Updated on 2024/06/10

Information

 

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TAKANO TOMOTSUGU
 
Organization
Kyushu University Hospital Respiratory medicine Assistant Professor
Title
Assistant Professor
Contact information
メールアドレス
Tel
0926425378
Profile
臨床:週3回のびまん性肺疾患・感染症の外来業務及び枠外の他科コンサルテーション業務 教育:学部生・研修医・大学院生の教育 研究:COPDのコホート研究

Degree

  • doctor (medicine)

Research Interests・Research Keywords

  • Research theme:Analysis of Macrophages in Fibrotic Interstitial Pneumonia Using Mass Cytometry Analysis of the Function of SIRPA on Basal Cells in Idiopathic Pulmonary Fibrosis Chronic obstructive pulmonary disease population in a prospective cohort study for smoking-related respiratory diseases

    Keyword:interstitial pneumonia, macrophage, mass cytometry, airway basal cells, SIRPA, COPD

    Research period: 2023.4 - 2024.4

Presentations

  • 喫煙関連呼吸器難病に対する前向きコホート研究における慢性閉塞性肺疾患集団の検討:福岡肺の生活習慣病研究

    髙野智嗣、坪内和哉、濱田直樹、一木克之、鳥井亮、矢寺和博、高田昇平、川上覚、中垣憲明、吉田誠、北里裕彦、飛野和則、藤田昌樹、星野友昭、清見文明、德永章二、中西洋一、岡本勇

    日本呼吸器学会  2024.4 

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    Event date: 2024.4

    Language:Japanese  

    Country:Japan  

    福岡県下29施設が参加し特発性間質性肺炎および慢性閉塞性肺疾患(COPD)を対象とした前向きコホート研究を行い、2013年9月より2016年4月の間に登録された1004例について5年間の追跡調査が終了した。肺機能検査での除外基準を設けずCOPDと臨床診断された461例が登録された。その中で登録時に閉塞性障害を伴わない症例が約15%存在し、GOLD1+2期のCOPD症例と比較し予後が不良であった。COPDと臨床診断され、閉塞性障害を認めなかった集団を対象とした報告は限られており、同集団を中心に生存期間・臨床背景・肺機能の経過・画像上の特徴について詳細に報告する

Research Projects

  • 特発性肺線維症における基底細胞上のSignal Regulatory Protein αの機能解明

    2024.4

    九州大学大学院医学研究院 呼吸器内科学分野 

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    Authorship:Principal investigator 

    特発性肺線維症では線維化に伴う肺の構造破壊が生じ通常では気道上皮にしか存在しない基底細胞が肺胞領域に増加している。この基底細胞は種々の細胞外マトリックス蛋白質を発現し、分泌細胞へ分化することで肺の線維化に寄与することが知られているが、その詳細なメカニズムは不明である。申請者らは免疫細胞で強く発現することが知られているSignal Regulatory Protein α (SIRPα) が、基底細胞に発現し細胞内シグナル伝達に関与していることを見出した。この知見をもとに、線維化肺の肺胞領域に存在する基底細胞の機能にSIRPαが関与し、特発性肺線維症の病態形成に関与していると仮説を立て、ヒト気道上皮由来基底細胞の細胞外マトリックス蛋白質産生能および分化能を評価し、細胞内機能におけるSIRPαの役割を検討する。

  • 膠原病関連間質性肺炎マウスモデルを用いた線維化進行に関連するマクロファージ集団の探索

    2024

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    Grant type:Donation

  • マスサイトメトリーを用いた線維化を伴う間質性肺炎におけるマクロファージ集団の検討

    2023.10

    九州大学大学院医学研究院 呼吸器内科学分野 

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    Authorship:Principal investigator 

    近年、原因に関わらず間質性肺炎の中でも線維化を呈する集団予後は不良であることが知られている。線維化主体の間質性肺炎である特発性肺線維症 (idiopathic pulmonary fibrosis: IPF)において肺内に特異的なマクロファージ集団の出現が報告されている。一方で他の間質性肺炎においても特異的なマクロファージ集団が出現するかは明らかとなっていない。
    本研究では進行性線維化を呈し得る間質性肺炎におけるマクロファージに着目し、患者から採取した気管支肺胞洗浄中のマクロファージをマスサイトメトリーでの解析し、臨床情報を照らし合わせることで疾患経過との関連を検討する。

  • 研究課題名:肺の生活習慣病の克服を目指した医療ネットワークの構築−喫煙関連呼吸器難病に対する前向きコホート研究−

    2023.4

    九州大学大学院医学研究院 呼吸器内科学分野 

      More details

    Authorship:Coinvestigator(s) 

    福岡県下29施設が参加し特発性間質性肺炎および慢性閉塞性肺疾患(COPD)を対象とした前向きコホート研究を行い、2013年9月より2016年4月の間に登録された1004例について5年間の追跡調査が終了した。肺機能検査での除外基準を設けずCOPDと臨床診断された461例が登録された。最新のCOPDのリアルワールドデータとして生存期間・臨床背景・肺機能の経過・画像上の特徴について検討する。

  • マスサイトメトリーを用いた線維化を伴う間質性肺炎におけるマクロファージ集団の検討

    Grant number:23K19592  2023 - 2024

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  研究活動スタート支援

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    Authorship:Principal investigator  Grant type:Scientific research funding

Class subject

  • 老年医学、臨床診断学、系統医学

    2023.10 - 2024.3   Second semester