盤における非晶質ケイ酸塩の酸素同位体進化

    研究キーワード:酸素同位体、同位体交換反応、反応速度、原始太陽系円盤

    研究期間: 2018年4月 - 2023年4月

受賞

  • 82回国際隕石学会からMeteoritical Society Travel Award

    2023年4月  

  • 78回国際隕石学会からMeteoritical Society Travel Award

    2023年4月  

論文

▼全件表示

講演・口頭発表等

  • O-isotope exchange kinetics between CAI melt and carbon monoxide gas in the protosolar disk 国際会議

    D. Yamamoto, S. Tachibana, N. Kawasaki, M. Kamibayashi, and H. Yurimoto3

    53rd Lunar and Planetary Science Conference  2022年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

  • 低圧水素-水蒸気雰囲気下でのCAIメルト結晶化実験: CAI中ファッサイトのチタン価数比変動

    @山本 大貴

    2023年度「惑星物質科学のフロンティア」研究集会  2024年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2024年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京大学宇宙線研究所(   国名:日本国  

  • 太陽系物質の酸素同位体進化における、非晶質ケイ酸塩-CO間の酸素同位体交換反応の役割

    @山本 大貴, 川崎 教行, 橘 省吾, 石崎 梨理, 櫻井 亮輔, 圦本 尚義

    2023年度日本地球化学会第70回年会  2023年9月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京海洋大学・品川キャンパス   国名:日本国  

    始原的太陽系物質に見られる質量非依存型の酸素同位体分別の定量的解釈のため、フォルステライト組成の非晶質ケイ酸塩と低圧C18Oガスとの酸素同位体交換実験をおこなった。酸素同位体交換率の時間変化から、粒子表面へのCO分子供給量や粒子内部への拡散が律速する時の反応速度パラメータを所得した。CO分子供給量が律速するときの非晶質フォルステライトのCOとH2O分子間の反応性の違いは、難揮発性包有物CAIメルトにおけるそれと同程度であった。得られた速度論データから、非晶質ケイ酸塩とCO、H2Oガスとの酸素同位体交換は、CO-H2Oガス間の同位体交換速度よりも圧倒的に速く進行するがわかった。このことは、これまで速度論的に起こらないとされてきたCO-H2Oガス間の同位体平衡が、非晶質ケイ酸塩ダストがCO、H2O両ガスと同位体交換を効率的にすることによって、低温でも達成される可能性を示す。

  • 原始太陽系円盤におけるプレソーラーSiC粒子の残存可能性に関する実験的研究

    @山本 大貴、瀧川 晶、橘 省吾

    日本鉱物科学会2023年年会・総会  2023年9月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪公立大学 杉本キャンパス 全学共通教育棟   国名:日本国  

    プレソーラーSiC 粒子は、原始太陽系円盤の酸化的環境下では蒸発反応を起こすため (Larimer and Bartholomay, 1979)、円盤の円盤物理化学条件 (温度、圧力等) の指標となり得る。円盤でSiCは、酸化還元状態に応じてSiO2残渣層を形成しないアクティブ酸化またはSiO2残渣層を形成しSiO2が蒸発するパッシブ酸化を経験する (e.g., Narushima et al., 1997)。Mendybaev et al. (2002) では、1気圧の酸素分圧をコントロールした様々な酸化還元環境化でSiC蒸発実験をおこなった。その結果、酸化的な環境下 (IW-03) では、SiO2残渣層の形成が確認され、一方還元的な環境下では (IW-06) ではSiO2残渣層が形成されない (または極めて薄い) ことが確認された。SiO2残渣層は円盤ガス・SiC間の直接の接触を妨げることでSiC蒸発速度を左右する。更に始原的隕石中のプレソーラーSiC粒子表面に見られる10–30 nm程度の酸化リム (Bernatowicz et al., 2006) の起源においても重要である。SiC蒸発速度やメカニズムは、ガス分圧やガス組成に関連している可能性があり、1気圧条件での反応速度を円盤環境での反応速度に直接応用できない可能性がある。そのため、本研究では、原始太陽系円盤でのプレソーラーSiC粒子の残存可能性の理解のため、円盤を模した低圧H2-H2O混合ガス環境下でのSiCの蒸発実験をおこなった。 実験出発物質には、主要なプレソーラーSiC粒子の多形であるβ-SiCのチップを用いた。加熱実験には、ガス供給系を備えた真空高温加熱縦型炉を用いて、温度1250–1450°C、H2-H2O混合ガス圧力0.5, 2.5 Paで4–110.3 hおこなった。ガス供給系では、室温でのH2Oからの蒸発ガスとガスボンベから供給されるH2ガスとが混合され、H2Oの消費量から推定したPH2Oは、全圧0.5, 2.5 Paの実験でそれぞれPH2O = 2.2 × 10–3 Pa, 6.0 × 10–3 Paであった。また全圧2.5 Paの一部の実験では、H2Oを50, 75°Cに加熱し室温での飽和水蒸気圧を作り出すことで、PH2O = 3.7 × 10–2 Paの条件での実験もおこなった。サンプル質量変化から蒸発量の推定をおこなった。いくつかのサンプルに関してFIB切片を作成し、透過型電子顕微鏡 (STEM-EDS; JEOL JEM-2800) で観察をおこなった。 STEM-EDS分析から表面に酸素を含む極めて薄い層 (~5–10 nm) の存在が確認され、パッシブ酸化を通した蒸発の可能性が示唆された。これは、プレソーラーSiC粒子表面の酸化リムが円盤でも形成可能であることを示唆する。蒸発速度k (cm s–1) は質量損失と初期サンプルサイズにより推定し (Takigawa et al., 2009)、蒸発フラックスJ (g cm–2 s–1) に変換した。Jは1350–1450°Cの高温領域では温度にほとんど依存しない一方、ガス圧・ガス組成に依存した。1300°C以下の低温領域では、Jは大きく温度に依存し、ばらつきの範囲内で異なるガス条件の結果は一致し、さらに先行研究 (Mendybaev et al., 2002) のIW-03, IW-06条件でのJと近い値を示した。高温領域においてJの小さな温度依存性は、ガス供給 (ガス供給速度に律速されたSiO2形成速度) が律速段階である可能性を示す。高温領域でのJは、PH2Oの平方根に依存したことから、表面でのH2O分子の乖離が蒸発速度に関係している可能性がある。一方低温領域では、Jがガス種に非依存、また非常に薄いSiO2残渣層であったことを考慮すると、SiC-SiO2界面反応が反応速度を律速している可能性があり、本研究で得られた活性化エネルギー (~531 kJ mol–1) が先行研究で報告しているSiC-SiO2界面反応における活性化エネルギー (~548–563 kJ mol–1; (Pultz & Hertl, 1966; Mendybaev et al., 2002)) と整合的であることも説明可能である。 本研究で得られた蒸発速度に基づくと、プレソーラーSiC粒子は溶融CAI形成をもたらした熱的イベント (~1400°C, PH2O > 0.1 Pa, 2–3日; Yamamoto et al., 2021) において完全に蒸発する可能性がある。また、プレソーラーSiC粒子は、酸素同位体交換により同位体的特徴を失うプレソーラーケイ酸塩粒子に対して高温で残存する可能性があるが、プレソーラーコランダムが円盤ガスと酸素同位体交換をする温度領域においては、プレソーラーコランダムより先に蒸発し消失する可能性があることがわかった。

  • CVコンドライト隕石の細粒CAIに含まれる高温凝縮鉱物のAl–Mg年代学

    川崎 教行、山本 大貴、和田 壮平、Park Changkun、Kim Hwayoung、坂本 直哉、圦本 尚義

    2023年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:千葉 幕張メッセ   国名:日本国  

    コンドライト隕石中の細粒CAI(Ca-Al-rich inclusion)は,高温凝縮鉱物の集合体である(Krot et al., 2004)。二次イオン質量分析法(SIMS)を用いたAl−Mg鉱物アイソクロンデータにより,CVコンドライト中の個々の細粒CAIの初生26Al/27Al比は,~5.2 × 10–5から~3.4 × 10–5の間で分布することが明らかになった(MacPherson et al., 2010, 2020; Kawasaki et al., 2020)。形成領域において26Al量が均一であったことを仮定すると,この分布は約50万年の形成年代の広がりに相当し,細粒CAIは太陽系最初期の約50万年間形成し続けていたことを示す。 我々の先行研究において,Northwest Africa 8613 reduced CVコンドライト中のヒボナイトに富む細粒CAI,HKD01を構成するヒボナイト,スピネル,メリライトのAl−Mg同位体分析を行った(Kawasaki et al., 2020; Wada et al., 2020)。HKD01のスピネルとメリライトの鉱物アイソクロンは,初生26Al/27Al比 = (4.81 ± 0.09) × 10–5を示したが,ヒボナイトデータを用いた回帰直線は,初生26Al/27Al比 = (4.55 ± 0.05) × 10–5を示した。HKD01の岩石鉱物組織(Wada et al., 2020)と平衡凝縮計算(Yoneda and Grossman, 1995)から,ヒボナイトはスピネル・メリライトよりも先に形成したと考えられる。そのため,両者の形成順序と逆転した初生26Al/27Al比の関係が正しいとすると,HKD01形成領域において26Al量が不均一であったことになる。一方で,Wada et al. (2020)は,SIMS分析におけるヒボナイトの27Al/24Mgの相対感度係数(RSF)が,化学組成により変動することにより,両者の初生26Al/27Al比が逆転した可能性を提唱した。 本研究ではこの問題を解決し,細粒CAIの正確な初生26Al/27Al比を決定するために,異なる化学組成をもつ3つのヒボナイト標準試料を合成した。そしてそれぞれの27Al/24Mg のRSFを測定し,同分析セッションにおいて細粒CAI HKD01に含まれるヒボナイトのAl−Mg同位体の再分析を行い,スピネル・メリライトの鉱物アイソクロンデータとの直接比較を行った。SIMSによる分析条件は,Kawasaki et al. (2019, 2020, 2021)とWada et al. (2020)とほぼ同様である。 3つの合成ヒボナイト標準試料は,それぞれが数マイクロメートル以下の多数の結晶から成り,均一な27Al/24Mg比をもつ。それぞれの27Al/24Mg比は,31.71 ± 0.05 (Hib30と名付ける), 100.71 ± 0.12 (Hib100), 386.8 ± 1.0 (Hib400)である。SIMSで測定した27Al/24MgのRSFは,化学組成により変動することがわかった。Hib100とHib400は,分析誤差0.3–0.6%内で等しいRSFを示したが,Hib30はそれらとは2–3%ほど異なるRSFを示した。つまり,未知ヒボナイト試料の正確なAl−Mg同位体データを得るためには適切な標準試料が必要である。 合成ヒボナイト試料を用いてRSF補正を行い新しく取得した,Al−Mg同位体データより得られたHKD01のヒボナイトの鉱物アイソクロンは,初生26Al/27Al比 = (4.73 ± 0.09) × 10–5を示した(Fig. 1)。この初生比は,同FGIのスピネルとメリライトの鉱物アイソクロンが示す初生26Al/27Al比 = (4.81 ± 0.09) × 10–5 (Kawasaki et al., 2020)と誤差内で一致する。ヒボナイトはスピネル・メリライトよりも先に形成したものであるため(Wada et al. 2020),両者の最大の年代差は2万年と見積もられる。これは,HKD01の構成鉱物が,最初期太陽系において,2万年以内の間に形成していたことを示す。この期間は,細粒CAIの形成期間である約50万年 (Kawasaki et al., 2020)よりもかなり短い。HKD01は,そのような短期間での形成後に,気相との著しい化学反応,および再溶融を受けることなく速やかにCAI形成領域から取り去られ,母天体集積領域にまで運ばれたものであると考えられる。

  • 高速で運動するケイ酸塩メルトと水蒸気との酸素同位体交換に関する理論的研究

    荒川 創太、山本 大貴、牛久保 孝行、金子 寛明、田中 秀和、廣瀬 重信、中本 泰史

    2023年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:千葉 幕張メッセ   国名:日本国  

    コンドルールの酸素同位体組成は形成環境およびその時空間的変動を反映する。我々は、ケイ酸塩メルトと水蒸気ガスとの間の酸素同位体交換反応について、メルトとガスが有限の相対速度を持つ場合にも適用可能な理論モデルを導出し、酸素同位体組成の観点から原始太陽系星雲におけるコンドルール形成環境が満たすべき条件を議論した。その結果、メルトとガスの相対速度が零でない場合には同位体交換によって質量依存の同位体分別が生じることを発見した。我々の結果は、コンドルールは周囲のガスとの相対速度が数100 m/s以下の環境下で結晶化したことを示唆する。

  • Phase transition of glassy forsterite in contact with liquid water

    Japan Geoscience Union Meeting 2023  2023年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • 反応ライン予測式: 原始惑星系円盤におけるダスト粒子の3Dモンテカルロシミュレーション

    石﨑 梨理、橘 省吾、井田 茂、岡本 珠実、山本 大貴

    2023年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:千葉 幕張メッセ   国名:日本国  

    太陽系天体は、原始太陽系円盤においてダストが集積して形成された。そのため、進化する原始惑星系円盤でダストが経験する化学反応は、化学的性質の動径分布を形成するにあたって重要な役割を果たしたと考えられる。蒸発、凝縮、固相-気相反応、結晶化といった様々な反応が、円盤の広い温度領域、すなわち円盤のあらゆる領域で進行する。異なる反応を異なる程度だけ経験したダストの集積は、天体の化学的多様性を引き起こす。従って、原始太陽系円盤におけるダストの反応進行を理解することは、太陽系の歴史を理解する上で重要である。 Ciesla (2011) は、定常降着円盤を運動する粒子の軌跡を追跡するモンテカルロシミュレーションを開発し、非晶質ケイ酸塩ダストの結晶化について反応速度論を取り入れて計算することで、ダストがある温度を経験するか否かで結晶質ないし非晶質に二極化されることを示した。またStanford & Ciesla (2012) は、同様のモンテカルロシミュレーションによって原始惑星系円盤において氷ダストが曝される環境を追跡し、複雑な有機分子を生産するのに十分なUV照射および加熱を経験することを示した。このように、移流・拡散によって運動するダスト粒子の化学反応を個別に扱った研究はいくつか存在するが、原始惑星系円盤内の広い温度範囲で起こる反応を一般的に扱う研究は、現時点ではなされていない。本研究では、定常降着円盤におけるダスト粒子の運動を考慮して、様々な不可逆化学反応に対する「反応ライン温度」予測式を開発することを目的とした。 原始惑星系円盤において、ダスト粒子の運動を追跡する3Dモンテカルロシミュレーションをおこなった (Ciesla 2010; 2011; Okamoto & Ida 2022)。円盤モデルとしては、ガス密度に比例する粘性加熱 (α粘性モデル; Shakura & Sunyaev 1973) を熱源とする鉛直・動径温度構造を持つ定常降着円盤を採用した。ダストの吸光度は2.5 cm2 g-1、主星質量は太陽質量Msunで一定とした。乱流粘性係数αは10-2、10-3、質量降着率は10-6、10-7、10-8 Msun yr-1とし、計6通りの円盤についてシミュレーションをおこなった。各パラメータセットに対し、10000個のダスト粒子をスノーライン中心面から放出した。ダスト粒子は、移流・拡散によって円盤ガスとよく馴染んで運動する。 各ダストの経験する温度履歴に基づき、Johnson-Mehl-Avrami 方程式 (JMA方程式; Johnson & Mehl 1973; Avrami 1973) で表される仮想的な不可逆反応の進行を調べた。スノーラインにおいて反応進行度Xが0の状態でシミュレーションを開始し、JMA式を微分することで得られた微小反応進行度δXを積算することで、反応進行を計算した。広範な化学反応を調べるため、活性化エネルギーは20-1000 kJ/mol、前指数因子 (s-1) の自然対数は10-60、アブラミ指数は0.5-4の範囲とし、~200–1500 Kの温度範囲で進行する反応を計算した。各粒子に対し全ての反応が完了した (Xが0.99を超えた) 時点で計算を打ち切り、最大106年にわたって計算をおこなった。 シミュレーションをおこなった結果、反応進行度Xがある特定の値Xrec (0.8、0.9、0.99) を超える以前に経験した最高経験温度 (Tmax,Xrec) のヒストグラムが、対数正規分布によってよくフィッティングされることがわかった。異なる反応が異なるTmax,Xrec分布を示すことから、この分布は反応が効率的に進行する特有の温度範囲を示していると考えられる。全てのヒストグラムに対し対数正規分布によりフィッティングをおこない、その最頻値 (Tline) と分散 (σline) を記録した。様々な反応に対するTline、σlineは、反応パラメータ及び円盤パラメータに依存して変化する。以降、これらを反応ラインの温度および分散として議論をおこなう。 私たちは、これら2つの「反応ライン」パラメータが、反応タイムスケールと局所的な拡散移動タイムスケールを比較することで半解析的に予測できることを明らかにした。これは、ダスト粒子がある温度領域に留まることで、反応が効率的に進行できることによると考えられる。私たちは、あらゆる反応に対するTline、σlineを、4つの反応パラメータ (アブラミ指数、前指数因子、活性化エネルギー、反応進行度) と2つの円盤パラメータ (乱流粘性係数、質量降着率) から予測することができる、反応ライン予測式を開発した。この式は、数値シミュレーションによって求められたTlineと5.5%、σlineと24%以内の範囲でよく一致することが確認された。 本研究で求められた「反応ライン」予測式は、初期太陽系進化において円盤の様々な位置で様々な反応を引き起こした化学進化を議論する上で、強力なツールになり得る。この式により、実験室で決定された反応速度論を直ちに降着円盤に適用し、円盤における物質の分布や複数の反応の競合を議論することができるようになる。

  • 低圧H2-H2O混合ガス中でのSiC蒸発実験: 原始太陽系円盤でのプレソーラーSiC粒子残存可能性

    山本 大貴、瀧川 晶、橘 省吾

    2023年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:千葉 幕張メッセ   国名:日本国  

    始原的隕石などに見つかるプレソーラーSiC粒子は、原始太陽系円盤の酸化的環境下では熱力学的に不安定であるため (e.g., Larimer and Bartholomay, 1979)、原始太陽系円盤の熱的プロセスにおける円盤物理化学条件の指標となり得る。Mendybaev et al. (2002) では、1気圧の酸素分圧をコントロールした様々な酸化還元環境化でSiC蒸発実験をおこない、原始太陽系円盤でのプレソーラーSiC粒子の残存可能性を議論している。しかしながら、原始太陽系円盤の低圧環境下では反応ガスのフラックスが全体の反応速度を決定するなど (e.g., Yamamoto et al., 2018, 2021)、1気圧条件で得られた反応速度を円盤環境での反応速度に直接応用できない可能性がある。そのため本研究では、原始太陽系円盤でのプレソーラーSiC粒子の残存可能性を理解するため、原始太陽系円盤を模した低圧H2-H2O混合ガス環境下でのSiCの蒸発実験をおこなった。 蒸発実験の出発物質には、プレソーラーSiC粒子の中で最も主要な多形であるβ (3C)-SiC (マーチソン隕石中でプレソーラー粒子の~80%を占める (Daulton et al., 2003)) のチップ (横縦4 × (4–5) mm, 厚み0.6 mm. 化学気相成長法により合成) を用いた。加熱実験には、新たに構築したガス供給系を備えた真空高温加熱縦型炉を用いて、温度1250–1450°C、 H2-H2O混合ガス圧力0.5, 2.5 Paで4–110.3 hおこなった。ガス供給系では、室温での脱イオン水からの蒸発ガスとガスボンベから供給されるH2ガスとが混合され、脱イオン水の消費量と全ガス流量から推定したH2/H2O比は全圧0.5, 2.5 Paの実験でそれぞれ ~225, 420 (i.e., PH2O of 2.2 × 10–3 and 6.0 × 10–3 Pa) であった。 サンプル質量とサイズの変化は高精度電子天秤及びミクロメーターで推定し、蒸発量の推定をおこなった。いくつかのサンプルに関してFIB切片を作成し (FIB-SEM; Hitachi NX2000)、透過型電子顕微鏡 (STEM-EDS; JEOL JEM-2800) で観察をおこなった。 FactSageを用いた熱力学計算から、実験における温度・圧力・酸化還元条件ではSiO2は安定に存在せず、STEM-EDS分析からも表面付近における酸素原子の過剰は観察されなかったことから、SiCの蒸発はアクティブ酸化 (i.e., SiC (s) + 2H2O (g) = SiO (g) + CO (g) + 2H2 (g)) (e.g., Narushima et al., 1997)) を通して起こる可能性が示唆された。蒸発速度k (cm s–1) はTakigawa et al. (2009)と同様の手法を用いて質量損失と初期サンプルサイズにより推定し、蒸発フラックスJ (g cm–2 s–1) に変換した。Jは1350–1450°Cの高温領域では温度にほとんど依存しない一方、1300°C以下の低温領域では大きく温度に依存した。また高温域において、全圧2.5 Paの場合における蒸発フラックスJが0.5 Paに対して2–3倍大きく、一方低温域においてJ は、ばらつきの範囲内で両圧力条件の結果は一致した。このことは~1300–1350°Cで反応律速段階の変化があることを示しており、このことは1気圧でのH2-H2O混合ガス中での蒸発実験においても観察されている (Kim and Readey, 1989)。高温での温度に依存しない蒸発速度は、SiC表面へのH2O気体フラックスが反応速度を律速している可能性を示し (e.g., Yamamoto et al., 2018, 2021)、気体フラックスは圧力に比例するため、全圧0.5, 2.5 Paの実験におけるJの違いを説明可能である。表面における衝突水分子の反応頻度は0.05–0.1と推定された。低温での温度に依存したJは、Mendybaev et al. (2002) におけるfO2 = IW-3, IW-6におけるJと整合的であった 本研究で得られた蒸発速度に基づくと、プレソーラーSiC粒子は溶融CAI形成をもたらした熱的イベント (~1400°C, PH2O > 0.1 Pa, 2–3日; Yamamoto et al., 2021, 2022) において完全に破壊される可能性がある。また、酸素同位体交換により破壊されるプレソーラーケイ酸塩粒子に対して高温で残存する可能性があるが、プレソーラーコランダムが円盤ガスと酸素同位体交換をする温度領域においてはプレソーラーコランダムより先に破壊される可能性があることがわかった。

  • Kinetics of Crystallization of Amorphous Alumina and Phase Transition of Gamma-Alumina 国際会議

    Kobayashi K. Yamamoto D.* Takigawa A. Tachibana S.

    Lunar and Planetary Science Conference 2023  2023年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

    その他リンク: https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2023/pdf/1128.pdf

  • Crystallization Kinetics of Amorphous Ferromagnesian Silicate with Olivine-Like Composition 国際会議

    Sakurai R., Yamamoto D., Takigawa A., Tachibana S.

    54th Lunar and Planetary Science Conference  2023年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

    その他リンク: https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2023/pdf/2011.pdf

  • Prediction of Reaction Lines in a Protoplanetary Disk: 3D Monte Carlo Simulation 国際会議

    L. Ishizaki1, S. Tachibana, S. Ida, T. Okamoto and D. Yamamoto

    54th Lunar and Planetary Science Conference  2023年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

    その他リンク: https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2023/pdf/1394.pdf

  • An Experimental Study on Evaporation of Silicon Carbide in a Low-Pressure Hydrogen-Water Vapor Gas Mixture 国際会議

    D. Yamamoto, A. Takigawa, and S. Tachibana

    54th Lunar and Planetary Scicence Conference  2023年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

    その他リンク: https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2023/pdf/1129.pdf

  • A Model of Oxygen Isotope Exchange Between Molten Silicate Spherules and Ambient Water Vapor with Nonzero Relative Velocity 国際会議

    S. Arakawa, D. Yamamoto, T. Ushikubo, H. Kaneko, H. Tanaka, S. Hirose, and T. Nakamoto

    Lunar and Planetary Science Conference  2023年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

    その他リンク: https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2023/pdf/1565.pdf

  • PRELIMINARY ANALYSES ON BULK AND INDIVIDUAL RYUGU SAMPLES RETURNED BY HAYABUSA2. 国際会議

    T. Yada, M. Abe, A. Nakato, K. Yogata, A. Miyazaki, T. Okada, K. Kumagai, K. Hatakeda, M. Nishimura, K. Sakamoto, D. Yamamoto, T. Hayashi, R. Fukai, T. Ishizaki, K. Nagashima, S. Suzuki, H. Sugahara, Y. Hitomi, H. Soejima, R. Kanemaru, R. Sawada, S. Tachibana, and T. Usui

    53rd Lunar and Planetary Science Conference  2022年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

  • O-isotope exchange between amorphous silicates and carbon monoxide gas in the Solar System 国際会議

    Yamamoto D., Tachibana S., Kawasaki N., Kamibayashi M., and Yurimoto H.

    Solar-System Symposium in Sapporo 2020  2020年2月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年2月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • 難揮発性包有物メルトとCOガスとの酸素同位体交換実験

    日本鉱物学会2021年会  2021年9月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 非晶質ケイ酸塩ダストとCOガスとの酸素同位体交換速度論: 初期太陽系における酸素同位体進化への示唆

    2021年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン発表   国名:日本国  

  • 難揮発性包有物 (CAI) メルトと水蒸気との酸素同位体交換速度論から制約される原始太陽系円盤でのCAIの熱履歴

    山本大貴, 上林海ちる, 川崎教行, 橘省吾, 圦本尚義

    2020年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2020年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • Experimental study on O-isotope exchange between amorphous forsterite dust and carbon monoxide gas in the protosolar disk 国際会議

    Yamamoto D., Tachibana S., Kawasaki N., Kamibayashi M., and Yurimoto H.

    The 51st Lunar and planetary Science Conference  2020年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2020年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:アメリカ合衆国  

    その他リンク: https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2020/pdf/1809.pdf

  • Oxygen isotopic exchange between refractory inclusion melt and water vapor: An experimental study 国際会議

    Yamamoto D., Tachibana S., Kawasaki N., Kamibayashi M., and Yurimoto H.

    The 82nd Annual Meeting of the Meteoritical Society  2019年7月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • Preparation for curation samples recovered from C-type asteroid Ryugu by Hayabusa2 and present status of curation of samples returned from S-type asteroid Itokawa by Hayabusa 国際会議

    Yada T., Abe M., Nakato A., Yogata K., Sakamoto K., Nishimura M., Okada T., Yoshitake M., Kumagai K., Iwamae A., Furuya S., Hayashi T., Yamamoto D., Tachibana S., and Yurimoto H.

    The 82nd Annual Meeting of the Meteoritical Society  2019年7月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • Structure and crystallization of amorphous enstatite synthesized by induced thermal plasma and sol-gel method 国際会議

    Kobayashi K., Yamamoto D., and Tachibana S.

    The 82nd Annual Meeting of the Meteoritical Society  2019年7月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • Crystalllization of type B CAI melt in low-pressure hydrogen gas and implications for formation conditions of igneous CAIsKamibayashi M., Yamamoto D., Tachibana S., and Yurimoto H. 国際会議

    Kamibayashi M., Yamamoto D., Tachibana S., and Yurimoto H.

    The 82nd Annual Meeting of the Meteoritical Society  2019年7月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • 非晶質ケイ酸塩と水蒸気との酸素同位体交換速度論から制約される始原的ケイ酸塩ダストの原始太陽系円盤での熱的プロセス 招待

    山本大貴, 橘省吾, 川崎教行, 黒田みなみ, 坂本直哉, 圦本尚義

    日本地球惑星科学連合大会2019年大会  2019年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • 非晶質ケイ酸塩と水蒸気との酸素同 位体交換速度論から制約される始原的ケイ酸塩ダストの原始太陽系円盤での熱的プロセス 招待

    山本大貴, 橘省吾, 川崎教行, 黒田みなみ, 坂本直哉, 圦本尚義

    2019年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:千葉 幕張メッセ   国名:日本国  

    Mass-independent oxygen isotope variations of extraterrestrial materials is considered to be a result of oxygen isotope exchange between 16O-rich primitive materials and 16O-poor gaseous reservoirs (Yurimoto & Kuramoto, 2004; Lyons & Young, 2005). Because the isotope exchange rate is controlled by the physicochemical condition of protoplanetary disks, oxygen isotopic compositions of extraterrestrial materials could be a good tracer for the disk conditions. However, little has been known about the kinetics of isotope exchange reaction for oxygen in the disks. We focused on oxygen isotope evolution of amorphous silicate dust, which is recognized as primitive material in protoplanetary disks, and investigated oxygen isotope exchange kinetics between amorphous silicates and water vapor. A series of oxygen isotope exchange experiments between submicron-sized grains of amorphous silicate with forsterite and enstatite stoichiometry and 18O-enriched water vapor (97% 18O) were carried out at 803−1123 K and water vapor pressure (PH2O) of 0.01–1 Pa using a gold-mirror vacuum furnace equipped with a gas flow system (Yamamoto & Tachibana, 2018). The run products were analyzed with FT-IR (JASCO FT-IR 4200), XRD (Rigaku SmartLab), and FE-SEM (JEOL JSM-7000F). The bulk oxygen isotope composition was determined as an average of multiple measurements for a pelletized sample by SIMS (Cameca ims-6f and -1280HR). An infrared absorption peak of amorphous silicate at ~10 micron shifted to longer wavelengths with time by annealing with H 18O vapor of 0.3 Pa at 803−883 K for amorphous forsterite and at 923–1003 K for 2 amorphous enstatite, whereas such a shift was not observed for samples annealed in the presence of isotopically normal water vapor of 0.3 Pa. The relative peak shifts of the 10 micron feature of amorphous forsterite and enstatite correlate with their oxygen isotopic compositions, suggesting that the peak shift was caused by the isotope exchange of oxygen between amorphous silicates and H 18O vapor. Temporal change of the degree of isotope exchange under these conditions was governed by diffusive isotope exchange with the isotope exchange rate of D (m2 s–1) = (1.5 ±1.0) ×10–19exp[–161.5 ±14.1 (kJ mol–1) R–1 (1/T–1/1200)] for amorphous forsterite and D (m2 s–1) = (5.0 ±0.2) ×10–21exp[–161.3 ±1.7 (kJ mol–1) R–1 (1/T–1/1200)] for amorphous enstatite. At PH2O= 0.01 Pa, the isotope exchange reaction for amorphous forsterite is controlled by a supply of water vapor at 853 and 883 K, and the supply-controlled isotope exchange rate was evaluated. Crystallization of amorphous forsterite dominated over oxygen isotope exchange at a higher temperature of 1073 K because crystallization precedes the oxygen isotope exchange reaction. The oxygen isotope exchange timescales for amorphous forsterite and enstatite dust under protoplanetary disk conditions suggest that the primary oxygen isotope signatures of amorphous silicate dust would be erased by thermal annealing at temperatures above 500–650 K within the lifetime of protoplanetary disks. Cometary silicate dust collected by the Stardust mission has 16O-poor isotopic compositions close to the terrestrial value (McKeegan et al., 2006; Nakamura et al., 2008). If primitive silicate dust in the protosolar disk has the same 16O-rich composition as the Sun, this observation implies that comets accreted silicate dust that was thermally processed at temperature above ~500–650 K in the inner Solar System and transported to the comet formation region (e.g., Nuth, 1999; Ciesla, 2007). This could also explain that presolar silicate grains are not a major component in cometary silicates (Floss et al., 2013). The effective radial transport of inner disk materials to the outer part of protoplanetary disks may provide some constrains on the dynamics of protoplanetary disks prior to planet formation.

  • Oxygen isotope exchange between refractory inclusion melt and water vapor 国際会議

    Yamamoto D., Kamibayashi M., Kawasaki N., Mori M., Tachibana S., and Yurimoto H.

    Solar-System Symposium in Sapporo 2019  2019年2月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • Oxygen isotope exchange between amorphous forsterite and water vapor 国際会議

    Yamamoto D., Kuroda M., Tachibana S., Sakamoto N., and Yurimoto H.

    The 49th Lunar and planetary Science Conference  2018年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

    その他リンク: https://www.hou.usra.edu/meetings/lpsc2018/pdf/1995.pdf

  • Oxygen isotope exchange between amorphous silicates and water vapor 国際会議

    Yamamoto D., Kuroda M., Tachibana S., Sakamoto N., and Yurimoto H.

    Solar-System Symposium in Sapporo 2018  2018年2月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年2月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • Experimental studies on crystallization from amorphous enstatite in protoplanetary disks 国際会議

    Kobayashi K., Yamamoto D., and Tachibana S.

    Solar-System Symposium in Sapporo 2018  2018年2月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年2月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • Evaporation and crystallization of type B CAI melts 国際会議

    Kamibayashi M., Yamamoto D., Tachibana S., and Yurimoto H.

    Solar-System Symposium in Sapporo 2018  2018年2月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2018年2月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • Oxygen isotope exchange between amorphous silicates and water vapor: Implications for lifetime of presolar silicates in the Solar nebula 国際会議

    Yamamoto D. and Tachibana S.

    Goldschmidt conference  2017年8月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:フランス共和国  

  • Experimental evidence of oxygen isotope exchange reaction between amorphous silicates and water vapor under nebula-like condition: Implication for survivability of presolar silicate grains in the Solar nebula 国際会議

    Yamamoto D. and Tachibana S

    The 48th Lunar and planetary Science Conference  2017年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • Oxygen isotope exchange between amorphous silicates and water vapor: Implication for survivability for presolar amorphous silicates in the Solar nebula 国際会議

    Yamamoto D. and Tachibana S.

    Solar-System Symposium in Sapporo 2017  2017年2月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年2月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • O-isotope exchange between amorphous silicates and carbon monoxide gas in the Solar System 国際会議

    Yamamoto D. and Tachibana S.

    Solar-System Symposium in Sapporo 2017,  2017年2月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2017年2月

    記述言語:英語  

    国名:日本国  

▼全件表示

所属学協会

  • 日本地球惑星科学連合

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • メルト蒸発凝縮挙動から迫るコンドリュール形成をもたらした大規模物質進化プロセス

    研究課題/領域番号:24K17113  2024年 - 2026年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 太陽系最古の物質“CAI”中のチタン酸化還元状態から制約される 太陽系形成最初期の円盤全圧

    2023年 - 2024年

    令和5(2023)年度理学研究院若手支援令和1号資金支援

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:学内資金・基金等

担当授業科目

  • 地球惑星科学ⅡA

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 地球惑星科学IB

    2023年4月 - 2023年9月   前期

他大学・他機関等の客員・兼任・非常勤講師等

  • 2022年  東京大学 理学部 地球惑星物理学科  区分:非常勤講師  国内外の区分:国内 

    学期、曜日時限または期間:2021年10月–2022年3月 2022年10月–2023年3月